ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

3月に、宮崎県卒業旅行をすることにした(九州での観光親善大使の衰退ぶりもひどいものだ)

2023-02-28 00:00:00 | 旅(国内)

2018年10月に、日本の行ったことのない県に行くとして、宮崎県に行きました。これが私が行った45番目の県です。

で、その時そこまで考えていたわけでもありませんが、宮崎県を走るJR線をすべて乗車しようという気になり、日豊本線を完乗し、日南線も乗ることができました。

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day1-2)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day1-3)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-1)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-2)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-3)

九州新幹線と未乗車在来線を利用しての九州一周旅行(2022年9月)(Day4-1)(10)

九州新幹線と未乗車在来線を利用しての九州一周旅行(2022年9月)(Day4-2)(11)(終)

他にも乗ったことはありますが、それは面倒につき省略します。

で、吉都線に乗れば、とりあえず宮崎県を走るJR線は制覇したことになります。肥薩線真幸駅は宮崎県に駅がありますが、どっちみち現在営業休止です。休止になる前に乗っておくべきでしたが、これは現在言ってみても仕方ないこと。

というわけで、3月に青春18きっぷを利用できるようになったら、この路線に乗り、これでくりかえし訪れた宮崎県を卒業します。次は他県のローカル線に乗ります。宮崎に行ったらまた鳥刺しをいただき、ほかにもいろいろなものを食べたいと思います。いつ頃記事にするかはわかりませんが、乞うご期待。

ところで先日こんな記事を書きました。

「ミス沖縄」も打ち切りになるのだから、やっぱり観光親善大使に将来はないのだろう(相当好意的に考えてもかなり厳しいと思う)

この記事を書いた時は知らなかったのですが、このちょっと前に、次のような報道もされていますね。

鹿児島市PRする「かごしま親善大使」廃止へ 活動の場減少で
02月10日 17時59分

鹿児島市の魅力をPRする役割を担う「かごしま親善大使」が、コロナ禍で活動の場が減少したことなどから廃止されることになりました。

「かごしま親善大使」は、前身の「ミス鹿児島」から平成17年度に名称を変えて創設され、任期の2年間、県内外で開かれるイベントに出向いてPRする活動を行ってきました。

観光関連などの関係機関で作る運営委員会によりますと、1年間に80件ほどあった活動がコロナ禍で10数件に減ったことや、80人を超えた応募者数も今年度は20人と、関心の低さがうかがわれたとして「一定の役割を終えた」と判断したということです。

現在の親善大使の任期が終わる来年で終了するということで、今後は鹿児島市の観光PRキャラクター「西郷どん」や、SNSや観光アプリなどのデジタルを活用した情報発信を拡大したいとしています。

観光大使は各地で廃止される傾向にあり、九州ではすでに熊本市や長崎市でも活動を終了しています。

これは昨年の記事です。

「かごしま親善大使」大学生など2人内定
10月04日 16時26分

鹿児島市の魅力を県内外にPRする「かごしま親善大使」に大学生など2人の女性が内定し、「鹿児島の魅力や強みを自分のことばで多くの人に伝えたい」と抱負を述べました。

「第18代かごしま親善大使」に内定したのはいずれも鹿児島市の上田尚佳さん(27)と大学2年生の小田原千裕さん(20)の2人です。

20人の応募の中から面接を経て選ばれた2人は3日、市役所でそろって記者会見し、この中で上田さんは「生まれ育った大好きな鹿児島の魅力を自分のことばで多くの人に伝えられる、楽しみな気持ちです。常に学びながら新しい情報を伝えられるようにしたいです」と抱負を述べました。

また小田原さんは「鹿児島の強みを生かしたものをPRしたい。桜島の灰を利用した火山灰アートなど、鹿児島にしかできないPRを私自身のことばで多くの方々に伝えたい」と話しました。

2人は来月2日の「おはら祭」で任命式が行われ、任期の2年間、県外で開催される物産展などで鹿児島市のPRをしていくということです。

上田さんは「コロナ禍でこれまで多くの公務に行けなかったと聞いていますが、今後、徐々にイベントなどが増えてくると思うので、お客様と1対1で話をして魅力をお伝えできるのが楽しみです」と話していました。

お二人の写真はこちら。

かごしま親善大使というのは、最初の登場の際は、黒いスーツ姿でお目見えして、そのあと制服姿となります。下の写真の出典はこちら

で、NHKの記事でもあるように、応募者の減少が致命的ですね。長崎市の観光親善大使の廃止についても、

> しかし、活動依頼件数は年々減少。19年度は市内外で53件あったが、多い年の半数以下にとどまる。20年度はコロナ禍で市外での活動はなく、22件にまで落ち込んだ。会員制交流サイト(SNS)などの急速な発展に伴い、企業側の宣伝・広報の見直しが背景にはあるとみられる。応募者も減っており、なり手も不足していた。

地元紙でも報道されています。活動件数の減少もさることながら、なり手が厳しいとどうしようもない。「ミスはこだて」も、関係者がなり手を必死にかき集めていました。九州というのは、地域特性で観光親善大使関係の活動はわりと熱心だったかと思いますが、この分では片端から廃止になるという方向ではないかと思います。次はあっても次の次は厳しいのではないか。佐賀市はまだ続けるようですが、先行きは厳しいでしょう。宮崎県は、各自治体ともきわめて観光親善大使の活動が盛んですが、ここもなかなか大変だと思います。下の記事でも指摘しましたように、2019年は、「宮崎サンシャインレディ」の応募者は20名だったそうですが、たぶん2022年の応募者は、それをかなり下回ったのではないかと思います。次に募集が予定される2024年はさらに下回るでしょうし、他市のように打ち切られる可能性もある。

観光親善大使も、なかなか存続が厳しいのではないか(新しい「宮崎サンシャインレディ」が決まった)

