ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

なかなか面白いニュースだ(3月17日追記:さらに面白いニュースを)

2015-03-13 00:00:00 | 大学院

過日読んだ(私にとっては)面白い記事を。

>下関市長の「修士論文」不合格に 市立大、分権がテーマ
朝日新聞デジタル 3月10日(火)7時21分配信


. 山口県下関市の中尾友昭市長(65)は9日の定例記者会見で、同市立大大学院経済学研究科に提出していた論文が不合格判定を受けたことを明らかにした。地域内分権をテーマにA4判約550ページにまとめたが、教授らによる審査で、必要な人数の賛同が得られなかったという。市長は「納得がいかない」として大学への情報公開請求を検討する考えも明らかにした。

 現在2期目の中尾市長は2011年4月に同科に入学。社会人対象の教育プログラムで、公務後に通っていた。修士論文に代えられる「特定の課題についての研究の成果」として論文を書き、市長の仕事や自身の人生なども盛り込んだ。

 だが、大学院を担当する教授と准教授の計33人でつくる研究科委員会の審査で、合格に必要な出席者の3分の2以上の賛成が得られなかったという。委員会側は審査の経緯などについて「ノーコメント」としている。

 市長は単位取得退学となる。会見では「弁明の機会がないのが課題」などと大学を批判。情報公開請求など「名誉回復のためにできることを検討する」と主張した。(貞松慎二郎)

世の中社会人になってからの人事と学校の成績は、文句はいろいろあっても何か言うのは野暮と思いますが、しかしそれにしてもその学校の経営主体のトップ(独立行政法人であっても、まあトップですよね)が修士論文で不合格になるというのもなかなかすさまじい話ですね。

それにしても博士課程ならともかく、修士課程で「単位取得退学」なんて、あんまり聞いたことないぞ(笑、いや笑っちゃいかんか)。

それで、こんな記事も見つけました。これも興味深いので、長いですが引用します。

>最高学府のプライド守る
下関市大の修士論文審査結果
               中尾市長は不合格    2015年3月9日付

 

 下関市の中尾友昭市長が学位取得を目指して下関市立大学大学院経済学研究科に提出していた修士論文が審査され、不合格判定を受けていたことが明らかになった。
  
  「市長が受益者」の非常識

  33人の教授や准教授らで構成した研究科委員会のなかで、合格をつけた委員が18人、不合格をつけたのが7人、その他の8人が白票を投じたと見られ、規定の3分の2の同意が得られなかった。設置者である自治体の首長がみずから大学院生として籍を置き、自身が任命した理事長(学長選で落選した後、市長の指名により昇格した)を指導教官にして学位取得の受益者になるという、公私混同も甚だしい振舞が問題になっていたが、自慢話に修士号を与えることなどできなかった。最高学府の尊厳を守る対応となった。
  中尾市長は2011年4月に大学院に入学し、社会人が特定の課題について研究し、その成果をまとめる「プロジェクト研究コース」に所属していた。「市内における地域内分権への挑戦」をテーマにして、みずからの市議会での発言や施策、目指している地域内分権について示すとともに、その生い立ちや落ちこぼれ人生から這い上がってきたことを誇示し、最終的には「政治家とは何か」「政治家の出処進退」に話がおよび、「二度とない人生」について思いのたけを記した論文とされた。論文は約550ページにわたるもので、その膨大な分量も本人は論文発表会でおおいに自慢し、市職員にあてた市長通信(メール)でも誇示していたことが話題にされていた。
  審査では「課題の設定が社会人としてのキャリアに照らして妥当であるかどうか」「研究成果報告書の構成や論理展開に一貫性があるかどうか」「研究成果報告書の形式が適切に整えられているかどうか」「口頭試問での応答が的確であるかどうか」の四点が成績評価基準とされた。ページ数が多いか少ないかは判断基準ではなく、研究内容と論理展開がどうであるか客観的な判断を加えた結果、政治家の自己宣伝、自画自賛に学位を与えることなどできなかったと見られている。指導教官には理事長が就き、しかも設置者であるという点で、一般学生に対する評価と比べて客観性を担保することへの困難性が指摘されていたが、最後は市立大学に所属する知識人の良識が示された。
  不合格決定を受けて中尾市長は「四年間真摯にやってきて、なぜ学問的に否定されるのか不思議でならない」と不満を口にしている。そして単位取得まで籍をおいて修士号を得てから退学する意志を表明している。不思議でならないのは、自慢話でなぜ学位が取得できると思ったのか、学問として認められると思ったのかという点で、理事長の指導責任についても、本来なら500ページもの論文は取捨選択が効いておらずまとまりがない論文としか見なされないのに、何をもって学位を与えようと判断したのか、どのような指導的かかわりをしていたのか疑問の声が上がっている。

