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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

水道の水漏れを自分で修理 -ついに完了!

2024-10-08 23:58:00 | ワイン&酒

水道の水漏れを自分で修理してみました  から続きます

 

台所の水道のポタポタ漏れを自分で修理しよう!とチャレンジし、2つある水栓のひとつを部品交換して改善しましたが、もうひとつは留めているネジのネジ山がさび付いて回らず、いったん保留としていました。

 

ネジ山に幅広のゴムをあててドライバーを回してみては?とコメントをくださったmomoyakkoさん、ありがとうございます。

私もその方法はすでに試したのですが、ネジ山は手強く…

 

幸い、ネジの頭の形状が厚みのある円盤状だったので、ペンチで挟みながら揺さぶりをかけ、しぶとく試しているうちにネジが動くようになり、どうにかこうにか取り外せました!

 

 

ネジを外し、水栓のハンドルキャップを外してみると、ハンドルの内側とその周辺の汚れのひどいこと、ひどいこと!

すでに交換した片側と同様に、ケレップという部品を交換するのですが、ゴムパッキンと重なる金属部分がさび付いていて、剥がすのに少しだけ難儀しました。

 

先に部品交換したのは温水の方で、ネジ山がさびてまわらずハンドル内の汚れがひどかったのは常温水の方。

常温水の方が使う頻度が高く、ハンドルに洗剤の泡が付いたら水をかけたりすることも多いので、2つの水栓のダメージ具合に差が出たわけです。

 

でも、それにしてもさび付きと汚れが酷い・・・

たまには(せめて年末の大掃除の時とか)ハンドル内の様子を見ないと、です。

 

 

さび付き、汚れをキレイにし、新しい部品をセットし、新しいボルトで締めます。

が、新しいボルトが下に入って行かない!

 

などなど、スムーズにいかないことが色々出てきました。

それをひとつひとつチェックし、接触部分をキレイにし、なんとか修理完了!

 

元栓を開け、ポタポタ漏れがないことを確認しました。

しかし、今度は水栓の上部から水が漏れ出ている!?

ハンドルをもう一度外し、ハンドル内の水栓ネジが緩んでいたのを締め、今度こそ修理完了!

 

ちなみに、左右の部品の消耗具合に大きな差があったので、最終的に、左右の部品を入れ替えてから取り付けしました。

車のタイヤのローテーションと同じ理由です。

 

 

修理後はポタポタ漏れも完全に解消し、水栓のハンドルの動きもスムーズになり、とても使いやすくなりました。

 

試行錯誤しましたが、自分で修理したので費用は部品代292円(税込)のみ

修理業者さんの到着を待たず、自分の都合のいいタイミングで修理できたのも良かったと思います。

この修理で自信をつけたので、次は別の箇所の水栓修理も気楽にできそう? 

 

涼しくなってきて、いよいよコスモスの季節ですね~

 

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水が命のスペインビールMORITZ@バルセロナ

2024-10-07 23:59:16 | ワイン&酒

先週のスペインワイン試飲会では、スペインのビールもいくつか紹介されていました。

すでに知っていて、現地で何回も飲んでいるものもありましたが、このビールブランドは初めて見るかも?

 

MORITZ  Barcelona (Spain)

 

「モリッツ」は、バルセロナのビールブランドです。

創業は1856年、バルセロナで最初のビールブランドだとか。

 

一応ビアソムリエの資格を持っている私としては、これはぜひ飲んでみたい!と、試飲させてもらいました。

ピルスナータイプで、濃厚ガツン系ではなく、味わいは軽快で洗練されています。

聞けば、ピレネー山脈の麓から湧き出るミネラルウォーターを使っているそう。

ビールは水が大事

 

 

 

嬉しいことに、サンプル缶をいただいてきたので、家の晩酌時に改めてじっくり飲ませてもらいました。

 

ほどよいコクと華やかさがあり、伸びやかでキレイな味わいです。

試飲した時よりも格段においしく感じました。

しっかり冷やし、香りの広がるグラスで飲んだこともあるかもしれませんね。

 

相変わらずキレイなスタイルは、水の良さから来ているでしょう。

ゆったりリラックスして飲めるビールですし、幅広い食とのペアリングも期待できそうです。

 

容量は330ml、アルコール度数は4.7%

使用ホップはチェコ産ザーツホップ

 

 

 

試飲会の時は、缶と中身同じの瓶タイプ「モリッツ瓶」、アルコールゼロ(+糖質と脂質もゼロ)の「モリッツ アクア」も試させていただきました。

 

左端は別ブランドの「サグラ バーレーワイン瓶」La Sagra Bohio Barley Wine。

ワインとついていますが、バーレーワインは大麦を発酵させてつくる黒っぽい色したビールで、コーヒーリキュールのような香ばしい風味が魅力。チョコレートとのペアリングも楽しいビールです。

 

海外に行くと、現地のビールは必ず飲んでいる私でしたが、「モリッツ」は気づきませんでした。

現地でもぜひ飲んでみたいですが、すでに日本に輸入されているのは嬉しいですね

 

※輸入元:株式会社廣島

 

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スペインD.O.Rias Baixasには赤ワインもある!

