ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

世の中って残酷だなと思ったりする

2012-04-30 00:00:00 | スポーツ
柔道の全日本選手権があり、一番重いクラスの選手でなく90キロ級の加藤博剛が優勝しました。



正直、関係者のだれも、彼が優勝するなんて想像のかけらもしなかったわけで、世の中「まさか」ということはあるものです。



とくに鈴木桂治は肩を脱臼したとのことで(私はテレビを見ていて、あ、脱臼したなとわかりました。私みたいな素人がわかるんですから、あれは審判権限で試合をストップさせるべきだったんじゃありませんかね)、なかなか全日本体重別選手権も出場は難しいんじゃないんですか。死んだ気になって出場するのかもしれませんが、でも現実問題として勝つのは難しいでしょうね。



今回は、3人の選手が100キロ超級の候補として名乗りを上げていたわけですが、準決勝までに全員討ち死に(笑)。誰かが代表に選ばれますが、金メダルは難しいでしょうね。メダルもどうかというところでしょう。

今回は、フランスにテディ・リネールという怪物がいます。



彼はまさに世界最強の柔道家です。オリンピックでもぶっちぎりの本命ですが、日本の選手がどう食らいついていくか見ものです。今回討ち死にした上川大樹は、2010年の世界選手権の無差別級で彼に勝っていますが、たぶん今は勝てないと思います。

さて、加藤は90キロ級でもオリンピック代表の資格がないので出られません。日刊スポーツの記事より。

>加藤初Vもロンドン資格なし/柔道
日刊スポーツ 4月29日(日)21時8分配信

<柔道:全日本選手権>◇29日◇東京・日本武道館
 5度目の出場となった加藤博剛(ひろたか、26=千葉県警)が初優勝を飾った。本来は90キロ級でこの日も体重93キロだったが、体格で上回る相手に一本勝ちを重ね、決勝でも100キロ超級の石井竜太(24=日本中央競馬会)を1分29秒、隅落としで下した。無印男は「夢なのかなんなのか。自分がどこにいるか分からなくなってしまった」と半ばぼうぜんとしながら、栄冠に浸った。
 重量級以外の選手の優勝は、1972年(昭47)の関根忍以来40年ぶり。「あまり意識はしていませんでした。何が何でも勝つという気持ちで」と無心で目の前の試合に集中していたという。ロンドン五輪出場の資格はないが、「世界を目指していきたい。ステップアップしたい」と飛躍を期していた。


これは残念ですね。ロンドンで彼の雄姿を見たかったんですが。

要は、世界の柔道にランキング制が導入され、ぽっと出の選手が勝負するというわけに行かなくなったということですが、これも残酷な気もします。彼も26歳ですから、次のリオデジャネイロにぎりぎり間に合うかどうかといったところでしょう。ぜひ頑張っていただきたいと思います。

ついでながら、加藤という人は石垣島の出身だそうですね。そういえば確かに沖縄系の(縄文系の)顔をしている、って気がするんですが、ただ彼の親御さんが沖縄出身なのかはわかりません。たぶんそうなのでしょうが。

私は多少柔道はかじったので、すこしは柔道のことはわかります。オリンピックでも、柔道はいろいろ楽しみです。
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関西の桜2012(2)京都市内編

2012-04-29 03:15:55 | フォトログ
京都府内で大きな交通事故がよりによって2件もあり発表が遅くなりましたが、京都市内のの桜の写真です。

本来だったら、朝から京都市内の桜を見物したかったんですが、あいにくレディ・ガガのコンサートのチケットをとろうと思ったので(けっきょく失敗)、スタートが午後からという何とものんきな花見となりました。今になって考えてみれば、京都のローソンでとればよかったのかな。

いろいろ面白い写真も撮ったんですが、とりあえず今回は桜の写真に徹しましたので、さまざまな表情の京都の桜をご覧になってください。





























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なぜかDVD(あるいはBD)化されない映画(1)(『誘拐報道』)

2012-04-28 01:55:35 | 映画
映画と旅のブログを自称しているわりには旅はともかく映画の記事はあんまりないブログですが(美女探求は、半分以上映画関係の記事ですけど)、たまにはまともな映画の記事を書きましょう。

映画というのは、日本映画を例にとって見ると、映画会社が完全に自社で製作・配給をしていた時代は著作権は映画会社がもっていますから、ソフト化に特に問題はありません(表現とかの問題でソフト化されない映画もありますが、今回はそれは別とします)。ところが映画会社の景気が悪くなり、いろんな組織が金を出して製作委員会みたいなものをつくって映画が製作されて、しかも映画のソフト化が前提とされていない(契約書などにその旨が書き込まれていない)時代に製作された映画というのは、ソフト化が宙に浮いてしまっているものもけっこうあります。たとえば さだまさし主演の「翔べイカロスの翼」なんて映画はまさにその典型でしょう。

ところが世の中、そういった事情でソフト化されないというのはまだ分かるのですが、VHSビデオ化はされたのに、なぜかDVD(BD)化はされていない映画というのもあります。

時代が変わったので、映画の描写がまずいという判断が働いたのか、この映画ではDVD(BD)化しても商売にならないという認識なのかといろいろ理由はあるでしょうが、しかしそういった映画は私のような物好きにとっては一番興味のある映画だったりします。

最近はCSチャンネルでいろんな映画が見られるご時勢ではありますし、ネット配信サービスその他でいろいろな映画を鑑賞できますので、映画ソフトの売れ行きも悪くなる一方ですが、かといって全員が全員CSチャンネルを見られるわけでないし(我が家も契約を解除するかどうか検討中です)、たとえ放映されてもそのとき見逃すということもつねにあります、っていうか私は年がら年中見落としています。

私の話なんかどうでもいいですが、はじめっからソフト化されない映画はともかくVHSでは発売されたものがDVD(BD)発売されないというのは少々残念なところがあります。