なお私は、鹿児島市や長崎市の観光親善の人とも、ちょっと話につきあっていただいたことがあります。参考までに2つ記事を。

「第15回かごしまファンデー」とフェルメール展の見学をするため大阪に行った

「ロマン長崎」の女性と写真を撮る(千葉にて)

この件は、これからも気づいたら記事にしていきたいと思います。いずれにせよ、私が観光親善大使に興味を持ち始めた時期(2018年。つまりは、「ミスはこだて」の女性にすごい美人がいたということですが)が、「観光親善大使中止」というのが具体化する直前だったということなのでしょう。

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虐待で、子どもの一時保護が実施された親が、児童相談所との面談を拒否したという時点で完全にアウトだと思う(夫婦間のDVでもすさまじいものもある)

2023-02-27 00:00:00 | 社会時評

残念な事件ですが、このような事件は、定期的に報道されますね。

2歳児暴行死「子どもの世話をしない」出産前からネグレクトか…妊娠中の定期検診を一切受けていなかった
イット!
2023年2月22日 水曜 午後8:40

神奈川県で母親が2歳の息子に暴行を加え、死亡させた疑いで逮捕された事件。事件当時交際していた男性が、「子どもの世話をしていなかった」と話していることが新たにわかった。

知人「彼氏変わるタイミング早い」
警察官に付き添われ、警察車両に乗り込んだのは髪を銀色に染めた女。

2歳の息子に暴行を加え、死亡させた疑いで逮捕された田代芽衣容疑者(27)。

事件当時交際していた男性が、田代容疑者について「子どもの世話をしていなかった」と話していることが新たにわかった。

田代容疑者は2022年4月22日ごろ、神奈川県藤沢市の自宅で当時2歳だった息子・空来(そら)ちゃん(当時2歳)の頭に暴行を加え、死亡させた疑いが持たれている。

田代容疑者のFacebookには、派手なメイク姿を撮影した写真が何枚も投稿されていた。

FNNは2月22日、田代容疑者の高校時代の知人を取材。

高校時代の知人:
僕は芽衣ちゃん(容疑者)って呼んでいましたし、向こうは〜くんっていう仲でした。明るい子でしたね、友達もいっぱいいましたし、友達を介して話を聞くと、男性の方が違うっていうのはありますね。彼氏さんが違うという変わるタイミングが早いかな

一方、同じマンションに住む人は、田代容疑者の印象をこう話す。

マンションの住人:
無愛想と言えば無愛想かもしれないですね

妊娠中、定期検診を一切受けていなかった
児童相談所によると、田代容疑者には空来ちゃんが生まれる前からネグレクト・育児放棄の兆候が見られたという。

田代容疑者は、空来ちゃんを妊娠中、定期検診を一切受けていなかった。

児童相談所は、こうした状況を踏まえ、不適切な養育となる恐れがあると判断し、生まれても6日後の空来ちゃんを保護した。

その後、面会などを重ね、2022年3月には保護措置を解除。

児童相談所は、空来ちゃんが自宅に戻った後も継続的に面会する予定だったが、田代容疑者は、体調不良などを理由に面会をキャンセルしたとう。

面会ができない状態が3週間ほど続いたころ、空来ちゃんは死亡した。

警察に任意で事情を聴かれた田代容疑者は、児童相談所の職員にこう話していたという。

田代容疑者(任意の調べ):
私はそういう事実はないのに疑われている

空来ちゃんの体には、頭以外にも複数のアザがあり、警察は日常的に虐待があったとみて調べを進めている。

(「イット!」2月22日放送より)

いろんな意見はあると思いますが、私の個人的な見解を述べれば、

>児童相談所は、空来ちゃんが自宅に戻った後も継続的に面会する予定だったが、田代容疑者は、体調不良などを理由に面会をキャンセルしたとう。

面会ができない状態が3週間ほど続いた

という時点でアウトだと思いますね。田代容疑者は、

>児童相談所は、こうした状況を踏まえ、不適切な養育となる恐れがあると判断し、生まれても6日後の空来ちゃんを保護した。

という状況だったわけで、児童相談所(児相)との面会を拒否、断れるような立場ではない。それでそのような人間がそういう態度に出た時点で、田代容疑者はまともな人間でないし、あるいは、もう第三者に子どもを会わせることができなかったということなのでしょう。お話にもなりません。

それで、この母親の場合、子どもがもどって3週間くらいで子どもを死なせちゃったわけですからね。それくらい我慢ができなかったということなのでしょう。どういう判断で児相が、子どもを田代容疑者に引き渡したのかは、過去の様々な事例をかんがみて、たぶん大丈夫だろうとOKを出したということなのでしょうが、残念ながら世の中ここまでひどい人間がいるということです。

この件の場合、1度でも面会を先方が(理由はいろいろなことを言ったのでしょうが)キャンセルした時点で、児相が公権力を用いて子どもを保護すべきだったのでしょうね。何らかの理由で突発的に子どもを虐待して殺したとかそういう事例ではなく、かなりの要注意人物への対応が甘くて、それでやられちゃったのだから、児相の責任は重い。だいたい上の記事では書かれていませんが、こちらの記事によると、

>しかし、入所措置を解除した翌日の4月1日に乳児院の職員が自宅を訪れたところ、空来くんの左頬には、あざがあったということです。

あざについて問われると、田代容疑者は「どこかにぶつけたんだと思う」と答えたと言います。

だそうですからね。これでは論外でしょう。ぜんぜんだめでしょう。なぜこの時点で児相は、もう少し強い措置を取れなかったのか。「親権」というのは、子どもの人権のためにあるものであり、親の子どもへの恣意的な対応を許すものではないでしょう。さらに同じ記事から引用しますと、

>田代容疑者を知る人
「児童相談所の待ち合わせに遅れたりとか、空来くんへの興味が薄れてきちゃったのかなというのはあって、友達が家に遊びに行った時に、生ごみがベランダに置きっぱなしで、友達が掃除したけど、ウジ虫がわいていたみたいで」