2024-10-02 23:59:00 | ワイン&酒

今日はスペインワインの試飲会が複数あり、ハシゴしてきました。

 

ひとつは、ガリシア州の DOリアス・バイシャス単独の試飲会です。

リアス・バイシャスといえば、95%が白ブドウのアルバリーニョ

なので、リアス・バイシャスの試飲会は、ひたすら白、白、白…になります。

 

が、本日は、1本だけ赤ワインが紹介されていました。

 

Wines from D.O.Rias Baixas Adegas Valmiñor(Spain)

 

右端のボトルが赤ワインです。

 

Adegas Valmiñor Abade de Couto 2021  (D.O.Rias Baixas)

 

使用ブドウは、Brancellao(ブランチェリャオ)、 Sousón(ソウソン)、 Caíño Tinto(カイーニョ・ティント)、すべて黒ブドウです。

 

 

ちゃんとRias BaixasのDO認証シールが貼ってあります。

赤ワインですが、正真正銘のD.O.Rias Baixasワイン、って、なんか不思議な感じがしますね。

 

ちなみに、DOのレギュレーションでは、赤のDOリアス・バイシャスに使用していい黒ブドウは決められていて、以下の8品種。

カイーニョ・ティント、カスタニャル、エスパデイロ、ロウレイラ・ティンタ、ソウソン、メンシア、ブランチェリャオ、ドサール。

※紹介した赤ワインに使われているのは下線を引いた品種

 

 

Abade de Couto 2021を飲んでみると、色調は思ったより濃いめ。

赤や黒のベリー類にスパイシーな香りが加わり、個性的な風味があります。

ぽてっと重たい赤ワインではなく、海に近いリアス・バイシャスならではのクールな酸がジューシーな果実味とバランスを取る、繊細で品のよい赤ワインでした。

年を重ねたら、よりまろやかで複雑味が出てきそうです。

 

 

この生産者のアイテムのうち上の2本は日本の輸入元がついていますが(モトックス)、ほかのアイテムは輸入元を探し中とのことでした。

どこか決まるといいですね。

 

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「オレゴン・ワシントンワインフェア2024」表彰式

2024-09-19 23:59:22 | ワイン&酒

アメリカのオレゴン州&ワシントン州のワインの販売促進プロモーション

「オレゴン・ワシントンワインフェア2024」が今年の2~4月に開催され、日本全国の合計100店舗が参加しました。

 

このプロモーションの各カテゴリー(レストラン30席未満、30席以上、小売実店舗、小売オンライン)の上位3店舗、計12店舗への優秀店の表彰式が、9月19日、都内で開催され、取材してきました。

 

オレゴン・ワシントンワインフェア2024プロモーション 優秀店の皆さん

 

おめでとうございます

行ってみたいお店ができました

 

 

オレゴン/ワシントンワインフェア2024プロモーション結果 の詳細は、下記サイトで紹介されています。

https://usnorthwestwine.com/news/20240618result/

 

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新しくなった「キリン一番搾り」を飲んでみた

2024-09-13 23:59:06 | ワイン&酒

晩酌用ビールのストックが少なくなってきたので、こちらも6缶パックで補給しました

 

新 キリン一番搾り 350ml

 

発売前からCMが流れていて、何が発売されるのかしら?と気になっていましたが、これだったんですね~

 

 

 

ほどよいコクのあるボディとみずみずしさがあり、後味に残る余韻が上品

お気に入りの「プレモル香るエール」グラスに注ぎました。

 

 

大きな「新」が目立っています

 

一番搾りは平成に誕生したビールの中の優等生だと、私は思っています。

何回飲んでも飽きず、ずっとおいしいですよね 

 

アルコール度数は5%

100mlあたりのカロリーは40kcal

 

 

色々なスタイル、味わいのビールを楽しみたいので、季節ごとの限定ビールはよく買いますが、基本の基本でほっと落ち着きたい、という時に私が選ぶのが、この「キリン一番搾り」。