  誤解生まぬ他大学へ編入を

 大学運営側の体制として、設置者なり政治家におべんちゃらをしてとり入る構造があり、長年にわたって学問を否定してきた結果が今回のような事態を生み出した。江島市長時代には、市長側近の天下り役人たちがグラウンド工事やトイレ改修、大学寮の設置、後援会経費の使途などを巡って利権をやりたい放題やって私物化し、最終的には刑事事件にまで発展した。市長が変わると、これも極めて個人的な学位取得の道具としか見なさず、あるいは幹部職員のポスト争いの道具として私物化することとなった。
  まず第一に、公私混同が甚だしいことをみなが指摘している。論文発表会には公務時間であるにもかかわらず、市幹部職員がぞろぞろと駆けつけた。いったい誰の指示で一個人の自慢話を公務として聞きに来たのか、総務部長はどのような指示を出したのかも疑問視されている。
  いずれにしても、勉強したり研鑽を積む場合は黙って陰で努力すれば良いことで、他人にひけらかす必要はない。本当に学問の道を極めたいのであれば、市長をやめたうえで腰を据えて勉強することは中尾市長本人の勝手で、周囲が口を挟むことではない。ただ、現職市長として「学位を寄こせ!」というなら、その場合は誤解を生まないように、山口大学なりよそに行って客観的な視点で判断を仰ぐべきである。
  今後、設置者権限による仕返し、逆恨みによる制裁がはじまった場合、これほどみっともない場外乱闘はない。そのたびにみなが「不合格にされたからだ」と見なすことになる。五〇〇ページの論文は、設置者権限の及ばない他大学に持ち込むことがもっとも適切な措置と見られる。余計な感情を持ち込んだこと自体、設置者として不適切な言動である。 

私はもちろんこの「論文」(?)は読んでいないので、内容についてどうこうコメントすることは出来ませんが、

まず第一に、公私混同が甚だしいことをみなが指摘している。論文発表会には公務時間であるにもかかわらず、市幹部職員がぞろぞろと駆けつけた。いったい誰の指示で一個人の自慢話を公務として聞きに来たのか、総務部長はどのような指示を出したのかも疑問視されている。

というのが事実なら、たしかにそれはどうかという気がしますね。全くの私事を書いてしまいますと、私も社会人になってから某大学院の修士課程に進み、修士です。入れ替わりではありませんが、ちょうどこの市長氏が大学院に入った直前の2011年3月に大学院を修了しています(だから、卒業式直前の東日本大震災で、知っている院生が家を流されて、卒業式で彼女へのカンパまで募られました)。この記事、なんとなく他人事ではすまされないところがあります。

それで上の記事でも指摘されていますし、bogus-simotukareさんもお書きになっていますが、いわゆる公立大学の場合(現在では、「公立大学法人」という位置づけとはいえ)、その大学を設置している自治体の首長が、その大学で修士号その他の取得を目指すってのはやっぱりよくねえんじゃないのと思いますよね。上の記事を引用すれば

>現職市長として「学位を寄こせ!」というなら、その場合は誤解を生まないように、山口大学なりよそに行って客観的な視点で判断を仰ぐべきである。

という気はしますよね。たとえば池田大作氏が創価大学で、あるいは天理教の真柱が天理大学で学位の取得を要求したら、それは「どうもなあ」という部分はありますね。なお天理教の現真柱は立命館大学卒で、先代は慶應義塾大学卒です。出典は、こちらのサイトより。公立大学だって、東京都の知事が首都大学東京(ぜったい「東京都立大学」という名前の方がよかったと思いますけどね)で、大阪府の知事が大阪府立大学で、大阪市長が大阪市立大学で修士号なり博士号なりを取得しようとするのはやっぱりどうかですよね。なお、私も知らなかったんですが、日本の公立大学でいちばん規模が大きいのは、大阪市立大学だそうです。この情報は、大阪市立大学のWikipediaの記述より。2011年現在。

