ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

不定期連載:普通自動二輪免許取得記(13)(卒業検定2回目→合格!!!)

2020-07-11 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

2回目の卒検です。早めに家を出ます。高齢者教習のお年寄りが目立ちました。

手続きをし、今日のコースを渡されます。今日も前回と同じコースでした。 よって、特にコースをあらためて確認の必要はなし。前回一緒だった老けた16歳の少年もいました。彼は、週末だかに受けたが、前回失敗したクランクはOKだったものの、一本橋で落ちたとのことでした。

集合がかかります。今日は、大型1人、普通6人、男性5人の女性2人でした。一人の女性は、元同僚の女性ににていました。彼女は煙草をすっていました。今日は、スキンヘッドの人が検定員です。前回の人より説明は懇切丁寧でした。今日は、急制動は11mとのこと。昨日雨だったので14mかもと思っていましたが、そうではありませんでした。

では始まります。例によって大型の人が最初にやり、そのあとつぎつぎに検定を受けます。大型の人は、見えた範囲ではスムーズに進みます。同僚に似た女性は、途中で失敗したみたいで、一本橋なども荒かった。もう一人の女性は今日が最初の検定だそうで、だいぶ緊張していました。他の教習車がないといいですねえなどとはなします。

ついに私の番です。きっちり確認をし、スタートします。軽快にスピードを出します。クランクはいい、踏切もクリア、確認は怠らず。スラロームはよくできました。ここで、曲がる際にエンストを起こしてしまいます。この際の確認が不十分だったことが後になって心に引っかかります。一本橋は、相当ふらついたが何とかなりました。それで、急制動へ。1度ややブレーキのタイミングが早かったと思ったら、やはりやり直してくれといわれました。今度は仕方ないからかなりスピードを上げて、それでやります。11mにはおさまった。そのままS字と坂道発信は無難にこなせます。それで終わりました。

同僚に似ている女性は、途中で失敗して討ち死にしたようです。私は前回同様検定中止ということはありませんでしたが、あまり自信がもてません。控え所へ。もう1人の女性もだめだったらしい。前回と違って、今回は全員集合するまで待機します。一人の人が話しかけてきます。エンストをしたというはなしをすると、エンストはそんなに減点にならないといってくれました。前回は、6割~7割合格かと思いましたが、今回は自信がありません。それで待合室に戻ります。

しばらく座って、結果発表。男性はみな合格でした。よかった。そうしたら、前回一緒だった16歳の少年が、だめだったんですかと言ってきました。あれ、私だめだったのと思いましたが、結果の講評を聞きます。私は合格ですよねえと確認すると、そうだと言われました。ほっとします。確認はよかったと言われました。一本橋はふらついていましたが、あのようなところを通るわけもないですがこれからもがんばってくださいと言う趣旨のことを言われました。

では2階に行ってくれと言うので男性全員で行きます。顔見知りではないですが、太った事務員の人と目があったので、思わずガッツポーズをしてしまいました。2階で、よかった指導員、悪かった指導員などのアンケートがありました。特に不満はなかったのですが、H指導員ほか1名の名をあげておきました。それで細かい注意など。解散の後、事務で、大型をとりたいという話をしておきました。

その数日後免許センターに行き、無事免許の書き換えをしました。はい、これにてわが「普通自動二輪免許取得記」は終了です。不定期連載を読んでいただいた読者の皆さまありがとうございました。

が・・・これで二輪免許取得は終わりません。今度は大型自動二輪免許取得があります。『イージー・ライダー』にあこがれてバイクに乗るのなら、やはり大型を取らなければ格好がつきません。

(私からすれば)普通自動二輪免許はかなりスムーズに取得できたので、それなら大型は、気合を入れて教習に臨めば1か月未満でとれるのではないかと気楽に考えていたのですが、その考えの甘さを私は、さまざまな試練により粉々に打ち砕かれました(苦笑)。次回からは、「不定期連載:大型自動二輪免許取得記」が始まります。乞うご期待?

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(12)(補習)

2020-07-06 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

では教習所へ。さっそく配車手続きをします。本日は、Hさんという人が担当です。前に、シミュレーターで担当してもらったことがあります。

本日は、教習所のお手洗いで着替えます。それで控え所へ。防具他を装着します。Hさんが来て、あいさつをしてくれました。また以前のシミュレーターのことであらためて陳謝を受けました。律儀な人です。

それで、雨が降っているので合羽を着るのは自由だというので、私は最初、下だけはきましたが、これもまったく動きにくいことおびただしいので、けっきょくこれも脱ぎました。雨は確かに少し降っていましたが、合羽は必要ないと判断します。

最初に、確認に難があるといわれたので、そのあたりを集中的にやりたいということを話すと、あとブレーキにも難があるということも書かれているので、そのあたりもやろうということになりました。では始まります。まず、確認の仕方ほかをいろいろ復習。改めて私も、課題にばかり気を取られていて、こういったことが不十分だったことを痛感します。巻き込みの注意、左右の注意、バックミラーを見ての注意、カーブの注意ほか、このあたりは繰り返ししなければいけません。

H指導員(私も、昨今ようやく「教官」でなく「指導員」と自然に書けるようになりました)は、いろいろ懇切丁寧に指導してくれます。彼は、私を自分の後ろに乗せて、それでコースを回ってくれました。あらためて、教習所指導員のレベルの高さに驚きます。それで卒検のコースを走ります。が、雨でしかも確認に気を取られていたため、スラロームの後、曲がるところですっ転んでしまいました。最近は、先日のクランクの時以外転んだりはしなかったのですが。これでひどくリズムを崩してしまいました。

一本橋は失敗の連続です。ほかの指導員が見ている(私を見ているわけではありませんが)せいもあります。つまり精神が崩れると、すでに習得できていることも思いっきり悪くなるということです。繰り返し深呼吸をしたりいろいろして落ち着こうとしましたが4回だか5回のチャレンジで、ついに1回しか成功しませんでした。非常に不安ですが、ただ次の卒検は翌週なので、むしろ精神を落ち着かせるにはいいかなという気もします。本来なら乗った直後に卒検がいいのでしょうが、この体たらくではむしろ日を置いた方がよさそうです。

ほかのクランクとかS字、急発進、急制動などは、まあできたといっていいと思います。坂道発進もOK。一本橋は、けっきょく今日はだめでした。控え所に戻り、着替えをすませんます。事務室で来週の卒検受験の申請をします。はて次回はいかに?