同じく、「サッポロ黒ラベル」も、私にとって落ち着く1本です

 

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今宵の晩酌「ヱビス プレミアムエール」グラスは大事

2024-09-12 23:58:28 | ワイン&酒

ビールのストックが少なくなってきたので探しに行ったら、前に飲んで印象の良かったビールがあったので買ってきました。

 

今宵の晩酌 「ヱビス プレミアムエール」 350ml

 

前にもらったヱビスビールのグラスがあったので、それに注いでみましたが、香りの開き方、味の開き方が弱いように感じました。

 

私が家でビールを飲むときに浸かっているグラスは2種類あり、

ひとつは、リーデルのブルゴーニュワイングラス、

もうひとつは、「プレミアムモルツ香るエール用」グラスです。

 

これがプレミアムモルツ 香るエール用グラス

 

「香るエール用」は脚がついているので持ちやすく、香りもよく開き、エール系にこれを使うと、ビールがよりおいしく感じます。

難点は容量がギリギリなことで、330mlならなんとか入りますが、350ml缶は溢れてしまうため、一度に注げないストレスがあります。

 

でも、エール系をよく飲む私には、このグラスは心強い相棒です

(6缶パックを前に買ったときに付いてきました)

 

 

パッケージに描かれているグラスは香るエール用グラスに近いので、香るエール用で飲めばよかったかもしれません。

例によって6缶パックで買ってきたので、次はグラスを変えて飲んでみようと思います。

 

 

ヱビス プレミアムエールのアルコール度数は5.5%

100mlあたりのカロリーは45kcal

 

 

[参考]

今宵の晩酌は「ヱビス プレミアムエール」

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a8b9f9348061405f7756cd015ecad498

 

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カリフォルニアワイン・スプリングプロモーション授賞式

2024-09-09 23:26:51 | ワイン&酒

カリフォルニアワイン協会による「カリフォルニアワイン・スプリングプロモーション2024」が4月1日~5月31日まで開催され、全国の料飲店72店、小売店59店、オンラインショップ8店が参加しました。

プロモーション終了後、各部門で売上金額、本数などで審査が行なわれ、入賞店が発表されました。

 

本日、その授賞式が都内で行なわれましたので、取材してきました。

 

 

このプロモーションではフューチャーするワイン産地が毎年あり、

2024年はパソ・ロブレス

パソ・ロブレスのワインを多く販売した店には、「パソ・ロブレス賞」が贈られました。

 

なお、2025年のフューチャー産地は「サンタ・バーバラ」です

 

また、「ベストニューカマー賞」、

ワインリストが評価された「ベストカリフォルニアワインリスト賞」も選出されました。

 

 

最優秀店(8店舗)

料飲店部門

(総額)ピータールーガーステーキハウス東京(東京都)

(仕入本数÷席数)wine bar Quintet(東京都)

(総額÷席数)JIM.ROOM(東京都)

 

小売店部門

(総額)リカーマウンテンRAKZAN三条御前 (京都府)

(仕入本数・総額÷床面積)SOL by K(千葉県)

次点:ヴィノスやまざきecute品川店(東京都)

 

オンラインショップ部門

(売上本数及び金額)オンライン ワッシーズ(大阪府)、

次点:銘醸ワイン専門 CAVE de L NAOTAKA(京都府)、

 

ベストニューカマー賞:Apricus(兵庫県)

 

ベストCAワインリスト賞:手打そば 大庵(東京都)

 

特別賞「パソ・ロブレス賞」

(仕入本数)ピータールーガーステーキハウス東京(東京都)

(販促内容)オンラインワッシーズ(大阪府)

 

入賞された各店の皆さん、おめでとうございます!

 

 

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缶スパークリングワイン「SOFIA」を冷蔵庫にスタンバイ

2024-09-06 23:59:06 | ワイン&酒

我が家のワインセラーが満員御礼になった時、これならセラーの外でもストックできる!と思って購入したのが、缶入りワインのこちら。

 

缶ワイン SOFIA Francis Coppola Sofia(USA, California)

左)Blanc de Blancs   右)Rose Brut

 

どちらもスパークリングワインで、サイズは各187ml。

フランシス・コッポラ監督が、娘ソフィアの結婚式に贈ったというエピソードをもつワインです。

 

ミニサイズ缶が4本入るパッケージで売られていたので、Blanc de Blancsを1パック、Roseを2パック買い、合計12本を晩酌でちまちま楽しむことにしました

 

最初に飲んだのはロゼ。

 

