ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(5)

2018-05-31 00:00:00 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)

朝食はつけなかったのですが、ついでだから食べることにしました。展望エレベーターから見た深圳駅です。

私はやや色弱なので、これはやや見にくいところがあります。

金を払って朝食をいただきます。

麺もありました。中国系の国では、朝食に麺を用意するところ多し。

夕食用だと思いますが、日本を意識した装飾もありました。

ホテルをチェックアウトします。安いし、これからも使ってもいいかもです。

帰りは、この歩道橋を渡ることにします。

香港へ戻るのです。

駐車場です。

こういうところで夜を過ごす人もいるということですかね。

あらためて香港に入境します。

電車に乗ります。

終点で乗り換えます。九広西鉄 には初めて乗ります。

ひと駅、尖東駅で降ります。

シャングリラ・ホテルでちょっとお手洗いに行きました。

この日は日がよかったのかな? 結婚式ですかね。

尖沙咀まで地下道を歩きます。

私も一度泊まったことがありますが、このホテルは常に「Vacancy」の看板を掲げています。入ってみて「いや、満室です」といわれる日はあるのでしょうか? なおこのホテルは、私の見た限りレビューはあんまりよくありませんが、私が泊った際の印象は悪くありませんでした。たまたま当たりだったのかもしれませんが、そういうこともあるということは留意しておくべきかもです。なお場所は、ネイザンロードで、重慶大廈の隣ですから最高の立地です。

香港・マカオ紀行(2015年6月)(4)

で、今日と明日はマカオに行くので、直接フェリーターミナルに行けばいいのですがなぜここに寄り道したかというと、洗濯物を出すためです。ネットでおすすめのチェーン店を見つけ、店舗が確認できたの店に行こうと考えたわけです。

クリーニング屋に近づきました。台車にて物を運んでいる人間複数。

こちらです。日本語のブログやサイトほかでいろいろ紹介されているチェーン店です。

陽光洗衣

私が行ったのは

>金巴利街店 (營業時間:0800~2100)
九龍尖沙咀信義街1號安聯大廈地下E1舖 電話:3994 9729

です。中国語(広東語)はよくわからないのですが、「地下」とありますが1Fです。これは他サイトさんでも指摘されていたのでどういうことかと思ったのですが、たぶん英国流の「Ground Floor」が「地下」なのでしょう。間違っていたらごめんなさい。

それで店の人に、洗濯してくれいと頼みます。アイロンかけは必要かとか言うので、そうしてくれと言ったら、なら1週間後(と言ったと思う)というので、それなら洗うだけでいいということになりました。明日仕上がるとのこと。

かつては私も、宿でひいひい洗っていたのですが、昨今馬鹿らしくなり、安い国ではホテルのランドリーサービス、クリーニング屋、ホテル内などのコインランドリーを活用しています。ドイツやソウルでコインランドリーを使ったこともあるし、いろいろ情報を集めます。

これで心置きなくマカオに向かえます。

このようないかにも香港という町の風景もいいものです。

手前の男性、なかなかいい味出ています。

地下鉄でフェリーターミナルに向かいます。

(続く)

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ほんまかいなの話(ぜひいろいろ詳細を知りたい)

2018-05-30 00:00:00 | 書評ほか書籍関係

旅行関係の書籍をおもに出版する出版者旅行人を経営して、自分でも旅の本を出版している蔵前仁一氏の新著『テキトーだって旅に出られる! (わたしの旅ブックス)』が地元の図書館にあったので、さっそく借りて読んでみました。この本全体の感想は今日は書きませんが(書くとしても後日ということで乞うご容赦)、読んでいて「えー!?」と思ったことがあったので、ちょっと記事にしてみます。

>僕の知っている旅行者で、初めての海外旅行でエジプトのカイロにやってきて、一軒の安宿から一四年間動かなかった人がいる。カイロから一歩も出なかったのだ。彼は日本にいたときから、いわゆる引きこもりだったそうだが、これではいけないと一大決心して海外旅行に出たという。それでカイロまでやってきたのだが、今度はそこで引きこもってしまったのである。当然のことながら、さすがにこういう人はきわめて珍しく、彼はその超長期滞在のあと、どこにも行かないまま帰国したそうだ。(p.20)

これ・・・ほんとなんですかね、って言ったら蔵前さんにすごく失礼ですが、しかし私には、これはかなりすごい話だと思うので、もうすこし細かいところを知りたく思います。

ところで高野秀行氏のツイッターに、

>蔵前仁一さんから『テキトーだって旅に出られる』(産業編集センター)という新刊を頂いたが、冒頭で「初めての海外旅行でエジプトのカイロへ行き、そこの安宿(しかも同じ宿)で14年暮らしてカイロから一歩も出ずにそのまま日本に帰った人がいる」という話で思わず吹き出した。

 4月19日

おお、サファリのkさん、通称住人のことがかかれてるなら読まねば。

とありますので、この人は一部ではそれなりに名前が知られている人なんですかね。

まあそもそも論として、

>カイロから一歩も出なかったのだ。

っていうのは確認できないじゃんという気はしますが(14年間、四六時中この人の動向が確認されていたわけでもないだろうし)、そういう細かいことはこの際ぬきにしてちょっと考察してみたいと思います。たぶんこの人の様子からして、とてもカイロから外に出ているようには思えなかったということでしょう。

で、以下私が「?」と思ったところを。

この人は、14年間の間に10年もののパスポートなら最低1回、5年ものなら最低2回の更新を必要とします。そういう際は、ちゃんと大使館(領事部)に行けたんですね? それなら精神の健全さは、ある程度のレベルは維持できていたのかもです。

それで、この人がどういうビザを更新して滞在していたかというのが非常に興味があります。エジプトのビザ事情なんかに詳しくないし、どっちみち滞在時期ですらはっきりしないのですからそんなの分かりっこないですが、よく14年間大禍なくビザが更新されつづけましたよね。このあたり、少なくとも当時のエジプトは、日本人に対するビザ発給とかはかなり鷹揚だったのかもですが。