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(11)(卒業検定1回目)

2020-06-22 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

いよいよ卒業検定(卒検)当日です。カバンに印鑑を入れ、朝食。支度をし、教習所へ向かいます。8時30分ごろ到着しました。老人が教習所周辺にたむろっていたので、今日は老人教習の日だとわかりました。老人の多い教習所は、普段と雰囲気が違います。受付で手続きをします。証紙代を払い込んで、地図をもらいます。今日はAコース、Bコースのうちの後者でした。地図とにらめっこします今日は昨日の雨がのこっているので、急制動が14mで良いというのも幸運なところか。ひたすら地図を見ます。ネット中毒(じゃなくて今は「依存症」か)の私もさすがにスマートフォンを見る気になりませんでした。徐々に検定を受ける人たちが集まります(ラミネート加工された地図を持っているのでわかる)。あとはご老体でした。

9時過ぎになって呼ばれます。控え所に歩いていきます。防具ほか着用の指示。今日の検定の主任は、Nさんという中年の男性でした。腹は出ていますが、運動とかは得意そうです。今日は、大型1人、虫型4人でした。全員男の人です。ビブスを配られる。私は、中型のゼッケン2。N氏が、いろいろ説明してくれます。やはり制動は14mとのこと。それで急制動が40km未満だった際は、1回はやり直しOKといいます。あと40km出すときは、前にゆっくり走っている車があれば無理して出すなとも言われましたこの時はあまりかけいなかったのですが、のちに大型自動二輪の卒業検定の時、これがけっこう問題となりました。。あともう1人若い人との2人で検定するといいます。その人(名前未確認)が来ます。お手洗いに行ったら、指導員のH氏とすれ違い、あいさつします。彼にもいろいろ世話になりました。一番印象に残った指導員が彼だったかな。なお私が指導を受けた指導員はみな男性でしたが、普通自動二輪では、この教習所には1人女性の指導員がいました。大型は、いませんでした。

それで、発着点に行き、急制動のところを再確認します。水が溜まっています。それもどうかです。5人で発着点へ。まず大型の人。ブオーンと走っていく。なるほど、大型の人は、運転も安定していると思います。スラロームや一本橋も無難にこなしていた。その人が終わらないうちに、次の人。中型の1番です。この人も無難に走り、無難にやっているように見えました。お年寄りの検定受験者が、だれがバイクを片付けるのかということを再確認していた。すると次が私と思っていたが、ゼッケン4番の若い人でした。乗っていったが、しばらくして「大丈夫か」というような声が聞こえたのでダメだったのかなと思いました。その後一本橋も落ちていて、動揺していたのだろうと思いました。

次が私。ミラーをチェックし、後ろも確認し、スタート。40kmの指定速度はOK。クランクもできました。踏切はよかった。そのあとスラロームはゆっくりだったがなんとか。最大の難関である一本橋は、どうかなと思ったが、何とかわたりきれました。そのあと右折右折で、また周回コースに入りますが、この辺りでややギアがうまく入らなくなりました。緊張していたらしい。右折するが、車が近くを通ったので、これはまずかったと思います。急制動は、なんとかできた。S字カーブは、ややギアの選択に難があったような気がしましたが、これもなんとかクリアします。坂道発進は、これも冷静さを保ちながらなんとかできます。でもエンジン音が大きすぎたか。それで一時停止もややスムーズさに欠けたか。あとは周回を走り、発着点へ。決定的なミスはなかったが、果てどんなもんかいなという気はしました。まあ何とかなったかもという気がします。

控え所に戻り、防具ほかをはずします。4番の人が1人座っていて、ちょっと会話します。そうは見えませんが、彼は16歳で、クランクで転んでダメだったという。どうでしたかと聞かれたので、決定的なミスはなかったと思うという話をしたら、じゃあ大丈夫ですよと言ってくれました。ともかくロビーへ向かいます。今度はiPhoneでネットを見ます。それで合格者の発表があり、奥のほうへ集められます。ちょっと緊張。この時は、何とかなるんじゃないかと思っていましたが、大型の人と中型は最初に走った人以外不合格でした。つまり私も不合格です。残念でした。それで私の講評は、確認がよくないということに尽きました。ああ、やっぱりそうかというところです。残念ですが、やはり私の一番の弱点がでてしまった感があります。。スラロームは8.1秒、一本橋は7.1秒とのことだったので、一本橋は聞い準をクリアしたことになります。スラロームは0.1秒の遅れです。この辺り難しいなと思います。

落ち込んでばかりもいられませんから、しょうがないのでさっそく次の教習(補習)の予約、2日後の18:10から。それで来週の同じ曜日にまた検定をすることとします。本来なら今日補習して次の検定日に受けたいくらいですが、仕事の都合でそれはできません。その次の検定の日も仕事で不可なのが痛いところです。受かったら、事務の女性とハイタッチでもしたかったんですけどね(苦笑)。コロナ騒動の昨今ではそんなのまったくだめですが、当時はそんなのんきなことを考えられたわけです。それはともかく、空いている枠に飛びつきます。いくつか予定を調整しないといけませんが、これは仕方ないところです。精神的な勢いも大事です。次回の補習では、やはり確認を復習しないとだと心に誓います。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(10)(第二段階 みきわめ→2回目にして良好!)