という始末ですからね。ここまで来ると、精神疾患があるといっても過言でないのではないか。同じ記事における識者の発言として、

>東京経営短期大学・こども教育学科 小木曽宏特任教授
「一番大事な愛着形成の期間、出産から2歳までの間の関係性ができていない状況。(児相は)相当慎重にしてほしかったなと。引き取りはあくまでも1つのスタートなんです。数週間、確認ができない場合には、どんな状況でも家庭訪問をさせていただいて、お子さんの安全確認、目視。解除にあたっての条件付けが絶対必要になってきますね」

とあります。当然の話ですが、残念ながら当然のことができなかったわけです。これでは子どもも浮かばれない。あまりこういう言い方をするのもよくないのかもしれませんが、児相が早めに動けば、この事件でこの母親は、子どもを殺すという大罪を犯さないですんだのです。

ただこういう家庭内の暴力というのは、正直他人からすると想像を絶するようなものもありますからね。同じ神奈川県で起きたこちらの事件はどうか。

「自宅で妻と飲酒後にトラブルになった」 妻を殴ったとして送検の男 妻は死亡し体に複数のあざ 神奈川・愛川町

TBSテレビ
2023年2月21日(火) 12:27
神奈川県愛川町で夫が妻の顔を殴ったとして逮捕され、妻がその後死亡した事件で、夫が「自宅で妻と酒を飲んだ後にトラブルになった」と話していることがわかりました。

伊藤裕樹容疑者(34)は、おととい、愛川町の自宅で妻の初音さん(26)の顔を複数回殴るなどしたとして、けさ、送検されました。初音さんは死亡し、手や足などにも複数のあざがあったということです。

その後の捜査関係者への取材で、伊藤容疑者が「自宅で妻と酒を飲んだ後にトラブルになった」と供述していることがわかりました。

この前に伊藤容疑者は、別の場所で父親などの親族と飲酒してから帰宅していたということです。

警察は、伊藤容疑者が自宅で初音さんと酒を飲んだ後にトラブルになり、犯行に及んだとみて調べています。

で、これも「まあそんなもんだろうな」という感がありますが、こんな報道もあります。

(前略)

「この人に殺されると思った」元交際相手が語る容疑者の“DV気質”
伊藤容疑者の元交際相手Aさん:
この人に殺されると思った。髪の毛わしづかみにされて引きずられて…。
自分の思い通りにならなきゃ、飲酒してなくてもすぐに手を上げる。これまでの歴代の彼女で手を上げられてない人はいないんじゃないですか。昔からDV気質でした。

かつて交際していたAさんに対しても、DVを繰り返していたという伊藤容疑者。

今回の事件でも伊藤容疑者は、自宅で妻の初音さんを殴り、けがをさせた疑いが持たれています。

伊藤容疑者の元交際相手Aさん:
機嫌を損ねるともう爆発。身動きを取れない状態にされたことや、物を使って殴られることもあった。
付き合って数カ月もしない内から嫉妬がすごくて、男性と関わるのを嫌がって、携帯も触らせてくれない。別れようってわたしが逃げると、追いかけてくるみたいな。

嫉妬心から来るDVを何度も受けていたというAさん。
さらに、Aさんが明かしたのは、伊藤容疑者が暴行を始める“原因”でした。

伊藤容疑者の元交際相手Aさん:
お酒飲んだら人格が変わるんです。もう怖いぐらい。

お酒を飲むことで、暴力的になることが多かったという伊藤容疑者。
今回の事件でも、酒を飲んでいてトラブルになったと供述しています。

伊東容疑者の奥さんも、もっと前に逃げればいいだろうと思いますが、理由はわかりませんが、彼女には、逃げることができなかったということなのでしょう。Aさんの話にもあるように、伊藤容疑者が追ってきたのか。いずれにせよこの野郎もどんだけ馬鹿でクズで頭のいかれた野郎なのか。

上の引用の続きがこうです。

>暴力の後はすごく優しいんですよ。
自分でやったことなのに、ごめんね、ごめんねって泣きながら言うタイプでした。

3年前、夫婦は口論からもみ合いになり、警察が駆けつける騒動になったことがあります。その時初音さんは実家に避難し、伊藤容疑者は警察に対し「もうしません」と話していたといいます。

上の引用での伊藤容疑者の態度は、DV野郎の典型的な行動ですね。まーったくどんだけてめえキチガイなんだというところです。いずれにせよこういう人間関係というか家族関係というのは、ほんと他人には理解しがたいところがあるので、まったく始末に負えません。Aさんは逃げられたからまだよかったのですが、伊藤容疑者の奥さんは、逃げる前に殺されてしまったわけです。この反対に、逃げる前にDV加害者を殺してしまったのが、私がなにかというと記事にする宮崎家族3人殺害事件です。あれも、つまりは義母らのDVに耐えかねた男性が、まさに自力救済、成敗をしてしまったという最悪の結末となった事件でした。犯人の男性は、現在拘置所で死刑執行を待つ立場です。

この記事を書いていて私も精神的に思いっきり鬱になってしまいました。もういやです。ここでやめます。殺された2人の犠牲者の方のご冥福を祈ってこの記事を終えます。

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3年ぶりの海外旅行(韓国 2022年12月~2023年1月)Day1-5(5)

2023-02-26 00:00:00 | 旅(韓国)

というわけで牡丹市場を見学します。

前は、犬肉などがけっこう大胆に置かれていたのですが、時代の変化で、そういうものは消えました。写真を撮るととがめられるので、遠くから撮影します。なお私は、積極的に犬やクジラやイルカなどを食いたいとは思いませんが(だから食べない)、食習慣というものはそれ相応に尊重すべきかと思います。ただ犬はともかく、クジラやイルカは、いちおう野生動物ですから(イルカは、養殖しているものもあるかも)、わざわざ食うこともないと思います。イノシシや鹿ほど、野生動物が有り余っているということもないでしょう。