おまけに14年間この人に資金援助をし続けた(んでしょうねえ、たぶん。自分の貯金だけで14年間滞在し続けたわけではないでしょう)親、あるいは親族ほか(たぶん結婚はしていないでしょうし、お子さんもいないでしょう)も、なんとも浮世離れしていますよね。私が親なら、1年くらいたったら『リプリー』(『太陽がいっぱい』)じゃないですが、自分あるいは絶対の信頼のおける人物(つまり、トム(マット・デイモンあるいはアラン・ドロン)みたいな人間ではだめです)によって、日本に連れて帰りますけどね。まあこれも、あるいは現地に信頼できる代理人がいる、もしくは日本で暮らすより(現在よりずっと物価が安い)エジプトで遊ばしているほうが安上がりだという結論だったのかもです。

ほかにも14年暮らしていたってことは、服とかも定期的に買い替えていたのかなあとか、なじみの食堂も、たぶん複数あるんだろうなあとか(つまり日本の一般の引きこもりと違って、そういう自分の身の回りの世話は、ある程度自分でできたのでしょう)、いろいろ考えますが、ただそういう人がいること自体は変ではないかもしれません。先日記事にしたように、7回エベレスト登頂に失敗して、指まで失ったのに、懲りずに8回目にチャレンジして遭難死する人もいるくらいですから、14年間カイロに何もしないで(?)滞在し続ける人がいても不可解ではないでしょう。もっとも登山家の人は、大企業なども支援していましたが、この引きこもり(?)の人は、たぶん親など家族しか支援してくれる人はいないはずで、難易度は登山家より高いかもです。

いや、それともこの人を世話してくれる人が、継続的にいたんですかね? そんなことはさすがにないと思いますが、実のところどうなのか。ただこの人は、もし蔵前さんの話が事実なら、早急に帰国させて精神病院に入院とまではいわずとも通院させたほうがよかったのではと個人的には思います。14年間カイロでそんなことをしていたら、精神状態も悪くはなっても改善はしないでしょう。

個人的な意見では、他はともかく、ビザの更新についてはぜひ詳細な事情を知りたいですね。スムーズに発給、更新ができたのか。それはどのようなビザなのか。まさか昔のテレビ番組みたいに、現地で就労していたわけでもないでしょうから、観光ビザの更新、更新だったのか。

そう考えると、この話が事実なら、ぜひこの人について詳細に紹介してほしいですね。1冊の本とまではいわずとも、蔵前さんの単行本の一つの章くらいは十分埋まる内容になるんじゃないんですかね。個人情報なんか書かなくていいんだから、ぜひそれを詳細に紹介した記事を書いて下さることを期待して、この記事を終えます。

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1,800万PVを突破した

2018-05-29 00:00:00 | Weblog

拙ブログが、27日日曜日にて1,800万PVを突破しました。1,700万PVを突破したのが、下の記事

1,700万PVを突破した(3月1日更新)

によると2月12日ですから、ちょうど3月半で100万PVだったことになります。日曜日は、PV数は3,628PVと決して高くはなかったのですが、ほんのわずかでしたので突破できました。

正直昨今gooのブログが、botの関係でややアクセス数が多くなっているように感じますが、まあそのあたりはあんまり考えないことにして、2018年中は難しいかもですが、19年中に2,000万アクセスを突破したいですね。これからもしつこく更新し続ける所存ですので、読者の皆様におかれましても乞うご期待。

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昨日東京競馬場へ行った(しかし日本ダービーのためではない)(追記あり)

2018-05-28 00:00:00 | 美女探求

昨日東京競馬場へ行きました。昨日は、日本ダービーがあった日です。

【ダービー】ワグネリアンが制覇!福永祐一騎手は悲願の初V「福永家にとっても悲願」

5/27(日) 15:44配信 サンケイスポーツ
【ダービー】ワグネリアンが制覇!福永祐一騎手は悲願の初V「福永家にとっても悲願」
平成最後となる競馬の祭典を制し、2015年生まれの現3歳馬6955頭の頂点に立ったワグネリアン
 5月27日の東京10Rで行われた第85回日本ダービー(東京優駿)(3歳オープン、牡・牝、GI、芝2400メートル、定量、18頭立て、1着賞金=2億円)は、福永祐一騎手騎乗の5番人気ワグネリアン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が直線で抜け出して優勝。平成最後となる競馬の祭典を制し、2015年生まれの現3歳馬6955頭の頂点に立った。2分23秒6(良)。

 半馬身差2着は4番人気エポカドーロ、さらにクビ差3着は16番人気コズミックフォースが入った。

 ワグネリアンは道中、中団前めで脚をためて直線へ。直線で豪脚を発揮し、先に抜け出したエポカドーロを残り100メートル付近で捕らえ、そのままゴールを駆け抜けた。

 勝ったワグネリアンは、父ディープインパクト、母ミスアンコール、母の父キングカメハメハという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)金子真人HD。通算成績は6戦4勝(うちGI1勝、GIII1勝)。日本ダービーは友道康夫調教師が16年マカヒキに続いて2勝目。福永祐一騎手は初勝利。

 同馬は2歳時に鋭い差し脚で3戦3勝の成績を挙げ、一躍ダービー馬候補に名乗りをあげた逸材。しかし、今年は2戦して勝ち星がなく、弥生賞は2着、3冠初戦の皐月賞では1番人気に支持されるも、稍重馬場などに泣いて7着に敗れた。舞台も変わり人馬ともに巻き返しをはかったこの大一番で、人馬一体となった見事な走りを見せ、世代の頂点に君臨した。

 鞍上の福永祐一騎手は19度目のダービー挑戦で悲願の初制覇。父・福永洋一元騎手も成し得なかったダービー制覇を実現してみせた。初騎乗はデビュー翌年の98年、皐月賞2着馬のキングヘイローだったが、折り合いを欠き14着と大敗。その後も2007年アサクサキングス、2013年エピファネイアと2度の2着も経験した。

 1番人気に支持されて7着に敗れた今年の皐月賞後は、大目標のダービーに向けて、「このままでは終わらない」と大一番に向け覚悟を語っていたが、ついに大願成就。栄光あるダービージョッキーの称号を手にした。

 また、ワグネリアンを所有する金子真人ホールディングス(株)は、これで2004年キングカメハメハ、2005年ディープインパクト、2016年マカヒキに続いてダービー4勝目となり(有)サンデーレーシングを抜き単独トップとなった。なお、生産牧場のノーザンファームは、史上初の日本ダービー4連覇。数々の名馬を輩出してきた名門牧場に新たな記録が生まれた。