 

ロゼはモントレー産のピノ・ノワール80%、シャルドネ20%のブレンド。

黒ブドウのピノ・ノワールのフルーツ感がチャーミングなスパークリングワインです。

 

 

ブラン・ド・ブランは白ブドウのみを使ったもので、モントレー産のピノ・ブラン、リースリング、マスカットが使われています。

マスカットが入るので、華やかなニュアンスがあります。

 

 

187mlサイズは750mlボトルサイズの1/4にあたり、2缶飲むと、ちょうどボトル半分を飲んだ計算になります。

スパークリングワインは口当たりがいいので、あっという間に1缶が空きます(笑)

 

ミニサイズ缶のいい点は、もちろん、小分けして飲めること。

ひとりで白もロゼも飲みたい、という時に、難なく希望が叶います

 

小さい缶なので場所を取らず、セラーの隙間にスッと入り、冷蔵庫で冷やすのも簡単です。

持ち運びもラクなので、アウトドアにもオススメ。

 

今のところ、すぐ飲めるように白とロゼ1本ずつを冷蔵庫に、残りをセラーの隙間に入れています。

これで、いつでも飲めます

 

あと、缶は飲んだ後のゴミ捨てもラクですよ(笑)

 

缶ワインは、今は色々出ていて、サイズもさまざま。

あれこれ手軽に飲みたい、という人にも、ワインをよく飲む人にも便利な選択だと思います。

 

 

SOFIAミニ缶および缶ワインについては以前に詳しく書いていますので、下記を参考にしてください。

 

▼「缶ワイン Wine in cans」をもう少し考える

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/cfe988a703adb2bc06d0d4b213a8e6e5

 

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9/4まで「ワインエイド2024」ワインを飲んで能登半島支援

2024-09-03 22:10:32 | ワイン&酒

先日紹介した、ワインを飲んで能登半島地震の被災地を応援するチャリティイベント

「ワインエイド2024」に行って、ワインを飲んできました。

 

 

約30アイテムのワインが、1杯500円からのチケット制で飲めます。

(1杯500~20000円のワインあり)

 

 

気になるワインがたくさんあり、どれを飲もうか悩む、悩む…

昼間で、この後に試飲会に行く予定だったこともあり、2杯だけ飲んできました。

 

 

 

ちょうど石川県輪島市の「ハイディ・ワイナリー」のワインが6アイテム出ていたので、ここのワインを飲むことにしました。

ハイディのワインは6種ともワインチケット1枚(500円)でした。

 

 

悩みましたが、「千里 メルロー ロゼ 2022」(1枚上の写真の左から2本目)と、

「ヤマ・ソービニオン2016」(すぐ上の写真の左端)に決めました。

 

ロゼは、海を見下ろす丘の上のブドウ畑のメルローからつくられています。

海風を受け、やや塩味を感じるテイストに仕上がっている、ということですが、皆さんはどう感じるでしょうか。

 

ヤマ・ソービニオンは日本らしさ全開のワインで、しかも2016年ヴィンテージ。

野性的なニュアンスがほんのり残り、まるくなめらかで複雑味のある味わいが素晴らしく、満足度高い赤ワインでした。

 

アルコール2%のロゼも飲んでみたかったですし、マスカットベーリーAや、プティ・ヴェルド100%の赤ワインも気になりましたが、さすがに全部は飲めません。

泣く泣く2杯でガマン …

少なくて恐縮ですが、2杯飲んだワインチケット代1000円が寄付になりました。

 

 

 

イベントは明日 9月4日(水)22:00までです。

ふらっと立ち寄り気軽に飲めるので、気になる方は覗いてみてください。

 

 

なお、私がお邪魔した時は、女性グループが店の食事とともにワインを楽しんでいました。

お料理おいしそう~、いいな~

 

私は次の予定の合間に一人で立ち寄りましたが、数人で食事しながら、というのが色々楽しめそうです。

500円チケット11枚で5000円、というお得なセットもあるので、じっくり飲みたい人、グループの人は11枚セットがお得ですね。

 

 

 

会場は赤坂見附駅と赤坂駅の間にあるカフェレストラン

「東北カフェ&ダイニング トレジオンポート」

 

東京メトロの両駅からのアクセスが可能です。

通りに面して上のパネルが出ていますので、目印にしてください。

 

詳細は以前の紹介記事を参照してください

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/bb9061728b3793f1530664aaf92a3d1d

 