それにしても、ふつう社会人にたいしてなら、相当ひどい論文等でも修士くらいくれると思いますけどね。そんな常識が通用しないくらいひどい代物だったのでしょうか。そうだとしたらそれもどうかです。

なお、私は、社会人が大学院に行くのは非常にいいことだと思いますので、読者の皆さまもその気になったらぜひどうぞ。

3月17日追記:当ブログの常連コメンテイターであるRawanさんから、面白い記事のご紹介を受けましたので、追記としますRawanさん、面白い記事のご紹介ありがとうございます。

>市長不合格論文、他大学に自薦…「博士論文に」

読売新聞 3月17日(火)9時7分配信

 山口県下関市の中尾友昭市長(65)が下関市立大の大学院経済学研究科に提出した論文が不合格となり、学長に抗議していたことがわかった。

 市長は大学設置者の立場にあるため、「公私混同では」「非常識」との批判が出ている。

 16日に開かれた定例記者会見で市長自身が明らかにした。論文のテーマは「下関市における地域内分権への挑戦」。地方分権の先進事例や制度などを自身の業績とともに約550ページにまとめたが、今月4日に行われた学位授与の可否を検討する研究科委員会(33人)で、賛成が規定の3分の2に満たず不合格となった。

 これを不服とした市長は6日、秘書課長を伴って公用車で市立大を訪ね、吉津直樹学長に「判定には納得がいかない」などと直接抗議。9日には、自身が大学院生として2001年に修士号を取得した東亜大(下関市)を訪れ、櫛田宏治学長らに「論文を書き直し、東亜大の博士論文にできないか」と相談した。

 東亜大側は読売新聞の取材に、「他大学の修士課程に出した論文を受け付けるわけにはいかない。博士号取得には博士課程に進むことが必要だと話した」と説明している。

 中尾市長は下関市議、山口県議を経て09年に市長に初当選し、現在2期目。11年4月、市立大大学院に入学し、公務後に通っていた。

最終更新:3月17日(火)9時7分

なお私がこの記事を確認した21時時点で、ツイートは216でした。

うーん、他大学で修士号請求したものを、いきなり持っていって博士論文にできないかなんて相談するなんて、非常識にもほどがあると思うぞ。東亜大学(かつて大阪大学名誉教授の山崎正和が学長をしていました)も馬鹿にされたものです。ブレーンなり秘書なりが、この市長に注意をしなかったんですかね?

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先週までに口頭試問も終わり、とりあえず大学院生活にひと区切りをうつ

2011-02-15 07:55:14 | 大学院
昨日このブログのアクセスは非常によく、どうしたのかなと思ったら、イヴ・ミュアヘッドで遊びに来てくださったみたいですね。どうしたのかな。カーリングの日本選手権があったから、その関係?

このブログはさいきんまた読者が増えたようなのでご存知ない方も多いでしょうけど、実は私は勤労大学院生(なんて言葉があるのかどうか知りませんが。それはそうと、「勤労」なんて言葉も憲法の条文と「勤労感謝の日」くらいしかい現在では使われていませんね)でして、とりあえずいまの身分は勤め人以外に「大学院生」というものもあります。だから私は、映画は安くみられるし、鉄道で学割も使えます。さてその大学院生活(博士前期課程=(≒?)修士課程)も、とりあえず1月までに修士論文を書き上げ、先週までに口頭試問も終えました。せっかくカテゴリーをつくったのにぜんぜん記事を書いていない「大学院」ですが、なにはともあれこの件を読者の皆さまに発表できてうれしく思います。