で、今回とりあげる映画がこの『誘拐報道』です。

なお、ストーリーのネタをばらしちゃいますので、知りたくない方は以降の記事を読まないでください。



映画の出来としては、報道関係の部分はタコですが、犯人側の描写のシーンは秀逸です。犯人役の萩原健一の演技は鬼気迫るといってもいいくらいのレベルです。あと丹後のシーンはすばらしいですね。雪が舞い、荒涼とした見ているだけで寒々とした気分になります。撮影の姫田真佐久のなせる業でしょう。

萩原は、誘拐している最中も家に帰って娘(高橋かおり)といっしょに風呂に入ったりします。しばらくは、もう子どもとあうこともかなわないという覚悟をしていたのでしょう。奥さん(小柳ルミ子)は夫にすでに愛想をつかしてるみたいですが。

これは実話の映画化でして、ラストを明かしちゃうと、犯人は逮捕され、人質も幸い助かります。

ストーリーの骨子をしゃべっちゃうことになりますけど、実は誘拐した子どもは犯人の子どもの(私立小学校の)同級生なんですね。犯人本人は不徳のいたすところですが、家族、とくに子どもは気の毒です。犯人の家族は夜逃げをしますが、待ちかまえていたカメラマンにむかって高橋かおりが叫びます。



「うち、お父ちゃんすきや!」

犯罪までしたどうしようもない親でも、やはり子どもにとっては親ということですかね。

なお、本当の犯人の子どもは娘じゃなくて息子だったとのことです。

ところでこの事件は1980年に起きまして(映画化は1982年)、この年は世間を驚かせた誘拐事件が他にも起きています。長野・富山の連続誘拐殺人事件や、名古屋の戸谷小百合さん誘拐殺人事件もこの年です。後者はすでに犯人の男性(この人については、あとで記事を書くつもり)の死刑が執行されており、前者は死刑囚の女性が現在再審請求中です。

最近はあまり営利誘拐というのも聞かなくなりましたが、それなりの厳罰効果(?)があったんですかね。別に誘拐殺人の全部が全部死刑になっているわけでもないのですが。営利誘拐なんかするのなら、銀行でも襲ったほうが確実に金になるし捕まっても(殺人とかがなければ)罪も軽いわけで、よっぽどいいんですけどね(って、もちろんそうしろって言っているわけじゃありませんよ)。



さて、なぜこの映画はDVD化されないのでしょうか。日本テレビが出資した映画ですので、VHSはVAPから発売されていました。そんなに商売にならないということはないと思いますが、あるいは、高橋かおりのヌードシーン(小学生・・・いや、撮影時は幼稚園か・・・のヌードですから)がまずいのかな? ショーケンもお尻を見せています。

ただ、VHS自体はかなりの本数でまわっているみたいですので、アマゾンもしくはネットオークションなどで容易に手に入れることはできます。興味のある方は、ぜひご購入ください。

けっこう子ども(というか未成年)のヌードがまずいのでソフト化が見送られている(可能性もある)映画ってのはあるのかもしれませんね。過日記事にした「南無八幡大菩薩」でも、ミドルティーンの浅野温子のヌードシーンがありました。これはDVD化されたわけですが。

というわけで、これをシリーズにして気が向いたら記事にしたいと思います。お楽しみに・・・になるんでしょうか。
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警察庁がマニュアルでも作るべきかな、あと天皇の埋葬について

2012-04-27 00:42:19 | 社会時評
昨日(2012年4月26日)、出勤前にテレビのニュース番組を見ていたら、怒鳴っている中年男性の映像がありました。なんだと思ったら、次のでした。

><亀岡暴走>「常識外れ」怒る被害者…連絡先漏えい
毎日新聞 4月26日(木)1時23分配信

京都府警でまたも失態が明らかになった。京都府亀岡市で集団登校の児童らが無免許の無職の少年(18)=自動車運転過失致死傷容疑などで送検=が運転する軽乗用車にはねられて10人が死傷した事故で、亀岡署が被害者の連絡先を無断で少年の父親に提供していた問題。京都府警では、京都市東山区の祇園で軽ワゴン車が暴走して通行人19人が死傷した事故当日の12日夜、安森智司本部長と山形克己交通部長の飲酒が発覚し陳謝したばかり。被害者の親族は戸惑い、識者は被害者の感情を逆なでする無断提供を厳しく批判した。

重軽傷を負った寺口結菜(ゆいな)さん(10)と歩璃(あゆり)さん(8)姉妹の父賢司さん(42)は、25日夜のテレビニュースで初めて知ったという。「被害者に一刻も早く謝罪したいという気持ちかもしれないが、警察の人が間に入るのが普通だと思う」と戸惑っていた。

 交通事故遺族らの自助団体「TAV交通死被害者の会」(事務局・大阪市北区)の西浦義朗代表は「被害者への配慮を欠き、あってはならないことだ。命を奪う意味で犯罪なのに、警察は事故だと軽視しているのだろう。本当に無念で残念な気持ちだ」と話した。

 また「全国交通事故遺族の会」副会長を務める戸川孝仁さん(67)は「とんでもない話で、同じような話は聞いたことがない」と驚きを隠さなかった。

 戸川さんは「被害者の家族は精神的にまだまだ不安定な状況。警察や加害者の父の行動は常識からずれている」と憤る。謝罪については「数カ月なり時間が経過し、家族の承諾を得てから行うのが最低限のルールだ」と述べた。

 常磐大の諸沢英道教授(被害者学)も「(事件・事故から)時間がたっていない中で加害者側が被害者側に連絡を取れば、被害者はパニックになる」と指摘。2次被害の典型的な例といい「警察は基本的なことを分かっていなかったのではないか。重大なミスで、頭を下げて済む話ではない」と話した。