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【イベント】ワインを飲んで能登半島地震の被災地支援

2024-08-28 23:10:21 | ワイン&酒

1月1日に発生した能登半島地震

間もなく9カ月になりますが、まだ復興には時間がかかりそうです。

 

2011年の東日本大地震をきっかけに、ワインで被災地の復興支援活動をしてきた「ワインエイド」が、能登半島地震の被災地復興のためのイベントを都内で開催します。

 

これまでは、区切られた時間内でワイン飲み放題、という形式でしたが、今回のイベントは、会場内で販売のチケット制になります。

 

ワインは中高級価格帯のワインが約30 アイテム。

1 杯500 円からで、500 円や 1,000 円のワインが大半を占めます。

※グラス売りされることが稀な高額ワインあり!(個人所有のドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの「エシェゾー 2015年」、1杯2万円。1本限定)

 

被災地のワイナリーからゲストを迎えたトークライブもありますので、スケジュールを確認して出かけてみてください。

トークライブはFacebookでもライブ配信されます。

 

ワインの売上金すべては能登半島地震の被災地支援のために寄付されます。

 

予約不要で、好きな時間に来て好きなだけ滞在し、体調や懐具合に応じて好きなようにワインが註文できます。

4日間開催され、開催時間も長いので、都合のついた1時間だけ立ち寄ってワイン2、3杯、というのもありです。

 

会場がレストランになり、店の料理を各自で注文できるようになっています(料理代はレストランに各自で支払い)ので、腰を落ち着けて楽しむのもありですね。

 

提供予定のワインは、Facebookで詳しく紹介されていますので、事前にチェックしておくことをオススメします。

 

 

ワインエイド! for Japan 2024

 

>開催日時

2024年 8 月31 日(土)、9 月2 日(月)、3 日(火)、4 日(水) 13:00~22:00

 

>会場

東北カフェ&ダイニング トレジオンポート

東京都港区赤坂3-12-18 第8 荒井ビル2F

TEL.03-6807-4242

 

>内 容

ワインをグラスで販売

売上金すべてを能登半島地震の被災地支援のために寄付

 

トークライブ  ※都合により開始時刻は前後する可能性あり

8 月31 日(土) 17 時開始

ハイディワイナリー 山下恵理さん、秋保ワイナリー 毛利親房さん

 

9 月2 日(月)、4 日(水) 18 時半〜19 時開始

ピースプロジェクト 加藤勉さん

 

>詳細情報

ワインエイド! 公式facebook にて、新情報を随時投稿中

https://www.facebook.com/profile.php?id=100064446471757

 

>支援先

特定非営利活動法人 PEACE PROJECT

社会福祉法人 石川県共同募金会

 

>協賛企業

オルカ・インターナショナル、KFW アンリジロー(株)、KONDO SAORI OFFICE、

セントヘレナ1934 、ツナグワイン(株)、(株)中川ワイン、布袋ワインズ(株)、

WINE TO STYLE(株)、Bollinger、Cedarville Vineyard、Cunat Family Vineyards、

Folium Vineyard、Freeman Vineyard & Winery

 

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品質が高くてお買い得!Lizzanoのワイン@イタリア

2024-08-20 22:12:20 | ワイン&酒

久しぶりにイタリアワイン生産者の紹介です。

 

ワイン生産者の形態はいくつかあり、個人生産者、ネゴシアン、協同組合などなどあり、規模もさまざま。

ブドウ栽培者が集まって構成する協同組合のワインは、かつては、

協同組合だからこんなものかな~という感じでしたが、ここ近年の協同組合のワインは、どこも品質が良く、飲むたびに感心しています。

中でもイタリアとフランスの協同組合のワインは、飲む機会が多いこともあり、品質の良さと価格のバランスの良さを実感しています。

 

今回紹介する生産者は協同組合す。

昨年初めて飲んだ時もいいなと思いましたが、この5月に再度飲む機会があり、やっぱりいいな~!と思ったのです。

 

それは、イタリアはプーリア州の CANTINE LIZZANO(リッツァーノ)

プーリアはイタリア半島をブーツに見立てた時、カカトにあたる州です。

 

Cantine Lizzano

創業は1959年、組合員数は400、500ヘクタールの畑を所有し、年間生産量50万ヘクトリットルという、ヨーロッパで2番目に大きなワイン供給会社になります。

 

巨大規模の協同組合ですが、

『農家がつくるブドウがちゃんとしたものでないと良いワインができない」と、今回来日したコマーシャル担当のジュゼッペ・コネッラさん。

 

ジュゼッペ・コネッラさん

 

「Lizzanoのモットーは エレガントなワインをつくること

 

