ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

すごい美女発見(アントニーニャ・ミスラ クロアチア)

2012-07-31 00:00:00 | 美女探求(2012ロンドン五輪の美女たち)
とあるところで、今回のロンドンオリンピック参加選手の中でNo.1の美女として紹介された選手がいたので、さっそく調べてみました。

結果は…。

うーん、すごい美人。

というわけで、大々的に紹介しちゃいます。クロアチアのバスケットボールの選手、アントニーニャ・ミスラです。

































バスケットがはじまったら彼女の競技中の写真もいろいろ仕入れることができるでしょうから、また記事にします。こういう美女を探究できるから、オリンピックは大好きです!

お断り:7月30日ですが、7月31日の記事とします。
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昨日の続き

2012-07-30 00:06:44 | スポーツ


ハンガリーはスカートです。



香港もスカートですね。中華人民共和国よりはずっと洗練されているように思うのは、私の偏見?



アイスランドはパンツです。北欧唯一ですね。



アイルランドもパンツです。この国の更新の際は、すごい歓声が上がりました。



日本はパンツです。でも昔の日本て確かスカートだったよね。



韓国もパンツです。



イタリアもパンツです。個人的な意見を言うと、イタリアがスカートでないのはちょっと意外。



モナコはスカートです。けっこう短い。



ナミビアは、白人の女性が旗手で、彼女はスカートです。



オランダはスカートですが、パンツの女性もいましたね。



ノルウェーはスカートです。



ポーランドはスカートです。旗手はテニスのラドワンスカですけど、スカートが短いですね。きっと自分の脚に自信があるんでしょうね。



ロシアはパンツです。旗手はシャラポワですが、パンツで残念? 試合でたっぷりお楽しみください



スロヴァキアはスカートです。この国も美女国ですから、ぜひご注目ください。



南アフリカはパンツです。白人選手が人口の割に多いのは、やはり黒人はまだまだ苦しいんでしょうね。



スペインはスカートです。



スウェーデンはスカートです。北欧はスカートが多いですね。スウェーデン美女の美しい脚が楽しめます。



米国がスカートなのはちょっと意外。次の大会ではパンツかも。



英国は完全なパンツです。それにしてもこの衣装、開催国でないと無理だな。

総じてEU諸国は、大国(英国、ドイツ、フランス、イタリア)といったところはみなパンツです。たぶんこれからもパンツでしょう。ほかの北欧や東欧はスカートのほうがめだつかな。

一人で楽しんでいるだけですが、けっこう面白かったです。これからもいろいろ研究します。

ところで



この赤い服の女性は誰?

毎日新聞の記事より。

><ロンドン五輪>謎の女性が入場行進…インド選手団に交じり
毎日新聞 7月29日(日)21時34分配信

 27日夜に行われたロンドン五輪の開会式で、インド選手団に交じって身元不明の謎の女性が入場行進していたことが29日、分かった。

 インド選手団の女子選手らは黄色のサリーを身にまとっていたが、この女性は赤の上着に青のパンツ姿で旗手の横を堂々と行進。記者会見したロンドン五輪組織委員会(LOGOC)ののコー会長によると、その後の調べで、この女性はロンドンの大学で学ぶインド・バンガロールの出身者で、開会式では演技者の一人だったと分かったという。

 コー会長は「興奮したようだが、本来そこにいるべきではない。インド選手団と話をしなければならない」と話した。大会警備の不備の指摘にコー会長は「競技場外から入ってきたわけではない」と強調した。インド・オリンピック委員会はロイター通信に「だれも彼女を知らなかった。だれが行進を認めたのか」と話している。【小坂大】

だそうです。一生の思い出になったかもね。
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ロンドンオリンピック開会式を、各国選手の衣装がスカートかパンツかの観点から見ていく

2012-07-29 15:11:38 | スポーツ
ロンドンオリンピックの開会式を、行進した各国の選手たちの女子選手の服装に注目します。というか、スカートかパンツかということです。

オリンピックの選手・役員たちは、いわゆる欧米式の服装か、あるいは民族衣装を着ます。だいたいにおいて、いわゆる発展途上国の国が民族衣装を着用する傾向もあるのは、たぶんこの開会式において自国をアピールするという目的もあろうかと思います。

で、今回は民族衣装の考察は省略して、ずばり洋服を着ている国々の女子が、スカートかパンツかを見て行こうと思います。しかしそんなものを全部調べても仕方ないのでとりあえず主だった国、私が好きな国、その他を調査します。写真は、面倒なのですべてテレビから撮った写真であることをご了承ください。出てくる順番は、行進順です。





オーストラリアは白いスカートです。オーストラリア人というのもけっこう明るい感じの美人が多いので侮れません。



私が注目するベラルーシです。ベラルーシについては、残念ながらアップの画面ではいまひとつでした。スカートです。



ベルギーです。旗手はパンツでほかはスカートというパターンもあります。



ベルギー人というのもオランダ系とフランス系がいてなかなかの美女国です。



ブラジルは脚線美を強調?



