ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

3月に、宮崎県卒業旅行をすることにした(九州での観光親善大使の衰退ぶりもひどいものだ)

2023-02-28 00:00:00 | 旅(国内)

2018年10月に、日本の行ったことのない県に行くとして、宮崎県に行きました。これが私が行った45番目の県です。

で、その時そこまで考えていたわけでもありませんが、宮崎県を走るJR線をすべて乗車しようという気になり、日豊本線を完乗し、日南線も乗ることができました。

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day1-2)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day1-3)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-1)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-2)

青春18きっぷを駆使してJR未乗車路線を踏破する旅(2021年12月南九州編Day2-3)

九州新幹線と未乗車在来線を利用しての九州一周旅行(2022年9月)(Day4-1)(10)

九州新幹線と未乗車在来線を利用しての九州一周旅行(2022年9月)(Day4-2)(11)(終)

他にも乗ったことはありますが、それは面倒につき省略します。

で、吉都線に乗れば、とりあえず宮崎県を走るJR線は制覇したことになります。肥薩線真幸駅は宮崎県に駅がありますが、どっちみち現在営業休止です。休止になる前に乗っておくべきでしたが、これは現在言ってみても仕方ないこと。

というわけで、3月に青春18きっぷを利用できるようになったら、この路線に乗り、これでくりかえし訪れた宮崎県を卒業します。次は他県のローカル線に乗ります。宮崎に行ったらまた鳥刺しをいただき、ほかにもいろいろなものを食べたいと思います。いつ頃記事にするかはわかりませんが、乞うご期待。

ところで先日こんな記事を書きました。

「ミス沖縄」も打ち切りになるのだから、やっぱり観光親善大使に将来はないのだろう(相当好意的に考えてもかなり厳しいと思う)

この記事を書いた時は知らなかったのですが、このちょっと前に、次のような報道もされていますね。

鹿児島市PRする「かごしま親善大使」廃止へ 活動の場減少で
02月10日 17時59分

鹿児島市の魅力をPRする役割を担う「かごしま親善大使」が、コロナ禍で活動の場が減少したことなどから廃止されることになりました。

「かごしま親善大使」は、前身の「ミス鹿児島」から平成17年度に名称を変えて創設され、任期の2年間、県内外で開かれるイベントに出向いてPRする活動を行ってきました。

観光関連などの関係機関で作る運営委員会によりますと、1年間に80件ほどあった活動がコロナ禍で10数件に減ったことや、80人を超えた応募者数も今年度は20人と、関心の低さがうかがわれたとして「一定の役割を終えた」と判断したということです。

現在の親善大使の任期が終わる来年で終了するということで、今後は鹿児島市の観光PRキャラクター「西郷どん」や、SNSや観光アプリなどのデジタルを活用した情報発信を拡大したいとしています。

観光大使は各地で廃止される傾向にあり、九州ではすでに熊本市や長崎市でも活動を終了しています。

これは昨年の記事です。

「かごしま親善大使」大学生など2人内定
10月04日 16時26分

鹿児島市の魅力を県内外にPRする「かごしま親善大使」に大学生など2人の女性が内定し、「鹿児島の魅力や強みを自分のことばで多くの人に伝えたい」と抱負を述べました。

「第18代かごしま親善大使」に内定したのはいずれも鹿児島市の上田尚佳さん(27)と大学2年生の小田原千裕さん(20)の2人です。

20人の応募の中から面接を経て選ばれた2人は3日、市役所でそろって記者会見し、この中で上田さんは「生まれ育った大好きな鹿児島の魅力を自分のことばで多くの人に伝えられる、楽しみな気持ちです。常に学びながら新しい情報を伝えられるようにしたいです」と抱負を述べました。

また小田原さんは「鹿児島の強みを生かしたものをPRしたい。桜島の灰を利用した火山灰アートなど、鹿児島にしかできないPRを私自身のことばで多くの方々に伝えたい」と話しました。

2人は来月2日の「おはら祭」で任命式が行われ、任期の2年間、県外で開催される物産展などで鹿児島市のPRをしていくということです。

上田さんは「コロナ禍でこれまで多くの公務に行けなかったと聞いていますが、今後、徐々にイベントなどが増えてくると思うので、お客様と1対1で話をして魅力をお伝えできるのが楽しみです」と話していました。

