3月に出かけた試飲会で、これはオススメ!という白ワイン に出会いました。
Vin de Pays de Vaucluse Roussanne 2009
Vin de Pays de Vaucluse Marsanne 2009 / Verget du Sud (仏、コート・デュ・ローヌ)
あのジャン・マリー・ギュファンス が南仏に立ち上げたのが、南のベルジェ“Verget du Sud”。
リースナブルに楽しめるワインとして、農協から買ったブドウでギュファンス氏がつくります。
この2つのワインは、それぞれ単独セパージュ100%で仕込まれています。
ルーサンヌ、マルサンヌ といえば、ソムリエ試験ではお馴染みの南仏の白ワイン用品種。
ローヌの赤ワイン、エルミタージュやクローズ・エルミタージュなどにブレンドすることが許されている品種でもあります。
ルーサンヌ は大樽でアルコール発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにて大樽で6カ月熟成させています。
マルサンヌ は水平ステンレスタンクで発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにてステンレスタンクで10カ月熟成させています。
どちらも天然酵母使用。
酸が特徴で、長熟でエレガントなワインをつくるルーサンヌらしさがよく表現され、ルーサンヌのワインは果実味がピュアで、クリーンな印象です。
一方のマルサンヌは熟成感があり、旨味を感じます。ボディが緩みがちになるところを、ステンレスタンクを使ってバランスを取り、ブドウ本来のリッチな味わいが楽しめます。
どちらのワインもよくできています。なのに、お値段は 1,800円(輸入元希望小売価格)(制抜)
ぜひ2本並べ、それぞれのブドウの個性を飲み比べてみてください
Guffens Rouge 2009 Guffens Blanc 2010 / Chateau des Tourettes
ギュファンス氏が南ローヌに所有する自社畑のブドウからつくるのがシャトー・デ・トゥレット。
白(Blanc bien-entendu Grand Trilogie)は、ルーサンヌ40%+シャルドネ40%+ヴィオニエ20%のブレンドで、アルコール&マロラクティック発酵はバレル(新樽率20%)で行い、バレルで数ヶ月熟成後、大樽でシュール・リーにて6カ月熟成させています。
ルーサンヌとヴィオニエという南仏ローヌのブドウが使われているのに、なぜかマコネの白ワインを思わせる独特の風味が感じられました。
赤(enfin cabernet d'endes)はカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワイン。
タンニンしっかり系で、飲みごたえがあります。
どちらも2,000円(税抜)。これもコスパよしです
(輸入元:株式会社 八田)
CLINE Marsanne Roussanne Sonoma Coast 2009 (米、カリフォルニア)
マルサンヌ74%+ルーサンヌ26%をブレンドした、ソノマ・コースト産の白ワインです。ローヌ品種はカリフォルニアではもはやポピュラーとなってきていますが、これは実に興味深いワインでした。
マルサンヌのふくよかさと、ルーサンヌのエレガントな酸の組み合わせの妙が楽しめますが、スモーキーな風味があり、非常に個性的な味わいが印象的なワインです。クラインのワインを久しぶりに飲みましたが、これは面白い!(参考上代 2,500円)(税抜)
CLINE Mourvedre Rose 2010 (米、カリフォルニア)
白ワインではありませんが、クラインでもうひとつ嬉しい出会いがありました。
Contra Costa Couty のムールヴェドル100%でつくられるロゼワインです。ムールヴェドルはスペインや南仏でよく見られますが、カリフォルニアではレアな黒ブドウ品種です。
色の濃い、キレイなロゼ。辛口仕立てですが、ほのかな甘みがあります。ボディにほどよい厚みがあるので(アルコール13.5%)、アペリティフだけでなく、白身の肉料理まで合わせられると思います。
桜の季節は終わりましたが、GWや初夏、夏のバカンスにも活躍してくれること間違いナシのロゼです(参考上代 2,200円)(税抜)
(輸入元:布袋ワインズ株式会社)
さて、気になるワインはありましたか?