道路を渡って市場を見学します。

コロナ禍で、やはり昔ほど豪快にいろいろな食品や動物、原材料が並ぶことはなくなりました。

衣服や雑貨も売っています。食料のほうが見ていて面白いな。

魚も売っています。

テントの中では食事中です。

なかなかいい光景です。

では私も、お昼をいただこうと思います。

(つづく)

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3年ぶりの海外旅行(韓国 2022年12月~2023年1月)Day1-4(4)

2023-02-25 00:00:00 | 旅(韓国)

本日は12月29日なので、牡丹市場へ出かけます。毎月、4日、9日、14日、19日、24日、29日に開かれる市場です。このブログでも何回もご紹介しています。

最寄駅はソウル地下鉄8号線韓国鉄道公社盆唐線牡丹駅であり、2号線 蚕室駅で8号線に乗り換える所存です。

が、地下鉄に乗る前に、お手洗いに行くなどします。準備を整えないとね。ここはロッテホテル。

この角度からの街並みも、印象に残ります。

乙支路入口駅から乗ります。2号線は、乗るホームを間違えると面倒なので乞うご注意。

下車します。

いかにも韓国人らしいさわやかな好青年です(苦笑)。

8号線まで長く歩きます。日本て、このような長い通路って、あんまりないですよね?

新しい路線ですから、8号線の方が当然現代的なホームです。

これでは、相当に図々しい私も、なかなか座ることはできません(当たり前)。

まああんまり込んではいないけどね、この車両は。

無事牡丹駅に到着します。

牡丹市場最寄りの出口に向かいます。

いかにも韓国人らしいカップルです。

5番出口からです。

市場に行く人が多いので、このような指示看板がたくさんありました。

出口近くのコンビニによります。

水を仕入れます。水なくして人間は生きていけません。

この光景は、プレコロナの時と変わりません。

小魚は、昔から商われています。

(つづく)

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「メーテル」のモデルの女性たちをご紹介(松本零士も発達障害だったらしい)

2023-02-24 00:00:00 | 美女探求

旧聞ですが、松本零士氏(以下敬称略。松本氏以外の方も同じ)が亡くなりましたね。記事を。

>メーテルのモデルとなったドイツ人女優とは…主演映画何度も見るほどほれ込んだ松本零士さん憧れの女性
2023年2月21日 5時10分スポーツ報知 # 芸能# 訃報・おくやみ

「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」で知られる漫画家の松本零士(まつもと・れいじ、本名・晟=あきら)さんが13日午前11時、急性心不全のため都内の病院で死去した。85歳。福岡県出身。告別式は近親者で行った。喪主は妻で漫画家の牧美也子(まき・みやこ)さん。お別れの会を後日を開く予定。壮大なSF漫画を数多く手がけ、戦闘機などの詳細で独特な描写は海外のSF映画にも影響を与えた。

 * * *

 松本零士さんには生涯憧れた女性が2人いた。1人は幕末に来日したドイツの医師・博学者シーボルトの孫娘・楠本高子、もう1人はドイツ人女優・マリアンヌ・ホルトさん(94年死去)。このホルトさんは、「999」に登場するメーテルのモデルと言われる。ホルトさんが主演した独仏合作映画「わが青春のマリアンヌ」(55年)は何度も見るほど大好きな作品だった。

 松本さんを40年以上担当した東映アニメーション元常務取締役で現在は顧問を務める清水慎治さん(70)は、「わが青春のマリアンヌ」のロケ地となった南ドイツを訪れた時のことを明かす。「本当に、うれしそうにしてましたね。自分でお城の写真を撮影して、部屋に飾ってありました」

 清水さんによると、松本さんの創作活動は夜が中心で、朝は弱かった。午前中の待ち合わせはたいてい遅刻。そのため、スケジュール管理も大変だったという。日程の調整をして「分かった」と言っても、次の日には忘れていることも。ある時、ダブルブッキングをしてしまい、九州に行く予定だった松本さんが北海道に行き、代わりに清水さんが九州へ行ったこともある。「お客さんは松本さんが来ると思っていて…、私が来たら、帰ってしまいました」

 2019年11月、松本さんがイタリア・トリノで倒れた時は、清水さんも滞在を延長して付き添った。「独特の感性」に振り回されたこともあったが、2人には仕事を超えた信頼関係があった。「少年が大人になったような方。鉄道と宇宙を壮大なスケールで描いて、国内外で多くの人の心を捉えたのでしょう」(久保 阿礼)

記事を読んでいて、やっぱり松本零士って発達障害だったのかなと思いました。記事中

>松本さんの創作活動は夜が中心で、朝は弱かった。午前中の待ち合わせはたいてい遅刻。そのため、スケジュール管理も大変だったという。日程の調整をして「分かった」と言っても、次の日には忘れていることも。ある時、ダブルブッキングをしてしまい、九州に行く予定だった松本さんが北海道に行き、代わりに清水さんが九州へ行ったこともある。

なんて部分は、完全な発達障害でしょう。もっとも松本零士が発達障害だとしたって、特に意外ではありません。「やっぱり」「想定内」「予想の範囲」です。

発達障害の話をするのがこの記事の目的でなく、上にもあるように、松本の代表作『銀河鉄道999』のヒロインであるメーテルのモデルとなったとされる女性たちをご紹介します。まずはマリアンヌ・ホルトを。彼女については、メーテルのWikipediaによれば、メーテルの声を担当した池田昌子起用について、 

>テレビアニメが制作される際、原作者・松本零士の弁によればフランス映画『わが青春のマリアンヌ』の吹き替え版でヒロイン・マリアンヌの声を吹き替えをしていた池田の声を念頭において決定したという

とあります。ただ田島令子松坂慶子が希望されたという説もあります。

イメージと違うって? 私にそういうことは言わないように。では次は楠本高子を。記事にもあるように、彼女はシーボルトの孫です。

となりは、彼女の母親の楠本イネ。シーボルトの娘なので、半分白人の系統が入っています。ただ高子のWikipediaにあるように、

>正確に言うと、メーテルの造形は松本がオリジナルのものとして造りあげていたが、その後、ある機会に楠本高子の肖像写真を見て「この女性こそ、自分がずっと思い描いていた女性だ!」と衝撃を受けた。