仕事と両立させての大学院生活でしたので正直けっこうきつい時期が多く、また昨年は体調まで崩し、修士論文の出来もあまりいいとは言えないものですが、でもやはり苦労をしてでも大学院に通った意義はあったと思います。勉強の成果がどれくらい私の仕事やあるいは日常生活、はたまたこのブログにも反映できるかはわかりませんが、とりあえずいろいろな部分で私もいろいろ貴重な体験ができたと思います。このブログの読者の方々の中には大学院をお出になった方が少なくないでしょうが、もちろんそうでない方のほうが多いでしょう。で、まったくそういったことに興味がないというのなら仕方ありませんが、もしそれなりに興味があって、そしてそれが(努力すれば)可能な立場であれば、ぜひ挑戦してみていいんじゃないかと思います。もちろん仕事の忙しさは人それぞれだし、とてもできっこない立場の方もたくさんいるわけですが、でもできる方もいるわけで、それならやってみればほんと、あなたの人生にとんでもないプラスになるんじゃないか、と思います。もちろんぜんぜんプラスにならないという人もいるでしょうが、そういった人ははじめから大学院に行くなんて考えないでしょうから、それは仕方ないかと(勝手に)考えます。

日本でも学生であればそれなりに特典はあるし、それを生かすも殺すも本人しだいです。そのようにかなり無責任に煽っちゃいます。

さて、せっかくだから、私博士課程にすすんで、可能だったら博士号をとってもいいかなくらいの気になっちゃいました。これはすぐには無理だし、とりあえず仕事の調整その他もしなければなりませんが、これもチャレンジしてみても悪いことではないかもしれません。そうなったら、このブログでまた読者の皆さまに報告します。ただしどっちみち早くても数年後のことですが。

とりあえず、もうしばらくしたら「○○修士」を私も(たぶん)名のれるかと思います。ともかくいまはほっとしているところです。

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とりあえず修士論文を提出した

2011-01-21 18:19:19 | 大学院
「大学院」なんてカテゴリーをつくっていてぜんぜん記事を書いていませんが、とりあえず修士論文を提出しました。

口頭試問が通れば、めでたく私も「ナントカ学士」から「ナントカ修士」になります。

以上、読者の皆さまへ報告まで。
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大学院を修了したらやってみたいこと(より具体的に)

2010-10-21 02:24:07 | 大学院

このブログではほとんど記事を書いていませんし、またこのブログは最近お客さんがだいぶ増えたのでここであらためて書きますと、私はいま働きながら大学院に通っています。働きながら大学院にいって来年に修士論文を書かなければなりません。そのときは多忙になるので、毎日の更新は難しくなるかもしれません。しかし大学院を修了すれば、来年はすこしは余裕もできると思います。

以前このブログで、「大学院を修了したらやってみたいこと」なる記事を書きました。

そこではいくつか希望を書いていますが、もうすこし細かく具体的に考えてみました。実現性なども考慮して。旅行と映画の話は当然すぎてつまらないので略します。

1:フランス語を勉強する。

最近、顔だけ知っているフランス人にフランス語で話しかけたのですが、やはり私のフランス語の実力では話が続きませんでした。それは仕方ありませんが、このブログでもフランス語のインタビュー翻訳をしていますし、いまの私のフランス語の実力では翻訳も大変ですから、これはもっと勉強しなければいけません。どこかのフランス語の学校に行くことになるでしょうね。とりあえずは、フランソワーズ・サガンの小説をすらすら読めるようにはなりたいなと思います。いまだって辞書と文法書を駆使すれば何とか読めますが、もっとかんたんに読めるようになりたいですね。

なんでしたら彼女の小説を翻訳してこのブログで発表しようかな? 私は彼女のことを好きですから。金もうけの道具にしなきゃ別にいいんでしょ?


2:バイクの免許をとる。

私は車の免許は持っていますが(ただしめったに運転はしません)、バイクは原付しか乗れません。でもバイクはやはり大きいのを乗ってみたいので、ぜひ免許をとりたいなと思います。そうしたら、新潟のえちごっぺさんのところにもバイクで遊びに行けるかもしれません。いまは新幹線など鉄道で行くしかないので。

バイクは車ほど大量生産のコストダウンがきかず、かなりお高めですが、でも外国なんかに行った時もバイクで周遊できればそれは楽しそうです。デニス・ホッパーみたいにバイクを乗り回したいですね。

以上の2つが絶対の基本です。これはかならずやりたい。

以下は、この2つの次の優先順位です。

3:なにか楽器を習う

ギターにしようか、ベースにしようか、キーボードにしようか別の何かにしようか迷います(笑)。

このブログもなにかとお世話になっているogatさんとinti-solさんがお2人とも楽器に強い(ogatさんはプロのミュージシャンです)ので私も影響を受けました。