 ◆福永祐一騎手(1着 ワグネリアン)「最後はただただ気合いだけでした。何が何だかわからなかったですが、1着でゴールしたのはわかったので、初めての気分でした。(涙を流していた?)たくさんのお客さんが声援で迎えてくれたところで、そういう状況でした。こういう気持ちになったのも初めてでしたし、貴重な経験をさせてもらいました。これまで有力馬で結果を出すことができなかったので、このままダービーを勝てないんじゃないかと思いましたが、いろいろな人が支えてくれましたし、馬も良いコンディションで応えてくれました。(父に)良い報告ができます。福永家にとっても悲願でしたから、本当に良かったです」

が、タイトルにもあるように、私はダービーのために行ったわけではありません。行った理由は・・・いかにも私らしい理由といえば理由です。

この日、函館競馬の宣伝で、ミスはこだての女性が来るのです(笑)。

ミスはこだては、2人選出されて、適宜全国各地で活動しますが、この函館競馬の宣伝は、例年2人一緒に来るので、これは私にとっては、行かないわけにはいかないのです。5月3日に横浜で1人の方を見た件については、下の記事をご参照ください。

ザ・よこはまパレード(2018年5月3日)(観光親善大使ほか編)

この時、ミスはこだての女性の美しさに「お!」と思ってしまったので、嬉々として行くわけです。

なお私の見たところ、「ミスはこだて」の方々は例年レベルが高いと思います。これは毎年、ダービーの日は東京競馬場へ行こうかなという気もします。

9時40分ごろ、東京競馬場に到着します。東京競馬場は過去1回行ったことがありますが、今回のように大きなレースで競馬場に行くのは初めてです。

それで中央インフォメーションなるところにいるというのですが、それどこかいなでほかのインフォメーションで聞いたところ、「3F」とのお答えをいただいたので行ってみたら、簡単に見つかりました。パンフレット等の入ったビニール袋を配っていたので、私が、横浜で見た女性の近くに行くと、「函館の観光のパンフレットです」として、ビニール袋をくれました。ありがたくいただきます。それで頼んでみました。

私「あの・・・お写真を撮らせていただいてよろしいでしょうか」

ミスはこだての女性「あ、もちろんです」

お、私は運がいいと喜びます。ただこの時、イカール星人(函館のゆるキャラ)と彼女らと写真を撮りたいという人がいたので、「お先に」とここは譲ります。そのあと、もう1人の方も一緒にということで、写真を撮らせていただきました。

逆光でごめんなさい。ありがとうございましたとお礼を言って、ついでに握手もします。私も図々しい人間です。それで、横浜にいた方でないもう1人の方とちょっとお話させていただきました。しい方々なので、あまり迷惑をかけるわけにもいかないので、そんなに長い間では(当然)ありません。

私「どうも、毎週お疲れ様です」

ミスはこだて「あ、ありがとうございます。以前もどこかで・・・?」

私「ええ、あちらの方ですが、横浜で」

ミスはこだて「ああ、ザ・よこはまパレードで」

私「ミスはこだてはけっこう活動が多いでしょう」

ミスはこだて「はい、そうかもしれませんね」

私「では、がんばってください」

やったー、私は運がいいとおもいました。

それで中をしばらく見学して、お昼は競馬場らしく(?)カツカレーをいただきます。

さて、やっぱりツーショット写真にチャレンジしようと考えまして、また(よせばいいものを)行きました。が、もうお昼くらいで、さっきより人が多く、写真を頼むのもタイミングが必要です。

これはイカール星人。それでスタッフの人に、ちょっと声をかけてみます。

私「ミスはこだての方と一緒に写真を撮れるでしょうか?」

スタッフの方「大丈夫だと思います。ただ手のすいた時に・・・」

私「ありがとうございます」

で、私も待ちます。で、私が声をかけた方も気にかけてくれて、多少空いた時に横浜のパレードにいた女性に声をかけてくれて、写真をとってくれました。感謝です。

この写真は大きく引き伸ばそうかな。だいたい想像できるでしょうけど、この写真の私は、異常にうれしそうな顔です。

彼女は私に、「ありがとうございます」と言ってくれました。いや、礼を言うのは私です(笑)。お二方ありがとうございます。

昨日は非常に楽しい日でした。読者の皆様も、イベントなどで各地の観光親善大使を見かけることもあるでしょうから、その際は声をかけてあげてください。

5月29日追記:この記事に関係する記事をいくつかご紹介します。

「函館で競馬とグルメ、観光を堪能して」/来社PR

[2018年05月28日 13時42分]



JRA函館競馬のPRのため日刊スポーツ新聞社に来社した、左からターフィー、「第39代ミスはこだて」の田中樹里さん、世永なつきさん、イカール星人(撮影・垰建太)

 6月16日に開幕する函館競馬のPRで、函館競馬場の関係者が28日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。開催は7月22日までの6週間(12日間)で重賞は3鞍ある。

 第39代ミスはこだての田中樹里さんと世永なつきさんは「6月から7月にかけて函館は涼しくて過ごしやすく、爽やかな夏を満喫できます。海と山を見渡せる魅力あふれる競馬場にお越し下さい。レースのあとはグルメ、観光、温泉を堪能ください」と多くの来場を呼びかけた。

 イベントも盛りだくさん。昨年の有馬記念で引退したキタサンブラックの7冠の軌跡をたどる特別展示展が開催中、開かれる。17日は田中圭のトークショーがある。恒例の名馬来場は、30日と7月1日がヴァーミリアンとラストインパクト、7月22日はメジロドーベルが予定されている。

2018.5.29 05:01

6・16から楽しい函館競馬 キタサン特別展など実施


函館競馬のPRで来社した(左から)田中樹里さん、イカール星人、ターフィー、世永なつきさん (撮影・大橋純人)

 6月16日に始まる函館競馬(7月22日まで)のPRのため、第39代ミスはこだての世永なつきさん、田中樹里さんと函館のPRキャラクター、イカール星人、JRAマスコットキャラクターのターフィーが28日、東京・大手町のサンケイスポーツを訪れた。

 今年は、函館ゆかりの歌手、北島三郎が所有したキタサンブラックの特別展を開催期間中に実施。例年通り、市内の有名店が競馬場に出店するほか、期間中はタレントのトークショーや、人気芸人のお笑いライブも行われる。また、6月30日、7月1日の両日にヴァーミリアンとラストインパクト、7月22日にメジロドーベルが来場するなど、イベントは盛りだくさん(詳細はJRAホームページで)。

 「夏の函館は涼しくて過ごしやすく、爽やかです。競馬場は海と函館山を見渡せますし、グルメと景観を楽しめます」と世永さん、田中さんは熱心にPR。競馬に加えて海や山、グルメに温泉と魅力あふれる函館は、観光スポットとしても高い人気を誇る。今年も函館競馬が面白い!!

