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ワインな ささやき ※「はてなブログ」(https://may-w.hatenablog.com/)に引っ越します

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

2025年の第三弾ワインはSEKT

2025-01-10 23:46:47 | ワイン&酒

2025年の第二弾ワインはCAVA  から続きます

 

新春ワイン、本日まで飲んでいたのはドイツのスパークリングワインSEKT(ゼクト)

 

Biffar Brut  Weingut Josef Biffar (Germany, Pfalz)

 

ファルツ地方ダイデスハイムのワイナリー「ヨーゼフ・ビファー」がつくる瓶内二次発酵のスパークリングワインで、リースリングをはじめとした複数のブドウ品種を使っているようです。

 

 

ラベルにあるFlaschengärungはドイツ語で「瓶内発酵」の意味。

このワイナリーはゼクトを得意としていますが、製法はすべて瓶内二次発酵のようです。

 

 

これ、口にした瞬間に、ドイツらしい、と感じました。

昨日のスペインのCAVAは、やや甘口ということもあって酸は穏やかでしたが、このゼクトは、さすがドイツ!

イキイキとした酸があり、酸に見合うバランスの果実味のボリュームもあって、これはおいしい

ミネラル感、うま味も感じられ、よくできています。

 

お手頃価格だったし、気に入ったので、追加でもう1本買ってしまいました

 

アルコール度数12.5%

 

ワイナリーの醸造家は徳岡史子さん。

徳岡さんには、以前フォン・ブールにいらした時に訪問してお会いしました。

その後、後継者を探していたヨーゼフ・ビファー醸造所を2013年に引き継いだことを、ずっと後になって知りました。

 

ダイデスハイムにある醸造所には日本食レストランも併設しているとか。

機会があれば、いつか訪問してみたいワイナリーです。

 

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2025年の第二弾ワインはCAVA

2025-01-09 23:58:51 | ワイン&酒

2025年の第一弾ワインはミュスカデ  から続きます

 

ミュスカデの次に開けたのは、スペインのスパークリングワイン CAVA

 

Freixenet CARTA NEVADA パーティーボトル (Spain)

 

スペインのCAVA「フレシネ」といえば、黒いボトルの「コルドン・ネグロ」がよく知られ、スーパーでも購入できますが、今回のフレシネはやや甘口の「カルタ・ネバダ」

たまたま派手なゴールドのパーティーボトルがオリジナルグラス(プラスチック)付きで売っていたので、買っておいてました。

 

ゴールドはお正月っぽいですし、やや甘口のスパークリングワインはお正月のおせちとも合わせやすいと思ったので、開けてみました。

 

 

飲んでみると、口あたりよく、フルーティーでスイスイ飲めます。

思ったほど甘くは感じすませんでした。

これ単体で飲んでもいいですし、甘めの煮物、黒豆、栗きんとんなどにも合いました。

 

 

 

CARTA NEVADAはスペイン語で「雪の手紙」という意味だそう。

使用ブドウは、チャレロ34%、マカベオ 33%、パレリャーダ 33%。

アルコール度数は11.5%

 

 

ワインの世界では、スパークリングワインはキリッとした辛口がトレンドですが、ほんのりと甘さを感じるタイプを毛嫌いする必要はないと思います。

色々なタイプがあって、その時の気分に合わせて楽しめるのは贅沢なことですね

 

 

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2025年の第一弾ワインはミュスカデ

2025-01-08 23:58:55 | ワイン&酒

年が明けて1週間が過ぎ、もうだいお正月気分は抜けたでしょうか?