カナダは完全なパンツです。



中国はスカートです。しかしこのユニフォーム、昔の日本のにそっくり。



チェコはスカートですが、スパッツをはいているのでいま一つかな。またみんなかわったブーツをはいています。



見てお分かりのとおり、チェコ人というのは美人です。彼女らに注目する所以です。



チェコの最後のところにいたこのドラムの女性、けっこう美人です。



北朝鮮はスカート。



デンマークもスカートです。



同じ北欧のフィンランドもスカートです。北欧って案外保守的なんですかね。



フランスがパンツなのはちょっと意外。スカートだと思ったんだけど。

長くなるので続きは明日。
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ロンドンオリンピックの美女たち

2012-07-28 00:00:00 | 美女探求(2012ロンドン五輪の美女たち)
今日からオリンピックの本番ですが、最後に「お、美人」と私が思ったアスリートを紹介しましょう。

まずホッケーの選手から。



米国のキャスリーン・オドネル。



アルゼンチンのルシアナ・アイマール。



ドイツのカタリーナ・ショルツ。



英国のジェシカ・エニス。七種競技の選手。パンツが極少でエッチです。



レニー・フランコ、パラグアイのやり投げの選手。



リサ・ユーレック、スイスの短距離障害の選手。



パラスケビ・パパフリストゥ、ギリシャの三段跳びの選手でしたが、人種差別発言をツィッターでしたので、出場不可になりました。

ビーチバレーのチアリーダーです。練習風景。









ではいよいよ本当に本番です。美女たち(日本選手にあらず)の健闘を期待しましょう!

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当ブログはオリンピックモードに突入します-いろいろ気合が入るぜ!

2012-07-27 03:27:14 | スポーツ
ロンドンオリンピックが始まります。サッカーは先行して始まっています。で、いまのうちからお断りしますと、当ブログはオリンピックが終わるまで(たぶんその後数日も)記事は原則「スポーツ」か「美女探求」のどちらかになります。映画や旅の記事、社会派系の記事をご期待される方はごめんなさい。基本的に不急の話題である映画や旅はともかく、社会関係の記事は、よほどなにか重大なことが起きれば記事にします。それにしてもオリンピックはこのブログの読者を増やすチャンスでもあるし、それ以前としてオリンピックは美女を探求するのに最適な場です。ありとあらゆる民族・人種の女性が登場し、細い女性からがっちりした女性、長身、小柄、いろいろな女性がいますから、かならず好みの女性を見つけることができます。

私が注目するのは陸上ですが、ほかにもいろんなスポーツがあるわけで、詳細な調査の末、「おお!」という美女をご紹介します。たぶん失望させることはないはず。美女をみていれば人間幸せになるし、私も幸せになります。

実はこのブログは最近またアクセス数がだいぶ伸びています。その理由は、たぶん浅野ゆう子の記事でこのブログを知った方の中にそのまま継続して読んでいただいている方がいるということ、最近のニコンサロンの記事などが注目されてそのまま継続している方がいるとかがあるかと思います。そして、木村文子の記事のアクセスがいい。ほんと美女は偉大です。そしてオリンピックはこのブログの読者数を伸ばす大きなチャンスです。気合を入れて美女を探求し、さらなる読者を開拓し、またいままでの読者の方にも喜んでいただこうと思います。

では、今日も写真を。ビーチバレーのブレイクその他に登場するチアリーダーです。ビーチバレーでは彼女らが登場するのがお約束ですね。本番に向けて練習に励む女性たちです。



















ならないとは思いますが、2020年の夏季オリンピックが東京になったら、私会場に行くぞ(笑)。選手たちの美しい肉体もさることながら、彼女らのダンスも見逃せません。それはともかく近年は、いろいろと美女を見つけるのにいいサイトをいくつも見つけていますし、読者にも満足していただけるようにテレビとネットにかじりつこうと思います(笑)。

ところで開会式の最後には、ポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」を歌う予定だとか。

THE BEATLES ? 「Hey Jude」


イエスタデイ」は場にそぐわないし、「レット・イット・ビー」よりはこっちの歌か。私はミック・ジャガーローリング・ストーンズが登場すると予想していました。ついでながら、誰かが「環境問題のコンサートで「レット・イット・ビー」を歌うのは変じゃないか」と語ったのを何かで読んだ記憶があります。ジョン・レノンが生きていたら、ビートルズ再結成とまでは言わずとも、デュオのライヴくらいはありだったかもしれません。ポールも70歳です。
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あまりのばかばかしさに笑ってしまった

2012-07-26 00:38:39 | Weblog


過日、かなり笑っちゃう報道がありました。7月14日のNHK7時のニュースです。私が好きな小郷知子が報じていました。彼女のような知性にあふれる顔の女性、私の好みなんです。

で、彼女はつねにスカート姿です。最近朝のニュースの女子アナは、この間記事にした茶摘娘になった女性やスポーツの女性などはパンツが多くなりましたが、彼女は徹底的にスカート着用です。夜7時のニュースを読む女性は、最後の最後までスカート姿でしょうね、きっと。



それはともかくとして、つまり宇宙飛行士の星出さんという人が宇宙ステーションに飛び立つので、その研究用に超小型の人工衛星を九州工業大学の学生が作成した、ということが紹介されました。小郷が手に持っているのは、学生たちが作った人工衛星の模型です。



