無人の日本漁船がカナダ沖に

昨年3月11日の津波で流された日本漁船がカナダ沖合で発見された（3月24日BBC）

カナダBC州沖合海域をパトロール中の航空機が金曜日Haida Gwall島の沖合170浬で15m長さの漁船が漂流しているのを発見した（船の長さはもっと長いように見えるが…）この漂流船は太平洋に流れ出した瓦礫のうちで最初の大きなものである。誰も乗船していない模様で、本船は日本の北海道の登録である。
カナダ運輸省は海洋汚染や障害物になることはないか監視している。昨年3月の津波により2500万トンの瓦礫が発生したとハワイ大学の研究者はいう。このうち400～800万トンの瓦礫が海に流れ出し依然漂流している。瓦礫の主な塊は2014年3月に北米に到達するとみられている。米国ワシントン州の議員Maria Cantwellはこの船はゆっくりと南に向かっていると。

漁民が嘆願書を準備 英国

EUが漁獲可能量について厳しい規制を実施、乗り組みは過剰漁獲を海に投棄せざるを得なくなっている（3月21日GAZETTENEWS.UK）

Terry Stimpson　 51歳はBrightlingseaで最後の漁船を運用しているが、規制は不合理なものだという。Tudor Green在住の,Mr Stimpsonは「生計を維持するのに足りない漁獲枠だ」という。「長さ10m以下の漁船が英国の85％を占める。しかし我々には漁獲枠の4％しか与えられない」

「この規則を作成した人々は我々の産業を効果的に殺そうとしている。この問題についての関心を喚起したい。議会下院に聞いてもらいたい」と。「 うまくいけば、誰かがビジネスから締め出される前に変更を強いることができる」漁獲枠の再編は2013年である。しかしそれでは多くの漁民にとって遅すぎる」また彼はさらに「我々は漁獲枠の変更を検討している時間の間に仕事から締め出されてしまう」と。

「このような状況はすでに長年引きずってきたものだが今や試練の時である」 「我々はことが手遅れにならない前に支援してくれる人々を必要としている」Mr Stimpson は支援キャンペーンのために議員に手紙を出すよう求めている。Mr Stimpsonは現在、2007年にマダラ2007.5Kgを過剰に漁獲したとして海洋管理団体により告訴されている。

新たに船長ら２人救助、漁船転覆 サメの海、１５時間ぶり

　鹿児島県・奄美大島沖の東シナ海で、鹿児島市の喜入町漁協所属のはえ縄漁船「春日丸」（３０トン、６人乗り）が転覆した事故で、第１０管区海上保安本部（鹿児島）などは２４日午前６時すぎ、行方不明の４人のうち、船長の北川勝人さん（４６）と下池力さん（４０）の２人を新たに救助した。（3月24日共同通信）

　２３日午後に遭難信号が出てから約１５時間ぶり。付近の海域はサメが多くいたが、この２人にけがはないという。　残る佐々木弘さん（４６）＝宮城県気仙沼市＝と松山和則さん（４６）＝鹿児島県指宿市＝の捜索を続けている。　北川さんらは、浮輪につかまり、海上を漂流中だった。