 

年末年始、せっかくだからと、ちょっといいワインを奮発した方も多かったことでしょう。

かく言う私も…と言いたいところですが、コスパ重視のお手頃ワインを飲んでいました。

 

新年1本めに選んだのが、フランスのミュスカデ

 

Muscadet Sevre et Maine Sur-lie Manoir de la Hersandiere 2021 Gerard Sourice(France, Loire)

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー マノワール・ドゥ・ラ・エルサンディエール 2021

 

ロワール地方に流れるロワール河の河口に近い地域でつくられる白ワインで、ブドウ品種はミュスカデ。

酸がしっかりしてフレッシュさが特徴といわれるワインですが、オリと接触させて熟成させるシュール・リーを行なっているため、オリからのうまみ、複雑味が出ています。

 

最初は心地よいフレッシュ感が楽しめ、飲んでいくと、ワインの中にうまみの乗ったミネラル感を感じます。

シャープでキリリというより、フレッシュ感がありながらほどよいボリューム感、うまみを楽しむタことができ、これは好きなタイプ

 

アルコール度数12%

 

アルコール度数もプライスもライト

お正月のおせちにも合わせやすい味わいですが、魚卵の数の子はさすがに難しかった

 

それでも、飲みやすく、色々な料理に合わせやすく、これは買って正解でした

 

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オーガニックのロゼCAVA for ローストチキン@クリスマス

2024-12-27 23:59:42 | ワイン&酒

クリスマスは普段よりもいいワインを飲みたい、と思う人は多いでしょうか。

私もそう思いましたが、ちょうどいい感じのものが手元になく、結果としていつも通りな選び方になってしまいました。

 

CODORNÍU BARCELONA 1872 ORGANIC ROSÉ BRUT(Spain)

コドルニウ バルセロナ1872 ロゼ ブリュット

 

スペインの瓶内二次発酵スパークリングワインのCAVAで、色はロゼ。

オーガニックの認証を取得しています。

 

 

ブドウ品種は、ガルナッチャ、トレパット、モナストレルなどなど。

ロゼなので黒ブドウを使っていますが、スペインらしい品種なのがいいですね。

 

モザイク模様のデザインが華やかなシリーズで、日本限定だとか

 

泡が元気で、開ける際にワイヤーをゆるめただけでスパーン!とコルクが抜けました!

このところずっと、コルクが硬いスパークリングばっかりだったので油断しました(笑)

 

ロゼらしいフルーティーさが魅力的で、口あたりよく、すいすい飲めます。

泡はざっくり快活。

素直でシンプルで、価格もお手頃。

ローストチキンにもよく合いました

 

口なじみがよく、色々なフードと合わせやすいので、このところ、スパークリングワインはロゼばかり選んで買っている気がします。

 

※輸入元:日本酒類販売

 

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こんな一升瓶の日本酒も飲んでみた

2024-12-23 23:59:30 | ワイン&酒

仕事上、当然ワインやビールの知識はありますが、日本酒となると、カップ酒で学びながら飲む程度。

四合瓶の日本酒を買うことは年に一度あるかどうか、というこの私が、一升瓶の日本酒を買ってみました!

 

金紋朝日しぼってそのまま低温貯蔵 1800ml 

小山本家酒造(埼玉県さいたま市)

 

安くなっていたこと、お正月が近いこともあり、1本あってもいいかしら?

 

 

しぼってそのままの原酒を生のまま低温貯蔵し旨みを最大限に引き出した、ということですが…

 

ワインも含め、酒は嗜好品なので、人によって好き嫌いがわかれるもの。

飲んできた経験にもよりますよね。

 

私はまだ自分の日本酒の好みの味がわかっていないので、とりあえず飲んでみよう、好みだったらラッキー、という気持ちで日本酒にチャレンジしています

 

おすすめの温度帯は、冷やして、または常温で、だそうですが、寒い部屋に置き、いい感じに冷えた状態で飲みました。

 

 

アルコール度数19度と、ワインよりは高いですが、飲んでいてアルコールの高さはあまり感じません。

甘辛のレベルは「中口」らしいです。

口あたりはやさしくなめらかで、ほんのり甘みを感じ、濃さもあると思います。

 

 

ラベルにあるように、フレッシュ感もあり、スイスイ飲みやすく、これ単体でも、食べ物と合わせてもよく、私は気に入りました。

 

 

しかし、一升瓶って、なかなかなくなりませんね(笑)

冷蔵庫にもワインセラーにも入らないので、寒い部屋や廊下に放置して保管できる冬は、一升瓶にトライするのにいい季節

 

 

年末年始は、ワインとビールの合間に、この一升酒も楽しみたいと思います

 