学生へのインタビューです。



手前の男性が指導教授ですかね。

で…私が笑っちゃったのが…彼らが完成させた超小型人工衛星を持って、神社に行ってお参りしたというのです…。







そんなことしてどうする(笑)。

高度の科学を背景にして、慎重かつ細心・緻密に作成された超小型人工衛星は、神社へのお参りをすることが必要なくらい、最終的には信頼性に欠けるのでしょうか(失笑)。

私が見たわけではありませんが、1970年代に経済企画庁(当時)の幹部が、経済予測をするためのコンピュータを導入した際、その関係で伊勢神宮に参拝したという話を聞いたことがあります。当時はいまよりコンピュータもありがたみのある時代だったわけです。本気なのなら、この経済企画庁の役人はどうしようもない馬鹿ですが、しかし最終的にはコンピュータより伊勢神宮のほうがありがたいんですかね。

ただ、これはあえてNHKがこんな茶番劇を報道したということ自体面白いですね。私がこの人工衛星作成スタッフの一員だったら、そんなのは恥ずかしいから取材しないでくれと頼みますけど、ていうか、私が責任者だったら神社なんか絶対行きませんが。NHKからすれば、この参拝もきわめてほほえましい(といっていいのかどうか)過程のひとつなんでしょうね、きっと。いや、それともNHKのスタッフが取材用にアレンジしたのかな。そこまではしないか。

人間なんてのはかくのごとく非合理的な存在なんだというものなのでしょうが、神社にお参りに行くことより他にすべきことがあるんじゃないの、っていう気はします。もっとも日本人の常識では、こういうばかばかしい光景を笑う私みたいな人間より、「その気持ちは分かる」って人のほうが多いんでしょうね。だからNHKだって報道したわけだし。それもどうかと思いますが。

彼らの製作した人工衛星の無事な作動を期待します。最初「祈ります」と書こうとしましたが、やめました(笑)。

おことわり:学生の固有名詞は、いちおう画像処理をかけておきます。調べれば簡単にわかっちゃうでしょうけど。
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マーラ・ヤマウチに期待する

2012-07-25 00:03:45 | スポーツ


すいません、今回は美女ではありませんが…。

英国のマラソン選手のマーラ・ヤマウチという人にちょっと注目したいと思います。名前でわかるように、彼女は日本と関係があります。夫が日本人です。

1973年生まれということで、今回がたぶん最後のオリンピックになる彼女は、前回北京で6位という好成績をおさめました。彼女は本業は外交官ですが、現在は陸上競技中心の生活をしています。オックスフォード大学卒業の彼女は、日本の英国大使館で勤務し、2002年に結婚します。wikipediaの記述を借りると

>1998年9月から駐日英国大使館に外交官として着任し、本格的なランニングから離れた。2002年に外資系証券会社社員の山内成俊と結婚した。2002年12月にイギリスへ帰国した後に本格的にトレーニングを再開し、ジョブシェアリング制や、パートタイム制を採用するイギリス外務省の柔軟な勤務システムを活かして仕事とトレーニングの両立をはかった。

2004年4月に初マラソンとなるロンドンマラソンに出場した。2004年10月に国際千葉駅伝イギリス代表として第6区を走った。2005年4月のロンドンマラソン、同年8月の世界陸上選手権ヘルシンキ大会女子マラソン、11月に東京国際女子マラソンにそれぞれ出場し、いずれのマラソンでも自己新記録を更新した。2006年4月に出場したロンドンマラソンでは、世界記録保持者であるポーラ・ラドクリフに次ぐ、当時のイギリス女子マラソン歴代2位(2006年4月現在)となる2時間25分13秒の記録を出した。

2005年12月にイギリス陸上連盟指定強化選手に選定された。北京オリンピックに向けてトレーニングに専念するため2006年1月からイギリス外務省を休職し日本を拠点に活動した。この頃に夫の成俊は勤めていた証券会社を退社し、以後はマーラのコーチ及びマネージャーを務めている。成俊は陸上競技の経験はなく、マーラのトレーニングやマッサージを家事をこなしながら独学した。2007年4月から2010年1月までは元資生堂ランニングクラブ所属だった川越学監督によって設立されたセカンドウィンドACに3年近く所属していた。


余談ですが、日本人の夫と英国人の奥さんというのはわりとめずらしいですね。その反対(夫が英国人で奥さんが日本人、ディーン元気のパターン)というのはわりといますが、たとえば日本人の夫と中国人の奥さんはいますが、その反対はわりと少ないということがあります。善悪とか差別とかいう話ではなく、世の中というものはそういうものです。

でも夫の方も、よく仕事を辞める決断しましたよね。最悪奥さんの稼ぎで食っているけるという見通しはありますけど、なかなか仕事を辞めるっていうわけにはなりませんよねえ。

今回のオリンピックでの大活躍は難しいでしょうが、しかし彼女のような立場のアスリート私は好きです。ぜひ頑張ってほしいとおもいます。
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ロンドンオリンピックで注目したい美女たち(9)ESPN Magazine the BODY issueより

2012-07-23 00:00:00 | 美女探求(2012ロンドン五輪の美女たち)
すいません、今日はかなり安易な更新です。

こういうブログをしていると、いろいろなところから美女系の情報が入ってきます。今日は、最近公表されたセミヌード写真をご紹介します。ESPN Magazine the BODY issueからです。

