昨日のオーストリアワイン試飲会から、スパークリングワインをいくつかピックアップします。
たくさんのワインが紹介されていましたが、短い時間ではすべて網羅できず、立ち寄ったブースからのピックアップになります。
まずは、これ!
Brut Nature Sekt Austria Reserve 2016 Weingut Malat (Kremstal)
シャルドネ80%、ピノ・ノアール20%なので、シャンパーニュ的な構成で、瓶内二次発酵36カ月、ノンドザージュの辛口です。
うまみたっぷり。
泡はしっとり落ち着き、スケールが大きく、余韻が長い。
ワイン的で、これはうまい!
料理とともに楽しみたい、ガストロノミックなスパークリングワインです。
Malat(マラート)は、オーストリアの瓶内二次スパークリングの先駆者とか?
実際に飲んでみると、間違いなく、トップオブトップのクオリティだと思いました。
価格は5,980円(税抜)と、そこそこしますが、この味わいのシャンパーニュを探そうとしたら、この価格ではまず無理でしょう。
※輸入元:エステートワインズ
対して、こちらのスパークリングワインは、カジュアルに楽しみたいタイプ。
左)SAX Sarkling Grüner Veltliner (白)
右)SAX Sarkling Rose (ロゼ) (Kamptal)
白はグリューナーフェルトリナー、ロゼはツヴァイゲルト。
炭酸ガス添加のスパークリングで、栓はスクリューキャップ。
スパークリングのコルクは開けるのが大変ですが、スクリューなら手間いらず。
白はキリリとクリスピーな辛口で、超フレッシュ!
ロゼは黒ブドウのチャーミングな甘酸っぱさが心地よく、口当たりよくスルスル飲めます。
価格はどちらも3,000円(税抜)
スクリューキャップですから、カジュアルにアウトドア飲みもいいですね
SAX(サックス)はカンプタルで360年続くワイナリーですが、現在は2008年に引き継いだ若い双子兄弟が頑張っています。
※輸入元:アルカン