memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

音響威嚇装置を装備     インド海軍

2011-10-04 08:26:38 | 海事
インド海軍はアデン湾やアラビア海での海賊対策に“音響砲”を装備するという。この長距離音響装置は強烈な音波での威嚇と各種言語による呼びかけが可能であるという。この危機により相手の反抗意思を失わせることが可能で音波強度は150デシベルであると。(9月29日モスクワ・タイムス)

米国の矛盾を非難   アイスランド

2011-10-04 08:25:46 | 水産・海洋
捕鯨に関する会議がワシントンDCで行われアイスランド政府代表と米国政府およびアラスカ州選出議員Lisa Murkowski と Mark Begichらが会談した(9月13日WFAN)

会議の議題はPelly改正案による米国商務省のアイスランドに関する認定問題とアイスランドの捕鯨政策を米国政府と議会に伝えることであった。Pelly 改定案に対する規定では捕鯨やクジラ製品の貿易に関与する国々は米国に輸入される製品いついて経済制裁を受けることになるであろうというもの。

会議において、アイスランド代表のIWCのアイスランドコミッショナーのTomas H Heidarと米国駐在アイスランド大使Hjalmar W Hannessonはアイスランドの捕鯨は完全に合法的なものであり、クジラ製品の貿易は国際的な義務のもとで行われていること強調した。アイスランドは資源が豊富かつ健全な状態にある北大西洋のミンククジラおよびナガスクジラのみを対象に実施されており、捕鯨活動は持続可能であり、最良の科学的情報に基づいているものだと。

従って、米国商務省Pelly改定案は法的かつ科学的根拠を持たないと。その結果として、アイスランドに対する認証書類の根拠はないと。
アイスランド漁業農業大臣のJon Bjarnasonはアイスランドに対するPelly 改定案について驚きと失望を隠せないと表明した。「米国当局者によるナガスクジラ捕鯨に関する批判はIWCのアイスランドやその他メンバー国に対し一方的で一貫していない。他方ではアラスカでのホッキョククジラ捕鯨があると。科学的根拠によれば、アイスランドのナガスクジラ捕鯨が米国のホッキョククジラ捕鯨に比べ維持可能でないという根拠はない。5年間の米国ホッキョククジラ捕鯨枠がIWCの3/4の加盟国により認められている。その年次総会は2012年パナマで行われる。

ベンガジの漁民がカダフィ打倒に協力した    リビア

2011-10-04 08:25:01 | 海事
革命の初期リビア人はAK-47s, FNライフル、車載した機関銃で武装していたわけではない。しかし彼らには秘密の武器があった(9月14日thenational)

第2次世界大戦以降この国の東部の漁業者は世界で最も手慣れたダイナマイト漁の使い手だった。爆薬を海中に投げいれ一瞬で魚をとるのだ。しかしこの方法は海洋環境を破壊することで嫌われ、ベンガジの通りで反政府勢力の命を救うことに使われた。
「若者は銃弾や戦車などを持たない。彼らは我々のところに来て、カダフィに対する爆発物の使い方を教えた」ベンガジのBankina地区の漁師Ahmed Warfallah(27歳)はいう。「最初の4日間、我々のダイナマイトがkatiba陥落の援けとなった」katiba旅団はベンガジの中央の防塞で勇敢な動きの後反政府勢力により鎮圧された。ある男が車に何ガロンもの燃料や可燃物を積み門に突っ込み火の玉となった。その彼自身が死んだ。

Warfallahはこれが門を吹き飛ばしたゼラチン・ダイナマイトだという。日曜日の Bankina で、Warfallahは小屋の中に消え、ドイツが英軍との第2次世界大戦に使用した6㎏の地雷を手にぶら下げて戻ってきた。また彼はいくつかのポーランド製の爆発物も見せてくれた。カダフィ側の倉庫からは最近軍需品は見つかった。しかしリビア東部の漁業者らは何年も過程にある化学品や肥料を使ってダイナマイトを自作してきたと彼はいう。

乗組員として働くWanis(37歳)はその行動について話した。エジプト国境近くで見つけた地雷の点火ピンを細工して鋸場状のナイフを造った。「われわれは小さなことから始める」と笑いながらいい、「これを見たことはないだろう」と問うた。若者が引き出しを運んできた。その中には水中銃、ピストル、弾薬、工具、手製の導火線などが入っていた。Wanisはすべての奇妙なものを黒いテープでしっかりととめ、仲間を桟橋の端に誘った。

「もしカダフィがまだ力があったなら、漁師のところにまずやってくるだろう」と彼はいう「彼は我々を恐れている」カダフィはZengaに行っただろう。Zengaとはアラビア語で家や建物の間の小さな通りのことだ。カダフィは今年のはじめのころのスピーチで、反体制派の家から家、路地から路地を探索すると言っていた。

桟橋の端に行くまでの間、年上の男が恥ずかしそうに現れた。記者に見せられたゼラチンは小さすぎる。「もっと大きなやつ25キロくらいのが手に入らないか」とWanisに尋ねた。口元から煙草を離さない。「なんでもベンガジで作れる」Wanisが小さな爆弾を選んだ。年上の男から煙草を借り、導火線に火をつけ海に投げ込んだ。3秒後 爆発が起こり、水が空に上がった。Wanisは瞬きさえしなかった。

漁業者と反政府軍の中には、リビア暴動に関わった伝説的人物がいた。Ahmed Khafashはバットマンとして知られ,Bankinaの漁師街で育ち、多くを海で過ごした。彼は漁をしゼラチンを扱った。彼はカダフィの秘密警察の大佐につかまり数年投獄された。政権に対する彼の憎悪が燃え上がった。彼はもっとも勇敢な戦士と思われ、ゲリラ戦でのゼラチンの熟練の使い手だった。彼は手製の爆弾でカダフィ側のすないぱーの巣を一撃で破壊した。

彼はMisurataへの第一船を率いた。底は過去6か月間で最も強烈な戦闘が行われた場所である。「彼は数人お男と、銃器とゼラチンを持ちボートに乗り込んだ」とBankinaの住民はいう。「カダフィが海軍や潜水艦を持っていようと彼は出かけた。我々は彼のような男を称賛する」