米国女子サッカーのアビー・ワンバックです。別に彼女は美人じゃないか。





ヒップまでは見せるけど、乳首は見せないのが米国らしいですね。たぶん欧州なら見せちゃうんでしょうけど。

スロヴァキアのテニス選手ダニエラ・ハンチュコワです。彼女については前にも記事にしました(こちらこちらこちら)。









彼女はスロヴァキア人ですからたぶん脱ぎっぷりはいいのだと思います。前に何かで読んだ話では、引退したらヌードになってもいいとか発言していました。実際はどうだかわかりませんが…。



これは関係ない写真ですが、すげえ美脚。彼女も29歳なので、そろそろ現役はきついかもしれません。オリンピックイヤーでもあるし、あるいは今年引退かも。

米国では難しいですが、オーストラリア人のアスリートなんかわりと平気でヌードになっちゃいます。これは2000年のシドニーオリンピックの際選手宣誓をした女子ホッケーのレチェル・ホークス。32~33歳くらいの時のヌードです。











ものすごい美人ていうわけでもないけど、すごい身体です。選手宣誓する選手がヌードになっちゃうというのも、これはこれでなかなかすごい話ではあります。

あるいは今回で、「ロンドンオリンピックで注目したい美女たち」は終わりかもしれません。次は、本番でお会いしましょう。

お断り:本日は19日ですが、23日の記事とします。
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ペマ・ギャルポの本がひどい(こういうデタラメを書かれるとやはり痛い気がする)

2012-07-22 00:00:00 | 社会時評
前にも拙記事で紹介したペマ・ギャルポが今年出版した本「最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌 」を図書館から借りて読んでみました。私の前に予約が入っていて、私の次にも予約がはいっていました。それなりに売れているみたいですし、注目されているんでしょうね。

内容は、入手先や原文すら定かでない怪文書の類を紹介した上での中国批判と、あとは中国にたいする誹謗中傷というか、実態にそぐわない中国の批判をする本です。こんなデタラメ書いてどうするというレベルですが、ちょっと印象に残ったところにつっこんでみますか。いうまでもなくこの本の内容に1ページから全部突っ込むわけにはいきませんが、この本の内容はだいたいどこをとってもこのような代物だと考えていただいてほぼ問題ないと思います。世の中自分と意見は違っても事実関係の記述や考え方などでそれなりに参考になる本というのもありますが、この本に限っては、そのようなものはありません(笑)。ただペマ・ギャルポのチベット時代の話は、彼のほかの著作で読んだことのあるエピソードもありますが、けっこう面白く読みました。

で、突っ込む前に私の基本的なものの考え方を。そもそも中華人民共和国とは最終的には日本に限らずどこの国もいい関係を結ぼうとするんじゃないのということです。失礼ながら、現在の中国の経済力、今後の経済成長、市場の潜在力と、どれをとっても中国と悪い関係になったら徹底的に損をします。中国だって昔と比べればそんなにむちゃをできる時代ではないし、どこの国だって中国の人権状況より自分の国の経済のほうがよっぽど大事でしょう。そういっては身もふたもないですが、でもチベット人であるペマ・ギャルポはそんなことは一般的日本人よりはるかに骨身にしみて理解していることじゃないですかね。中華人民共和国がチベットに侵攻(侵略という表現でもかまいません)した際、世界中どこの国だってチベットを見捨てたし、いまも見捨てているんだから。いや、わかっているからなんでもしてやれで、こんなデタラメな話で日本人をあおっているのか(爆笑)。

それから、この本を読んできて気づくのは、ペマ・ギャルポが

>いまでは、右翼といえば変な色眼鏡で見られてしまうような社会状況が作られている。そして、日本はもっと自信を持つべきだと言う私のような人間でさえ、右翼というレッテルを貼られてしまうのです。まさに中国の思惑通りに事が進んでいるわけです。(p.153)

という趣旨のことを書いていることです。さすがにペマ・ギャルポもこの本の内容はそうとうやばい(読者から内容を不審に思われる)と認識しているので、このような言い訳をくりかえさなければならなかったということですね。当たり前の話ですが。

ていうか、ペマ・ギャルポは右翼を利用しているだけでしょう(笑)。彼は極端な「反中」の人間であって、現実にその自分の主張に賛同してくれる可能性のある日本人は「真性保守」とか自称するような連中ばかりですから彼らに近づいているということでしょう。それはそれでかなり痛い気はします。もちろんそうであろうとなんであろうと、bogus-simotukareさんや私は、ペマ・ギャルポへの批判をひかえるわけにはいきません。

>マスコミに限らず、日本人全体の中国にたいするあまりに無警戒、あるいは自虐的な姿勢は、時折理解に苦しむことがあります。あたかも何者かに洗脳され、操られているかのようでもあります。(中略)そして実は、それを示唆するかのような文書が、冒頭で記した「中国共産党・日本解放第二期工作要綱」です。(p.108)

これ怪文書の類でしょ(笑)。こんな怪しげなものを引っ張り出してどうする(馬鹿)。wikipediaですら

>日本解放第二期工作要綱(にほんかいほうだいにきこうさくようこう)とは、中国共産党による対日工作活動が記されていると称して一部で流布されている文書。「第一期」・「第三期」の存在は確認されていない。

