スペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州のワイナリーが来日しての試飲会が都内で開催され、出かけてきました。
ほぼ未輸入のものらしく、興味あるワインがいくつもありました。
その中で、個性的で、しっかりアピールポイントを押さえている、と感心したワイナリーがありました。
ENCOMIENDA DE CERVERA (Spain, Castilla-La Mancha)
マドリッドから200km南のAlmagro(アルマグロ)にある「エンコミエンダ・デ・セルヴェラ」というワイナリーです。
オーガニック、ヴィーガンワインを生産しています。
とにかく目を惹くのは、「火山」の絵柄。
左はテンプラニーリョ、右はグラシアーノ種からつくられた赤ワインで、エチケットも魅力的ですが、ワインの味わいもしっかりしていました。
左端のロゼはシラー100%。
流行の淡い色をしていますが味わいにボディがあり、おいしいロゼワインでした。
左から3本目のかわいらしいラべルデザインのワインもシラーで、ミネラル感のある味わいに興味惹かれました。
1758 Selección Gruta Volcánica
いかにも高級品!という雰囲気の木箱入りワインは、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、グラシアーノのブレンド。
休火山にある洞窟を利用した熟成庫で熟成させています。
試飲ははできませんでしたが、洞窟内で熟成させることにより、色調が濃く、アロマ豊かで、ポリフェノール含有量が高い力強いワインになるとか。
火山のある土地、ということを活かしたこの生産者のワイン造りは個性があり、魅力的で、手に取ってみたくなります。
ここのワイン、日本に入ってきてほしいですね。