函館競馬 来月16日開幕!キタサンブラック振り返り特別展示

 

函館競馬PRのため笑顔を見せる(左から)世永なつきさん、イカール星人、ターフィー、田中樹里さん(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ
 6月16日から開幕する函館競馬(7月22日まで)のPR隊が28日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れた。開催期間中は「ありがとうキタサンブラック」と題して昨年引退した最多タイG1・7勝を挙げた名馬の軌跡をたどる特別展示を実施。北島三郎オーナー(81)が函館に縁が深いことから実現し、G1優勝レイや写真パネルなどを展示する。昨年好評の函館黒船プロデュースのグルメイベントや、有名人のトークショー、お笑いステージなど盛りだくさんのイベントが用意されている。

 第39代ミスはこだての世永なつきさんは「6月から7月の函館は涼しい気候で過ごしやすく、爽やかな夏を堪能していただけます」。田中樹里さんは「遊び疲れたら競馬場からも近い湯の川温泉をご堪能ください」とPRしていた。
[ 2018年5月29日 05:30 ]

夏の函館競馬は6・16開幕!キタサン展示やグルメなど…涼しい函館はイベント満載

2018.05.29.
夏の函館競馬は6・16開幕!キタサン展示やグルメなど…涼しい函館はイベント満載

 デイリースポーツを訪れた左から、イカール星人、ミスはこだて・世永なつきさん、田中樹里さん、ターフィー

 夏の函館競馬(6月16日~7月22日)をPRするため、イカール星人、ターフィー、第39代ミスはこだての田中樹里さん、世永なつきさんら関係者が28日、東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

 世永さんは「函館の6~7月は涼しく過ごしやすい季節。スタンドから山と海が臨める函館競馬場で、サラブレッドが疾走する姿を楽しんでください」とアピール。田中さんも「まもなくイカ漁が解禁されます。その他、おいしいグルメもいっぱいありますよ」と笑顔を見せた。

 期間中は函館スプリントS(6月17日)、函館記念(7月15日)、函館2歳S(同22日)の3重賞が行われ、函館にゆかりのある歌手・北島三郎が所有する16、17年度のJRA年度代表馬キタサンブラックの功績をたたえる「ありがとうキタサンブラック~出会いそして七冠までの軌跡~」が特別展示される。

 また、17年に続いて“函館黒船”とのコラボ企画グルメイベント「馬船」を実施。市内の有名店が競馬場に集結するなど、盛りだくさんのイベントが待ち構えている。

たくさん引用しました。ご興味があれば、あるいは旅行、ビジネスほかで函館に行く機会があれば、ご参考にどうぞ。

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マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(4)

2018-05-27 00:00:00 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)

今日の宿は深圳に取っているので、深圳に向かいます。

 

この広告は、わりとよく見かけました。

 

九龍塘駅東鉄線に乗り換えます。

子どもを連れた親の姿もちらほら。

羅湖駅に到着します。

中国本土に入境(という表記です。一国二制度だからね)します。が、なに、中国でも指紋採取するようになったの? それはいやだなあ。今後も中国には繰り返し入国することになりますから。これでは香港やマカオの指紋採取も時間の問題かも。困ったものです。

本土に無事入ります。

この売店でコカコーラを買いました。安くなかったな。

ホテルへ向かいます。

西側へ出ると、ホテルらしき建物がありました。

中国でよく見かける標語です。

このホテルです。

安いですが、いい部屋です。香港で安く泊まりたいのなら、深圳に行くのはいい方法です。

コーヒーショップでちょっと休みます。

コーヒーと

ティラミスをいただきます。

 このあとバーに行ってみましたが、ちょっと雰囲気が違ったので入るのをやめました。エレベーターの中にも、例の標語があります。

(つづく)

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マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(3)

2018-05-26 00:00:00 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)

太子にあるロースト屋に行くことにします。

香港島も、中心部からちょっと離れると、新しいところと古いところが混在していて、なかなか面白いと思います。

 

このように木材屋が数軒あります。郊外に引っ越したほうがいいんじゃないのと思いますが、でもそういうわけにもいかないんでしょうね。

こういう光景は、シャッターチャンスです。

なかなかいい光景です。

太子です。

 ロースト屋へ行く所存です。

こちらの店です。過去、2回行ったことがあります。

香港・マカオ紀行(2015年6月)(17)

2年ぶりの香港紀行(深圳も。マカオは行けず)(2017年6月)(5)

期待がふくらみます。

まずはビールです。

ガチョウのローストの大をいただきます。

白飯もいただくことにしました。

ビールとローストとご飯、うん、このセットで食べると格別です。

店を出ます。

こういう海鮮料理の店も、行ってもいいかもしれません。

(つづく)

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「どうもなあ」と言わざるを得ない遭難死

2018-05-25 00:00:00 | Weblog

先日こんな記事を読みました。産経新聞より

>2018.5.21 17:33

登山家の栗城史多さん死亡 エベレスト登山中

 【ニューデリー=森浩】世界最高峰エベレスト(8848メートル)登頂を目指していた登山家の栗城(くりき)史多(のぶかず)さん(35)=北海道今金町出身=が21日、遺体で発見された。栗城さんの所属事務所が発表した。在ネパール日本大使館も死亡の事実を確認した。

 ネパール山岳関係者によると、登頂を断念し、下山途中で死亡したとみられるという。死因など詳しい状況は不明。

 事務所によると、栗城さんは2004年の北米デナリ(旧称マッキンリー)を皮切りに6大陸の最高峰を制覇した。09年からエベレスト登頂に挑戦。「無酸素」「単独」での登頂を目指しており、今回は8度目の挑戦だった。12年の挑戦では、凍傷で手の指9本の大部分を失った。