と書いてあるような、はっきり言ってまともな人間なら誰も相手にしないような代物(笑)。どっかの反中国のためならなんでもするような馬鹿ならともかく、大学教授であるペマ・ギャルポがこんなものを持ち出して何を考えているんだか。これって、大学で学生から「先生、あの文書はちょっと変なんじゃないんですか」くらいの質問をされかねないくらいのレベルじゃないの? いや、ペマ・ギャルポは「反中」のためならなんでもする馬鹿なんでしょうね。そういう質問をした学生は、問答無用で単位を落とすとか…そんなことはいくらなんでもしないか。

>発表された場が比較的マイナーな新聞であったため、(同上)

マイナーじゃねえよ(笑)。発表された「國民新聞」とは、非常識な極右ミニコミです。まともな人間なら、右翼だって関わろうとするようなメディアではありません。

>この要綱は、中国がいかにして日本を侵略していくかというロードマップで、中央学院大学の故・西内雅教授がアジア諸国を歴訪した際に、現地の情報組織から入手したとされています。しかし西内教授が関係者に迷惑がかかるとして入手元を明らかにしなかったため(同上)

いや、これを紹介した大学教授氏だって、信憑性に強い疑問を感じたから国民新聞なんていう世間ではおよそ相手にされない極右ミニコミに持ち込んだんじゃないの? 本物だと思っていたら、自分の論文使用のために紀要で発表するとか産経新聞や「諸君!」などに持ち込むくらいのことはするでしょう。いや、持ち込んだが断られたのかな。どちらにせよ入手先すら明らかにできないような代物では、信用されないのは当たり前です。

だいたいこの資料の全文がこの本のうしろに収録されていますが、それは日本語訳のもので原文は今日まで確認されていない始末(爆笑)、これじゃあそんな資料が本当にあったのかというレベルで疑問だし、実在したとして(故意の)誤訳や書き換えの有無も確認できない、そこまではなくてもミスの誤訳だってありえるでしょう。ふつうこんな資料は「信用するに値しない」というものです。ペマ・ギャルポだって、自分が論文を書く際に、出所が不明、原文が不明、発表場所が極右ミニコミなんてものをまともな資料とはみなさないでしょう(笑)。なにをこんな馬鹿なものを引っ張り出してくるんだか。wikipediaより。

>現在までのところ公表されているのは、日本語で記述された文章で、その全文は國民新聞が小冊子として発刊した他、HPで見ることができた。また近年では『WiLL』が掲載したこともあった[2]が、そのいずれにあっても中国語「原文」は載っておらず、また原本の存在も確認されていない。

それでこんなものをネタに1章にわたって紹介して様々なことを解説、解釈しています。ばかばかしいので批判は省略しますが、興味のある方は図書館で読むなりブックオフか何かでご購入してご自分で批判してください。新刊本を買う価値はありません。

では、他の章でいくつか突っ込みと感想を。

>一九五〇年の時点でチベットがしっかりしていれば、中国の侵略に抵抗できたと思います。(p.97)

いや、失礼ですが、これはしょせん勝ち目のないケンカでしょう。チベットはどっちみち遅かれ早かれ中国の支配下に入ったでしょう。気の毒ですが。

>…私は八〇年代に本当の意味でのチベット自治が実現する兆しが見えたとき、プンツォク・ワンゲルが初代首相にもっともふさわしいと思ったほどです。 (p.100)

このくだりは興味深いですね。個人的には、チベットを救える(改善できる)現実的な可能性の持ち主は、ダライ・ラマやペマ・ギャルポのような人物ではなくブンワンみたいな人ではないかと私は思いますが、しかし残念ながら中国政府もチベット側も彼のような人物が本当に活躍するだけの場を提供できなかったのかなと思います。たぶんペマ・ギャルポも似たようなことを考えているのでしょう。

>皆さんは「二〇五〇極東マップ」というのをご存知でしょうか。中国外務省から流出したものとして、少し前にネット上で話題になったものですが、(p.186)



中国政府が想定する2050年の地図だそうです。ペマ・ギャルポって馬鹿だね、こんなガセ紹介して(笑)。なおこの地図は、この本の装丁にもつかわれています。どこまで非常識なんだか。

なおペマ・ギャルポによると

>…浜田和幸参院議員は次のように語っています。
「私が初めてこの手の地図を目にしたのは、騒ぎになるよりも前、いまから二年ほど前である。中国に駐在していた経産省の知り合いの官僚が帰国したので、久しぶりに会って話をしたのだが、『中国外務省の役人からこんなものを渡された』と地図を見せられた。地図に込められた禍々しい野心に、強い衝撃と怒りを感じたことを今でもよく覚えている」
(p.186~p.187)

だそうです。こんなやつが国会議員なんだから、ほんと日本の将来が不安になってきます(笑)。こいつについては以前記事にしました。

ついでながらこちらのサイトによると

>「中国が日本を狙っている」というネトウヨの妄想。その「根拠」としてよく引き合いに出される『2050年の国家戦略』と題した地図。"日本が中国の一部とされ、東海省と日本自治区に分割統治されている"という図版であり「中国外務省から流出した」との説明が附されている。ネトウヨの元締め、櫻井よしこが「中国脅威論の論拠」として挙げたことでネトウヨ界隈で出回っている。