生産規模が大きいため多彩なラインナップがあり、全体的にはプライスコンシャスネスなワインとなり、市場で高い評価を受けているといいます。

 

国際市場でも認知されたい、ということで、

昨年から新パッケージを採用し、イメージを変更することでよりインターナショナルなブランドにしていきたいそうです。

 

実際、3年前からは国際市場に進出し、まず日本、次に中国、アメリカと展開し、各国に対応したマーケティングを行なっています。

 

 

生産しているワインの原産地呼称はふたつで、

ひとつは、協同組合名にもなっている DOC Lizzano

白ロゼ赤のスティルワインとスパークリングワインがあります。

Cantine Lizzanoでは、DOC Lizzanoの90%を生産しています。

 

もうひとつは、DOCG Primitivo di Manduria Dolce Naturale

プリミティーヴォでつくる赤の甘口ワインになります。

 

今回のプレゼンテーションで紹介してくれたワインは5つ。

 

左から)

Baylon Bianco Frizzante Salento IGP

微発泡のフリッツァンテで、使用ブドウはシャルドネ、マルヴァジア・ビアンカ

海の近くの、白い砂地土壌の畑です。

2023年は暑い年だったので、早摘みをしてフレッシュさを残しています。

飲んでみると、本当にフレッシュ!

果実の甘みもナチュラルで、とても心地よい、肩の力を抜いて楽しめるワインだと思いました。

 

“Macchia” Bianco Lizzano 2023(DOC Lizzano)

マッキア ビアンコ リッツァーノは、フレッシュ感を与えるシャルドネ50%と、ボディを与えるトレッビアーノ50%をブレンドした白ワイン

さっぱりとした辛口で、酸がしっかりありますが、ざらつきはありません。

ハーブっぽいニュアンスがあり、柑橘の青い皮のビター感があり、洗練された味わいです。

生魚もいいですが、キスの天ぷら、タラの芽の天ぷら(春の山菜類など)とか、油を使った料理は合いそうです。

 

“Macchia” Malvasia Nera Lizzano 2020(DOC Lizzano)

マッキア マルヴァジア・ネーラ リッツァーノは、マルヴァジア・ネーラ100%の赤ワイン

マルヴァジア・ネーラと聞くと、ガツンと濃いワインだよね?と想像しがちですが…

このワインは、ブドウ樹1本あたりぶどうひと房とストイックに制限しています。

当然、リッチで濃厚で力強いワインになりがちですが、このワインは酸味が強く、甘みもあるため、パワーはあるけれどエレガントなワインに仕上がっています。

実際に飲んでみると、色は確かに濃く、深いです。

アタックはなめらかで、熟成感があり、甘みとスパイス感も加わり、果実感豊かで、ドライフルーツのニュアンスもあります。

いい感じにこなれ、まったり感があり、今いい飲み頃じゃないでしょうか。

 

ちなみに、2番目の白にも“Macchia”(マッキア)が入っていますが、シリーズ名です。

マッキアの意味は「染み」で、コーヒーにキャラメルマキアートとかありますが、同じニュアンスの意味だそうです。

ワインのラベルを見ると、ワインの染みがにじんだようなデザインになっていますね。

 

 

“Manorosso” Negroamaro Lizzano 2019(DOC Lizzano)

マーノロッサ ネグロアマーロ リッツァーノは、ネグロアマーロ100%の赤ワインです。

凝縮感があり、後味がしっかり辛口の味わいで、リッツァーノで一番売れているワインとのこと。

エチケットのデザインが指紋になっていますが、伝統的な農家の人の指紋を描き、土着のワインであることをアピールしているそうです。

 

色濃く、果実味がしっかりあり、タンニンも豊富ですがなめらかで丸みがあり、スパイシーでリッチ、厚みがあります。

私もこれは好きで、一番人気、というのがよくわかります。

2019年でもいい感じですが、酸もまだしっかりあるので、もう少し熟成させたらまたさらにおいしくなりそうな気がします。

 

 

“Mandoro” Primitivo di Manduria Dolce Naturale 2022

(DOCG Primitivo di Manduria Dolce Naturale)

マンドーロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアは、プリミティーヴォ100%の甘口赤ワインです。

ブドウの水分が飛んで糖度が高くなる9月末に収穫します。

アルコール度数は14~14.5%と高く、酸もしっかりあり、すべての要素が高くなっています。

コーヒーやアーモンドのニュアンスが感じられるということですが…

 