2020-06-15 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

本日の教習は連続2時間です。仕事から帰って、着がえて教習所へ向かいます。今日は若干雨が降っているので、合羽を着ての教習は避けられないなと覚悟しました。配車手続きをすると、今日がみきわめなのでOKなら卒検になるので、卒検についての書類を書くこととなります。「ようやくここまで来た」という趣旨のことを事務員の女性に言うと、でもそんなに早いわけではない(って言ったのかな?)と言われてしまいました(苦笑)。でもまあ教習を始めてから2か月弱なので、私としてはいい線だと思います。

指導員は、1段階のみきわめの際にOKをくれた人なので、これは幸先いいかもと考えました。それで合羽を着て乗ります。今回は、卒検に使うバイクだといいます。最初にウォーミングアップで3周乗るのですが、自分で周ってくれと言われます。それで周ります。そうしたら、卒研の際のスタート地点と終わりの地点である「発着点」から、これから自由走行をしてくれと言われます。外周でなく内周を回ってみます。一本橋、スラロームをやり、さらになんとか坂道もできました。35分まで自由走行をやってくれというのを2分くらいオーバーしてしまいました。再び適当に周ります。砂利道を走ります。慎重に、なんとか転ばずに走ります。そのあと、ローでごく低速で、8の字カーブを回ります。いろいろ難しいところがあります。一本橋も繰り返し練習します。それでこの時間は終了となりました。控え所に戻ります。次はみきわめ。免許を見せます(これは絶対のルールです)。それでどうしますかと言われる。つまり今回は、あえて習熟するための教習にして、みきわめを受けないようにしますかという問いです。当方別に何が何でも今回みきわめがほしいと考えているわけでもありませんが、しかしOKならもらいたいとこたえます。そういうわけでみきわめ。バイクに乗って、後方確認、ミラーの調整ほか、検定官に対して手を挙げる、といったことを教わります。それで走りますが、あいにくそういったことが全くできていないといわれます。確かにできていませんん。あらためて注意をします。

それで走りますが、スラロームは時間がオーバー、一本橋は速いという結果であり、なかなかうまくいかません。さらにクランクが、どうも完全にはまってしまい、すっころんだりパイロンにぶつけたりとよろしくありません。段々にうまくいくようになりました。なるべく外寄りにコースを取ることが必要だと指導を受けます。やや精神的にはまった感があり、あせります。けっきょくみきわめは今回不可となりました。しょうがないといわざるを得ません。緊張もありましたが、なんといっても合羽を着ていたため汗だくになってしまいました。事務室で、次の教習の予約を取ります。数日後を予約し、あとキャンセル待ちにも、名前を入れてもらいました。

当日教習所へ。晴れたので助かりました。配車をしてもらい、プロテクターほかを装着します。今回の指導員は前に何回か受けたことがある人でした。免許証を見せる。前回の問題点はと聞かれたので、クランクにはまった、あと一本橋が不安定という話をします。それで、ヘルメットもっと強く締めてくれといわれたので、実はヘルメットのつけ方がよくわかないという話をして、あらためて直してもらいました。次回は大丈夫でしょうか? 

まずウオーミングアップ走行で3周して、発着点に行ってくれといわれました。それでひいこら走ります。そして検定の際の儀式ありませんが、検定時の発進の際の最初のやり方を復習し、まず2つある卒検のコースのうちAコースを走ります。頭の中でコースを反芻しながら、指定速度(40㎞以上のスピードを出す走行)、右折をし、踏切、右折、右折、クランクを走る。なんとかかんとかか。それで左に曲がり、右折、スラローム、一本橋。一本橋は何とか渡り切ります。そして右折、右折で、またまっすぐ右折、急制動。これが難関です。40kmのスピードは出せたが、やはり怖いのですぐブレーキをかけてしまいます。指導員から後輪ブレーキを踏んだままだという指摘がありました。まさにそうです。これをついやってしまいます。S字カーブはうまくできた、坂道発進もだいぶ良かったと思いました。それで最後に右折、左折、・・・といった感じで完了します。 

そのあと、スラロームと一本橋を集中して練習しました。なんとか一本橋も落ちずに通過できるようになってきました。これもやはり乗った回数でしょうか。ようやくふらつきながらも、なんとか一本橋の上をある程度安定して乗れるようになってきました。そのあと急制動を数回練習します。なかなかうまくブレーキをかけることが難しい。が、だんだん改善はされてきたでしょうか。最後はクランク数回。なんとか無事走れます。すぐウィンカーを切るよう指示が指導員からありました。何とか終わり、みきわめをもらえることになります。よかった。今日は正直精神的にも路上の状態も良かったので、なり充実していたというべきかもしれません。控え所に戻ります。無事みきわめをもらい、それで指導員氏にあらためて礼を言いました。事務室に行き、顔なじみ(と考えているのは私だけかも)の事務員女性に、無事みきわめをもらえた旨話します。おめでとうございますと喜んでもらえました。私もうれしい。さっそく翌週に卒検の予約を入れました。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(9)(第二段階 急制動、回避、シミュレーター)

2020-06-10 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

ではまた教習です。控え所へ。ヘルメットはフィットするのが見当たらずしょうがないですから、大きめのものを借ります。今日の最初の指導員は、前回の急制動の時と同じ人でした。最初に、ウォーミングアップの際自分で走ってくれと言われました。つまり、そういうことができる状態であると認められたわけです。1周走ると、早くも指導員に追いつかれました。

それで、今日は回避をやります。回避というのは、車線変更に近いですが、しかしそれよりキュッと止まるというものです。指導員がお手本を見せてくれます。当然ながら、やっぱりうまい。それで私もやりますが、やはりものすごく怖い。怖くないわけもありませんが、やっぱり怖い。いろいろな教習をしましたが、やはりこの怖さも格別です。今度は、指導員が赤旗白旗を上げて、赤旗なら右へ、白旗なら左へと言われる。それで、左手で赤旗を出すなどいろいろ冷静さを欠くように仕向けられます。これって、認知症の検査や脳年齢の若さなどの計測にも利用されるテクニック。それでひいひい走ります。かなり苦労します。2回やって、2回ともうまくいきましたが、止まるタイミングはなかなか難しいとしか言えません。

このあと急制動の復習をします。これもかなり大変でした。また今日は、初心者の教習車がやたら走っていて、バイクのスピードを上げるのも容易ではありません。が、なんとか手前で40km/hのスピードを出せて、それをなんとか11mかそれに近いところで停められるようになりました。そして最後に、ではコースを走ってみましょうといわれますが、今回は指導員が先導するのでなく、自力で行くことになります。よって、まったく調子が上がりません。が、なんとかクランクはOK。スラロームはいい、一本橋はやっぱりだめ。これは、あとで指導員に頼んで、ちょっと集中的に練習する必要がありそうです。急制動はまあまあ、S字はできた、坂道発進は、忘れた(完全に忘れたのでなく、あれ、そうだったけなあと思った)という状況でした。指導員から、コースを覚えるようにとの話がありました。また、卒検まであまり乗る機会がないといわれました。いよいよそういうことを言われる時期になったかといろいろ感慨深いものもあります。それで控え所に戻ります。