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モンテプルチアーノ・ダブルッツォを2つのグラスで飲み比べ

2024-11-28 23:59:23 | ワイン&酒

ボジョレー・ヌーヴォーが飲み終わったので、次のワインを…と選んだのがこちら。

 

"Jorio" Montepulciano d'Abruzzo 2021 UMANI RONCHI(Italy, Abruzzo)

“ヨーリオ” モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2021 ウマニ・ロンキ

 

アドリア海に面したマルケ州のワイナリーで、よく名前が挙がるのが、このウマニ・ロンキ。

アブルッツォ州にもブドウ畑と醸造所を所有しており、このモンテプルチアーノ・ダブルッツォはアブルッツォ州のワインで、ブドウ品種はモンテプルチアーノ。

 

 

ウマニ・ロンキは、イタリア・ワインガイド「ガンベロ・ロッソ2024」のWinery of the Yearを獲得したようですね。

 

 

さて、家ゴハンのメイン料理は、スパイスをきかせた自家製ハンバーグ

モンテプルチアーノとハンバーグは合うと思うけれど、さて、どのグラスで飲みましょうか?

 

 

大ぶりのブルゴーニュグラス(左)とボルドーグラス(右)を用意し、両方に注いで飲み比べることにしました。

 

ワインが同じなら、グラスの形状が違っても同じ味になりそうですが、飲み比べてみると、違いが顕著でした。

 

ブルゴーニュグラスの方は、口当たりがソフトで、フレッシュな果実味とジューシーな酸が前面に感じられます。

ボルドーグラスの方は、タンニンがシュッと立ち上がり、しっかりした骨格が前面に出ています。

 

口の中でほどけ、肉の脂がじんわりにじみ出て広がっていくハンバーグには、ジューシーで口馴染みがいいブルゴーニュグラスに注いだワインの方がより合い、おいしいと感じました。

 

ボルドーグラスの方は、もっとカッチリとした肉料理により合いそうですね。

 

アルコール度数13.5%

 

もう1本買ってあるので、この料理!と、ピンときた時にまた開けてみようと思います。

 

※輸入元:モンテ物産

 

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「サッポロ WITH BEER アンバーエール」を飲んでみた

2024-11-25 23:59:39 | ワイン&酒

寒くなりましたが、このビールは飲んでみたい!と思っていたのを運よく店頭で見かけ、迷わず購入。

11月12日発売だったようです

 

サッポロ WITH BEER アンバーエール 350ml

 

サッポロビールの若手社員と大学生の共創プロジェクト第2弾の限定ビールです。

第1弾は「サッポロ WITH BEERホワイトエール」で、6月に紹介しました(下記参照)

 

 

今回は、上面発酵酵母で発酵させた アンバーエール AmberAle

一般的なビールよりも色が濃く、アンバー(琥珀色)の名前に納得。

 

味わいは、ふんわりやわらかなタッチで、コクがあってまろやか。

お~、これは好きなタイプ

 

クラフトビール?と言っていいんじゃない? と思ったくらいに満足度が高かったです。

なのに価格は黒ラベルと同じで、6缶パックで買いましたが、絶対リピートしたい!

 

 

アルコール度数4.5%

100mlあたりのカロリー39kcal

 

 

今日は夕飯の晩酌として飲みましたが(メインはアジフライ)、昼下がりや夕方、リラックスしながら飲むのもいいですね~

ソフトであたたかみを感じるアンバーエールなので、冬でもほっこり飲めると思います。

 

 

[参考]

「サッポロ WITH BEER ホワイトエール」を飲んでみた

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/26a06bff75f98c1c73ba709edabf3f0b

 

 

 

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ボジョレー・ヌーヴォー2024もう1本追加

2024-11-22 23:59:10 | ワイン&酒

Beaujolais Nouveau 2024 本日解禁! から続きます

 

本日スーパーに行ったら、昨日のボジョレー・ヌーヴォー解禁日に飲んだワインと同じ生産者のワンランク上のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーが並んで売っていました。

私が昨日買った店の価格よりも100円ほど安い!