 ◇「配慮の足りない善意だったか」

 一方、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは見解を異にする。「警察が連絡先を渡した経緯が分からないと何とも言えない」としたうえで、「勝手な想像だが、加害者側が謝りたいけれど被害者の家が分からないと相談された時につい教えてしまったとすれば、それは悪意ではなく、配慮の足りない善意だったのではないか」と話した。被害者の了解なしに提供していたことについては「個人情報の取り扱いはうかつだった」と指摘した。【酒井祥宏、村松洋、三上健太郎、馬場直子、山崎征克】

 ◇詳細明かさず…署長会見

 亀岡署は26日午前0時過ぎ、同署3階の道場で大棚吉一署長が緊急に記者会見した。「不手際で被害者を傷つけることになり、配慮が足りなかった」と深々と頭を下げた。少年の父親に被害者の連絡先を教えた署員の所属や、署長が決裁したのかどうかなど詳細な事実関係については「府警本部が改めて調査する」と繰り返し、明らかにしなかった。


私も正直、遺族、あるいは被害者家族の同意を得ないで連絡先を教えるというのは非常に軽率だと思いますが、どちらかというと鳥越さんの

>勝手な想像だが、加害者側が謝りたいけれど被害者の家が分からないと相談された時につい教えてしまったとすれば、それは悪意ではなく、配慮の足りない善意だったのではないか

というのが実態かなと考えます。たぶん教えた(「漏えい」っていう表現は、この件では妥当ですかね?)警官は、深い考えがなく伝えたのではないかと。

ただ、こういう場合、やっぱり遺族は怒るでしょうねえ。個人的な意見では、金はかかりますが、犯人の家族も直接顔は出さず、弁護士などを通して遺族その他の意向を探るくらいのほうがいいのかもしれません。いや、そうしたほうが絶対いいですね。

今回の場合、少年事件なので親が保護者になるのでその立場も微妙ですが、やはり親が謝らないわけにはいかないでしょう。しかし連絡をとらないと「誠意がない」っていわれかねないしねえ(今回のケースでそうなるかどうかはわかりませんが)。

どうせなにをどうしようが、運転手の少年とその親(父親)はぜったいめちゃくちゃ罵倒されるんだから、なにもどうにもならないって気もしますが、しかしもし警察にこの親が「連絡先を教えてくれ」と聞いてきたら、やはり警察は「しばらく様子を見たほうがいい」とでもアドバイスしたほうがよかったんですかね。教えたのはどっちみちどうかと思うけど、しかし日本の警察はこのような場合どう対応しているんでしょうか。詳しいことを知りませんが気になります。けっこう気楽に教えちゃっていたんじゃないですかね? 事故の程度と態様にもよるでしょうが。

そうするとですよ、今回の漏えい(?)した警官個人を責めてもどうかという気もします。警察庁自体が、交通事故犯であっても被害者の連絡先などの通知についてどう対応するかのマニュアルみたいなものをつくって日本中の警察に周知徹底させる必要があるんじゃないんですかね。担当によって、事故によって場当たり的な対応をしているのはやはりよくないと思うので。

個人的な意見を書きますと、こういう事件の場合、加害者家族側も被害者家族側もそのほとんどはたぶん人生で最初で最後の経験だと思うんですよね。だから、彼(女)らが冷静な行動をとれないのは仕方ないし、当たり前でしょう。そうなると、ある意味加害者側にとって一番重大な問題であろう「謝罪」というのも方法とタイミングを慎重にしないとつまらんトラブル(今回がまさにそうです)になって、双方非常に不快な思いになります。そうすると、警察はマニュアルめいたものを作成し、とくに被害者側は弁護士などに相談して一番いい謝罪の時期を模索すべきなのでしょうか。金はかかりますが、少しは経済的に余裕があったらそういうことも考えたほうがよさそうですね。

最後に、お亡くなりになった方のご冥福とお怪我をされた方の一日も早い回復を祈念します。

次にまったく関係ない記事を。

>両陛下逝去時の火葬検討=意向踏まえ、合葬も視野―宮内庁
時事通信 4月26日(木)14時16分配信

 宮内庁の羽毛田信吾長官は26日、天皇、皇后両陛下が亡くなられた際の埋葬方法について、「国民生活への影響を極力少なくしたい」という両陛下の意向を踏まえ、土葬から火葬への変更を検討していると発表した。天皇、皇后の埋葬は江戸時代初期から土葬で行われ、現在まで約350年間続いている。同庁は両陛下の合葬も視野に入れ、1年程度かけ儀式の場所や内容などを検討する。
 宮内庁幹部が、両陛下の存命中に埋葬方法について言及するのは異例だが、羽毛田長官は「両陛下は以前から繰り返し考えを示されてきた。国事行為の『大喪の礼』は検討の対象外」と語った。
 羽毛田長官によると、大正と昭和の天皇、皇后陵がある「武蔵陵墓地」(東京都八王子市)では、地形や面積の制約から新たな陵の用地確保は困難となる見込みで、両陛下は自分の陵について「規模を含めできるだけ簡素なものとすることが望ましい」との考えを示し、社会で一般化している火葬を望んでいるという。 


いろいろ興味深い記事ですが、私が「おや」と思ったのは

>逝去

という表現です。

「崩御」なんてのは使わないんですね。実際に亡くなった際はどうなるか、私なりに注目したいと思います。

記事アップ直後の追記:こちらの記事を。

><亀岡暴走>松村さんの携帯番号 小学校教頭が漏らす
毎日新聞 4月27日(金)0時10分配信

京都府亀岡市で児童ら10人が死傷した事故の被害者の連絡先が府警亀岡署から加害者側に漏れた問題で、事故で死亡した松村幸姫(ゆきひ)さん(26)の携帯電話番号を、市立安詳小の教頭が少年(18)=自動車運転過失致死傷などの疑いで送検=の父親(47)側に漏らしていたことが関係者への取材で分かった。同小には、松村さんの長女(6)ら被害児童が通っている。