次はシミュレーターです。担当は、前にシミュレーター授業を担当してくれた人でした。今回はOさんという男性と一緒でした。2回ほど交互に乗ります。正直、今回は酔いました。脳とみているもののマッチングがうまくいかないのでしょう。クラッチやギアをガシャンガシャンと音を立てて動かします。ローで思いっきりブオーンとふかしてしまうなど、やはり慣れないといろいろ苦労をします。

Oさんは私よりうまいらしく、私よりはスムーズに運転していました。それでいろいろ講評があります。今日は、いろいろなところで、停車する車、強引に突っ込む車、飛び出してくる歩行者や自転車、いろいろな難関が私たちを襲いました。まったく油断がなりません。もう少し停車位置や走行位置を注意するということの指摘が私に対してされました。最後は雑談になります。Oさんに、どんなバイクを買いたいかと指導員が尋ねると、自分は今の時期しかバイクに乗らないだろうと語りました。。東海出身で、関西の会社に就職し、こちらに来て5年といいます。同級生とかが遊びに来たら楽しみだといっていました。私は、軽井沢あたりにツーリングかなあ。買うバイクを決めているわけでもありませんが。指導員はツーリングの心構えなども話をしてくれました。授業終了。指導員に、大型は、ある程度乗ってから取ったほうがいいのかと聞きますと、すぐでも大丈夫ですからと言われました。やっぱり早めにとったほうがいいのかな。勢いというのもあるしね。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(8)(第二段階突入! シミュレーター2回あと普通の教習1回)

2020-06-03 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

この教習から第二段階です。教習所に無事到着し、配車手続きをします。といっても今日は、シミュレーターですから、バイク自体に乗るわけではありません。キャビネットから教習台帳を引っ張り出すと、例によって声をかけられました。3時間目の予約をというので、週末はどうかというと、幸いどの時間も空いているといいます。たまにはそういうこともあるということです。シミュレーター室がある2階に上がって待ちます。学科の教習生と一緒に待つのも、私は学科を免除されている立場なのでちょっと変。教習の時間です。今回も2人で受講となりました。もう1人は若い男性のKという人でした。指導員は、私の最初の教習を担当した人です。

ではまず私が、最初にシミュレーションバイクに乗ってみます。ギアを入れ、クラッチを切り、さらにエンストもするという本格的なものです。ブーと走るが、いろいろアクシデント多数。やれ救急車は来るは、路上に駐車している車はあるは、横断歩道を渡ろうとする人はいるは、自動車がこちらの車線に入ってくるは、交差点を渡ろうとしたら、トラックがギリギリのところで止まっていて前がつっかえるとかいろいろな難関があり、それをいかに安全に回避し交通ルールにのっとって運転しなければいけないかというものです。なかなかの難物と言わざるを得ません。さすがに事故や交通違反はしなかったと思いますが、右折の際の信号で停車する場合のポジショニング、曲がる際の位置などについて指導を受けました。それにしても運転している際はそうでもありませんでしたが、動いている画面を見ながら講評をしてもらっている際は、正直酔っぱらったような気分になりだいぶ調子が悪くなりました。たぶん動いている画面と止まっている自分との間に齟齬が生じ、頭の回路の調子が悪くなるのでしょう。乗り物酔いはしないのですが、どうもこのシミュレーターは前回もそうだが私に合わないようです。

次はK氏です。彼は私より運転がうまいようで、スムーズに運転します。しかしやはりパトカーや横断歩道で待っている人、水たまり、けっこう強引に入ってくる車など、さまざまな難関が彼を襲います。これも講評があり、人のを見ていると、正面から見ていないからかもだが、あまり気にはなりませんでした。次は夜のシミュレーションです。道に入る際も、車がビュンビュン走って、リアルでも夜にバイクなんか乗るもんじゃないなと思います。やはり酔っ払いなどいろいろな人が横断歩道を渡るし、夜の道はスピードも錯覚で早く感じる。かなり怖い。が、まあなんとか無事終わります。講評は、やっぱり見ていて気分が悪くなりました。乗り物酔いとちょっと違うようです。次の人がもう1度やり、やはり右カーブのあたりで指摘がありました。

この後は雑談です。どんなバイクに乗りたいかという毎度おなじみの話になり、『イージー・ライダー』の話をしました。今はひところほどのこともないでしょうが、やはりこの映画にあこがれてバイクに乗りたいという人は、今も多少は存在するようです。とりあえず今日は無難に(?)終わりました。

それでは次の教習です。教習所へ到着。配車手続きをします。担当の女の子は初めて見た人でした。控え所へ。プロテクターほか着用。数回指導を受けた指導員に、苦節数回でなんとかみきわめを抜けられましたとあいさつすると、前回も一本橋以外は大丈夫だったと嬉しいお言葉。こういうことでやる気がでるというものです。

それで教習が始まります。まず外周を走り、それで卒業検定の際の2つのコースのうちの1コースをやりますが、遺憾ながら一本橋がうまくいきません。今日は私が先導して走り、指導員が声をかけるというやり方です。コースのルートは覚えているつもりでしたが、、どうもやはりうまくいきません。スラローム、S字カーブはまあまあ。クランクは1度足をついてしまいました。が、2回目以降はうまくいきます。常に遠くを見ていればなるほど、うまくいくものです。

次は、2コースを教えてもらいます。これもなかなかの難物でした。やることは同じですが、今までのリズムとはまた違うので、これも面倒です。坂道もうまくできましたが、ミラーを合わせるとか後方確認とか、右足を付かないとか、そのようなことをうるさく言われるようになります。つまり卒検に対応即した教習になったわけ。ひいひい走ります。一本橋が苦手ということで、一本橋をまたやります。4回くらいやって、1回成功。前回はだいぶ調子が良かったが、やはり1週間くらい空くとこうなります。なかなか道のりは遠い。それで教習終了。控え所に戻ると、次の時間の教習を受ける人たちの中に、女性2人がいました。1人は若い女の子でしたが、もう1人は中年女性です。中年女性の教習生は初めて見ました。時間によりけりでしょうが、あまり多くないのは確かだと思います。窓口で予約をします。日曜(はどっちみち取れない可能性が高い)は嫌なので、月曜は空いておらず、火曜に3時間とることになりますた。3時間教習をするのもハード。急制動をやることとなります。これを終えれば、あとは苦手なところを復習してみきわめをもらうこととなります。