とあるので、そうであるとするとモデルではないということになります。ではつぎは、八千草薫を。彼女も松本の好みだった模様。

うーん、美人ですね。次元の違う美女という感もあります。

最後に『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラヴィヴィアン・リー)を。これはあまりに有名すぎるので、ほんの数枚。

ほかに加藤登紀子の名前も挙げられていますが、彼女の写真は省略します。乞うご容赦。

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金と性に関しては、万人が凡人以下だと思う

2023-02-23 00:00:00 | NHKアナウンサー研究

本来でしたら本日(2月23日)は国民の祝日ですので旅行の記事を発表する日ですが、時事ネタですのでこちらを。

>NHKアナウンサー逮捕、女性アナのマンションに侵入容疑…逃走時に飛び降り負傷
2023/02/21 20:50

 女性の自宅マンションに侵入したとして、警視庁中野署はNHK札幌放送局アナウンサー船岡久嗣容疑者(47)を邸宅侵入容疑で逮捕した。逮捕は20日。

 捜査関係者によると、船岡容疑者は17日午後11時半頃、アナウンサーの20歳代女性が住む東京都中野区のマンション敷地内に不法に侵入した疑い。

 3階共用部分で女性の知人男性ともみ合いとなり、逃げようと地上に飛び降りた際に負傷した。中野署は回復を待って逮捕した。

 船岡容疑者は1999年入局。NHKのホームページによると、札幌放送局でスポーツ番組などを担当していた。NHKは「事実関係を確認し、厳正に対処する」としている。

それでご当人、車いすで送検される始末ですからね。記事を。

>NHK船岡久嗣アナが車いす姿で送検 知人女性マンション不法侵入疑い ベランダから飛び降りけがの影響か

TBSテレビ
2023年2月22日(水) 12:51
NHKアナウンサーの男が送検されました。

けさ送検されたNHK札幌放送局の船岡久嗣容疑者(47)は、今月17日の深夜、東京・中野区の知人女性が住むマンションに侵入した疑いがもたれています。

船岡容疑者はマンションの3階の部屋のベランダから地上に飛び降り、けがをして入院したということで、車いすに乗って東京地検に入っていきました。

警視庁は船岡容疑者の認否を明らかにしていません。

さすがにこれはNHKも、周囲も、絶句でしょうね。ほかで報じられているところによると、予想の範疇ではありますが、どうも船岡容疑者はこの後輩のNHKアナウンサーの女性にストーキングをしていたらしい。

それにしてもさあ、47歳でNHKのアナウンサーをしていれば、手当なども一般職員よりも優遇されているはずだし、他人からはうらやましがられる立場ではあっても、そこまで無茶することないのにねえ。

それで私が思うに、ほんと人間、金と性にかんしては、万人が凡人以下だということですね。もちろん私も、たぶんこれを読んでいるあなたもご同様。仮に今まで金銭と男女関係の不祥事を何もしてなかったとしても、明日以降、いま以降どうなるかはわからない。

NHKじゃなくったって、××省の役人や決して出世していないわけではない警察官、それ相応の年齢の教員、あるいは人もうらやむ外資系超大企業の社長が盗撮したりもします。

日本IBM元社長を盗撮容疑で書類送検へ 警視庁 

うんなもん、日本IBMの社長が優秀でないわけがないし、金に不自由するわけがない。女だってよりどりみどりでしょう。で、そういう人物が、理由はともかく盗撮しちゃって、書類送検という事態になったわけです。そして

>日本IBMなどによると、元社長は今月、同社最高顧問を辞任。三菱UFJフィナンシャル・グループと明治安田生命保険、カルビー、TOTO、花王の5社で社外取締役を務めていたが、30日までに辞任した。総務相の諮問機関、情報通信審議会の会長も辞めた。

となってしまいました。日本IBMの社長がそういうことをしでかすくらいですから、誰がしたって不思議ではない。NHKのアナウンサーも、家庭があってお子さんもいたらしい。お子さんもねえ、あまりの事態に声も出ないでしょう。

で、金もそうですよね。宝くじがあたって精神が狂い、それまでつつましい生活をしていた人が、無謀な浪費に走るというパターンは珍しくない。興味のある方はこちらの記事を。

>「急な富裕化」というのはそのくらい危険なことで、例えばNBAを引退した人の60%は5年以内に破産しているというデータもあります。

この件は、私も前に記事にしていますね。

「自分は例外だ」なんて考えないほうがいいのかもしれない(米国スポーツ選手の浪費と困窮について)

せっかく宝くじに当たったんだから、有意義にそれを使いたいものですが、油断しちゃうとすぐだめになっちゃいます。遺憾ながら家族や親せきからもたかられたりもします。これではどうしようもない。

船岡容疑者が懲戒免職になるか、依願退職で済むか、はたまた停職でアナウンサー職でなくなるかは今後ですが(森本健成氏は、解雇は免れました。強制わいせつで、3か月の停職後にアナウンサー職でなくなりました)、ただ船岡容疑者も部屋に入る前に10秒間でも我慢できればねえ、こんな事態にならなかったのにね。盗撮だって痴漢だって、その多くは10秒間でも我慢できればしないで済む。しなければ、逮捕されたり3Fから飛び降りてことによったら一生身体障害をかかえたりすることにもならなかったわけです。その10秒間が我慢できない、それが依存症です。万引きなどもご同様。

ただ率直に言ってこれ、ご当人が飛び降りるくらいで話がすんだのはよかったのかもしれませんね。もしですよ、部屋に男性が(偶然か、必然かはともかく)いなかったら、ことによったら最悪の事態になった可能性もある。そうなったら、本当に目も当てられない。そういうことがしょっちゅうあるとまではいいませんが、ともかく船岡容疑者の精神状態は相当に悪かったと思われますので、ご当人のケガくらいなら、まだましというレベルかもしれません。

