memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

軍艦が中国船とにらみ合い     フィリッピン

2012-04-18 00:02:12 | 海事
フィリッピンの最大規模の軍艦が南シナ海の島嶼で中国の監視船とにらみ合いになったと火曜日フィリッピンが発表。中国漁民を拘束しようとしたが中国監視船により阻止されたと(4月10日CBSNEWS)

外務大臣Albert Del Rosarioは中国大使のMa Keqingをこの危険な行きつまりを外交的に解決するために召喚下。同大臣は声明文の中で Scarborough岩礁はフィリッピンの領海である」と述べフィリッピン当局は沖合海域の主権を主張すると。 この岩礁はフィリッピン南西部のZambales州の沖合に位置するが中国とフィリッピン双方が主権を巡り紛争している。フィリッピン外務省の報道官Raul Hernandez は「今朝の時点でも岩礁での状況は変わっておらず、にらみ合いが続いている」と。

日曜日フィリッピン海軍警戒機が8隻の中国漁船がScarborough岩礁に投錨しているのを発見、最近米国から取得した最大規模の軍艦BRP Gregorio del Pilarを派遣したという。この艦の乗員が漁船に乗船検問したところ、違法に採取したサンゴ、大型の二枚貝、生きたサメなどを1隻目の漁船で発見したという。このあと中国の監視船e s Zhonggou Haijian 75と Zhonggou Haijian 84がこの現場に到着、フィリッピン艦と中国漁船の間に割って入り,「違法な中国漁民の逮捕を阻止した」と声明文は伝えている。

Del Rosario大臣は中国大使Maに対しマニラでフィリッピン海軍はフィリッピン法を執行すると伝えた。これに対し大使は直ちにはコメントせず、Scarborough 岩礁は海南島に属する中国の主権のもとにあると。(以下省略)

南米に向かう途中のロシアのヨットが消息不明

2012-04-18 00:01:35 | 海事
ロシア人とウクライナ人の乗組んだヨットScopiusが南極大陸沿岸で行方不明となった。同ヨットは極圏周航の途中であった(4月9日MP)

日曜日、南北両極の周航を達成したScorpiousの消息が途絶えた。「昨晩Eメイルでコンタクトはあった。氷の状況が非常に悪く、燃料やほかの物資も不足していると連絡があった」とこの探検の報道担当Anna Subbotinaが語った。彼女によれば乗り組みチームの健康はよく意気軒高であると。「氷のため航海が遅れている。彼らは救助を求めていない」という。

29m長さのこのヨットの船長Sergei Nizovtsevは船は非常に強い向かい風のために氷海に入った。一日当たり12~20浬しか進めないと。船長はロシアの南極基地のBellingshausenに週末までには到着したいと語った。しかしそれは明らかに難しそうである。 このヨットScorpiusは黒海のセバストポールを昨年9月に出港、南北両極の周航に挑んだもの。乗組員はロシア人4人とウクライナ人4人である。航海は2014年に完了する計画であった。

カワウソ漁  バングラデシュ

2012-04-18 00:00:11 | 亜細亜海道
数百年にわたりミナミバングラデシュ漁民は川や運河でカワウソを漁に利用してきた。カワウソで魚、カニ。エビなどを網に追い込むのである(4月9日BBC)
カワウソは多くの漁民にとって長年助けとなってきたが、いまやこの伝統漁法も川の渇水や魚資源の減少により難しくなっている。