memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

事故にあった漁師が罰せられる可能性が

2012-04-04 00:01:53 | 海事
事故にあった漁民が大がかりな捜索を引き起こしたものの、当局に無事であることを知らせず帰宅したことでKimberley 警察は激しく怒ってい(3月26日ABCNEWS.AU)

昨晩の午後7時二人の漁民がDerby桟橋の2km沖合の砂州に座礁、救難信号を打ち上げた。彼らは無線、錨、ライフジャケットを持たずに海に出かけていたもの。10人以上の警察官と有志らが捜索をはじめた。引き潮のために救助のボートを出せず、救助用のヘリもなかった。結果的に二人の男らはデインギー(手船)で脱出、6時間後に救助されずに岸に戻った。警察の上級曹長Quentin Flatmanは 警察に連絡せず家に戻った。「非常にがっかりした。Derbyの多くの人々も同じ思いと思う」という。「ほとんどの人々は正しく行動する。彼らを見つけるのにどのくらい時間を費やしたことか」と。

マダガスカルは30人の母親からつくられた

2012-04-04 00:00:38 | 亜細亜海道
マダガスカルはおよそ30人の最初に移住した、インドネシア人によって造られた。彼女らは1200年前に帆走でやってきた(3月24日Discovery News/FREEREPUBLIC)

アフリカの東沖合にあるマダガスカルへは大規模な計画的な移住が行われたというこれまでの理論をDiscoveryは否定した。旧来はインド洋を沿岸伝いにやってきたインドネシア人商人が移住したと考えられていた。今日マダガスカルに地付きのひとびとは マラガシMalagasyと呼ばれるが、彼らの祖先は30人の女性にたどり着くことが新しい大規模なDNA調査で判明した。最新の王立協会ブレテンの発表では研究者らはミトコンドリアDNAに着目、母親からその子孫を追跡。研究者らはそれらの女性とともに何院化の男性が一緒だったと推定している。

「アマゾンの船員による移住ではなかった」と主著者のMurray CoxがDiscovery Newsに語った。「移住は少人数のインドネシア人女性によるもので30人規模、遺伝学から推定すると彼女らとともに何人かのインドネシア人男性を伴っていた。いまの段階ではそれが何人であったかはわからない」と。Massey大学分子生物学研究所のCoxとその同僚はインドネシア群島の12か所から2745人の遺伝子サンプルを採取した。それとマダガスカルの3つの民族グループの266人と比較を行った。対象としたのは: 狩猟採集を行うMikea、半遊牧のVezo漁民、支配的なAndriana Merina の3つのグループである。

多くのマラガシはインドネシアと遺伝子的つながりをもっている。DNAによる探査の結果30人のインドネシア女性がマダガスカルの人口の基礎となったことを見出した。アフリカからの寄与は僅かであることも判明。これら女性は旅に同行したインドネシア人の男性と結ばれたかアフリカからの男性と結ばれたという。「ごく少数のインドネシア人女性が船でやってきたもの」Coxはいう。「紀元1000年ころのインドネシアの交易船は500人お人々を乗せることもできた」という。インドネシアとマダガスカルの距離は5000浬ある。 「この少数のインドネシア人女性による始まりはありそうなシナリオである」Cox「我々の発見した新たな証拠により、インド洋を意図せずにわたってきたものかもしれない」と。2000年前のマダガスカルは石器により刻まれた骨や森林火災の発生増加などのわずかな証拠が最初に現れた人々の痕跡を残すものの移住は示していない。これは人類の歴史としては非常に新しいものである。

マダガスカルは地球上で移住が行われた最後の場所である。Wellcome Trust Sanger 研究所のグループリーダーであるMatthew Hurlesもマダガスカル原住民の遺伝子について研究し、彼のチームはインドネシアとの関係を見出している。「マダガスカルの人々はおよそ50:50の割合で二つの祖先グループからなる。それはインドネシアと東アフリカである」とHurlesはいう。「その系統は移住から何世紀にもわたって混在していることを理解する必要がある。現代のマダガスカル人はインドネシアとアフリカに祖先をもつ」
Coxの結論は「マダガスカルが最初の移住以降密閉された箱ではなかったといえる。アフリカ人、アラブ人、欧州人による貢献もあったことに注目すべきである。そうした貢献が現在のマラガシのDNAを形成している」と。

揚子江で禁漁

2012-04-04 00:00:11 | 亜細亜海道
毎年の3か月間の禁漁が魚類資源保護のために来月から揚子江(長江)で始まると当局が昨日発表した(3月25日Xinhua/Shanghai Daily)

この禁漁は4月1日から6月30日までのもので、河北省を流れる長江の主要な支流である漢江も同様であると武漢の当局が発表した。
この期間は漁業活動や魚に脅威を与える行為はこの期間禁止される。これにより影響を受ける漁民は補助金を支給される。また武漢当局はこの期間に5000万尾の稚魚を放流する。この季節的な禁漁措置は2002年に揚子江の漁業保護のために始まった。