いずれにせよ金と性に関しては、人間みな凡人です。あらためてそれを痛感しました。

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高齢者の運転問題

2023-02-22 00:00:00 | 社会時評

アクセスの記事と旅行の記事などをはさんで車の事故や違反の問題の記事が続くのは、こうご容赦。先日の記事より。

>運転免許失効中の84歳、民家のブロック塀に衝突し死亡
 2023/02/15 07:00

 14日午前11時55分ごろ、鹿児島県伊仙町目手久の県道で、同町面縄、無職の男性(84)の軽トラックが民家のブロック塀に衝突した。男性は搬送先の病院で死亡した。

 現場は直線から緩やかな左カーブに入る地点で、中央線はなく、道幅は狭い。徳之島署によると、男性は進行方向右側のブロック塀に衝突した。運転免許は失効中だった。近隣住民が「車が突っ込んだ」と119番した。

事故の写真が下です。URLは、こちら

>画像は一部加工してあります

とのこと。ナンバーの部分ですね。

さすがに痛々しいですね。運転手の男性もお亡くなりになったということですので、ご冥福をお祈りいたします。

さてさてこの事故ですが、報道によるといろいろ興味をひかれる部分がありますね。

>男性は進行方向右側のブロック塀に衝突した。運転免許は失効中だった。

というあたりが注目したいところです。

運転免許が失効中ということは、おそらく無免許でなく、何らかの理由で、免許停止中ということなのですかね。いずれにせよこの男性は、本来運転を許されない立場であるにもかかわらず車を運転したわけであり、報道がされていないのでその運転の理由は定かでありませんが、おそらく認知症かなにかで、運転への欲求を抑えられなかったということなのですかね。

ずいぶん以前こんな記事を書きました。

認知症というのも、なったら大変だと思う

その記事で引用した事故を起こした高齢者は、

>大阪市内で8日夜、阪急電鉄の線路内を車で走行したとして、運転していた愛知県の73歳の男が逮捕された。
車は、京都方面に、少なくとも1.3km、線路の上を走ったという。
逮捕されたのは、愛知県に住む無職の増井弘道容疑者(73)。
増井容疑者は、8日午後10時すぎ、大阪市淀川区の阪急電鉄の線路を車で走行した疑いが持たれている。
増井容疑者の車は、阪急電鉄の電車とすれ違っていたが、けが人はいなかった。
調べに対し、増井容疑者は「大阪の友達に会いに来た。道に迷って線路に入ってしまった」と容疑を認めている。 

とのこと。「おいおい」ですね。この人は(当時)無免許ではなかったのかもですが、拙記事の題名にもしたように、

自動車免許はなくても運転はできる

ということになります。

私の母から聞いた話ですが、母の知り合いの隣に住んでいたご老体は、繰り返し車に乗って行方不明になってしまい、最後には警察から保護されたりしました。運転免許証も失ったのですが、やはり運転をやめることがない。最終手段として家族がキーを隠したのですが、それでも見つけてしまい、ついには、交通事故で死んでしまいました。あるいはですが、徳之島の男性も似たようなところがなかったか。本人が死ぬだけならまだしも、交通事故では、いつもそれで済むわけでもない。

地方公共交通の衰退問題や、買い物難民の問題なども関わりますが、面倒なのが、「運転すること自体が好き」「それが生きがい」という人たちが一定数いるということでしょう。今の時代は、昔ほどそういう人たちがいるということもないのでしょうが、それでも数字は少なくともいなくなることはないし、母が間接的に知っているご老人のように、家族がキーを隠しても、それを探し出すような大物もいる。認知症になっているから始末に負えない。心を鬼にして家族が免許証を返納させても、車の運転自体はできちゃいます。

自動運転がどれくらい可能になるのかわかりませんが、ともかく車というのは凶器ですからね。渋谷駅前の交差点で、歩行者が横断中に猛スピードで車が突っ込んだらお話にもならない。昨年犯人の死刑が執行された秋葉原の事件では、最初にレンタカーの2トントラックが歩行者天国に突っ込んでいます。詳細は、秋葉原通り魔事件を参照してください。東池袋自動車暴走死傷事故などは、まさに老人ドライバーによるきわめて悲惨な事故となってしまいました。運転していた飯塚幸三(当時87歳)受刑者は、禁固5年の刑を受け、現在収監中です。運転していれば私たちも加害者、そうでなくても被害者になる可能性は否定できません。

日本の高齢化社会の進行もあり、高齢者ドライバーの問題はいろいろ深刻さを増すかと思います。私も車を運転することもありますので、他人事ではもちろんありません。気を付けるのは当然ですが、自分たちだけでは処理できないこともある。それが問題です。

上の部分までは、2月17日(金曜日)の朝までに執筆したものですが、17日に地元の図書館で、次のような本を見つけました。2022年4月の出版です。

高齢ドライバーの意識革命 安全ゆとり運転で事故防止

著者は、警察庁で技官を務め、現在は大学教授とのことです。私もこの本を読んで勉強して、このブログで感想の記事を書くかは未定ですが、知見を深めて、今後の内容を充実させる助けにしたいと思います。

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「ミス沖縄」も打ち切りになるのだから、やっぱり観光親善大使に将来はないのだろう(相当好意的に考えてもかなり厳しいと思う)

2023-02-21 00:00:00 | 美女探求

bogus-simotukareさんからもコメントをいただきましたように、また観光親善大使の打ち切り(厳密には、廃止でなく「休止」とのこと)が報じられましたね。先日読んだ記事を。

>「ミス沖縄」選出を休止 40代にわたり観光PR ジェンダー平等の観点から「発信手法、再考する時期」
2023年2月18日 07:00

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は17日、沖縄の観光や物産のPRに従事する「沖縄観光親善大使ミス沖縄」の選出事業を休止すると発表した。ジェンダー平等の観点から、応募対象を女性限定としていることに反発の声があることなどを理由に「(ミス沖縄の役割について)従前のスタイルから脱却する必要性や、観光情報発信の手法などについて再考する時期に来た」としている。他の団体でも、これまで女性に限定してきたキャンペーンの手法を見直す動きが広がっている。