亀岡市教委によると、松村さんの携帯電話番号は、教頭から知人を介して父親(47)に伝わったという。26日夜に営まれた松村さんの通夜の後、竹岡敏(さとし)市教育長、湯浅吉則校長、教頭の3人が、松村さんの親族に直接謝罪した。

 府警は少年の父親から、交通課の50代の男性係長が渡した文書の原本とコピー1枚を回収した。府警によると、原本はA4判1枚で、被害者10人全員の住所、氏名、生年月日、搬送先の病院、自宅の固定電話の番号が記されていた。係長が部下にパソコンで作らせたという。

 一方、コピーには、松村さん本人の携帯電話番号と葬儀日程が手書きで記されていたが、署員は「知らない」と話していた。


記事にある写真のキャプションも。

>暴走事故の被害者の連絡先を無断で加害者親族に伝えたことが発覚し、謝罪する(左から)東佳明・市立安詳小教頭、湯浅吉則・同小校長、竹岡敏・市教育長=京都府亀岡市で2012年4月27日午前0時、森園道子撮影

警察が連絡先を教えるのもどうかと思うけど、被害者の学校の教頭が伝えなくったっていいだろと思うんですけど。ひどいもんです。
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画像フォルダの画像枚数が10,000枚を超えた(苦笑)

2012-04-26 03:28:54 | Weblog
私がgooのブログにした理由のひとつは、このブログが写真というか画像についてかなり鷹揚なブログだったからです。このブログをはじめた当時の2007年にいろんなブログサービスを調べたところ、当時はどうもgooがいちばん画像については容量が多いということが分かりました。現在私は、gooのアドバンスというのをやっていて、これは事実上画像容量が青天井なので気楽に画像を登録し続けました。

もっとも2007年の私の調査がそんなにもれのないものだったかというと自信はないし、ましてやいまは2012年なのでいまgooが得なのかはさっぱり見当がつきません。

正直gooは、コメンテイターによるコメント削除ができませんし、使えるカテゴリの数も少ないんですが、今のオレンジのテンプが気に入っているのと、膨大な画像がもったいないし、「ライプツィヒの夏」もだいぶ知名度が上がってきたみたいなので、このブログをやめる日までgooの世話になりそうです。

たとえばgooはカテゴリが30までしかありません。で、私のブログって記事がなんでもありなのでもうカテゴリも飽和状態なんですね。美女で名前を出しているのがアニセー・アルヴィナ、ジェーン・バーキン、ダニエラ・ビアンキ、浅野ゆう子でして、本当はスーゼン・ティートケやフランソワーズ・ドルレアックなどもカテゴリに入れたいんですが、これから絶対に作ることが必要なカテゴリがあるので、その分を見込まないといけないので新しく作れないんです。将来、gooのブログのカテゴリが増えればたとえば「美女探求」ももう少しこまかく分割したいと思っています。また、カテゴリの削除、統合も考えなければいけないかもしれません。なお、私のブログでは「weblog」は「その他」くらいの意味合いとご理解ください。

けっきょくのところ、仮に現段階でいろいろ不満があっても(って、そんなに騒ぐほど不満があるわけではありませんが)、もういろいろと引っ込みを付けにくい段階まで来てしまったので、いまさら他ブログさんに乗り換えはできないというところでしょうか。

そうして、自分の撮った写真やさまざまなところから(無断)拝借した画像がたまっていき、4年半にてついに画像が10,000枚を超えてしまいました。





栄えある10,000枚目の画像は、やはり当ブログの永遠のミューズであるアニセー・アルヴィナの写真にしました。この写真を使用した記事をいずれ執筆します。4月21日にこの枚数に達しました。



断っておくと、ここに収納した画像を全部記事に反映したわけではありません。お蔵入りになった記事に使用した写真もあるし、登録はしたけど、記事にも使われずに忘れられた写真もあります。美女系の写真にそれが多いかな。

それにしても10,000枚の登録というのはかなりべらぼうな数なのでしょう。私の場合旅行記が多いし、映画の記事でも積極的にいろいろな写真を収録するのでそうするとほんと、こんな数になっちゃいました。逆にこのフォルダで自分の好きな写真、気に入った写真を収録できるのだから、クラウドで写真をためられるのだからgooが倒産しない限り写真は不滅です(なのでしょうか?)。

これからもいろいろな写真その他の画像をこのブログでは(著作権がこわいけど、このブログはいっさい経済活動をしていませんから大丈夫ですよね)紹介したいと思います。とくに美女と旅行の写真は、気に入った女性、めずらしいところに行ったときは「これでもか」とばかりに写真を掲載しますのでお楽しみに。

追記:昨日(4月25日)父が医者に行ったら、即入院という事態になってしまいました。大事にはならないとは思いますが、ならないという保証もむろんないので、最悪の場合はしばらくこのブログはお休みします。そうなったときはすいませんと今のうちにあやまっておきます。
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ロジャー・ダルトリーのコンサートへ行く

2012-04-25 00:00:00 | 音楽関係(CD、コンサート、歌手その他)
前に記事に書きましたように4月23日月曜日、ロジャー・ダルトリーザ・フーのヴォーカリスト)のコンサートのために東京国際フォーラムへ行きました。ここへ行ったのは、昨年のジェーン・バーキンのコンサート以来かな。あの時とちがい、今回は一番大きなAホールです。このホールに来たのは、2年前のシャルロットゲンズブールのコンサート以来です。すいませんねー、記事を書くなんて書いていて書かなくて

さて、今回のコンサートは、やはり観客の年齢層は高めでした。また白人の観客(男性がほとんどでした)の数が多かったですね。多いといっても目立つ、っていうくらいですが。