お二人の写真はこちら。

かごしま親善大使というのは、最初の登場の際は、黒いスーツ姿でお目見えして、そのあと制服姿となります。下の写真の出典はこちら

で、NHKの記事でもあるように、応募者の減少が致命的ですね。長崎市の観光親善大使の廃止についても、

> しかし、活動依頼件数は年々減少。19年度は市内外で53件あったが、多い年の半数以下にとどまる。20年度はコロナ禍で市外での活動はなく、22件にまで落ち込んだ。会員制交流サイト(SNS)などの急速な発展に伴い、企業側の宣伝・広報の見直しが背景にはあるとみられる。応募者も減っており、なり手も不足していた。

地元紙でも報道されています。活動件数の減少もさることながら、なり手が厳しいとどうしようもない。「ミスはこだて」も、関係者がなり手を必死にかき集めていました。九州というのは、地域特性で観光親善大使関係の活動はわりと熱心だったかと思いますが、この分では片端から廃止になるという方向ではないかと思います。次はあっても次の次は厳しいのではないか。佐賀市はまだ続けるようですが、先行きは厳しいでしょう。宮崎県は、各自治体ともきわめて観光親善大使の活動が盛んですが、ここもなかなか大変だと思います。下の記事でも指摘しましたように、2019年は、「宮崎サンシャインレディ」の応募者は20名だったそうですが、たぶん2022年の応募者は、それをかなり下回ったのではないかと思います。次に募集が予定される2024年はさらに下回るでしょうし、他市のように打ち切られる可能性もある。

観光親善大使も、なかなか存続が厳しいのではないか(新しい「宮崎サンシャインレディ」が決まった)

なお私は、鹿児島市や長崎市の観光親善の人とも、ちょっと話につきあっていただいたことがあります。参考までに2つ記事を。

「第15回かごしまファンデー」とフェルメール展の見学をするため大阪に行った

「ロマン長崎」の女性と写真を撮る(千葉にて)

この件は、これからも気づいたら記事にしていきたいと思います。いずれにせよ、私が観光親善大使に興味を持ち始めた時期(2018年。つまりは、「ミスはこだて」の女性にすごい美人がいたということですが)が、「観光親善大使中止」というのが具体化する直前だったということなのでしょう。


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ミスコンテストで広がる(?)「性別、年齢、国籍不問、既婚者でもOK」 (bogus-simotukare)
2023-12-09 22:34:58
https://mainichi.jp/articles/20230221/ddl/k10/040/057000c
 伊勢崎市観光物産協会は2022年から、「観光大使ミスひまわり」の名称を「観光特使ひまわり」に改め、応募資格だった「未婚女性」を取りやめた。同市には外国籍の住民が県内最多の約1万4000人暮らしていることから、募集要項には国籍不問も明記した。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231126/k10014267541000.html
 淡路島観光協会はこれまで、観光PRを行う「クイーン淡路」を女性限定で選んでいました。
 しかし、ジェンダーレスなどに配慮して、今年からは18歳以上で淡路島にゆかりがあれば誰でも応募できる「淡路島観光アンバサダー」に改めました。
 選ばれた4人のうち3人は女子大学生、もう1人は50代の池田正和さんです。
 観光協会によると、40年以上続いてきた「クイーン淡路」の名前がなくなるのはさみしいという声もあがったそうですが、時代に合わせて、新しい「観光アンバサダー」に変えていくという説明には理解が得られているということです。
 一方、「クイーン淡路」にはいろんなイベントや式典を行う団体から声がかかってきたそうですが、池田さんへの派遣要請はまだ少ないそうです。
 また、群馬県伊勢崎市の観光物産協会も去年から、「観光大使ミスひまわり」を「観光特使ひまわり」に変えました。
 応募資格の「未婚女性」をやめ、性別も国籍も問わないようにしました。
 去年、選ばれた3人のうち1人は両親がペルー出身の男性で、イベントの司会のほか、ラジオやテレビなどにも出演して、伊勢崎の魅力をPRしたということです。
 今年10月からは新たに女性3人が選ばれ、このうち1人は子育て中の女性で、初めての「ママひまわり」とPRしています。
 変わるミスコン、皆さんはどう思いますか?
(2023年11月22日マイあさ!で放送)
(引用終わり)

 「不当な条件がなくなって良かった」と言う毎日新聞やNHKの評価のようですが、これも正直な話「人権面での配慮」というよりは「男性でもOK、既婚でもOK、外国籍でもOK、年齢も不問」にしないと応募者が来ないという話でしょう。しかもこれでも果たして何処まで継続できるかどうか。
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>bogus-simotukareさん (Bill McCreary)
2023-12-10 20:54:14
鹿児島も長崎も、男女や未婚・既婚条件は撤廃したようですが、けっきょく維持できませんでしたからね。かなり厳しいと思いますよ。
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