  ミス沖縄は、国内外で行われる観光関連の公式事業やイベントなどで沖縄県のPRを行っており、40代にわたり活動を続けてきた。毎年、スカイブルー、コバルトブルー、クリーングリーングレイシャスの3人の女性を選出してきた。年間平均延べ450日、イベントなどへ派遣されているという。

 多様性を重視する考え方を背景に、自治体のPR役となる観光大使の選考や地域イベントで開催される「ミスコンテスト」については、全国的に廃止や見直しが相次いでいる。OCVBの担当者は、40年間で社会的環境の大きな変化があったとし、「他の自治体が起用するキャラクターやVチューバー(バーチャルユーチューバー)なども参考に、沖縄観光に何が一番ふさわしいのか考える1年にしたい」と話した。
(與那覇智早)

まったく個人的な話をしますと、過去の「ミス沖縄」の女性と私は1人知り合いです。このブログにもかつてご登場願っています。彼女はミュージシャンでして、記事にした以外にも、何回かライヴに行っています。

大阪で、沖縄のミュージシャンのライヴを楽しむ(ゆいゆいシスターズ)

それはともかく。bogus-simotukasreさんもご指摘のように、この件は赤旗も記事にしていますね。沖縄が舞台だからか。では琉球新報の社説を。

><社説>ミス沖縄選出休止 多様性重視へ転換の時だ
2023年2月19日 05:00

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は沖縄の観光や物産のPRに従事する「ミス沖縄」選出事業を休止する。社会的環境が大きく変わったことを理由に挙げた。

 ジェンダー平等の観点から、応募対象を女性に限定していることへの反発や、全国的な「ミスコン」見直しや廃止の流れなどが背景にある。
 この判断は評価できるが、遅きに失した感がある。性別や年齢、婚姻の有無、国籍などを問わない、地域・観光PRの担い手を選ぶ手法が全国で広がっている。観光立県である沖縄は率先して多様性を重視するPR手法に転換し、さらに広めるべきだ。
 全国で「ミスコン」は戦前から行われ、戦後は「女性解放の一つの象徴」と言われ急速に広がった。しかし「性の商品化」との批判が強まり、見直す企業や自治体が増えてきた経緯がある。
 そもそも地域や観光PRの担い手が女性でなければならない必然性は皆無だ。逆に男性を選ぶ「ミスターコンテスト」が広まればいいという問題でもない。多様性について、じっくり考える必要がある。
 まず、「男性か女性か」の二択では、その性自認の枠に当てはまらない人々を排除してしまう。セクシズム(性区別・性差別主義)を助長する問題もある。審査による評価が「女性らしさ・男性らしさ」という画一的な固定観念をつくる、あるいは補強する恐れがあるのだ。
 また、外見の良さで人を判断することを指す「ルッキズム」の問題もはらんでいる。これまでコンテストは、スピーチを取り入れるなど審査基準は多様化しているものの、外見を重視する傾向は否めない。「画一的な美の基準」で人を序列化することも多様性とは相いれない。
 こうした固定観念に陥ることなく多様な人々が生きやすい社会に向け、さまざまな価値観、生き方を尊重する考えに即したPR事業に見直していくことこそが重要だ。その動きは全国で広がっている。
 群馬県の伊勢崎市観光物産協会は昨年より「未婚女性」を募集資格から除いた。外国籍の住民も多いことから募集要項に国籍不問も明記した。愛知県一宮市の「一宮七夕まつり」は昨年、「未婚女性限定で容姿を審査する選考は時代に合わない」との理由で「ミスコン」を廃止した。県内でもオリオンビールがキャンペーンガールを2021年度に廃止している。
 年齢、性別、国籍などの属性や婚姻の有無ではなく、それに代わる基準でPRの担い手を選ぶべきである。地域や観光分野ならば、誇りに思う情熱や知識を問う手法もある。
 沖縄県や企業・団体が県内で進めている国連の持続可能な開発目標(SDGs)は、ジェンダー平等や人・国の不平等解消を掲げている。この観点から、観光分野だけでなく、さまざまな事業でPR手法を見直す時機に来ている。

私もこの件では、いろいろ記事を書いています。

地域ミスコンも、将来性はあまりないと思う(特に地方発は)

やはり観光親善大使のたぐいは、先細りなのかもしれない

観光親善大使のたぐいも、なかなか厳しい状況ということになりそうだ

観光親善大使も、なかなか存続が厳しいのではないか(新しい「宮崎サンシャインレディ」が決まった)

私も、函館の観光親善大使である「ミスはこだて」が廃止になった際は、「うひゃー」でしたが、しかしそれから数年たった現状では、これはますます存続は厳しいものになっていくだろうなということがどんどん加速しそうですね。宮崎サンシャインレディについて、ある人が(現在リンク先はたどれなくなっている模様)、

>ジェンダーレスの流れからミスコン廃止が相次いでいるが、宮崎市もいつまでこんな事が出来るとは思えない。

もしかしたら今回が最後のサンシャインレディになるかもしれない。

と指摘していました。宮崎県の各市の観光親善大使は、すべて「レディ」と名乗っていまして、つまりは女性のみが対象なのですが、これも中止を余儀なくされるところが出てきそうですね。私は、

>次のサンシャインレディがあるかもわからないし、あったとしてそのまた次は、さらに存続が厳しくなっていくのは避けられないと思います。

とかつて書いていますが、「ミス沖縄」というのは、観光親善大使の中でも、日本を代表するといっていいくらいの有名なものですから、「ミス沖縄」が中止になるのなら、これは日本のどこの観光親善大使が選出中止・廃止になってもなんら驚きではありませんね。個人的には、別に「ミス沖縄」に思い入れがあるわけではないのですが、ここは継続するのではないかと思っていました。が、そういうものでもなかったわけです。