で、これは予想していたことですが、やはり当日券が出ていたようですね。後日のコンサートのチケットも売られていました。

なかなか完売というわけにいかないのは理解できますが・・・。やはり難しいんですかね。

私の席は、1階24列38番というところで、場所としてはほとんど真ん中でした。前ではコンサートスタッフが映像、照明や前方スクリーンの画像その他の調整をしていました。

で、今回のコンサートの見所は、ザ・フーのロックオペラ「トミー」が完演されることです。これは文字通りたぶんまたとないチャンスですから、たいへん楽しみにコンサートに臨みました。



写真はUDOのサイトより。下も同じ。

コンサートは、前半が「トミー」、後半がザ・フーの曲を中心とする曲でした。私がうれしかったのが、ロジャーがギターを数曲で弾いてくれたことです。ちょっと意外な気もしますけど、ロジャーはもともとギターを弾いていました。

さて、1曲目から観客は総立ちです。これはちょっと意外。予想はしていませんでした。最近私、あんまり1曲目から観客が立ち上がるコンサートって行った覚えありません。



そしてこれもいい意味で予想を裏切ったことがあって、ロジャーのヴォーカルが声量も十分だったことです。どうしても「昔の名前で出ています」になっちゃうのは仕方ないところですが、例のマイクのパフォーマンス(コードをぐるぐるまわして空でマイクを取る)も要所要所でしてくれました。初日だったので、声とかの調子もよかったのかもしれませんね。UDOのサイトでも

>終演後にチラホラ聞こえてきたのは「ロジャー、今まででいちばん声が出てたんじゃない?」というファンの声。撮影をしていたザ・フーに入れ込む某カメラマンの方に至っては「ウッドストックの時と同じかんじでビビった!」と興奮の面持ち。

とあります。同じことを考えた方多かったみたいですね。

それにしても彼もすでに68歳なんですね。年齢を思わせないすごいパワーです(これ、うそじゃないよ、念のため)。

後半のソロでは、「I Can See For Miles」「My Generation」「Behind Blue Eyes」などのおなじみの曲を歌ってくれました。個人的には最初の「I Can ・・・」が私は一番よかったかな。

で、MCで、ベーシストが不慮の事故で参加できなかったので、2日で40曲くらいの練習をしたなんて話をしました。観客から拍手が起きました。

また、彼は、70年代、80年代、日本に来れなかった・・・。ということも話をしていました。70年代はストーンズの日本公演もかなわず、でもディープ・パープルのコンサートなどは評判になったわけで、この時代の日本公演が実現していたら、それはすごかったでしょうねえ。ところで、UDOのサイトでは、

>60年代、70年代に来日出来なかったことを後悔する旨をMCでも話していましたが

とありますが、私の聞きちがいかな。

ひとつ気になったことがあり、、彼はサングラスをいつもつけていました。wikipediaの写真でもそうしていますが、あるいは目があまりよくないのかな。

私としては、ロック系のコンサート(私は基本的に洋楽しかコンサートには行きません。クラシックとかはのぞく)としてはかなり満足なものでした。行ってよかったと心から思えました。

たぶん当日券もあると思いますので、この記事を読んで都合がつく方はコンサートへ行かれたらいかがですか。悪くないと思いますよ。

最後に、23日の曲目を。

4月23日(月) 東京国際フォーラムホールA

1.Overture
2.It's A Boy
3.1921
4.Amazing Journey
5.Sparks
6.Eyesight To The Blind (The Hawker)
7.Christmas
8.Cousin Kevin
9.The Acid Queen
10.Do You Think It's Alright
11.Fiddle About
12.Pinball Wizard
13.There's A Doctor
14.Go To The Mirror Boy
15.Tommy Can You Hear Me?
16.Smash The Mirror
17.Sensation
18.Refrain - It's A Boy
19.I'm Free
20.Miracle Cure
21.Sally Simpson
22.Welcome
23.Tommy's Holiday Camp
24.We're Not Gonna Take It
25.I Can See For Miles
26.The Kids Are Alright
27.Behind Blue Eyes
28.Days Of Light
29.The Way It Is
30.My Generation / Young Man Blues
31.Baba O'Reilly
32.Without Your Love
33.Blue, Red And Grey

現在24日午後7時45分過ぎですが、25日の記事として発表します。いまも東京国際フォーラムは熱いはずです!
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2011-2012 アモイ(コロンス島)・上海の旅(19)

2012-04-24 07:07:49 | 旅(中国本土ー広州・深圳以外)


2012年1月1日の上海です。今日は、新年早々エクスカーションをしてみようかなと思います。





右側の建物は、郵便局の建物です。江沢民大先生の書が飾られている建物です。



こちらの食堂は、昨日地下鉄の駅をひいひい脱出してホテルに向かう際に私が目星をつけていた店です。とうぜん「地球の歩き方
」にものっている店ではありませんが、こういった無名の店で食事するのも悪くないかと考えたわけです。

Nに「ここでいいだろう」というと、彼も同意しました。彼と旅行するときは、食事はだいたい私が決めます。


2012年1月1日 上海 麺を打つ男性


2012年1月1日 上海 麺を打つ男性2


なかなかかっこいいお兄さんが、せっせと麺を打ちます。1月1日の朝から麺を打っているこのお兄さんはえらい! と考えてしまいました。中国は旧正月のほうを祝いますけど。



麺は焼かないで出してくれました。この店はウイグル系のようです。麺を打っているお兄さんも、ちょっと少数民族系の顔をしているような気がしないでもありません。



2012 1 1 上海 踊る女性


最初に行ったバスターミナル(虹口足球場)とは違うところから発着することがわかりましたので、上海八万体育館近くの別のターミナルへ行きます。お姉さんが踊りの練習をしていました。



本日1月1日にリチャード・クレイダーマンのコンサートがあるんですね。ぜひ聞いてみたい気もしましたが、今回は残念ながらパスです。今日の目的地は、西塘というところです。映画「ミッション・インポッシブル3」でロケ地になったところです。