 自身のフェイスブックによると、栗城さんは12日にエベレストのベースキャンプを出発。「苦しみも困難も感じ、感謝しながら、登ってます」と伝えた後の21日、「体調が悪く、7400メートル地点から下山することになりました」と報告していた。

 事務所や山岳関係者によると、栗城さんは下山中に無線に反応しなくなり、捜索隊が21日、遺体を発見した。

私がこの件の一報を知ったのは、違う記事だったと思いますが(どこのメディアの記事かはわかりません)、内容は特に違いはないと思います。

私は、この栗城さんという人物を何も知らなかったのですが、私が気になったのがこちら。

>09年からエベレスト登頂に挑戦。「無酸素」「単独」での登頂を目指しており、今回は8度目の挑戦だった。

つまり最後の登山以前に7回エベレストに挑んで失敗しているわけですが、7回1つの山に失敗するというのが「?」だったわけです。

昨今、エベレストは、どおってことのない人でも登頂できる山になっています。他の6大陸最高峰に登頂した人が7回失敗するというのも変な話だし、通常ならすでに登っているか断念しているかのどちらかでしょう。しかし彼は、7回挑戦して失敗して、それで8回目で理由はともかく亡くなってしまったわけです。これはどういうことなんでしょうか。こんな記事があります。

>死去の栗城史多さん、「勇気」と「感動」の果てに 叶わなかったエベレスト登頂

>「危険な挑戦」あやぶむ声も多く

自身のウェブサイトやブログでは「単独・無酸素登山」を標榜してきたが、「単独」については登山界ではベースキャンプの先は第三者のサポートを受けずに登り切ること、という意味を持つのに対し、栗城さんの場合は自分の荷物を自分で背負うこと、との解釈がなされている。事実、冒頭のブログより先んじて訃報を出した21日の現地紙「ヒマラヤ・タイムス」では、「シェルパ(編注:ヒマラヤ登山の案内人)4人と登頂を目指していた」と帯同者の存在を伝えていた。「無酸素」の定義をめぐっても、疑問の声があったことは事実だ。

またそのスケジュールをめぐっては、性急ではないかと議論があった。エベレストは一般的に、現地入りしてから体を順応させながら、2か月ほどかけて登頂を目指すとされる。しかし栗城さんのブログをたどると、今回の挑戦は4月18日に日本出立を伝え、5月21日に登頂予定であると発信。17年の7度目の挑戦でも、4月10日に現地入り、5月23日に登頂予定としていた。いずれも1か月程度だ。

登山ルートについても、17年の挑戦では「ルートはウエストリッジ(西稜)からホーンバイン・クロワール(北壁上部)を目指します」(同年5月17日ブログ)と表明。西稜ルートは難度が高く、身を案じる声もあった。登山ライターの森山憲一氏は17年6月9日のブログで、危険な挑戦によって「栗城さん自身が追い込まれていく」とし、「応援する人たちは『次回がんばれ』と言いますが、このまま栗城さんが北壁や西稜にトライを続けて、ルート核心部の8000m以上に本当に突っ込んでしまったら、99.999%死にます。それでも応援できますか」と警鐘を鳴らしていた。

このような中で挑み、失敗し、9指を失った栗城さん。毀誉褒貶を受け続けながらも、何が彼をエベレスト山頂へと駆り立てたのか――。8度にわたる挑戦の物語は、悲劇的な結末を迎えた。

こういうの読んでいると「どうもなあ」と思わないではいられません。それではその森山氏なる人物のブログをちょっと拝見してみましょう。ちょうど1年前でしょうか、2017年6月2日付の記事の一部抜粋。

>かつて、服部文祥さんが栗城さんのことを「登山家としては3.5流」と言って話題になったことがありました。3.5流という評価が合っているかどうかは別として、登山家としての実力が服部さんより下であることは間違いない。野球にたとえてみれば、栗城さんは大学野球レベルというのが、正しい評価なのではないかと思います。ちなみに服部さんは日本のプロ野球レベル。日本人でメジャーリーガーといえるのは数人(佐藤裕介とかがそれにあたる)。

それに対して、栗城さんがやろうとしている「エベレスト西稜~ホーンバインクーロワール無酸素単独」というのは、完全にメジャーリーグの課題です。栗城さんが昔トライしていたノーマルルートの無酸素単独であれば、それは日本のプロ野球レベルの課題なので、ひょっとしたら成功することもあるのかもしれないと思っていました。しかし、日本のプロ野球に成功できなかったのに、ここ数年はなぜか課題のレベルをさらに上げ、執拗にトライを重ねている。

さらに、上の記事で引用されている6月9日付の記事の一部抜粋。

>なぜ嘘がいけないのか

難病を克服した感動ノンフィクションを読んで、それがじつは作り話だとわかったら、それでもあなたは「希望を与えられたからよい」といえますか。あるいは、起業への熱意に打たれて出資したところ、いつまでも起業せず、じつは起業なんかするつもりはなかったことが判明したら。「彼の熱意は嘘だったが、一時でも私が感動させてもらったことは事実だ」なんて納得できますか。

つまり、嘘によって得られた感動は、どんなに感動したことが事実であったとしても、そこに価値などないのです。結局、「だまされた」というマイナスの感情しか最終的に残るものはない。これでは、登山としてはもちろん、ショーとして成立しないじゃないですか。

もうひとつ、嘘がいけない理由があります。どちらかというと、こちらのほうが問題は大きい。それは、栗城さん自身が追い込まれていくことです。応援する人たちは「次回がんばれ」と言いますが、このまま栗城さんが北壁や西稜にトライを続けて、ルート核心部の8000m以上に本当に突っ込んでしまったら、99.999%死にます。それでも応援できますか。

栗城さんは今のところ、そこには足を踏み入れない、ぎりぎりのラインで撤退するようにしていますが、今後はわからない。最近の栗城さんの行動や発言を見ると、ややバランスを欠いてきているように感じます。功を焦って無理をしてしまう可能性もあると思う。

そのときに応援していた人はきわめて後味の悪い思いをする。しかし応援に罪はない。本来後押しをしてはいけないところを誤認させて後押しをさせているのは栗城さんなのだから。嘘はそういう、人の間違った行動を招いてしまう罪もある。そして不幸と実害はこちらのほうが大きい。