次はシミュレーターの教室に行きます。指導員は、前回と同じ人。今日は私1人だけの教習です。前回精神的に酔っ払ったのでどうかと思いましたが、今日はそういうことはありませんでした。今回は、交差点で四輪車が飛び出してくるというもので、やはり何回か引っかかってめでたくケガ、あるいは死亡となります。設定がいろいろえげつないと臣ました。だんだん課題が読めるようになって衝突しないでも済むようになりましたが、最後に草原(しかし並木で死角が生じる)を走っていて、あらーと衝突。まったく気が抜けない。しめくくりはサーキットで思いっきり飛ばしてそれでエンジンブレーキでなく前輪・後輪のブレーキを使う練習をします。これは楽しかった。指導員から、エンジンブレーキでなくブレーキを使うよう指導。最後に、第二段階で気を付けるべきところはどこかと聞ききますと、私は心構えみたいなものを聞いたつもりだったのだが、指導員は足を付かないとか後方確認、右折時のポジショニングなどを話した。つまり心構えよりそのようなことのほうが課題であるということでしょう。ありがたく拝聴します。無事帰宅します。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(7)(第一段階みきわめ→良好!)

2020-05-29 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

みきわめの日、教習所で配車手続きをします。そして同時に次なる予約を入れました。みきわめが今日OKなら明日第二段階のシミュレーター授業を受けられるが、今日NGならシミュレーターは不可だといいます。当然な話ではあります。控え所へ行きます。プロテクターほかをつけますが、ヘルメットとブーツは私にフィットするサイズがありません。前の時間の人が外したものを付けることとします。ヘルメットとブーツを着用しますが、ブーツはともかくヘルメットは汗だくだったので、けっきょくXLのでかいものを着用となりました。お手洗いに行き気を落ち着かます。それでは教習です。教官じゃなくて指導員が、前回みきわめがダメだったのは何が問題でしたと聞いてきたので、総合的にダメだったと正直なことを話します。

ところで前の記事で、白人女性と話をしたということを書きまして、その後彼女を見かけることはなかったということを書きましたが、この教習の日付けの日記を読み返すと(この一連の免許取得記は、教習の直後に書いたメモに基づく日記を、ですます体の文章にして、また公けに書くべきことでないことを削除して、説明が必要な部分とわかりにくい部分を書き加えるという形で記事にしています)、この日にこの女性を見かけていましたね。話はしていないと思いますが(まったく記憶にないし、話していればその内容を日記に書いているはず)、やはり人間の記憶力というのも当てにはならんなと思います。私は、かなり記憶力はいい人間ですが、それでも英単語、数学や物理の公式、フランス語の動詞の活用、歴史の年号などは、なかなか覚えるのは大変です。好きなことならいくらだって覚えますが、そうでないことはなかなかそうはいきません。

余談が過ぎました。教習の話に戻ります。

まず肩慣らしで3周ほど外周を回ります。そのあと卒検の際のコースを走ります。S字カーブはまあまあ。スラロームはまあまあ。一本橋はうまくいかず、坂道発進は大きく吹かすが何とかできました、クランクはうまくいかないというところです。それでクランクを集中して行います。指導員から、フロントブレーキを利用していることと、視線が近くなっていることを指摘されます。クランクをする際には、フロント(前輪)ブレーキ(自転車についているブレーキと同じく右ハンドルの下にあるレバー。左側のハンドルにあるのはクラッチ)を使ってはならず、また視線も遠くにやるというのは鉄則です。それを気を付けていたら、なるほど、だいぶスムーズに曲がれるようになりました。ほんのわずかなところなのだなとあらためて思います。計8回くらいしたか? やはりこういうのは、数をこなしてさまざまなアをドバイスを受けて上達するのでしょう。繰り返ししないと自分の弱点がわからないし、それではじめていろいろ有益なアドバイスを受けられるというものです。

そのあとスラロームと一本橋をやったら、スラロームはいいので、では一本橋を集中的にということになりましたが、やはり苦戦します。前回はラスト2回できたのですがね。すぐふらつきます。指導員から、脚がよくないので、つま先をバイクにくっつけて、それでニーグリップをしっかりし、さらにハンドルでうまくさばくよう話がありました。それでやってみると、ようやくだいぶ安定してきました。なんとか一本橋を通過できるようになり、3回か4回通過できるようになったでしょうか。ある程度技量がアップしてきたのだと思います。そうしたら雨がぽつーらぽつーら降ってきました。やばいなと思いましたが、なんとか本格的な降りになるというところまでは崩れる前に教習が終わりました。遺憾ながらみきわめは次回も。が、次回でなんとか終わりにしたいものです。

では3回目のみきわめです。配車手続きをします。指導員ははじめて担当してくれる人でした。まあ誰が来ても同じだと腹をくくるしかありません。雨が降りそうなので、いちおうプロテクターをつけますが、雨合羽の着用は避けられないかなと覚悟します。指導員の人はなかなかの好男子でした。やはり雨合羽を着たほうがいいというのでそうします。が、まさに運動選手の減量時のように汗だくになることとなりました。今回のバイクは、教習の際に私が使用することの多いバイクでした。教習用のバイクはたくさんありますが、同じバイクを使用することが、他人はわかりませんが、私の場合はわりと多かったように思います。

まずはウォーミングアップ走行。外周を3周ほど走ります。最初にスラローム、一本橋から始めます、スラロームはまあまあですが、一本橋はいただけません。すぐ落ちます。8の字はうまくできました。クランクは、前回の指導員の言うように、遠くを見ることによりうまくいきました。坂道発進は、ブオーンと大きくふかしてしまいましたが、なんとか発信できました。こういうのを経験すると、やはり四輪のマニュアル車の経験が大変活きていると思います。