口あたりよく、甘い!ですが、酸があり、複雑味があり、余韻も長く、口にするだけでうっとりのエレガントな甘口ワインです。

ワイン単体で楽しむのもいいですが、アーモンドやチョコを使ったスイーツと一緒に飲むのもいいですね。

マスカルポーネの上品な酸とクリーミーなタッチのティラミスも合います。

 

 

Lizzanoのワインは多彩なラインナップがあります。

今回紹介したワインは、プレゼンテーション時点ではまだ日本に輸入されていませんでしたが、Lizzanoの別のシリーズはすでに輸入されていたりします。

 

覚えておきたいのは、「Lizano」の名前のワインなら安心して買える、ということ。

ワイン選びには大事なポイントです

 

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日本のライバル中国のワインを飲む!(笑)

2024-08-02 23:58:55 | ワイン&酒

昨日書いたように、スポーツ競技の対戦国のワインを飲み干すことで試合の勝利も掴もう!と考えるのが、ワイン好きの性。

ええ、飲む口実をつくっているだけです(笑)

 

ワインは、欧州、中東、南北アメリカ大陸、アジア、オセアニア、アフリカ大陸etc...と、世界各国でつくられている農産物です。

 

たとえば、中国でもワインづくりが盛んになってきて、ワイン産地も形成されています。

 

今週、中国ワインの生産者が来日し、中国ワインの試飲会が都内で開催されたので取材してきました。

まだ産地ごとの特徴が理解できていないので、詳細は後日もう一度紹介しようと思いますが、全体的な印象がとても良かったことは先にリポートしておきたいと思います。

 

私がワインを飲み始めた頃は、中国ワインはとてもマイナーな存在で、クオリティもまだまだ。

その後、海外の展示会などで飲む機会があっても、積極的に飲みたいかというと、まだ微妙な感じだったのですが…

 

しかし、今週の試飲会で飲んだ中国ワインは、レベルアップしている!おいしい!と思ったものがたくさんありました。

 

 

輸入されているものは多くないですが、パリオリンピックの対中国戦を観ながら中国ワインを飲んだら、より楽しい気分になりますね

 

中国ワイン試飲会については、またリポートします。

 

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相手国を飲む!スペインならCAVA!

2024-08-01 23:29:44 | ワイン&酒

オリンピックやワールドカップなどのスポーツの祭典の際、

ワイン業界では、「相手国のワインを飲み干そう!」と題した提案をすることが定番です。

 

要は、対戦国にかこつけて飲む、ということですが(笑)

 

ということで、6月に都内で開催されたスペインワイン試飲会の中から、パリオリンピックの対スペイン戦にオススメのワインをひとつ紹介したいと思います。

 

今年の夏はとーっても暑い!ので、ワインを飲むならスパークリングがいい!

スペインのスパークリングワインといってすぐに思いつくのがCAVA カバ

カバは生産地域が限定された瓶内二次発酵のスパークリングワインです。

 

多くのCAVAから、今回は「jmfg」(ジェイ・エム・エフ・ジー)を紹介します。

 

jmfg  Spainカタルーニャ州ペネデス

ブリュットナチュレ・レセルバ(熟成期間30カ月以上)-左

ブリュットナチュレ・グランレセルバ(同50カ月以上)-中央

ブリュットナチュレ・グランレセルバ ARASHI エコロヒコ(同60カ月以上)-右

 

ここをオススメしようと思った理由は、

 

日本人醸造家がいる

甘さを加えないブリュットナチュレ

瓶内二次発酵期間が長いのにフレッシュな味わい

 

 

ちょうど試飲会場のブースにいらした日本人醸造家の酒井友理江さんからお話を聞きました。

 

使用ブドウは3本共通で、パレリャーダ、チャッレロ、マカベオ。

瓶内熟成期間を長くとる生産者ですが、飲んでみると、とてもフレッシュ!

甘いリキュールを加えないブリュットナチュレで、味わいはドライなのにフルーツ感、コクがあります。

 

一番若々しくフレッシュ感があるのは、「レセルバ」(参考上代4,180円、税込)

アペリティフ、シーフードサラダ、フレッシュチーズ、小海老のフライやポテトなどに合うと思います。

 

ワインとしての飲みごたえを感じたのは「グランレセルバ」(同5,390円)

辛口の味わいで、コクがあってバランスがよく、どんなシーン、フードとも合わせやすいと思いました。

My favaorite

 

「グランレセルバARASHI」は、親日家のオーナーが命名(同5,940円)

「風」にまつわる日本語から、「嵐 アラシ」という言葉を気に入って名付けたそうです。

 

ユーロリーフの認証を取得しているビオロジックワインです。

2番目と同じグランレセルバでも、ARASHIの方がより泡のキメも味わいも繊細に感じました。

白身の魚や貝の刺身や寿司、手の込んだ洗練された料理が合いそうです。

 

ラベルに「ARASHI」とあるので、同じ名前を持つグループ名のファンなら欲しくなるでしょうか?(笑)

 

 

対スペイン戦の競技を観戦するなら、スペイン人オーナー家族と日本人醸造家がタッグを組んで造り上げたプレミアムカバ「jmfg」があると、より盛り上がりそうでは?

