黒ブドウから造る白ワインとして真っ先に思い浮かぶのは、おそらくほぼ100%近い人が、
Blanc de Noire(ブラン・ド・ノワール)のシャンパーニュを挙げるのではないでしょうか?
ピノ・ノワールなどの黒い皮のブドウでも、中の果肉が白いため、果皮からの色素抽出を抑えれば、白ワインが造れます。
とはいっても、黒ブドウを使ってできたシャンパーニュのブラン・ド・ノワールを見てみても、ほんのりと色がついていたり、黒ブドウならではのコクのある味わいだったりと、黒ブドウの面影を感じることができるものが多く、独特の個性を感じさせます。
シャンパーニュ以外でも、黒ブドウを白仕立てにしているワインをたま~に見かけます。
今回紹介する2つも黒ブドウの白バージョンワインです。


Blanc de Pinot Noire Willamette Valley 2009 NOVY (米、オレゴン)
ピノ・ノワールの白バージョンで、米カリフォルニアでピノ・ノワールの定評のあるシドゥーリのオーナー夫妻の奥様の実家(NOVY Family Winery)が2007年ヴィンテージから造っています。
ピノ・ノワール好き&白ウィン好き、どちらのリクエストも満たせるワインでは?
(輸入元:布袋ワインズ) 約4,000円前後

PETILIA 850 SS White Aglianico 2008 (伊、カンパーニャ) 3,000円
カンパーニャ州の赤ワインの主要品種であるアリアニコの白バージョン(ホワイト・アリアニコ)ですが、正式にはDOC Irpinia Rosato(ロゼ)となっています。
でも、色はロゼというよりは、やっぱり白。

それにしても、アリアニコの白バージョンというのは初体験でした
(ピノ・ノワールの白バージョンは取り立てて珍しくもないですが)
Petilia(ペチーリア)は、ナポリの東のIrpinia(イルピニーア)に位置するワイナリーで、赤はアリアニコ種から、白はファランギーナやグレコ種からのワインを造っています。
このワインは本当に特別で、黒ブドウのアリアニコをソフトにプレスし、果皮の色を出さないようにしています。フルーティーですが、白ワインにはない独特のコクが感じられます。
850は、ワインメーカーのロベルト氏が昔乗っていたバイクの名前だとか(笑)
SSは、スーパーソフトプレス(Super Soft press)を意味しているとのこと。

Petiliaでは、低温マセラシオンでサクランボ色に抽出した、ハッキリした色調のロゼワイン
「Irpinia Aglianico Rosato」(DOC Irpinia Rosato)もあります(2,700円)
アリアニコで造る赤ワインの傑作、DOCGタウラジもありますので、これらを並べて飲み比べてみるのも面白いですね
(輸入元:富士貿易)
赤ワインがちょっと辛い真夏日、白ワイン仕立ての黒ブドウのワインをチョイスするのもアリでは?
色々なタイプの中から、ぜひ自分好みのワインと出会ってください

Blanc de Noire(ブラン・ド・ノワール)のシャンパーニュを挙げるのではないでしょうか?
ピノ・ノワールなどの黒い皮のブドウでも、中の果肉が白いため、果皮からの色素抽出を抑えれば、白ワインが造れます。
とはいっても、黒ブドウを使ってできたシャンパーニュのブラン・ド・ノワールを見てみても、ほんのりと色がついていたり、黒ブドウならではのコクのある味わいだったりと、黒ブドウの面影を感じることができるものが多く、独特の個性を感じさせます。
シャンパーニュ以外でも、黒ブドウを白仕立てにしているワインをたま~に見かけます。
今回紹介する2つも黒ブドウの白バージョンワインです。


Blanc de Pinot Noire Willamette Valley 2009 NOVY (米、オレゴン)
ピノ・ノワールの白バージョンで、米カリフォルニアでピノ・ノワールの定評のあるシドゥーリのオーナー夫妻の奥様の実家(NOVY Family Winery)が2007年ヴィンテージから造っています。
ピノ・ノワール好き&白ウィン好き、どちらのリクエストも満たせるワインでは?
(輸入元:布袋ワインズ) 約4,000円前後

PETILIA 850 SS White Aglianico 2008 (伊、カンパーニャ) 3,000円
カンパーニャ州の赤ワインの主要品種であるアリアニコの白バージョン(ホワイト・アリアニコ)ですが、正式にはDOC Irpinia Rosato(ロゼ)となっています。
でも、色はロゼというよりは、やっぱり白。

それにしても、アリアニコの白バージョンというのは初体験でした
(ピノ・ノワールの白バージョンは取り立てて珍しくもないですが)
Petilia(ペチーリア)は、ナポリの東のIrpinia(イルピニーア)に位置するワイナリーで、赤はアリアニコ種から、白はファランギーナやグレコ種からのワインを造っています。
このワインは本当に特別で、黒ブドウのアリアニコをソフトにプレスし、果皮の色を出さないようにしています。フルーティーですが、白ワインにはない独特のコクが感じられます。
850は、ワインメーカーのロベルト氏が昔乗っていたバイクの名前だとか(笑)
SSは、スーパーソフトプレス(Super Soft press)を意味しているとのこと。

Petiliaでは、低温マセラシオンでサクランボ色に抽出した、ハッキリした色調のロゼワイン
「Irpinia Aglianico Rosato」(DOC Irpinia Rosato)もあります(2,700円)
アリアニコで造る赤ワインの傑作、DOCGタウラジもありますので、これらを並べて飲み比べてみるのも面白いですね

(輸入元:富士貿易)
赤ワインがちょっと辛い真夏日、白ワイン仕立ての黒ブドウのワインをチョイスするのもアリでは?
色々なタイプの中から、ぜひ自分好みのワインと出会ってください