ひととおり終わった後、エンストに関する注意(ややクラッチの切りが悪い)とか、サードで発進しようとしたことなどが指摘されました。これなどは、やっぱり緊張しているのが悪いのかなあと思います。それでいよいよ本日の教習の本番・真打の一本橋の本格的な教習になります。これを何とかすることが、今日のみきわめ成功のカギです。何回かやるがうまくいきません。それで、もっと勢いよくスタートしていいということを言われます。私も、ニーグリップをしっかりします。ただまっすぐバイクを、橋(コンクリートの平均台様のもりあがったもの)に向けたのはいいといわれました。これもネットでもらった情報です。それで何回かの失敗の後、指導員の人が私を後ろに乗せて、走行中頭が動いていないことを示します。それでちゃんと一本橋ができるのだから、この人たちの技術のすごさには感服しました。さらに、足を付いて、それでやってみらたらどうかと勧められてそうしたら、なんとかちゃんとできました。これを2回だか3回やります。今にしてみるとイメージトレーニングなのだと思います。そうしたら指導員は、橋の前で止まらなくていいからどんどんやってみてくれといわれた。そうしたらうまくできました。指導員がほめてくれます。またやったらうまくできました。後になって考えてみると、精神的に勢いがついたので、それでスムーズに橋に乗れたのだと思います。それで今度は、ちゃんと停まってやってみます。するとうまくいきます。2度目もうまくいきました。指導員からほめてもらえました。3回目はうまくいきませんでしたが、だいぶわかってきたような気がします。指導員も「開眼したようですね」といってくれました。リアブレーキを使ってスピードを抑えるようにもなれました。指導員も満足そうな顔です。

「どうやらみきわめは大丈夫そうだな」と私もひと安心。前々回、前回のみきわめは、正直だめで仕方ないと思っていましたが、今日はぜひ成功したいと思っていたので、我ながらうれしく思います。今日だめだったらそうとうへこんだと思います。そうならなくて幸いでした。指導員からも「ありがとうございます」といわれました。変な話ですが、彼も、今日はぜひ私に合格してもらいたいと考えていたのでしょう。それにしても大型で一本橋10秒というのはほんと驚異だと思います。ちょっと現状自分には想像できません。そしてそれは、私が大型自動二輪免許を取得する際、骨身にしみて理解することとなります。詳細は、この連載が終わった後の大型自動二輪免許取得記でごってり書かせていただきます。

控え所にもどります。バイクを車庫にいれようとしたら、いやそれはしなくて結構ですといってもらえました。無事みきわめ良好をもらえます。指導員に礼を言います。事務の窓口で「ついにみきわめをもらえました」といったら、よかったですねと事務の人にも言ってもらえました。この日ばかりは意気揚々と帰宅します。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(6)(AT車・第一段階みきわめ)

2020-05-14 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

本日の教習はバイクのオートマチック車(AT車)に乗る日です(なお上の写真の出典HPはこちら)。この日は天気が悪くて教習の時間はどうかなと思ったのですが、だいぶ雨がやんできたのでよかったと思いました。教習所で配車手続きをしようとすると、もう受付時間が終わったのでというので、あらためて台帳を出してもらいました。時間をちょっと勘違いしていました。これはだめだなと思います。

控え所に行って、大急ぎでプロテクター他をつけ、さらに雨合羽をつけます。今日は、手袋は水にぬれてしまうでしょう。指導員は、最初の教官(ついこれを使ってしまう)でした。AT車へ。最初に簡単な説明があります。一応教科書は読みましたが、やはり乗らないと頭に入ってきません。それでエンジンのかけ方、いざというときのハンドブレーキのかけ方を確認します。これで、坂道に停める際は、バイクを固定するといいます。なるほど、これが教科書を読んでいていま一つ頭に入らなかったものなのかと思いました。やはりクラッチがないのと、ニーグリップがないのには少し戸惑います。周囲を数周します。

それで、S字カーブを曲がりますが、最初の1回はうまく回れず足を着きました。クランクは、4輪用の広いものでやったせいかうまくいきました。雨のせいで、ヘルメットの風防を下げたりします。指導員は下げたほうがいいといいましたが、眼鏡のレンズと一緒に視界が非常に悪くなるので、結局上げるようにしました。雨なので、転ばないように注意します。スラロームでは、しばらくぶりということもありますが、やはりマニュアルのバイクとATのバイクでは、取り回しの感覚が違うので、最初の1回目はうまくいきませんでした。雨のせいで怖いということもあります。

次は30㎞を出して、どれくらいで制御できるかを2回やります。やはり雨だから怖いのがしょうじきなところです。そのあとスラローム、一本橋。スラロームは、2回目はなんとかできました。一本橋は、最初はすぐ落ちて惨敗でしたが、2回目にやったらあーら、成功しました。偶然でしょうが、それでも成功すればうれしいというものです。そのあと坂道発進をやります。これは、やはり四輪車の坂道発進と似ています。つまり同じようなことを車とバイクでやっているということです。が、やはり雨だから怖い。2回目は、S字カーブも何とかなりました。指導員に、一本橋ができた、といったら、ATのほうが難しいといわれました。力がついてこないと一本橋なんて全く歯が立たないので、これはうれしいことです。

40分強走っ時点で今日の教習は終了。これでええんかいなと思ったので、これで終わりですかと確認してしまいました。着替えます。無事、次回みきわめ。それで、みきわめは、卒検は、足を付いたり一本橋で落ちたらアウトですが、みきわめはそういうことはないんですかと聞いたら、みきわめはそんなに難しく考えなくていいとのお答え。それならいいのですが。翌日がさっそくみきわめです。

翌日は、昨日の件もあったので早めに教習所へ。この日は休みの日なのでお昼ごろの教習です。配車手続きをして、控え所へ行きます。今日の指導員は前に習ったことがある人でした。この日あたりはだいぶ暑く、冷房が入っているのでありがたかったというところです。ヘルメットやブーツその他は、昨日の雨のせいでしょうか、外に干してありました。プロテクター他をつけます。前の時間の人たちが帰ってきました。今日は、復習をしようと指導員は言います。

私のミスですが、手袋を忘れていた。やはり緊張しているのでしょうか。それで、まず昨日のった、検定の1コースというのを走ることになりましたが(検定では、1コース、2コースのどちらかを、当日発表で走ります)、まずは外周を回ります。それで、ご老体が運転している光景が目に付きます。つまり高齢者教習のわけで、これも教習所にとって貴重な金儲けなのだろうなと思いました。教習所事業自体は、少子化が進む以上あまり明るい未来がありません。