確かに少子化の進行といい、意識の変化といい、観光親善大使に世の女性たち(男性も同じようなものでしょうが)が魅力を感じるかと考えると、とてもそうは思えませんからね。そっちの方面が好きな人間にとっては、今後も景気の悪い話が続出するのではないかと思います。

なおこの件では、bogus-simotukareさんも記事を書いておられまして、拙記事をいろいろはりつけていただいています。ありがとうございます。上の写真は、第40代のミス沖縄です。ローマ字(ラテン文字)でのタスキの記載がミス沖縄の特徴です。

今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年2/19、20日分)

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3月まで、『戦場のメリークリスマス』の、最後の大規模上映があるので、興味のある方はぜひ劇場へ

2023-02-20 00:00:00 | 映画

大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』は、他の「大島渚プロダクション」が版権をもっている作品とともに今年(2023年)国立機関に収蔵される予定ですので、今後は大規模な回顧上映みたいなものが難しくなります。なおこれは、大島監督の事務所である「大島渚プロダクション」の作品の話であって、大島監督の出身である松竹での制作作品や東映で撮影した『天草四郎時貞』(興行的に失敗し、大島監督はしばらく日本中の映画会社から干されました)、あとフランスで制作した『マックス、モン・アムール』などは該当しません。

それで、記事を書くのが遅くなりましたが(夏休みの宿題のようなもので、追い込まれないと記事を書けないのが私の欠点です)、その『戦場のメリークリスマス』の最後の大規模上映が、現在行われている最中ですので、興味のある方は、ぜひご覧になってください。記事を。


「戦場のメリークリスマス 4K修復版」の“最終リベンジ”上映が1月から
2022年11月24日 8:00 507 9
映画ナタリー編集部

大島渚が監督を務めた「戦場のメリークリスマス」の修復版が、2023年1月13日より東京・新宿武蔵野館ほかにて再上映。新たなポスタービジュアルも解禁された。

1983年に日本初公開された「戦場のメリークリスマス」は、日本軍の捕虜収容所を舞台とする人間ドラマ。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也らが出演し、坂本は音楽も担当した。

「戦場のメリークリスマス 4K修復版」の上映は、大島の監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定であることをきっかけに昨年4月1日からスタート。しかし公開直後に政府から緊急事態宣言が発令され、一部劇場の休館、営業時間の短縮、座席指定券の事前販売休止などがあったため、最終上映期限が2023年3月末に迫ったこのタイミングで“最終リベンジ”上映が決定した。

というわけで、読者の皆様もぜひご覧になってください。予告編の動画は下。また説明するまでもありませんが、上のポスターは、

>新たなポスタービジュアル

です。

【予告編】『戦場のメリークリスマス 4K修復版』

こちらに、上映スケジュールがあります。3月でもいろいろな場所で上映がされる予定ですし、本日(2月21日)も、日本各地複数の場所で上映をしていますので、ぜひぜひどうぞ。都内でも、新宿武蔵野館で23日までやっていますし、3月の上映も複数の映画館であります。

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ステラ・スティーヴンスが亡くなった(『底抜け大学教授』『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』『ポセイドン・アドベンチャー』)での彼女をご紹介)

2023-02-19 00:00:00 | 美女探求

ステラ・スティーヴンスがお亡くなりになりましたね。記事を。

>米女優のステラ・スティーブンスさん死去 「PLAYBOY」誌を経て、プレスリー映画などに出演

2023年2月18日 10時33分スポーツ報知 # 芸能# 話題

 米女優のステラ・スティーブンスさんが死去したことが日本時間18日、分かった。享年84。スティーブンスさんの家族が公表した。

 スティーブンスさんは米カリフォルニア州ロサンゼルスにて、現地時間17日に死去。長くアルツハイマー型認知症を患っていた。

 米誌「PLAYBOY」でヌードを披露したことで注目され、映画会社からスカウトされデビュー。セックス・シンボル的な存在として人気を得ていた。1962年公開の故エルビス・プレスリーさん主演映画「ガール!ガール!ガール!」などにも出演した。

最後の映画出演は、2010年だったようですね。晩年約15年弱くらいは、闘病生活だったのですかね。ご冥福を祈りします。というわけで、また彼女の写真を。

ヒュー・オブライエンと1961年の写真。

エルヴィス・プレスリーと。『ガール!ガール!ガール!』より。

さて私が彼女で印象に残る映画は、『底抜け大学教授』(1963)と『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』(1970)、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)です。勉強不足でプレスリーとの映画は未見ですので、今日はこの3つの映画での彼女の写真を特集します。まずは、『底抜け大学教授』より。英語の記事の見出しでは、彼女の代表作を『ポセイドン・アドベンチャー』とこの映画としているものが多いですね。

この映画は、ジェリー・ルイス(監督・脚本もこなしています)ふんする大学教授が、薬でスーパーマンになったり元に戻ったりするという『ジキル博士とハイド氏』のパロディですが、やはりこのような映画には、彼女のような美女が似合いますね。では次は、サム・ペキンパー監督の『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』での彼女を。相手役は、ジェイソン・ロバーズです。彼にとっても、まさに一世一代の名演だったのではないかな。

ではラストは、『ポセイドン・アドベンチャー』での彼女を。この映画では、アーネスト・ボーグナイン演じるNYの刑事の奥さんで、元娼婦という役どころです。ラスト近く、助かる直前に死んでしまうという気の毒な役柄。撮影の合間では、『ワイルドバンチ』でペキンパーのもと出演したボーグナインと話がはずんだかも(苦笑)。

彼女の出演した映画で知名度や出来の評価が高いのは、この作品が最後ですかね。この3作の中では、やはり『底抜け大学教授』での彼女がいちばん美人だったかな。いちばん若かったしね。

ステラ・スティーヴンスさんのご冥福を祈ってこの記事を終えます。

 
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