バスでなくワゴン車でいくことになりました。ぎゅうぎゅうづめです。しかしこんな美しい女性が(私の隣ではないけど)乗ってくれたので「ラッキー」です。彼女は英語でない言語をしゃべっていました。ドイツ語や北欧系の言葉とも違ったので、あるいは東欧系の女性かも。




着きました。1時間40分ほどだったようですが、私はほとんど寝ていました。5時(だったけな)にここを出発して上海に戻ります。







なかなかいい雰囲気でしょう。



食堂があるかどうかも見当もつきませんでしたので(実際にはありました。おいしいかどうかは別として)、この店で食事をすることとしました。









店の女性たちと記念写真を撮ります。すいまへーん、私の姿はまったくもって見せるに値しないので画像処理をかけさせていただきます。Nはこのような写真を撮る趣味はないみたいで、撮りませんでした。





一番世話をしてくれた女性がいなかったので、彼女をつれてきて記念写真です。この写真を見た某女性は「うれしそうな顔しているね」といいました。とくにおきれいな女性たちではないかもしれませんが、でも女性たちと写真を撮るとうれしくなっちゃいます。私も現金かつ正直な人間です。

(つづく)
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台湾なんて、櫻井よしこにとっては「反中」のカードでしかないんだろ

2012-04-23 00:19:04 | 社会時評
もう2回も記事にしている話(こちらこちら)で読者の皆さまも退屈でしょうが、櫻井よしこがなかなか執拗な記事をかいているので、ちょっと私も批判記事を。

>ところが民主党政権の外交はそうではないらしい。3月11日、大震災の一周年追悼式典で台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦副代表を、政府は外国政府代表として遇さず、来賓席にも案内せず、企業関係者らと共に一般席に座らせた。各国代表は国名が読み上げられてから献花する「指名献花」を行ったが、台湾はそこからもはずされ、一般参加者と同じ形での献花となった。

一方、「産経新聞」によると、日本が国家として承認していないパレスチナ代表団は国家代表として扱われたという。台湾に対するなんという非礼か。台湾国民に対するなんという裏切りか。

台湾の人々が震災当時、どれだけ日本と日本人を応援したかは記憶に新しい。台湾からの支援は200億円、どの国の支援をもはるかに超える額だった。総人口2,300万人の台湾のこの義援金には、日本への真心が込められている。日本人は台湾の人々の親愛の情にどれほど慰められ、励まされたか。日本人が感じた深い恩と感謝を、よもや政府も忘れてはいまい。震災から1年の追悼式典は、これまでを振り返り、未来を見つめて、あらためて日本人の感謝を台湾の人々に示すよい機会だったはずだ。


だから繰り返すけど、この件に関しては、現在が自民党政権で安倍首相だったとしても日本政府の対応は変わらないでしょう。その場合、櫻井はこの件をどう批判しましたかね? 見て見ぬふりをするか、ほとぼりがさめた後に(ポーズとして)批判をするくらいじゃないですかね(笑)。

安倍晋三が首相を辞任した際、櫻井は安倍が靖国神社参拝をしなかったことや河野談話を否定しなかったことを批判した記事(こちら参照)を発表しましたが、まあ内容は批判ではあっても安倍にたいして大甘なものでした(失笑)。櫻井自身は安倍の弱腰に内心ひどく腹を立てているのでしょうが、ここで安倍をこっぴどく批判すると自分たちの行動にマイナスだから戦略的に(馬鹿)我慢しているんでしょう。そうまでしてあげているわりには、安倍は櫻井らの期待を裏切りまくったけどね。

もっともそれは私みたいな人間にとっては大いに喜ぶべきことなので、私は笑って見ているところです。

だいたいこれも繰り返し書けば、台湾側はこの件で日本政府に苦情を出しているわけではない。台湾が日本政府の対応に納得できなければはじめから参列しないでしょう。つまり台湾は自分たちの立場を受け入れているわけ。それは当たり前な話で、こんなことにいちいち突っ張った態度をとっていたら、現在の台湾の状況ではトラブルが多すぎてどうにもならないでしょう。

つまりは自民党も、この件を取り上げている櫻井よしこも、要は政局というか民主党政権批判で台湾を利用しているだけ。中国に強い敵対的な態度をとりまくっている櫻井がこのような記事を書くのは(「いい」とは思いませんが)ある意味当たり前でしょうが、政権に復帰したら中国との友好関係に日々汲々とするはずの自民党がこんな馬鹿なことをほざいているのは、何をいまさらながら、どうしようもない光景です。これも同じことを書くけど、自民党が政権与党に復帰したら、やっぱり台湾を「国」とは認めないんだろ?

さてさて、台湾というと、櫻井よしこは過日行われた台湾総統選挙において選挙の監視委員を務めました。それを最近知って、ちょっと私驚いています。私の情報ネタはこちらです。

櫻井という人は、台湾政府が大陸側に強硬姿勢をとることを期待しているわけで、したがって民進党支持を前面に打ち出していまして(民進党が、櫻井その他が期待するほど中華人民共和国に敵対姿勢をとっているわけではありませんが)、そのような人物が選挙の監視の仕事をするというのも変な話ですが(ふつう、内心はともかく、表面上はどこの政党を応援するかということは明らかにしない人間が選ばれるべきじゃないですかね?)、ともかくそのような仕事をしました。

もっとも彼女が監視委員を務めた組織は、ネタ元によると

>名前こそ「台湾公正選挙国際委員会視察団」となってますが、言論右翼の櫻井よしこ氏、自民党の大野功統議員*1、みんなの党の江口克彦議員が参加していることからわかるとおり、露骨な民進党応援団だと言えます*2。