実は私の親戚(義理の叔母)がピアノの教師をやっていたので(いまは廃業しましたが)、教えてもらおうかと以前声をかけたのですが、断られていまったというちょっと苦い想い出があります。彼女が断った理由は知りませんが、あるいは親戚(義理の甥)を教えるのがちょっと気が進まなかったのかな。もちろんお金はちゃんと払う気でいたんですけどね。

ほかにもドイツ語とスウェーデン語とロシア語、オランダ語を勉強したいとか、いろいろやりたいことはあるのですが、やはりフランス語とバイクの免許が絶対ですかね。

それにしても人間こんなことで悩むのがいちばん幸せです。

ただ、個人的には博士課程へ行って博士号取得も視野に入れたいなという気もします。人生とはチャレンジの連続ですというのは、私が受験生だったころの某大手予備校の講師の方が言っていた(私はこの人には習いませんでしたが)セリフです。あんまり私は、いままでその言葉にそう行動はとってこなかったような気がしますが、もし博士号取得まで考えるのなら、それはそれなりのチャレンジかもしれません。

しかしまずは修士です。修士号を取得したらこのブログで報告させていただきます。

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大学院を修了したらやってみたいこと

2009-11-24 20:53:46 | 大学院
大学院を修了するのは予定通りなら2011年の3月のわけで、こんな記事を書くのは早いのですが、しかし刑務所の出所みたいなもので(経験ないけど)、そんなことを考えているのが一番楽しみです。よって、何をしたいか考えてみました。

①フランス語をまじめに勉強する

このブログで何回かフランス語のインタビューを翻訳してみて、そんなことは初めから分かっていたのですが、あらためて自分のフランス語の力のなさを痛感しました。これではいけないので、自分なりにフランス語を勉強して、もっといい翻訳をこのブログで発表したいと思います。

しかし、フランス語を勉強するのもなかなか大変そうです…。


②プラハとライプツィヒとベルリンに行く。

昨年この3都市を旅する旅行を企画したのですが、様々な事情から全く旅行どころの話ではなくなってしまいました。これは私の不徳のいたすところで文句をつけようのない話なのですが、大学院を修了すればとりあえず余裕はできるでしょうから、ぜひこの3都市を回る旅をしてみたいと思います。ライプツィヒとベルリンは2005年に行ったのみ、プラハには行ったことがありません。

しかしこの3都市を旅したら、いったい何枚写真を撮って、どのくらい動画を撮影するかな。かなり膨大な量の記録を持って帰ることになりそうです。

プラハとベルリンは私のあこがれの都市だし、ライプツィヒはこのブログの題名にもしているくらいだから、これは楽しい旅になりそうです。


③もっと映画をたくさん見る

これが最大の目標ですかね。もっとたくさん映画を見て、このブログの映画の記事も充実させたいですね。娯楽映画からミニシアター系の映画にいたるまでくまなく見て、映画についてもいろいろなことを語りたいと思います。安いチケットを買って最大限映画館でたくさん見たいものです。


④ほかにも、スウェーデン語と韓国語、ロシア語、オランダ語を勉強するとか、フランスでアニセー・アルヴィナ巡礼の旅をするとか、レソトやフェロー諸島に行くとか、ジェーン・バーキンくらいの大物芸能人からサインをもらって握手をするとかいろいろ計画がありますが、どうなりますかね。

うーん、これを全部実行するには時間と金がずいぶんかかりそうです。

でも、このブログにかんしてネタが切れる日は、私が生きている限り当分ないかも。

そういうわけで、これからも末永く「ライプツィヒの夏」をよろしくお願いします。
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今週はレポートウィーク

2009-07-16 22:49:42 | 大学院
すいません、今週は片づけなければならないレポートが多すぎて、記事を書く余裕がなかなかありません。週末連休が忙しいもので、いま気合いをいれてレポートを書かないとだめなのです。私はこのブログの記事は最大限全力で書いていますので、今の状況では自分も読者の皆さまも満足できない記事しか書けそうにありません。というわけで、今日はここでやめます。

サガンの映画の記事は、来週以降になりそうです。

それとも京都の記事でお茶を濁しましょうか。あれもやっぱり全力で書きたいのでやめます。
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フランス語の教授に見込まれる(?)

