珍しいクジラが座礁し死んだ フィリッピン

ダバオ市発：非常に珍しいイチョウハクジラ ginkgo-toothed beaked whale (Mesoplodon ginkgodens)が水曜日Compostela　ValleyのMacoに座礁、しかしその後ごみなどを食べたことによる消化不良で死んだと保護活動家が語った。 （12月26日）

米国のアイダホ出身で当地に移住したDarrel Blatchleyは, D’Bone Collector Museumの創設者であるが、村人が16フィート長さのきわめて稀なクジラを午前2時ころ発見したと。しかし「午前10時にはクジラは死んでいた」と, Blatchley がメデイアのInquirerに語った。このクジラは解剖のためにD’Bone museumに運ばれたが体重はおよそ800kgであった。「死亡原因は消化不良、解剖の結果胃の中にゴミなどが見つかった」とBlatchley.

Blatchley によればMacoで見つかったこのクジラは1957年以来フィリッピンで2頭目の発見という。実際のところこのクジラはひじょうにめずらしく世界でもわずかしか見つかっていないこのイチョウハクジラ鯨については知られていることが少なく、口の突き出たクジラの21種類農地のひとつの中型のクジラである。独特な長く狭い嘴状のかたちで尾部近くに背びれがある。このクジラが見つかるのは太平洋とインド洋東部であるという。（以下省略）

若者のために見習い制度 スコットランド漁業者

陸で働く若者にチャンスを与えるためにスコットランド漁業界は見習い制度を実施する（1月11日BBC)

この制度は16歳から24歳を対象にしトロール漁船でキャリアを積むもので毎年20人枠が準備される。漁業大臣のRichard Lochheadはこうした参入者は産業の生命線であると。Mr Lochheadは「 この新しい見習い制度でスコットランド漁業は積極的な今年のスタートをした」と。「漁業は沿岸共同体にとって非常に重要であり、近代的な見習い制度の導入により政府と業界が漁業の継続に向けて緊密な連携をとっていることの証左となる」と。

スコットランド漁業者連盟SFFの海事安全訓練担当Derek Cardnoは「見習い制度で業界への参入者ほひきつける機会となる」と。「過去数十年は乗組員が参入してきたがこれからは学校を出た若者にこのダイナミックな産業を知らしめる必要がある」

今年は七面鳥のかわりに水産物

伝統的な七面鳥のかわりに今年のクリスマスの祝いは世界各地で水産物となっている（12月27日FUD)

人で賑わう豪州のシドニー魚市場では 数千人があらゆる水産物を買いだめするために押しかけた。第17回目のクリスマスマラソンが行なわれ12月23日午前5時からクリスマスイブの午後5時まで市場が開かれた。さらに北部では、ここよりも暖かいが数トンものエビや普段は海岸で食さる数千のカキが冷蔵庫から搬出された。こうした状況は米国の各所でも同様で、いまや水産物が家禽類を超えている。その理由は人々は感謝祭以降十分に七面鳥を食べているからだという。

イスラエルがガザへの輸入を許可

イスラエルは1日あたり20台のトラックによる建設資材のガザへの搬入を来週から許可すると国防省が木曜日語った（12月26日JERUSALEMPOST)

この建設資材はパレスチナの民間用とのものであるが、これまで認められておらず、今回のものは国際基金による建設プロジェクトによるもの。民間用の建設資材は2007年以降禁止されていた。それら資材がロケットや火力に関係した施設に使われる恐れがあるという治安上の理由からであった。

今回の規制緩和ではその他の物資についても一日当たり60台が認められ、またバスも認められる。国防省の民間行政担当Guy Inbarによればこの変化は, 停戦調停とガザ南部が平穏状態にあることによるという。「南部地区が平穏であるかぎりガザ市民に対する支援は継続する」とかれは語った。

またこのところガザ北部でも電気のインフラの改善も期待されている。