そもそも、「台湾公正選挙国際委員会」の委員長である彭明敏氏自身、アメリカで台湾独立運動を行い1996年には民進党から総統選挙に出馬するなどの明らかに民進党寄りの人物ですから、どれほど公正と呼べるのか疑問があります*3。

ちなみに台湾公正選挙国際委員会の名誉主席は独立派というより反中国派の李登輝氏です。


だそうです。

櫻井の本音としては、台湾がもっと大陸に対して強硬姿勢を取って、それで台湾と大陸の関係が悪化の一途をたどって・・・という構図を期待しているんでしょうが、実際には事前の予想より大きな差で国民党の馬氏が当選しました。台湾人からすれば現在の繁栄を維持することが一番いいわけで、独立宣言とまでは言わずとも、対中強硬発言をして大陸側と関係が悪化することは自分たちの利益にならないから、ある意味この勝利は当然ですし、仮に民進党の候補が勝っても、以前ほどの反中の行動は取らないでしょう。取って次の選挙で負けたら元も子もない。そして事実民進党はそうなってしまいました。

櫻井にとっては台湾なんて反中のためのカードでしかないとはいえ、なーんかね、見ていてあんまり気持ちのいいものではありませんね。
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ある種の人間にとっては、中国が台湾侵略をねらっていてくれないと都合が悪いらしい

2012-04-22 05:44:58 | 社会時評
櫻井よしこが編集した『アジアの試練 チベット解放は成るか』という本の中で、櫻井は次のように書いています。

>今、中国は「北京五輪後の台湾併合」という目標に向けて最終段階に入ろうとしている。中国にとってはまことに好都合なことに、二〇〇八年一月の台湾総選挙では親中派の国民党が圧勝し、三月の総統選挙でも国民党出身の馬英九氏が当選した。台湾経済は、もはや大陸頼みだ。中国にとって「南進」の機は熟した。否、リスクを冒して南進せずとも、馬政権になれば台湾のほうから転がり込んでくると期待しているふしもある。万が一そのようなことになれば、台湾は第二のチベット、ウイグルとなる。(p.38)

彼女がこれを書いたのは2008年ですが、いまは2012年、別に中華人民共和国が台湾を併合するよう具体的に動いているというものは見えませんよねえ(失笑)。おまけに今年行われた台湾総統選挙では、事前の予想以上の票差で氏が再選されましたし。

選挙の争点はいろいろですので単純には言えませんが、つまりは台湾の人々は中国が武力で台湾を併合するとかいう可能性というか蓋然性はあまり高くないと考えているっていうことじゃないですかね。

簡単に言っちゃえば、多くの台湾人にとっては、中国への併合も嫌だが独立を公然と宣言するのもリスクが多すぎて好ましくない、つまり現状がいい、ということでしょう。そしてそれは、たぶん中国側にとってもいちばん好都合です。

ついでながら産経新聞はこの馬氏再選がくやしかったようで、支離滅裂な批判記事を掲載しています。bogus-simotukareさんが批判されているのでお読みになってください。

どうでもいい話だけど、第3国の新聞や学者・ジャーナリストが他国どうしの敵対をあおったり、その緊張緩和(と考えられること)を残念がっているっていうのもかなり末期的というか、まともじゃない光景ではあります。

それにしても別にこの件に限りませんが、ほんと櫻井って、こういう当てにならんことを年がら年中くりかえして世間を煽るのが好きですよね(笑)。たとえば彼女は、憲法を改正しなければ日本は滅びる滅びる、とさんざん主張しているけど、現憲法が施行されて今年で65年たっているわけでいつ日本は滅びるんだよ(笑)。だいたい櫻井の好きな戦前の体制自体が滅んじゃった過去があるじゃん。こういうのは「滅びる滅びる詐欺」とでもいうべきでしょう。上の台湾の話は、「侵略される侵略される詐欺」でしょうか。

そういった話は「やりっこなし」というものなのでしょうが。

ところで上の文章の続きに次のようなくだりがあります。

>日本政府は友邦・台湾の危機に際し、手を拱いていてはならない。

台湾て、日本の友邦なんでしょうか? 日本は中華人民共和国と国交を樹立した時点で台湾(中華民国)を切り捨てたわけで(国交断絶)、少なくとも日本にとっても台湾にとっても「友邦」なんて言えた義理じゃないと思いますが・・・。

別に「危機」でもないときにそんなことを煽っていること自体どうしようもないけどね。

また同じページの文章に

>「我こそは中華帝国の正当な継承者」であると国民に宣伝してきた共産党政府は、みずからの存在意義を賭けて台湾を獲りに行くであろうから。

あのー、櫻井は中華人民共和国が台湾占領を具体的に着手することを期待しているんですかい?

すくなくとも日本の立場としては、そういった事態が起きることを避けるために可能な限りの努力をすると思うし、またしていると思うんだけど。 

1950年代なら、本気で台湾に攻め込むという可能性もあったでしょうが、いまは時代がちがいますからねえ。チベットを国共内戦終結直後に人民解放軍兵士をだして併合するというのは、中華人民共和国設立直後という時代の高揚感とともに行われたし、またチベットとは軍事力も違いすぎますから容易ですが、その後の統治のコスト(莫大なインフラ投資から国外からの人権抑圧非難にいたるまで)を考えれば、むしろ保護国とか衛星国にしてインドとの緩衝地帯にでもしたほうがよっぽどよかったんじゃないですかね? もっとも国共内戦で国民党側が勝っていたら、やっぱり蒋介石はチベットを占領していたのは確実でしょうけど。

