いま、私が一番知らないのは、日本ワインかもしれません。
それほど、日本のワイナリー数が増え、日本のワインがたくさん市場に出ています。
先週末の公園ピクニックで友人が持ってきてくれた1本が、北海道のワインでした。
これ、見るのも飲むのも初めてです。
早花咲月(サハナザヅキ)2021 Lan Seqqua (北海道余市町)
北海道余市町のナイアガラを使用したスパークリングワインで、アルコール度数は9.5%。
ナイアガラらしい甘く華やかなアロマが印象的ですが、味わいは意外にも辛口でした。
ピュアでイキイキとした果実味と酸、ふわりとしたやさしい泡が心地よいワインでした。
白ワイン?なんでしょうか?かなり濃いオレンジ色寄りのイエロー。
無濾過のため、もわもわとした澱が瓶底にありました。
ナイアガラの華やかさを感じながら、素材の良さ、スッピンの美しさをしみじみ味わいました。
9.5%というアルコール度数の低さも、今の時代には嬉しいですね。
Lan Seqqua(ラン・セッカ)は、北海道余市町で2018年にブドウを植えはじめ、2020年に酒類製造免許取得。
ドメーヌとしてワインをリリースしたのは2023年3月、という若い生産者です。
日本のワイナリーが増えている中、冷涼な気候条件の北海道は、最大注目エリアでしょう。
せっかく出合えた機会ですので、この「Lan Seqqua」はしっかり覚えておこうと思いました。