2009-06-14 00:00:35 | 大学院
前にも書きました通り、私いま大学院に通っています。で、授業の一つにフランスの古典哲学をとっていまして、担当の教授(男性)とテキストを読んでいます。

で、こんどフランス語のインタビュー記事を翻訳しようと考えていて、しかし私のフランス語の実力では解釈の難しい文章に当たることは確実ですから、ここは大学院に通っているという状況を生かしてフランス語の教授にわからない部分を聞こうと考えました。

私がとっている授業そのものは日本語のテキストを読んでいてフランス語は出てきませんので、先日、授業が始まる前に私は教授に頼みました。

McCreary「先生、たいへんぶしつけなことを頼んで申し訳ないのですが・・・」
教授「何ですか?」
McCreary「実は私、ブログというものをやっていまして、フランス語のインタビュー記事を翻訳したいのですが、解釈が難しい文章もありますので、わからない所を教えていただきたいのですが・・・」
教授「おお!McCrearyさんは、フランス語ができるのですか!!」
McCreary「いえ、大学の第二外国語でとっていただけなので、できるというのはおこがましいのですが」
教授「いや、英語ができるとは思っていましたが、フランス語ができるとは嬉しい誤算ですね!!!」

あれ、私ドイツ語をやっているように見えたのかな。どうでもいい話ですが。

で、私はさらに言いました。

McCreary「実は、フランス語は接続法で挫折してしまって、今でも非常に悔しい思いをしているんです」
教授「いや、もうだいたいそんなもんです」

そんなもんなんですかね。

で、しまいには教授はこんなことまで言い出しました。

教授「それだったら、来週の時間は一時間くらいプリントをつかって接続法の勉強をしましょう」

え、いいの、そんなことして…。話すのが遅れましたけど、実はこの授業は、受講している人間が私しかいないので、事実上何でもありなのですが、ともかくとても喜んでいるみたいです。

この教授は、私が通っている大学では「変わり者」ということになっているらしいので、あんまり話を聞きに行く物好きもいないので、非常に喜んだのかもしれません。ともかく、フランス語で分からないことは、この方に聞けば何でも教えてくれそうです。次に私がこのブログで発表するフランス語のインタビュー翻訳は、かなりのレベルに到達するかも。

いずれにせよ私のためだけにフランス語を教えてくださるのだから、こんなありがたい話はありません。××先生、ありがとうございます。

で、肝心のインタビュー記事ですが、誰のインタビューが登場するかは、発表してからのお楽しみということにさせていただきます。
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読者の皆さんへのご報告と今後のこのブログについて

2009-03-07 16:26:03 | 大学院
先月の記事で、試験を受けたという話を書きました。で、その結果が確定しましたので発表します。

私、来年から某大学大学院の修士課程で勉強します。

大学名とか専攻とかは申し訳ありませんが発表することはご容赦ください。

というわけで、4月から約2年弱、かなり私は忙しくなりそうです。

仕事をやめるわけでなく、それで修士論文まで書きあげなければならないのだから、面倒で仕方ありません。だから、今までのように週末にパッと思いついて旅行をするとか映画を見るとかも難しくなります。

海外旅行も、ずばり研究旅行みたいな形になります。36時間未満の旅なんかを楽しむのも厳しくなるかも。

そうなると、もしかしたら4月以降このブログの雰囲気が変わるかもしれません。どのような日々の生活になるのか私も読み切れません。

更新は滞らせないようにしたいですが、現在のようなペースではどうでしょうか。旅行のエントリも、今までに行った旅の記事が多くなるかもしれません。映画も、新作の感想とかは難しくなるかもしれません。

どうなるかわかりませんが、これからも「ライプツィヒの夏」をよろしくお願いいたします。

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今日はしばらくぶりに試験を受けた

2009-02-14 19:31:10 | 大学院
唐突ですが、今日、しばらくぶりに試験を受けました。

何の試験かはまだ書く段階ではありません。合格したら、またこのブログでお知らせします。

では落ちたら? そうしたら、この件について記事を書くことはないでしょう(笑)。

明日は普通の記事を書きます。

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