ペマ・ギャルポといい浜田といいこの櫻井といい、どんだけ馬鹿でクズなんだか。

>今では中国の歴史学者の間でも「中国は琉球にたいする権利がある」という見方が有力になりつつあり、そのような内容の研究論文が、二〇〇六年以降で二〇本も発表されているといいます。 (p.188)

いや、だからそれは一部の人間が主張しているというだけでしょう。別に中国政府や中国共産党がそんなことを主張しているわけではない。ペマ・ギャルポは

>中国政府は公式には沖縄が日本に帰属することを認めていますが、学術研究さえも共産党の管理下にあり、真に自由な研究などできないのが中国です。政府がこのような主張を黙認しているということは、その本音がどこにあるのかはわかりません。 (p.188)

「わかりません」てことね。ペマ・ギャルポすら断言はできないわけね。

そもそも中国だって現在はすべて政府と共産党の見解に沿うものでなければ研究論文発表は認めない、っていう時代でもないんじゃないの? また、論文が発表されても、その内容をそのまま中国政府が将来的に実行することを前提としているってものではないでしょう。そんなことができるわけがない。民衆のガス抜きの側面もあるだろうし、とうぜん日本の反応を見る意味合いもある。ペマ・ギャルポの主張は、それが中国共産党の本音だっていうことでしょうけど、それなら中国側は堂々と公言すればいいし、公言するのは損だと考えているというのなら、こんな形であっても公表する意味はない(笑)。だいたい中国政府が言わせているという主張だって、つまりはカムフラージュや観測気球として共産党の幹部や政府の役人以外の人間に語らせているというのなら、それは「循環論法」で特に証拠もない。そもそも中国が琉球を占領したって損益のバランスが取れんでしょ(笑)。そんな程度の計算は、昔はともかく(昔だってそんなのは論外の沙汰ですが)現在ならだれだってできます。中国の幹部の中にそういった考え(ていうか願望というのも無理なくらい淡いものでしょうけど)を持つ人が全くないとまでは私も(あえて)書きませんが、それって現実的な主張なんですかい、国際社会にむけて主張できることなんですかい、実行したら中国は失うものが大き過ぎはしないかいって思います。なにをいまさらですが、そんなことを主張したり実行したりしたところで、中国側は損はしても得などほとんどないでしょう。そして中国は、そのくらいの計算はじゅうぶんできる国です。そのような国でなければ中華人民共和国建国以来60年以上にわたる共産党支配はできませんし、国連の常任理事国の座を中華民国から奪いとることもできない、オリンピックだって開催できない、世界2位の経済大国にもなれないでしょう。

同じことを書くと中国だってチベットと台湾にたいする態度ではぜんぜん違うし、台湾と日本にたいする態度はこれまたぜんぜん違う。国際政治なんだからそんなことは当たり前。香港やマカオですら武力解放をしなかった中国(ついでながら、インドはゴアを武力解放しています)が、何を寝ぼけて日本なんか占領するんだか(爆笑)。

中華人民共和国が香港を武力解放しなかったのは、要は香港に対西側の窓口としての利用価値を見出したこと、および物流センターとしての役割を考えたのでしょう。武力解放とまでは言わずとも、もっと強硬な態度で英国に対応することはありえたはず。中国に返還された今日に至るまで香港は実質別の国ですから、多額の貿易も行われているし中国ではできないが香港なら可能なことというのもたくさんあるわけで、香港は中華人民共和国にとって現在でも大いに価値のあるところではあります。そして同じことは日本にだっていえるでしょう。日本みたいに人口は多い、資源はない、という国を占領するより、貿易その他を介して付き合っていくほうが中国にとってはるかにプラスでしょう。なんだかんだといって中国人というのはよかれ悪しかれ徹底的に現実的な人たちです。そんなつまらんことはしない(そういう意味では、「現実的に」考えれば、チベットはインドとの関係を考慮して保護国みたいにしておいたほうが中国側にとってはよっぽど利用価値があったでしょう。中国側の立場からすれば、チベットは損得の問題でなく支配しないわけにはいかなかったのでしょうが)。

ていうか、ペマ・ギャルポだってこんな話本気で書いているわけじゃないからねえ(笑)。要は、彼は反中国のためなら自分がどれだけ恥をかいたって、ほかからどれだけ馬鹿にされたって相当めちゃくちゃなことだって主張してやるという強い意志があるわけです。

>私が非常に危険だと感じたのは、中国の総領事館を作って二〇〇万人の中国人観光客を呼び込むという話が既定路線になっていることです。とくに政治家たちは、それが地元の振興になるとさえ考えています。(McCreary:当然なるんじゃないの?)確かに最初のうちは計画通りに事がすすむでしょう。なぜなら、中国政府の指導があれば、年間二〇〇万人の観光客を送ることなどかんたんだからです。しかし、毎年二〇〇万人の観光客が来て、その間にいろいろな拠点を作って(McCreary:馬鹿ですね、こんなこと書いて) 、気がつけば日本から沖縄を分離するような環境を整えているはずです。(McCreary:どうやって?)そのとき中国は、それは沖縄市民の意思によるものであり、我々は請われて動いていると自分たちを正当化するでしょう。(McCreary:国際政治学者ならさあ、もうすこし現実味のある話をしようよ)(p.190)