この記事執筆時点(2018年5月24日)で、森山氏のブログは今年の4月3日を最後に更新されていませんが、しかしこちらで彼は、記事を書いています。これも一部抜粋。

“賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか
エベレストで死亡した登山家の実像

>栗城さんは、昨年のこの時期にも、エベレストに挑戦しており、フェイスブックなどで随時報告されるその登山のようすを見て、「いくらなんでも、あまりにもむちゃくちゃだ」と、自分の明確な感想として初めて感じたからである。なにがむちゃくちゃだったのか。ひとつは、登山として。もうひとつは、栗城さんの掲げる「冒険の共有」として。

 まず、登山として。栗城さんは昨年、北壁というルートからエベレストに登頂しようとしていた。エベレストは現在、多くの人が登る大衆登山の場となったが、それはノーマルルートと呼ばれる、もっとも簡単な登路から登り、さらに、熟練のプロガイドがついてこその話。近年、最高齢登頂で話題になった三浦雄一郎さんや、日本人最年少登頂者となった南谷真鈴さんも、みなこの手法で登頂している。一方で栗城さんは、はるかに難しい北壁を登路に選び、ノーマルルートから登るほとんどの登山者が利用する酸素ボンベも使わず、しかもたったひとりで登るという。同じエベレストといえど、この両者は難易度において、「雲泥」という言葉では足りないほどの差がある。プロガイドと酸素ボンベ付きのノーマルルートが、普通の大学生でも達成可能な課題である一方、北壁の無酸素単独登頂は、世界中の強力登山家が腕を競ってきた長いエベレスト登山の歴史のなかで、まだだれも成し遂げていないのだ。

「そんな困難な課題だからこそ挑戦のしがいがあるのだ」という意見もあるかと思う。登山はもともと、未知未踏を切り拓くものであって、冒険を否定しては成り立たないものだ。私自身がそんな冒険の魅力に惹かれて登山を始めた人間であるから、人の挑戦は否定したくない。だが、そんな私から見ても、栗城さんの実力と、掲げる目標の乖離は、度を超しすぎていると感じた。栗城さんの登山の実力は、やってきたことを客観的に見れば、多くのノーマルルート登山者と同程度と思われる。その実力で、北壁を無酸素単独で登ろうとするのは、どう考えても自殺行為だ。「登山としてむちゃくちゃだ」と感じたのは、こういうことなのである。ここはとても重要なところなので、本当に理解していただきたいと思う。

もうひとつは「冒険の共有」として。栗城さんは、たんに山頂に立つだけでなく、その過程を中継などで見せることによって、見ている側にも冒険を追体験してもらうことに重きをおいていた。このことについて、「登山のショー化」などとして批判する人も多かったが、私個人はここに否定的感情は持っていない。むしろ、これまでの登山家ができなかったことを実現していると肯定的にとらえていたくらいだ。実際、エベレスト挑戦初期(2009年~2012年)は、この試みは成功していたと思う。いわゆる登山記録としては、栗城さんの成し遂げてきたことは特に意味のあるものではないが、栗城史多という登山家に価値があるとすれば、ここにこそあったと思うのだ。

 ところが、2015年ごろから、この部分も中途半端になってきて、昨年2017年にいたっては、お粗末にすぎた。公開される映像はもともとわずかなうえに、本格的な登山活動に入ってからのものはほとんどなし。GPS発信器を携帯して、現在地をネット上でリアルタイムに表示するということも行なっていたが、発信が切れ切れのため、ときたま思い出したように表示されるだけで、ほとんど追体験ができない。フェイスブックなどでの情報発信も途切れ途切れで、ついにはそれもぱったり途絶え、どこでなにをしているのかがわからなくなった。発信が再開されたら、なんと北壁があるチベット側から、ネパール側に移動してきていて、西稜にルートを変えるという。聞いたことのないような行き当たりばったり。そして西稜への再トライも、ごく低い標高で中止となって終わった。

 つまり、登山としても、冒険共有事業としても、やっていることがあまりにも支離滅裂で、アンコントロール状態にしか見えなかったのだ。登山に限らず、アンコントロールというのはもっとも危険な状態だ。どんなに難しく思える挑戦でも、本人が情熱と確信をもって取り組んでいるかぎり、他人がそれを止める権利はないし、情熱と確信があるかぎり、望みはゼロではない。しかしアンコントロールは違う。暴走をだれかが止めなければいけない。

>昔の栗城さんは、こんなことはなかった。登山ルートも、ここ数年ほど、でたらめに困難なところを選ぶことはなく、冒険の共有についても、意欲的に、主体的に行なっているように見えた。テレビで放映される派手なパフォーマンスには、好き嫌いはあっただろうが、だれかの心を揺さぶるものは確実にあったはずだ。私は心は揺さぶられなかったクチだが、その行為に一定の価値は認めていたし、なにより、意欲をもってやっている以上、部外者が口を差し挟むことではないと思っていた。

 あるときから、栗城さんのなかで、どこか歯車が狂ってきていたのだと思う。最悪の結果になり、とにかく残念――という言葉もしっくりこない。残念というのは、近しい人であったりファンであったり、なんらかの思いを寄せていた人に使うべき言葉であって、2回しか会ったことがない人に対して、軽々しく口にするのは、かえって不誠実な気がする。現段階では、なんともいえず、虚しい、空虚な感情しか抱けない結果である。

それで、森山氏のツイッターで、興味深いツイートがありました。

>今まで読んだ栗城評の中で一番面白い。絶賛する人が多かった理由がちょっとわかる気がした。/大学の先生が栗城史多さんの思い出を語る - Togetter より

上で引用されているまとめはあえて引用しないので、興味のある方はお読みになってください。めったなことは言えませんが、栗城氏という人物は、かなりぶっとんでいるというか、あるいは発達障害、もしくは精神障害とまではいわずとも、かなり特異な個性の持ち主だったのではないかと考えられます。そう考えると、彼の支離滅裂な行動がある程度理解(「いい」とは言いません。念のため)できそうです。