1950年ごろのチベットと現在の台湾とでは国力に差がありすぎるし時代もちがいすぎるし(当たり前ですが、当時よりも今のほうがはるかに困難です)、その後の台湾統治のコストを考えれば中国の台湾占領なんて論外の極致だと思いますけど。だいたい台湾を軍事占領するって、それって未来永劫中国が台湾の統治に責任を持たざるを得ないわけで、この点、イラクやアフガニスタンでもいちおう治安が回復したらさっさと本国へ帰る米国などとは話がちがうわけで。そもそもいまの中国の立場や状況を考えれば、1979年の中越戦争のような規模の戦争だって当時と比較すれば行うのは甚だしく困難じゃないんですかい。

中国が、形の上では台湾への武力統一の方針を破棄していないのは国内向けのポーズでしょう。蓋然性が少なくても自分たちの方から「譲歩」の姿勢をみせたら自分(たち)の権力基盤が危なくなる。北方領土の問題で、4島一括返還方針なんて誰も実現が可能だと思っていないことを日本政府が引っこめないのと同じような話です。

たとえば北方領土が4島一括でなくても返還されるとしたら、返還後も島に残る今までの住民国籍にしたってロシアとの二重国籍を認めることを考えなければならないし、日本の国会にも幾人かの議員をだすために選挙区も作らなければならない。教育についてもロシア語の教科書や教材が必要だし(当然教員の確保も急務です)、北方領土の地方議会には、日本国憲法の枠内における大幅な自治権と立法権を付与することになるでしょう。とうぜん北方領土のみに適用される膨大な特別法が制定されなければならない。

で、そういうシミュレーションを日本の役所はしていますかね? 私の知る限りそういうことはしていないと思うんですけど。あるいはしているのかもしれませんが、でも役所だって具体的な話がさっぱりないことをそんなに一生懸命するほど暇じゃないですよね。いつかはわかりませんが、かならずおこる地震の備えでもしているほうがよっぽどいいというものです。

すいません、余談が過ぎました。

櫻井は、この文章を次のように最終的にまとめています。

>日本国政府と日本人が、自由と民主主義をのぞむ中国の人々、とりわけこれからの中国の未来を担っていく中国の若者たちと普遍的価値観を共有することができれば、中国共産党独裁体制は自然と崩壊するに違いない。(p.41)

いや、かりに中国共産党が崩壊するとしても、それはぜんぜん違う要因ではないかい・・・と思いますけど。

でも櫻井の本音はここですよね。要は台湾は、中国攻撃のための道具だってこと。チベットやウイグルも同じです。

そのためには、中華人民共和国がつねに台湾へ侵略をねらってくれないと、都合が悪いっていうことなのでしょう。
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レヴォン・ヘルムが亡くなった

2012-04-21 00:00:00 | 音楽関係(CD、コンサート、歌手その他)
ザ・バンドのメンバーで、ドラマー、ヴォーカルその他を担当していたレヴォン・ヘルム(リヴォンとも)が亡くなりました。71歳とのこと。彼は、ジョン・レノンと同い年だったんだなあと思いました。記事はこちらから。

>元ザ・バンドのリヴォン・ヘルム、がんのため71歳で死去
カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2012年04月20日 13:18

先日にがんの末期段階にあることを発表した元ザ・バンドのドラマー/ヴォーカリスト、リヴォン・ヘルムが、4月19日にNYの病院で死去した。享年71歳。彼は家族や友人、バンド仲間に見守られながら息を引きとったという。

40年に米アーカンソー州の綿農家のもとに生まれたリヴォンは、9歳のころに父親から初めてのギターを与えられ、ハイスクール時代には自身のバンドを結成。その後、ロニー・ホーキンズのバンドであるホークスにドラマーとして参加し、これにロビー・ロバートソン、リック・ダンコ、リチャード・マニュエル、ガース・ハドソンといった後のザ・バンドの面々が合流。グループの一員として65年にボブ・ディランのバック・バンドを務めて名を上げ、68年にはザ・バンドのファースト・アルバム『Music From Big Pink』を発表した。リヴォンは76年のザ・バンド解散後も精力的なソロ活動を続け、98年に咽頭がんをわずらうものの、近年も『Dirt Farmer』『Electric Dirt』といった作品を発表していた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。




真ん中がヘルムです。

ザ・バンドのオリジナルのメンバーは、もはやロビー・ロバートソンガース・ハドソンしか生きていないのですね。ずいぶん彼らも遠い存在になってしまいました。リチャード・マニュエルは自殺してしまっているし。



私はレヴォン・ヘルムを1回だけ見たことがあります。たぶん1994年4月30日のいまはなき東京厚生年金会館ででした。ヘルムはドラムをたたき、たまにギターを弾きました。

そのときは、リック・ダンコもいましたが、彼はヘロインを日本に密輸しようとして逮捕され国外追放になりました(この時の公演ではありませんが)。その彼も、1999年に亡くなっています。

ほぼ同世代のミュージシャンであるロジャー・ダルトリーコンサートに月曜(2012年4月23日)に行きます。彼らはウッドストックコンサートで共演しました。もうウッドストック参加組で現役ミュージシャンも少なくなってしまいましたが、私なりにウッドストックを思い出しながらダルトリーのコンサートを楽しみたいと思います。

そういえば1992年にビル・クリントンが米国大統領選挙で当選した時、その祝賀パーティーか何かで再結成したザ・バンドが演奏していました。そのせいでしゅつえんしていたのかどうかはわかりませんが、クリントンはアーカンソー州知事で、ヘルムもアーカンソー出身でした。というか、オリジナルのザ・バンドのメンバーで、彼が唯一の米国出身者でした。ほかはカナダ出身です。

ザ・バンドは私にとってやはり永遠の憧れのバンドだったと思います。ロビー・ロバートソンとの不仲が明らかになり、晩年は喉頭がんを患ったヘルムですが、しかしなかなか充実した音楽人生を全うしたと思います。さようなら、ヘルムさん。安らかにお眠りください。



上の写真は、昨年9月25日の彼です。写真の出典は、こちら魚拓)。

おことわり:まだ4月20日ですが、21日の記事として発表します。
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