 

※輸入元:キムラ

 

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速報)A.S.I. アジア・パシフィック 最優秀ソムリエコンクール 日本代表決定!

2024-07-24 17:00:00 | ワイン&酒

2025年に開催される「A.S.I. アジア・パシフィック 最優秀ソムリエコンクール」日本代表選考会が、7月24日、一般社団法人日本ソムリエ協会にて行なわれました。

 

選考会出場者は以下2名

 

野坂昭彦(2023年 全日本最優秀ソムリエコンクール優勝者)

森本美雪(2023年 全日本最優秀ソムリエコンクール準優勝者)

 

都合で会場での取材に行けなかったので、LIVE配信で選考会を取材しました。

LIVE配信されたのは午後からの実技ですが、午前中から相当なボリュームの筆記、論文などの試験が実施されました。

 

選考の結果、日本代表を手にしたのは 森本美雪さん

 

森本美雪 Miyuki Morimoto

 

森本さんは前回のアジア・パシフィックでも日本代表として出場していますが、アジア・パシフィックの優勝者にはなれませんでした。

 

次の「A.S.I. アジア・パシフィック最優秀ソムリエコンクール」

Best Sommelier of Asia & Pacific 2025 は、

2025年9月7~11日の日程で、マレーシアのクアラルンプールで開催されます。

 

 

 

次の開催地がマレーシアということもあり、実技試験で食事とのマリアージュ問題はマレーシア料理でした。

開催地の料理や飲み物が問題に入るのは定番です。

 

左から)野坂昭彦さん 森本美雪さん  選考委員の井黒卓さん

 

今回の選考会ではブラインドテイスティングの難度も高かったようです。

 

 

アジア・パシフィック最優秀ソムリエコンクールまであと1年少々。

森本さんには、ぜひ日本代表として頑張っていただきたいです。

 

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ガルナッチャ・ティンタのスパークリングワイン@スペイン

2024-07-18 22:56:14 | ワイン&酒

6月に都内で開催されたスペインワイン試飲会で、これはいい!と気に入ったスパークリングを紹介します。

 

スペインのスパークリングワインといえばCAVAが有名ですが、CAVAの生産地域は限定されています。

つまり、指定地域外で生産されるスペインのスパークリングワインはCAVAではありません。

 

今回試飲したスペインのスパークリングワインの中でとても印象的だったものがありました。

産地は、リオハの東に位置するナバラです。

 

Brut Nature Blanc de Noirs 2016 Basondoa (Spain, Navarra)

 

黒ブドウのガルナッチャ・ティンタ100%を使い、シャンパーニュと同じように白ワイン仕立てにしたブラン・ド・ノワールのスパークリング。

 

口にすると、泡のキメが細かく、しっとり緻密。

甘いリキュールを加えていないドサージュゼロのブルット・ナトゥーレなのに、ブドウ由来のナチュラルな甘みを感じ、すごくおいしい。

人によっては、なんだ、甘いじゃない?!と思うかもしれません。

輸入元の話では、完熟ブドウを使っているため、ブドウの糖度が高く、ワインに自然な甘みがあるとのこと。

この甘みは癒し

 

栽培はビオロジック

 

BASONDOA バソンドアは、1903年に公費でシャンパーニュに研修に行き、シャンパーニュの製法を学んできた生産者だそうです。

よって、このワインもシャンパーニュ同様に瓶内二次発酵でつくられています。

瓶内熟成期間は48カ月。

 

ブドウが違うので、シャンパーニュとは味わいが違いますが、ナバラの地元で愛されている品種ガルナッチャ・ティンタを使い、ブドウのナチュラルな甘みと旨みのあるスパークリングワインに仕上がっています。

ヴィンテージは2016年。

サクッとアペリティフで飲むのではなく、じっくり飲みたいタイプ。

 

 

参考上代 6,500円(税別)

 

名前より実を取るなら、このチョイスはとても賢くオトクだと思います。

 

※輸入元:いろはわいん

 

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