それにしても、たしかにこれらの記事を読むと、彼の遭難死についての感想は「同情」とか「共感」というのとはまた違いますね。私はとてもこのような人を支持することはできませんが、しかし森山氏も書いているように、たしかに彼のような人物にすごい魅力を感じる人がいるというのもある程度は理解できます。けっきょく栗城氏は、自分の暴走を止めることができなかったんでしょうね・・・。

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クリストファー・プラマーって、ジョン・ハウスマンに似ている(ような気がちょっとしてしまった)

2018-05-24 00:00:00 | 映画

このブログは原則毎日更新していますが、やはり記事をスムーズに書ける日と書けない日があって、本日分の記事は、前の日の5月23日に書いていますが、いまいち書けない日です。

というわけで、先日ちょっと思ったことを。5月25日から、『ゲティ家の身代金』(公式サイト)が公開されます。私も大変楽しみにしていますが、この映画のポスター

を見て感じたのが、

あれ、クリストファー・プラマーって、ジョン・ハウスマンにちょっと似ているなあ

ということです。

ペーパーチェイス 

写真は、上と同じく『ペーパー・チェイス』より。

もっともほかの写真を見てみると・・・

どうやらポスターの写真が特に似ている、っていうところかもですね。いや、ポスターも別に似ていない?

この2人は、高齢になってオスカーを助演男優賞で獲得したという共通点があります。ハウスマンは70歳を超えて、プラマーは82歳で受賞しました。ちなみに主演男優賞の最高齢は、黄昏』のヘンリー・フォンダで76歳ですから、やはり主演より助演のほうが高齢の俳優にも出番があるということでしょう。当然な話ですが。

いずれにせよ、90近くで様々な役柄を演じて高い評価を受けているクリストファー・プラマーという人も、まさに映画俳優の鑑だと思います。プラマー氏のますますのご活躍を期待してこの記事を終えます。

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北朝鮮が崩壊する前に亡くなったという話(恵谷治氏)(追記あり)

2018-05-23 00:00:00 | 北朝鮮・拉致問題

bogus-simotukareさんの記事で知りましたが、北朝鮮問題などについての本や執筆で知られる恵谷治氏が亡くなりましたね。産経新聞の記事を。

>2018.5.21 17:34

恵谷治氏が死去 世界の紛争地帯を取材 雑誌に記事発表したばかり

 ジャーナリストの恵谷治(えや・おさむ)氏が膵臓(すいぞう)がんのため、20日に死去していたことが21日、分かった。69歳。通夜は26日午後6時、葬儀・告別式は27日午前9時半、東京都渋谷区西原2の42の1、代々幡斎場で行われる。喪主は妻の真保(まほ)さん。

 早大卒。同大探検部在籍当時より世界の紛争地帯を現地で調査、取材した。北朝鮮の核・ミサイル開発を含め世界の軍事動向に精通したジャーナリストとして雑誌に多数の記事を寄稿。現場での知識と経験に基づく分析で新聞、テレビのコメンテーターとしても活動した。

 月刊「正論」6月号で、米朝緊迫の中で準備されている米軍の対北朝鮮軍事作戦計画5015に関する記事を発表したばかりだった。

>月刊「正論」6月号で、米朝緊迫の中で準備されている米軍の対北朝鮮軍事作戦計画5015に関する記事を発表したばかりだった。

ってことは、4月くらいまである程度執筆ができたってことだったんですかね。それならせめてもの、というものなのかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。

ところで氏って、「けいたに」とか「けいや」という名前でなく「えや」とお読みになるんですね。前に読んだことはありますが、忘却していました。これも「珍名さん」のたぐいかもしれません。

それで氏ですが、昨今以前ほどは活躍していなかったみたいですね。『正論』とか『SAPIO』などでは執筆していたのかもですが、どうもその種の雑誌でしか仕事が回ってこなかったのかもですね。最近出版した本では、

北朝鮮はどんなふうに崩壊するのか (小学館101新書)

メリカ、ロシア、中国、イスラム圏を知ればこの複雑な世界が手に取るようにわかる 

がありましたが、小学館の本はすでにAmazonで1円で売っている状態ですし、題名を見ても、現在読む価値があるとも思えませんね。小学館が2013年の発売、もう1冊が15年です。

さて、拙ブログで恵谷氏のことを取り上げた記事で、1998年発売の反北朝鮮本での北朝鮮予測があります。

20年前の、対北朝鮮強硬派の考えや意見を再度ご紹介(なにが「常識人の常識」だか)

その元記事での執筆者紹介で、氏のことを私は、

>知名度の高い人ですので、私の追記は省略します。

と書きましたが、たぶん2010年当時よりこの人の知名度はだいぶ低くなったと思います。その一因は、たぶん彼の北朝鮮分析が妥当でなかったことでしょう。荒木和博や西岡力みたいな狂信者ではないですが、やはり北朝鮮崩壊という持論に固執して的確な北朝鮮分析ができなかったのだと思います。彼は、

>1:金正日はいつまでもつか

恵谷 治:20世紀末まで。

>2:北朝鮮という国はいつまでもつか

恵谷 治:21世紀初頭まで。

といった感じで、完全に予測を外しています。

それで外したのは仕方ないとして、そのあと彼は、自分の予想がなぜ外れたのか、そこで自分が反省すべき点は何か、といったようなことをつきつめて考えたんですかね。ほとんどしてはいないんじゃないんですかね。でなければ2013年に上のような題名の本は出さないでしょう。自分だって信じちゃいないが、金儲けのために本を出したんだとかいう話だったらもはや議論するようなことではありませんが、けっきょくやっていることは「研究者」とか「ジャーナリスト」でなくて政治活動家になっちゃうじゃないですか。中国関係の本を執筆したり関係の記事を書いて生計を立てているはずの福島香織が、自分のツイッターでは先日の日中韓3首脳会談を全く触れていない(この記事執筆時点)のと同様、それでは自分のイデオロギーに外れる、都合が悪いことは無視するということで、それはジャーナリストとかにそぐわないでしょう。

さて、上の予測執筆者の中では、ほかに私の知っている限りで、玉城素と田中明も死去しています。田中は韓国庇護のもと(「これまで通り」とはそういう意味でしょう)北朝鮮体制は続くと書き、玉城は(1998年から)15年ほど続くと主張していますが、田中はともかく(ただ李明博政権以後韓国は、田中のいう「これまで通り」とは違うんじゃないんですかね? このあたり田中の真意がわかりにくいですが)、そして玉城も、2008年に亡くなっていますから、彼の予想する北朝鮮最後よりは先に亡くなったわけですが、恵谷氏はたぶん自分が北朝鮮滅亡より先に死ぬとは思っていなかったんでしょうね(苦笑、いや笑っちゃいかんか)。