ヴィラージュ・ヌーヴォーが昨日買ったヌーヴォーとほぼ同じ価格だったこともあり、それならばと買ってきました。

 

ということで、本日の晩酌は、同一生産者のクラス違いの飲み比べです

 

左)Jean Fleur Beaujolais Nouveau 2024 

右)Jean Fleur Beaujolais Villages Nouveau 2024

 

 

 

ヴィラージュ・ヌーヴォーは、使用するブドウ畑のエリアが限定されます。

アルコール度数はどちらも12.5%、500mlサイズのペットボトルです。

 

 

ヴィラージュ・ヌーヴォーを飲んでみると、ベーシックなヌーヴォーよりも果実味の凝縮感があり、味わいが濃く、しなやかでエレガントさもあります。

 

色を見比べると、右のヴィラージュの方がやや濃いですね

 

ベーシックな方もおいしいと思いましたが、両者を飲み比べてみると、ヴィラージュの方がどの面を取っても格が上で、ヌーヴォーというよりも、さらにその上のクリュ・ボジョレーと見紛うほど出来がいいと思いました。

 

とはいえ、ベーシックなヌーヴォーもおいしかったので、今年は全体的に出来がいいとか?

今回わたしが選んだのは、売り場で一番お手頃価格のものでしたからね。

 

気になった方は、せっかくの機会なので試してみてはいかがでしょうか?

 

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Beaujolais Nouveau 2024 本日解禁!

2024-11-21 23:36:52 | ワイン&酒

11月21の本日、11月第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォー解禁日

 

コロナ以前はボジョレー委員会や輸入元の解禁イベントがありましたが、今はなく(案内が来ないだけかもしれませんが)、ちょっと寂しい感じではあります。

 

が、本国フランスでは、地元であるボジョレー周辺ではイベントがあるものの、ちょうどその時期にパリに滞在していた時があったのですが、パリでは特に目立つようなイベントはありませんでした。

今、日本の受け止め方はパリのような感じになっているように思います。

 

 

とはいえ、せっかくなので、1本買ってきました。

3,000円ほどの無添加ボジョレーにすごく惹かれたのですが、3,000円出すなら他のワインを買いたいかも、と思い、500mlサイズでお手頃価格のヌーヴォーをチョイス。

 

Jean Fleur Beaujolais Nouveau 2024 Agamy 

 

Agamyという協同組合の「ジャン・フルール ボジョレー・ヌーヴォー2024」

瓶ではなくペットボトルということと、サイズが500mlなので、750mlサイズのレギュラー瓶のヌーヴォーよりも安く、1,000円少々で買えました。

 

とりあえず味をみれれば、と思って買いましたが、飲んでみたらおいしい 

果実味が丸く、濃く、みずみずしさがあり、フレッシュな酸とタンニンがバランスよく、まとまりが良い!

果実味が前面に出ていて、これぞ新酒~

 

 

家晩酌でワインを飲むときは1/3ボトル(250ml)と決めているので、500mlサイズだと2回分になり、今日、明日と楽しめます。

ハーフサイズ(375ml)もよくありますが、ひとりで飲むのにも、ふたりで飲むのにも、500mlは使いやすいと思いました。

 

 

アルコール度数は12.5%と、ほどよい感じ。

あまりアルコール度数が高すぎるワインは、個人的にはだんだん飲みにくくなってきているので、12.5%は嬉しい数字。

 

酒屋の店頭で、何本か候補がある中で悩みつつ手に取ったワインですが、私には色々な面でちょうどいいヌーヴォーでした。

 

※輸入元:徳岡

 

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「一番搾りとれたてホップ2024」を今年も飲みました

2024-11-20 22:46:48 | ワイン&酒

11月第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォー解禁日、ということで、

2024年は明日11月21日(木)が解禁となります。

 

コロナ前から熱気ダウンの様相は見せていましたが、コロナを挟んだことで、より日本市場でのボジョレー・ヌーヴォーでの受け止められ方は変化し、熱狂、熱中の時代は終わりました。

 

今は多様化の時代。

ワインだけでなく、ビール市場も変化し、このところはノンアルに注目する人が多いでしょうか。

 

キリンビールが秋の季節に発売している、その年に収穫された岩手県遠野産ホップを使ったビール「一番搾りとれたてホップ」も、ビール好きにはすっかりおなじみになりました。

 

限定品なので、タイミングによっては姿を見ないまま買えずに終わってしまった、という年もありますが、今年は買えました!