Vin de Pays de Vaucluse Roussanne 2009
Vin de Pays de Vaucluse Marsanne 2009 / Verget du Sud (仏、コート・デュ・ローヌ)
あのジャン・マリー・ギュファンス が南仏に立ち上げたのが、南のベルジェ“Verget du Sud”。
リースナブルに楽しめるワインとして、農協から買ったブドウでギュファンス氏がつくります。
この2つのワインは、それぞれ単独セパージュ100%で仕込まれています。
ルーサンヌ、マルサンヌ といえば、ソムリエ試験ではお馴染みの南仏の白ワイン用品種。
ローヌの赤ワイン、エルミタージュやクローズ・エルミタージュなどにブレンドすることが許されている品種でもあります。
ルーサンヌ は大樽でアルコール発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにて大樽で6カ月熟成させています。
マルサンヌ は水平ステンレスタンクで発酵&マロラクティック発酵後、オリとともにシュル・リーにてステンレスタンクで10カ月熟成させています。
どちらも天然酵母使用。
酸が特徴で、長熟でエレガントなワインをつくるルーサンヌらしさがよく表現され、ルーサンヌのワインは果実味がピュアで、クリーンな印象です。
一方のマルサンヌは熟成感があり、旨味を感じます。ボディが緩みがちになるところを、ステンレスタンクを使ってバランスを取り、ブドウ本来のリッチな味わいが楽しめます。
どちらのワインもよくできています。なのに、お値段は 1,800円(輸入元希望小売価格)(制抜)
ぜひ2本並べ、それぞれのブドウの個性を飲み比べてみてください
Guffens Rouge 2009 Guffens Blanc 2010 / Chateau des Tourettes
ギュファンス氏が南ローヌに所有する自社畑のブドウからつくるのがシャトー・デ・トゥレット。
白(Blanc bien-entendu Grand Trilogie)は、ルーサンヌ40%+シャルドネ40%+ヴィオニエ20%のブレンドで、アルコール&マロラクティック発酵はバレル(新樽率20%)で行い、バレルで数ヶ月熟成後、大樽でシュール・リーにて6カ月熟成させています。
ルーサンヌとヴィオニエという南仏ローヌのブドウが使われているのに、なぜかマコネの白ワインを思わせる独特の風味が感じられました。
赤(enfin cabernet d'endes)はカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワイン。
タンニンしっかり系で、飲みごたえがあります。
どちらも2,000円(税抜)。これもコスパよしです
(輸入元:株式会社 八田)
CLINE Marsanne Roussanne Sonoma Coast 2009 (米、カリフォルニア)
マルサンヌ74%+ルーサンヌ26%をブレンドした、ソノマ・コースト産の白ワインです。ローヌ品種はカリフォルニアではもはやポピュラーとなってきていますが、これは実に興味深いワインでした。
マルサンヌのふくよかさと、ルーサンヌのエレガントな酸の組み合わせの妙が楽しめますが、スモーキーな風味があり、非常に個性的な味わいが印象的なワインです。クラインのワインを久しぶりに飲みましたが、これは面白い!(参考上代 2,500円)(税抜)
CLINE Mourvedre Rose 2010 (米、カリフォルニア)
白ワインではありませんが、クラインでもうひとつ嬉しい出会いがありました。
Contra Costa Couty のムールヴェドル100%でつくられるロゼワインです。ムールヴェドルはスペインや南仏でよく見られますが、カリフォルニアではレアな黒ブドウ品種です。
色の濃い、キレイなロゼ。辛口仕立てですが、ほのかな甘みがあります。ボディにほどよい厚みがあるので(アルコール13.5%)、アペリティフだけでなく、白身の肉料理まで合わせられると思います。
桜の季節は終わりましたが、GWや初夏、夏のバカンスにも活躍してくれること間違いナシのロゼです(参考上代 2,200円)(税抜)
(輸入元:布袋ワインズ株式会社)
さて、気になるワインはありましたか?