それで、S字カーブで回るのに苦労します。2回目はうまくいきました。さらにクランクでも失敗、坂道発進はまあまあでしょうか。40㎞スピードを出して、それでブレーキを掛けながらサードに入れて、それで曲がるよう指示されます。また止まる際は、かならずローにしてから止まるよう指示。このあたり、しばらくマニュアル車に乗っていなかったので、やや感覚にが鈍っている可能性があります。それで指導員の人が私を後ろに乗せて、40㎞で走る。うひゃーこわです。人生、こんなに怖いことも珍しい。

それで今日は初心者が多いので、かなり教習車がゆっくりなので、私も運転するのが大変でした。スラロームと一本橋。スラロームは2回目くらいでまあまあできたと思いますが、一本橋はやはり鬼門。何回も繰り返し失敗。1回渡れるが、それ以降はまた失敗。ニーグリップをしっかりする、つま先をまっすぐにするということを繰り返し指摘されます。それで最後の2回は、なんとか連続して成功できました。今日は、数えていませんが、7~8回くらい一本橋をしたかな? あるいは10回以上したかもですが、3回成功したので、多少はコツをつかめたのかもです。それで控え所に戻ります。残念ながらみきわめは次回もということになりました。正直しょうがないと思います。実力不足は、自分でもよくわかっています。受付で、次の予約を取りました。次の教習は金曜日です。土日はどうなるか? 2段階に進めば3時間取れます。

余談:このブログは、5月11日はしばらくぶりに2000IPを超えるアクセスでした。

このブログは、昨年(2019年)は相当にアクセス数が不振で、これはいけないなと思い、今年になってから多少てこ入れをしたのが幸いしたのかはわかりませんが、自宅待機の人が増えたため、だいたいにおいていろいろなサイトのアクセス数が上がっているのは確かですが、このブログもわりと最近アクセスが好調です。アクセス数が高い≠記事が充実している だと思いますので、これからも懲りずにいろいろな記事を書きますので乞うご期待。

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(5)(一本橋・スラローム(復習)・坂道発進)

2020-04-15 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

それではまた普通自動二輪教習の話です。

教習所に着いてさっそく配車手続きをすると、私が現れると同時に事務員の人に動きが見られました。もう私は記憶されているようです。まあつまりは、この時間に教習に来る教習生で、声をかける人間のリストができているということですが。すでに教習台帳も用意されています。

それで、さっそく次の予約はどうかというので、×曜が空いているのでその日の教習を予約します。想像するに、教習所も、私のような社会人教習生にはいろいろ気を使っているのでしょう。

二輪教習用控え所へ行き、しばらく休んでプロテクターほかをつけます。体格のいい社会人がいたので、私より進んでいるようでしたので、一本橋などは大変でしたかと聞きますと、彼は大型自動二輪でした。それは大変失礼しました。普通自動二輪は、教習所に通わず一発で取ったとのこと。大型自動二輪が教習所で取れるようになったのは1996年からで、現在ではさすがに多くの人間が教習所を利用する時代ですが、それでも現在でもいわゆる運転免許センターで一発勝負で免許を取る人も一定数います。

今回の指導員は、初めての人でした。率直に、前回スラロームで初めて転倒した、一本橋が全滅だったという話をします。それで教習。バイクに乗りますが、うまくニュートラルにできず苦労してしまいます。

ウオーミングアップで外周を3周ほど回り、そのあとまずはスラロームです。速く入って加速するというスラロームの基本を繰り返し指摘されます。ひいひい反復し、だんだんにスピードも出てきました。こういうのも、よほどセンスがなければやはりしつこく繰り返すしかないのだと思います。それでだんだんスピードをつけて回れるようになってきたと思えるようになりました。指導員によると、10秒くらいかかっていたのが、ようやく9秒なんとかくらいになったとのこと。

それで一本橋に入りますが、こちらのほうはなかなかうまくいきません。指導員から、始めに入るスピードが遅すぎるので、もっと早く入るよう話がありました。やや緊張しすぎているせいで、エンスト多数。これではどうしようもありません。ただ前回のように転ぶことはありませんでした。時間が来たので、また次の時間やりましょうといわれます。オーバーですが、まあ私も自分の力の不十分さはよく理解しているので異論はありません。

控え所に戻りますが、ヘルメットも外さずに休み、浄水器から水をもらいます。がぶがぶ飲んでしまい。やはり緊張しているんだなと思います。それで次の時間、さっきのバイクがニュートラルに入りにくかったと訴えたところ、指導員の人がバイクを交換してくれました。こちらのほうが、単に乗り方が悪いだけかもしれないが、ギアの換わり方がやや悪く、乗っていてスムーズな発信や加速が大変でした。スラローム中心の教習をします。5回連続と言われてひいひい回ります。だんだんスピードが出るようになってきました。抜けるときに加速もできるようになってきて、それなりに進歩したようです。

その次に今度は一本橋に行きますが、どうも悪い流れにはまってしまい、うまくいきません。1回だけ最後まで行けましたが、あとは半分まで行くのも難しいというところです。そのあと坂道発進を学びます。前回の教習ではうまくいったので、今回も十分できると気楽に考えていましたが、やはりなかなか難しいと感じます。エンスト連発。おもいっきりアクセルをふかしてクラッチを切って、それで後輪ブレーキを緩めればいいだけですが、やはり実際にやるとかなり難しいところがあります。このあたりもやはり繰り返し練習するしかありません。ここあたりで時間終了となりました。

指導員が、次はオートマチック車の教習だといってくれます。かなりお情けな気がしますが、ともかく1つの壁を破ったのは確かです。しかしみきわめを切り抜けられるかは、まったく自信がありません。事務員の女性に、次回はAT車という紙を渡して、ようやくほっとしましたと軽口をたたきました。次回もチャレンジの連続です。

(つづく)

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不定期連載:普通自動二輪免許取得記(4)(一本橋・スラローム・坂道発進ほか)

2020-03-25 00:00:00 | 自動二輪免許取得(普通自動二輪編)