人の移動がいろいろと自由になる時代に、こんな時代錯誤なこと主張してどうする(笑)。地理的条件からメーカーの工場などの誘致が難しく、いまさら農業に期待するわけにもいかない沖縄が観光に期待するのは当然だし、そうであるなら中国人の沖縄来訪を歓迎するのも当たり前、なにをこんな非常識なことをほざいているんだか。沖縄の地理的特性や中国との今後の関係緊密化を考えれば、沖縄に中国領事館が設置されるのは歓迎されるべきことでしょう。だいたいすでにいろいろな街に中国の領事館はあるじゃん。日本以外もご同様。

>祖国を追われた私が第二の故郷である日本が同じ目に合わないことを祈る気持ちで(p.248)

うそつけ、あんた読者の日本人なんて、自分の言説で扇動して「反中」にすることしか興味がないだろ(笑)。ていうか、あんたにとって日本なんて、反中活動のための舞台や道具以上のものじゃないんじゃないの? デタラメふきこんで頭の悪い日本人をだますのが「愛国」かよ。もっともペマ・ギャルポがそのような心境ではあるであろうことはある意味同情すべき部分はあるかとは思います。でも右翼の人たちは、ほんとにペマ・ギャルポみたいな人と仲良くしていていいのかなあという気はします。つまりは双方ともども、利用価値がある限りつきあっているっていうことなんでしょうけど。

>中国による日本への文化的、精神的侵略はどんどん進んでいっています。(p.248)

いや、だから、チベットと日本を同列に議論してどうするんだよ(笑)。日本とチベットじゃおかれている状況も歴史も地理的条件も国際社会におけるプレゼンスも時代もあらゆる点が違いすぎるくらい違うでしょう。なにをこんなデタラメをほざいているんだか。

>私は日本と日本人に感謝し愛しているのは、私に無償の愛をそそぎ、教え育ててくださった日本人の恩人達が大勢おられるからです。私たちチベット人難民を日本に受け入れて大学教育を修めるまでのきっかけを作り、日本での生活の仕方を一から教え、育てて下さった倉前盛通先生。倉前先生のご友人で戦中チベットに密かに入りチベットと日本のために青春を費やした木村肥佐先生。この二人の先生に共鳴し、実際私達難民の子供達を受け入れ保護者となり大学の学費まで援助して下さった、毛呂病院医院長(後の埼玉医大の創設者兼理事長)丸木清美先生と私達の母親的存在の丸木希代先生。亜細亜大学で日本思想史をご教示頂いた、吉田寅次郎(松陰)の血縁の小田村寅二郎先生。大学卒業後私の保証人となって下さり、公私共また物心両面において大変お世話になった、初代内閣情報調査室長の村井順先生。入管局長として私達の入国に許可を出して下さった元日本国大使、元拓殖大学総長の高瀬侍郎先生。チベットと正義のため移動大学を創設し中国のチベットでの虐殺行為を抗議し続けた、文化人類学者の川喜田二郎先生。ほか岸信介先生、中川一郎・昭一先生、野呂田芳成先生、坂田道太先生、灘尾弘吉先生、長谷川峻先生など、多くの日本人にお世話になりました。

 この先生方の共通点は日本をこよなく愛し、正義を重んじ、真の人道主義者で平和主義者であったということです。私は先生方が日本の現状をご覧になっていたら、どう考えなにをなさっただろうと考えます。そして、決して座して死を待つようなことはなさらなかっただろうと思うのです。
(p.248~250)

この方々についてそんなに知識はありませんが(名前も知らない方々たくさんあり)、でも多くの方々はペマ・ギャルポのような非常識な主張はしないでしょう。彼らだって利権があったりいろいろあるので、あるいは似たような主張はする人もいるかもしらんけど、なんだかんだといってもあなたほどひどいことは言わないと思うよ。世間で恥をかく。岸信介だって、いくら反共理念のつよい親台湾派とはいえ、建前はともかく日本が中華人民共和国と国交を結んだことや関係が緊密になったことについては内心「仕方ないな」と思っていたんじゃないの? 彼は孫とちがって非常に頭のいい人間ですから、本当にそんなことを理解していなかったとは思えない。もっとも安倍晋三だって、首相になったらすぐ中国を訪問したけどね。そもそも内心とかいうことをいいだしたら、ペマ・ギャルポだって自分の書いていることなんかぜんぜん信じちゃいないか(笑)。

理屈も何もあったもんじゃなく、中国は日本を占領しようと虎視眈々とねらっているなんていうヨタを主張してなにが楽しいんですかね。そういうお馬鹿なことを唱えていれば、読者の中の何人かに1人は本気とまでは言わずともすこしは耳を傾けてくれるかもしれないという期待をしているのでしょうか。どっちにしたって隣国との敵対心をあおりデタラメな主張で頭の悪い人間を扇動しようとするなんてペマ・ギャルポはほんとにどうしようもないやつだと思いますが、どうもなあとは思います。彼の恩師の方々だって、ペマ・ギャルポの書いているものをいま読んだら非常に嘆かわしく感じる方が多いと思いますよ、いや、マジで。ペマ・ギャルポが中国憎しの感情をもつのは当然だし仕方ないですが、それにしたってこんなひどいデタラメにみちた本を書いて日本の頭の悪い読者をだましていいってもんでもないでしょう。

