memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

クルーズ客船が出火後漂流

2012-04-08 11:02:10 | 海事
マニラ発:フィリッピン沿岸警備隊は出火により機関故障したクルーズ客船が1000人を乗せてマニラ南方海域で漂流していると報じた(3月30日AP/ tricity herald)

警備隊のAlgier Ricafrente は金曜日遅くにAzamara Questが出火、直ちに消火したが乗組員1人が負傷したと。本船は木曜日にマニラを出港したもの。これ以上の詳細は不明という。
Ricafrenteは2隻の警備艇とパトロールボートが土曜日遅くに到着する予定と。現場はフィリッピンのTubbataha礁の75浬南西が現場という。本船おFACEBOOKによれば乗客の負傷はないという。

違法操業船が罰金を逃れた   シエラレオネ

2012-04-08 11:01:40 | 海事
3隻の違法操業船Five Star, Marcia 777、Kum Myeong 2がシエラレオネから逃走した。これらの漁船は同国のIEZで違法操業と漁獲物の転載を行ったことに対する罰則から逃げ出したものである(3月20日Allafrica)

この情報は昨日EJFのプロジェクトコーデイネーターAndy Hickmanが記者会見で発表したもの。同氏は別の漁船Ocean 3が課せられた罰金の全額を支払わずに出港したこともほのめかした。およそ30万ドルはすでに支払われているという。同氏は過去6か月間に政府がIEZ内での違法漁船に対する特別取り締まりを実施、この国での違法漁船の停船や逮捕を行ったという。「我々は西アフリカでの漁業取締の変革の瞬間を目撃している。シエラレオネでは地元漁民のための専管水域IEZ内部での違法漁船の証拠収集を集落からの警戒ボートにより行っている。
こうしたEJFの活動に対し漁業海洋資源大臣Soccoh Kabia は謝意を表明している。同大臣は違法操業がこの部門の直面している問題であるとし、この国は年間3000万ドル相当を失っているという。(以下省略)

海賊に襲われたPacific Expressを押収  インド

2012-04-08 11:01:00 | 海事
Bhavnagar地区税関は燃えた8台のバスを積んでいたPacific Expressを押収した(3月28日Baird)

この船は解撤のため売却され世界最大の船舶解撤場であるインドのAlangに向かっていたもの。しかしながらAlangの錨地に到着するや税関が乗船しバスの燃え残りを発見した。インド海事法によれば解撤場に向かう船はそこに向かう船は積み荷がないことを条件とされている。またAlangは解撤目的の船の唯一の受け入れ地である。
同税関のコミッショナー補のMS DASは押収され、検査にかけられるという。

2011年9月本船はソマリア海賊にケニアのモンバサ港の290㎞沖合でソマリア海賊の襲撃を受けたがその際3000トンの鋼鉄コイルと17台のバスを積んでいた。襲撃の際に出火し、NATO軍が乗組員26人を救助したが、船は完全に燃え尽くされた。この事故の後船主がスクラップとして売却したものである。代理店Labdhi Shipping Services社のMr.Rajuは本船にはバスが積み込まれていることを通知済みであったという。