某日、また教習所へおもむきます。行って配車手続きをしますと、私の教習台帳が出てきません。聞いてみると、本来の教習の次の時間にキャンセルが出たのでどうだとのお誘いです。ありがたいのですが、正直2時間連続は疲れるので辞退します。が、お心遣いはありがとうございますと言っておきました。

二輪教習生の控え所へ。プロテクター他をつけます。それで今回は、別の人(私より年上の中年男性)と2人での教習でした。ところでこの教習所は、原則として指導員と教習生の1対1のバイク教習でしたが、これは教習所次第、たぶん立地次第なのでしょうが、そうでなく複数教習が当たり前の教習所もあります。このあたりは、可能ならもちろんマン・トゥ・マン、パースン・トゥ・パースンの教習のほうが効率がいいのは当然なので、それが絶対嫌な人以外は、そちらの方がいいと思います。ただこれは教習所次第なので、教習所の下見をする際に確認をしたほうがよさそうです。私は確認しませんでしたが、そういう意味でもいい教習所へ行って良かったなと思いました。

ともかくこの教習所にも複数での教習ってあるんだとこれも新たなる発見? 

教習が始まります。まずは、クラッチ(バイクのクラッチは、左手で作動させます)を半クラッチ状態にしたまま、ローギアで回ります。ゆっくり回って、反クラッチ状態のままの練習を続けます。。それで恐怖の一本橋へ向かいます。繰り返し回りますが、すぐに落ちてしまいます。教官(つい間違える。指導員ですね)からは、ニーグリップで、膝を締める、つま先を先頭にする、体が揺れている、などいろいろ注意を受けました。7~8回やって、ようやく1回渡れます。指導員によると、私の渡った時間が7.2秒だったとのことなので、これは規定をクリアしているとのこと。普通自動二輪の場合、7秒以上の時間でわたることを要求されます。下に参考動画を。

一本橋の通り方MT基本編

が、その後もなかなか渡り切れません。私と一緒に教習を受けている人は、私よりはうまいと思いますが、しかし渡り切るのはかなり難しそうです。あともう1回渡り切ったが、たぶん十何回やって渡ったのが2回だから、まだまだです。なるほど一本橋で苦しむのはよくわかります。なお大型自動二輪では、これを10秒で通らないといけません。正直普通自動二輪の7秒と大型自動二輪の10秒というのはまったく質が違う難易度で、これにはつくづく参りました。が、この話は大型自動二輪の教習日記で詳細にさせていただきます。

そのあとクランクをやりました。まず車用の広いクランクで3回ぐらいまわり、その後二輪用の狭いクランクでやります。最初にもう1人の人が完全に転んでしまい、指導員が慌てて駆け付けた。私もやるが、最初に右折で次が左折だが、右折が難しい。左折は何とかできます。繰り返しやりましたが、右折が難所。何回も足を付いてしまいます。指導員も、左折はいいのだがといいます。けっきょくこちらも完全にできたとは言えず、これで教習終了。ともかく疲れます。やはり2時間連続でなくて良かったと思しました。本来ならそうしたほうがいいのでしょうが、精神的な疲れがひどい。

それでは次の教習です。配車手続きをする。すると、事務員の人から声をかけられて、次なる予約について聞かれます。金曜日の19時からのが入っていたので、その次も入れちゃおうかと考えて入れてほしいと依頼。この時間は(オーバーがなければ)みきわめになりますねと言われて希望が出ます。

控え所に行き、プロテクターほかをつけます。今回の指導員は、最初の教習と同じ人でした。率直に、前回一本橋がダメだったという話をします。今日は、まずは8の字のコースを走り、そのあと坂道発進です。これは、マニュアル車の坂道発進と共通するものがあったので、何とかなりました。、8の字ではゆっくり走るがいろいろ難しいところがあります。参考までに坂道発進の動画を。

坂道発進 坂道の通過 自動二輪(バイク) S-size

それで、今日のメイン、ハイライトのスラロームへ。最初スキーはしますかと聞かれて、ほとんどしまへーんと答えます。指導員の人がお手本をしてくれますが、そういったことにはまったく詳しくない私でも、ほれぼれするようなうまさでした。参考動画は下です。これを普通二輪では、8秒以内でクリアしなければなりません。大型は7秒です。

佐々木雅也のスラロームレッスン

で、私も真似をしますが、もちろんまったく不十分な出来です。これではどうしようもない。何回かやる。それで、パイロンの平行よりちょっと手前で向きを変え、まっすぐ進み、スムーズに曲がってまた同じようにやると言われて、セカンドギアでやるが、なかなか難しい。それで、2回目だか3回目だかで、走っている最中でなく、パイロン手前で止まって発信しようとした時、恐怖心や焦りのせいか、操作をミスしてしまい、おもいっきり転んでしまいました。足の腰より少し下あたりを打ち、これは痛かったが何とかなりました。それより頭を結構強く打ちます。が、ヘルメットをしていたおかげで助かりました。ヘルメットのありがたみを実感りましします。ものすごく恐怖を感じます。今まで、二輪の教習で、難しいとは何回も感じましたが、恐怖心は感じませんでした。あえて言えば、指導員とのタンデムで、40km出されたときは怖かったのですが、自分の運転時ではさほどのことはありませんでした。今回は、倒れたこともふくめてものすごい恐怖心を感じます。うわー、これが二輪の恐怖心なんだと思います。

それで次は、スピードを出してブレーキをかける教習。エンジンブレーキでなく、普通のブレーキでやっていこうといわれます。なんとか教習終了。次回復習でオーバーですが、これはもうしょうがないと思います。次回の復習で、何とかなればいいというところです。控え所へ。女性(女の子か)がプロテクターをつけていました。ここで女の子を観るのは初めて。プロテクターを外して、外にいる本日の担当とは違う指導員の人に、今日初めて転んだとか、スラロームは難しいとか、あとネットや他人の話では、一本橋が教習の山だとよく言われるが、どんなものかと聞きますく。その指導員の人は、スラロームのほうが苦手だといいます。また恐怖心を感じたと言ったら、それをこの段階で感じてよかったとも。いつかは感じるのだから、それが今日だったということかもしれません。

いずれにせよ転んで頭を強打したのは、貴重な経験でした。次回の教習もがんばらないと。

(つづく)

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