モガジシオ、ソマリア発:つい最近までモガジシオのAden Abdulle国際空港に降り立った訪問者は粗末な紙に印刷された用紙に氏名、住所、武器の有無などの記入を求められていた(4月4日NYT/THE BULLETIN)
今はそれがなくなり黄色い美麗なカードを渡される。武器の記述はなく、訪問目的には新しい項目として観光も含まれている。外では、モガジシオの通りにはハンマーの音が鳴り響く、これはマシンガンの立てる音ではなくハンマーの槌音である。どこでも建設が進んでいる。新しい病院、新しい家屋、新しい店舗、スポーツバー(ビールの代わりにカプチーノやフルーツジュースを提供)までがある。職人がペンキペンキを塗り、ソマリア人歌手のコンサートが20年ぶりに開かれているがそこはこれまで武器庫や公衆トイレとして使用されていた。そしてソマリア人アイドルのタレントショウがTY放映される。
ソマリアの首都のMogadishuモガジシオは過去21年間の内戦で瓦礫と化し無政府状態の代名詞となっていたが確実に回復しつつある。恐ろしい勢力であるThe al-Shababアル・シャバブがこの国を広くコントロールしていたが8月に撤退 アフリカ連合、ケニア、エチオピアの部隊、そして地元民兵の配置が包囲している。現在首都に残る強力なものはアフリカ連合で兵員10,000人(もうすぐ17,000になる)、戦車、砲兵隊、武装した民間車両などが通りを行き来している。そしてこの都市は1991年以降久方ぶりの平和を味わっている。
あきらかに、この都市と残りのソマリアのたどる道はいまだ長い。しかしここの人々はその瞬間を感知し汲み取っている。30万人以上の住民が過去6か月間でこの都市に帰還してきたと地元支援グループはいう。多くの人々は朗らかに瓦礫を荷車で片づけその弾痕だらけの家屋を復旧している。経済は何千万ドルもの注入により活況を呈している。その多くが海外から戻ってきたソマリア人によるもので、数千の雇用の機会を生み出し、若者の民兵を殺人ビジネスから吸収している。モガジシオのこの国における重要性は大きな機会をもたらしている。
<魚売りThe fishmonger>
部屋はいっぱいで蠅が群がっていて黒い血の跡がべっとり残っている。「400万」とMohammed Sheik Nur Taateyが叫び、4本の指をふる。「40万くれ、1シリングもまけないよ」と。これは最も基本的な経済学だ。供給と需要、売り手と買い手、Taateyと褐色の肌の汗をかいた群衆が押し合う。モガジシオの魚市場の長く細い海際の建物には数千ドルの魚が並び毎日売られている。
Taatey 38歳は魚商で, その日の漁獲を取り仕切り、卸売りの買い手に競売を行っている。彼の個人的な財政事情は過去数か月で急上昇した。「さあ見てサメだ」と叫び一群の漁師らが400ポンドのサメを引きずっている。Taateyはたちまちそれを600ドルで売った。数分後ソマリアシリングの塊が彼の腕にあった。こめかみを汗が流れ落ちている。「人生最良の時だ」と彼はいい、その日彼は27ドルを得た。(ほかにも銀行屋、女性警官、暗殺者などの項目もあったが長きにわたるため省略した)
今はそれがなくなり黄色い美麗なカードを渡される。武器の記述はなく、訪問目的には新しい項目として観光も含まれている。外では、モガジシオの通りにはハンマーの音が鳴り響く、これはマシンガンの立てる音ではなくハンマーの槌音である。どこでも建設が進んでいる。新しい病院、新しい家屋、新しい店舗、スポーツバー(ビールの代わりにカプチーノやフルーツジュースを提供)までがある。職人がペンキペンキを塗り、ソマリア人歌手のコンサートが20年ぶりに開かれているがそこはこれまで武器庫や公衆トイレとして使用されていた。そしてソマリア人アイドルのタレントショウがTY放映される。
ソマリアの首都のMogadishuモガジシオは過去21年間の内戦で瓦礫と化し無政府状態の代名詞となっていたが確実に回復しつつある。恐ろしい勢力であるThe al-Shababアル・シャバブがこの国を広くコントロールしていたが8月に撤退 アフリカ連合、ケニア、エチオピアの部隊、そして地元民兵の配置が包囲している。現在首都に残る強力なものはアフリカ連合で兵員10,000人(もうすぐ17,000になる)、戦車、砲兵隊、武装した民間車両などが通りを行き来している。そしてこの都市は1991年以降久方ぶりの平和を味わっている。
あきらかに、この都市と残りのソマリアのたどる道はいまだ長い。しかしここの人々はその瞬間を感知し汲み取っている。30万人以上の住民が過去6か月間でこの都市に帰還してきたと地元支援グループはいう。多くの人々は朗らかに瓦礫を荷車で片づけその弾痕だらけの家屋を復旧している。経済は何千万ドルもの注入により活況を呈している。その多くが海外から戻ってきたソマリア人によるもので、数千の雇用の機会を生み出し、若者の民兵を殺人ビジネスから吸収している。モガジシオのこの国における重要性は大きな機会をもたらしている。
<魚売りThe fishmonger>
部屋はいっぱいで蠅が群がっていて黒い血の跡がべっとり残っている。「400万」とMohammed Sheik Nur Taateyが叫び、4本の指をふる。「40万くれ、1シリングもまけないよ」と。これは最も基本的な経済学だ。供給と需要、売り手と買い手、Taateyと褐色の肌の汗をかいた群衆が押し合う。モガジシオの魚市場の長く細い海際の建物には数千ドルの魚が並び毎日売られている。
Taatey 38歳は魚商で, その日の漁獲を取り仕切り、卸売りの買い手に競売を行っている。彼の個人的な財政事情は過去数か月で急上昇した。「さあ見てサメだ」と叫び一群の漁師らが400ポンドのサメを引きずっている。Taateyはたちまちそれを600ドルで売った。数分後ソマリアシリングの塊が彼の腕にあった。こめかみを汗が流れ落ちている。「人生最良の時だ」と彼はいい、その日彼は27ドルを得た。(ほかにも銀行屋、女性警官、暗殺者などの項目もあったが長きにわたるため省略した)