memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

釣り人570人が流氷から救助された ロシア

2012-04-10 00:02:45 | 亜細亜海道
多くの釣り人がサハリン沿岸から離岸してオホーツク海に流れ出した流氷の上から釣り人が救出された(4月1日ITAR-TASS)

合計で570人の釣り人が沿岸に戻ることができたとロシア緊急事態省サハリン支局が記者団に報じた。当初の情報では流氷上にいたのは400人であったとされていた。救出作業は順調に行われ医療の必要はないという。救助チームはさらに氷の上に残されている人々の救出を続けている。
サハリン沿岸警備隊のヘリが救助隊員3人と必要な装備を積んでKhomutovo空港から救助のために飛び立った。この救助には全体で40人が参加、ボート11隻と2機の航空機が加わった。全体のうち310人は緊急事態省のヘリで陸岸に運ばれたという。
釣り人を乗せた流氷はVzmorye村の沖合から風と海流によりながれ出したもので岸から500~600mに押し出された。衛星画像によると流氷の漂流は固定した氷原にぶつかり2時間半後には停止した。


資源保護のための禁漁を実施   中国珠江、揚子江

2012-04-10 00:02:09 | 亜細亜海道
季節的な禁漁が4月から珠江と揚子江の支流で行われる(3月28日Chinadaily)

この動きは天然漁業資源の救済が目的で、他の省や地区においても6件の禁漁が行われる。2か月間に及ぶ禁漁は中国で3番目に長い2400Kmの珠江で行われ、その支流や湖も含まれる。また3か月間の禁漁が揚子江の中流から下流で行われる。この範囲は湖北省のGezhouba ダムから上海の崇明島までである。こうした河川での禁漁は上流部では毎年2月から4月まで行われている。

この禁漁はこの国における最大河川での生物多様性を保護するための第11年度の措置であり、1100種の水棲種と保護リストの3分の2を対象としている。南シナ海漁業局のLiu Tianrong次長は昨年の珠江における禁漁が魚種の多様性と漁業者の収入拡大に大いに役立ったという。たとえば珠江で新たに生まれる魚が2006年と2011年の対比では67.5%増加したと広州の記者会見で発表している。昨年度は禁漁期間に2900万尾の新しく生まれた魚が川に参入したという。地元民政局は禁漁期間御間漁業者の収入低下に対し補助金を提供する。昨年度は28,000隻の漁船と114,426人の漁民が禁漁の影響を受けた。

しかしながら揚子江で有名な魚種のいくつかは依然毎年5%ずつ減少していると東シナ海漁業管理局は統計にあげている。上海のベテラン漁師らは違法漁具による漁獲が横行また無許可の漁船が上海近くでは金のために働いているとChina Dailyに語った。「150グラムの knifefishがいまや1000元 ($160)で売られている。漁師の中にはこの魚を違法漁具で nowadays, so獲っている」と匿名の漁師はいう。「管理当局は違法者に目をつぶっている。彼らは違法操業が報道された後にだけキャンペーンを行う」という。

中国は最近漁業部門の急速な発展を見ている。それは水産物の生産量、金額、輸出の増大などで明らかである」中国の昨年の産出量は5610万トンで、年間4.4%の増加をみていると農業部傘下の漁業局はいう。(以下省略)