 

キリン 一番搾り とれたてホップ 2024年岩手県遠野産ホップ使用

 

今日はこの秋いちばんの寒い日ということでしたが、寒くても飲みたいものは飲む!

ああ~、今年もおいしい~

 

 

今年は例年になく、ふわっと感があるように感じました。

ほわり、やわらかく、みずみずしく、フレッシュ!

だけど、ちゃんとおいしさがある

 

 

アルコール5%

100mlあたりのカロリー40kcal

 

 

6缶パックで買ってきたので、年末年始も楽しみたいと思います

 

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「丸の内 日本ワインWeeks2024」開催中

2024-11-09 23:46:05 | ワイン&酒

「Winart」のwebコラムで、日本ワインのイベントの紹介記事を書いています。

(記事アップされていたのに今頃気づきました…

 

イベントは11月10日(日)までと日にちがギリギリですが、ご興味ある方は覗いてみてください。

 

 

丸の内が街を挙げて日本ワインを応援「丸の内 日本ワインWeeks2024」開催

https://winart.jp/column/48584

 

 

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巨匠と久しぶりの再会

2024-10-24 23:59:33 | ワイン&酒

本日は日本ワイン関係の取材があり、久しぶりにお目にかかった方たちとつかの間のお喋りを楽しみました。

 

大村春夫さん

どこにいてもパッと目につくこのお姿は、日本ワインファンなら知らない人はいない山梨県勝沼町の「丸藤葡萄酒」社長。

 

「いや~、まったく変わらないねえ~!」と、嬉しいお言葉

 

20年ぶりぐらいに会ったワイナリーの方もいて、嬉しい取材でした。

この取材リポートはまた改めて。

 

 

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放棄から復活したナチュラルワイン@スペイン

2024-10-11 23:30:00 | ワイン&酒

スペインワイン試飲会で出合ったスペインワインをもうひとつ。

 

産地はカスティーリャ・イ・レオン州グレドス山脈

グレドス山脈は、ポルトガルを含むイベリア半島のちょうど中央あたりに位置しています。

 

グレドスの自然豊かな地で放棄されたブドウ畑に出合い、樹齢100年クラスになるというそのブドウ畑を蘇らせようと始まったプロジェクト「Vinos Naturi」のワインです。

 

Vinos Naturi ヴィノス・ナチュリ

左)Malavara White 2022

中)Malavara Orange 2021

右)Flama 2022

 

ホワイトは、アラリヘ、チェルバ、モスカテル、ほか土着品種数種のブレンド。

オレンジは、希少土着品種マルヴァール100%

フラマはガルナッチャ100%のロゼ

 

いずれのワインもブドウ樹ファーストで、ブドウ樹に無理強いせず、ケミカルなものを排除し、昔ながらの農業を実践しています。

土地の地場品種を使っているのもいいですね。

 

試飲して気に入ったのは、マラバラ・オレンジとフラマのロゼ。

うま味が滲み出て、じゅわりとジューシー。

 

オレンジワインのマルヴァールは果皮が分厚い白ブドウなので、果皮から来るもろもろの成分がワインの中に出て複雑味あり。

ガルナッチャのロゼワインは、ほっこりする癒し系。

個人的には、ロゼが一番気に入りました

 

 

誰にも気づかれず、長い間放棄されていた古いブドウ畑を見つけ、復活させるって、宝探しのようでワクワクします。

そんな経緯でつくられたワインに出合えたのは僥倖でした。

 

※輸入元:ヴィノ・ルサファ

参考上代(税抜き):白 4,900円、オレンジ 5,400円 ロゼ 4,700円

 

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ペドロヒメネスのベルモット@スペインワイン

2024-10-10 22:36:16 | ワイン&酒

もうひとつスペインワインを紹介します。

多くのワインが紹介されていた先日のスペインワインの試飲会で、最後に飲むならこれ、と決めていたのがこちら。

 