で、1998年の本のころは、彼は自分の書いていることを本気で信じたんでしょうが、これは読んでいないので私もめったなことは言いませんが、2013年の本では、それなりに読者を納得させることを書けていたのかなと思います。知る限りほとんど世間でも評判にならなかったみたいだし。そして発売5年後の現在、その分析が妥当だとは言えないでしょう。それで実際氏は、2014年にはこんなことまでほざいていますからねえ。

>◆救出作戦が法律上可能でないと、装備は買えず演習もできない

西岡 惠谷さんに聞きたいんですが、先ほどもいいましたが、自衛隊を使って被
害者を助けることでAとBがあるわけです。金正恩政権あるいは朝鮮労働党独裁
政権が健在であり、治安が維持されている中で、特殊部隊を使って日本単独で助
け出す作戦Aと、混乱事態が起きた時に米韓軍が動き、もしかして中国軍も出動
しているかもしれない、北朝鮮に内戦が起きているかもしれないような中でどう
助けるかというBと二つあります。

 それらについて、法律のことは置いとくとして、今の自衛隊の実力で、これは
日本政府の情報機関の実力も含めてですが、助けることは可能ですか。

惠谷 まず作戦A、つまり平時において、例えばめぐみちゃんの居所が分かった
ということで救出作戦をしても実施は非常に困難です。それは模擬実験なども色
々やって、平時は基本的に無理だという結論です。

 しかし作戦B、有事の場合、何らかの混乱状態が北朝鮮で起きた場合、あるい
は南に侵攻しそうだというような場合、つまり北朝鮮に混乱が予想される場合、
これもシナリオを書いて考えたことがありますが、これは十分に可能だと私は考
えています。

 現状は法的な制約がありますが、しかしそれでも、現状のままでも、軍事的、
技術的に可能だと思います。

ねえ、そんな有事が起きるんですか? 起きた時点で、日本人拉致被害者の所在って確認できるんですか? 軍事的、技術的に可能って、そんなことに成功した事例って、あるんですか? あったとしたら、どんな事例ですか? 馬鹿も休み休み言えとはこのことです。こんなこと彼だって本気で言うほどの狂信者でもないでしょうに。この時点で彼は、デタラメほざいても商売にしようと考えていたんでしょうね。どうしようもないにもほどがあります。

さてそう考えると、いつも同じことを書きますが、関川夏央はどうなんだよと考えます。彼は自分たちの予測を

>常識人の常識

とまで書いたのだから、自分の予測が外れたことに少しは反省なり釈明をする必要があるんじゃないんですかね。荒木みたいな悪質な政治活動家と組んでいたのだから、そのくらいの責務はあるでしょう。彼は、たぶんもうしばらくは生きているのでしょうから、それなりの時間はあるはずです。でも彼にとっては、北朝鮮問題に首を突っ込んだのは人生の黒歴史なのでしょうね。たぶん死ぬまで逃げるつもりなのでしょう。それもどうかです。

荒木とか西岡みたいに自分の意見に固執するのもどうかですが(恵谷氏も、連中ほどひどくはないですが、同じ系統でしょう)、関川のように徹底的に逃げるというのも言論人としてあまり感心はできんなと思い記事を終えます。そう考えると、蓮池透氏のような人はやはりすごいと考えます。それからbogus-simotukareさんの、上の記事だけでなくこちらの記事もぜひお読みください。いろいろ興味深いものがあります。

同日の追記:同じくbogus-simotukareさんのこちらの記事もご参照いただけると幸いです。

コメント (17)
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フランソワ・オゾンの18禁の映画が公開される

2018-05-22 00:00:00 | 映画

前に記事に書いた、性描写の激しい映画が公開されることになりました。

公開されればR-18+確実な映画だと思う(マリーヌ・ヴァクトのヌード)

フランソワ・オゾンの新作サスペンス「2重螺旋の恋人」8月公開決定

2018年5月2日 12:00 155

フランソワ・オゾンが監督を務めた「Double Lover(英題)」が「2重螺旋の恋人」の邦題で、8月4日に公開される。

本作は、米国の女性作家ジョイス・キャロル・オーツの双子をテーマとした短編小説を大胆に翻案し、4年の構想期間を経て生まれた心理サスペンス。主人公クロエが、同じ容姿だが中身は正反対の双子の精神科分析医・ポールとルイとの禁断の関係にのめり込んでいく姿が官能的に描かれていく。

オゾンの監督作「17歳」で売春に手を染める名門女子高生を演じたマリーヌ・ヴァクトがクロエを演じ、クロエと心理的にも肉体的にも激しい駆け引きを行うポールとルイに「しあせの雨傘」のジェレミー・レニエが扮する。また、ポールとルイの過去に関わる重要な役どころで「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャクリーン・ビセットが出演した。

オゾンは「この短編を読み、双子についてリサーチをしている中で、これまでに見たことのない幻想的で恐ろしい現実に思い巡らせ、映画化がひらめいた」とコメントしている。

なお本作は、6月21日から24日まで神奈川・横浜みなとみらいホール、イオンシネマみなとみらいほかにて開催される「フランス映画祭2018」での上映も決定しており、あわせてオゾンも来日する。

「2重螺旋の恋人」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。

※「2重螺旋の恋人」はR18+指定作品

Wikipediaでも、すでにページができていました。

2重螺旋の恋人

公式サイトはこちら

やはり予想通りR18+ですね。つまり成人以外は観ちゃいかん映画だということです。これは大変楽しみです。まあ実際には、性描写なんかは動画サイトで確認できちゃいますが、でもやはり大きなスクリーンで観るに越したことはない。

本日ご紹介する写真は無難な写真ばかりですが、でもこの映画を観る(少なくとも異性愛者の)男性は、マリーヌ・ヴァクト(Marine Vacth)のヌードに期待しているだろうと思います。はいもちろん私もそれを観たいからこの映画を観るつもりです。

そういうわけで読者の皆様も彼女の裸を楽しみにしましょう。

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