それにしても、世の中の「反中」の人も、これはさすがに支持するのははばかる代物ではないかな。というか、この本を支持している人は、正直最低レベルの良識や常識にも欠ける人間だと思います。こんな本は、「反中」のためにも「ひいきの引き倒し」のたぐいです。もっともどういうわけか、ペマ・ギャルポと仲のいい(らしい)連中の辞書には、この言葉はないみたいですが(爆笑)。連中はそうとうめちゃくちゃな主張も平気でします。どうしようもない連中です。それはともかくとしてチベット亡命政府の立場にしたって、こんな愚にもつかない主張をされたって迷惑でしょう。ほんと、チベット亡命政府って、日本における代理人(に近い人物)がこんなひどい本を出したり石濱裕美子みたいな現実感覚のない馬鹿と付き合ったり、人を見る眼がないね(笑)。いくらなんでもペマ・ギャルポや石濱裕美子よりはまともな反中でチベットびいきの人たちもたくさんいるでしょう。それからブータン政府もこんな人とかかわっていていいんでしょうか。よっぽどの人材不足なんですかね。

ペマ・ギャルポにとっては本当に残念でしょうが、日本には今後とも中国と悪い関係になるという選択肢はありません。チベットのことを考えて言論活動をするにしても、そういったことを前提として議論をしなければ話はなんら前進しないと思います。

なお、この記事を執筆するに際してbogus-simotukareさんの記事を参考にさせていただきました。いつものことながら、本当にありがとうございます。

お断り:本日は19日ですが、22日の記事とします。
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そのときの関係者の心境を考えると、さすがに同情せざるを得ない

2012-07-21 00:00:00 | スポーツ
書店に、競泳の松田丈志とコーチの久世由美子の共著がならんでいましたのでちょっと立ち読みしてみました。



自分超え: 弱さを強さに変える

この2人についてはテレビなどでもちょいちょい取り上げられていますし、私も見たことがあります。それで手にとってみたわけです。

で、私が印象に残ったのは、北京オリンピックの際の水着使用の話です。これはけっこう話題になったのでご存知の方も多いでしょう。

つまりミズノの契約社員だった松田は、競技中はミズノの水着を着用しなければなりません。が、他社の水着の能力のすごさをみて、これはとてもミズノの水着では勝ち目がないと認めざるを得なくなります。最終的にかれは他社の水着を着るのですが、それは自分がミズノを去ることにもなりますし、関係者にも多大な迷惑をかけることになります。

この話は私も知ってはいましたが、立ち読みしながらそのときの松田ばかりでなくミズノ側の関係者の心境を考えるとさすがに同情してしまいました。

松田はミズノの契約社員ですから、競技で他社の水着を着るというのはたぶん最高レベルの背信行為ということになるのでしょう。しかし、勝負ですから、ここで妥協したら自分にとって一生の禍根になります。

松田とコーチはミズノを去ればいい(ていうか、そこまでしたらやはりケジメをつけるためにミズノを去ることになります)かもしれませんが、しかしミズノの松田を担当する社員その他はとてもそれではすみません。解雇もありえるし、クビとまではいわずとも、いろいろと社内のペナルティーも避けられないかもしれません。そうなると、なかなかなあ…というところでしょうか。

ミズノからすれば、単に水着の使用の契約をしているだけの選手ならまだしも、自分のところの契約社員までが他社の水着を着用するというのでは、それは最高レベルに顔い泥を塗られる話だし、ほかにも示しがつきません。でも、選手に「うちの水着を着用してタイムは我慢しろ」とも言えないしねえ。それはさすがに「言ってはいかんこと」ということになるでしょう。

松田も自分はともかくさすがにミズノの関係者のことについては心苦しさを感じています。私も松田が他社の水着を着用したのは「仕方ない」のたぐいだと思いますが、ミズノの担当者にはかなり同情しました。松田はミズノを去る覚悟をしてこれをしたわけで、それはどうしようもありませんが、ミズノの担当者からすれば(それなりの覚悟はしていたでしょうが)最悪の事態といって過言でないでしょうからそれは気の毒です。

松田はそのあと不動産関係の会社やドラッグストアなどにスポンサーになってもらって競技を続けていますが、やはりミズノの件は彼とコーチにとってもまさに大きな精神の傷だったのでしょうね。仕方ない話ではありますが、しないですむのならそっちのほうがずっといいわけで。実際久世コーチは、松田が他社の水着を着て競技に出る際、最悪ミズノ側が力づくで阻止にでることまで予想してその場合は身体をはってそれを防ごうとしたとまで書いています。

スポーツでも彼らレベルの超一流になると、時にはそこまでしなければならない、っていうことになってしまいますよね。運命は残酷だと思います。

お断り:本日は19日ですが、21日の記事とします。
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