ALVEAR Vermouth Rojo NV(スペイン  アンダルシア州)

 

スペイン南部アンダルシア産のベルモット「アルベアル ベルモット ロホ」で、使用ブドウはペドロヒメネス100%

生産者のアルベアルは1729年にモンティーリャに設立された歴史あるボデガで、ペドロヒメネス(ブドウ品種)だけを生産しています。

 

ペドロヒメネスというと、ギュッと甘みが凝縮した濃厚な甘口ワインが頭に浮かびますが、辛口タイプの白ワインも造られていて、試飲会のアルベアルのブースでも、ペドロヒメネス100%のフィノが何本か並んでいました。

 

が、私のお目当ては、このベルモット・ロホ。

※「ロホ」はスペイン語で「赤」の意味

 

ベルモットは、白ワインをベースに香草や薬草、スパイスなどを加えたフレーバードワインです。

アルコール度数は通常のワインよりやや高くなり、このベルモットは15%。

甘口タイプで、残糖140g/L

 

色調は黒っぽく、独特のハーブ系フレーバーが華やかに香ります。

 

ベルモットは各社で造っていますが、ベースワインの違い、使用する香草、薬草、スパイスetc…の違いで、それぞれ特徴あるフレーバーのベルモットになります。

ジンが好きな人は、ベルモットも好きなはず。

 

グラスから立ち上る香りを嗅いでいるだけでもシアワセな気分になれますが、口にするとフレーバーが鼻腔を抜けて口中いっぱいに広がり、シアワセ度が急上昇します

複雑味のある甘さがじ~んと沁み込み、はあ~

 

 

スティルワインと違い、ベルモットは開栓後も日持ちするので、ちまちま少しずつ楽しめるのがいいですね。

750ml、輸入元参考価格3,300円(税抜き)ですから、1カ月かけて飲むなら、1日あたり100円?(笑)

 

フレーバーの好き嫌いがあると思いますが、お気に入りのアイテムが見つかれば、ベルモットはコスパ抜群だと思います。

 

※輸入元:飯田

 

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ゲヴュルツにピノ・ノワール!@スペインワイン

2024-10-09 23:10:10 | ワイン&酒

先日、都内で開催されたスペインワインの試飲会で印象に残ったワインのひとつを紹介します。

 

SOMOS Varietales Blanco 2020 (Spain, DO Somontano)

 

スペイン北東部、ピレネー山脈の麓の産地DOソモンターノの白ワインです。

印象的だったのは使用ブドウで、シャルドネ60%、ゲヴュルツトラミネール20%、ピノ・ノワール20%

なかなか出合えないブレンドでした。

 

 

フレンチオーク樽で4カ月熟成されていますが、樽のニュアンスは感じません。

華やかさのあるゲヴュルツトラミネールの風味が上品で、全体的にとてもいいバランス。

シャルドネのワインは世界中にあふれていますが、ゲヴュルツトラミネールと黒ブドウのピノ・ノワールを加えたことで、複雑味、個性が出てますね。

酸もしっかりあり、温度変化を感じながら、これ1本で幅広いペアリングが楽しめそうだと思いました。

 

※希望小売価格:2,715円(税抜き)

 

 

同じ造り手のワインで、こちらは赤。

 

SOMMOS Collection Pinot Noir 2022 (Spain, DO Somontano)

 

ピノ・ノワール100%の赤ワインです。

スペインの赤ワインにブドウ品種といえばテンプラニーリョが思い浮かびますが、今は色々な品種のブドウでワインをつくる生産者が多くなってきました。

 

 

が、さすがにピノ・ノワールの栽培面積は少なく、この造り手では1haのみ。

生産本数も少ないので、エチケットラベルに生産本数とボトルナンバーが記載されていました。

 

セメントタンクで発酵、MLF後、1年使用のフレンチオーク樽で6カ月熟成。

赤や黒のベリー類の風味がチャーミングで、エレガントな酸とキレイなバランス。

よくできていると思いました。

 

※希望小売価格:4,286円(税抜き)

 

輸入元:Inigo株式会社

 

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