京都府庁旧本館(京都市上京区下立売通新町西入ル )で行われた
観桜会のイベント(3月31日)にTYさんのお誘いで参加しました。
旧本館入口でTYさんと待ち合わせなのですが、
なかなか現われませんで、一足お先へイベント会場へ。
実は他力本願でして、
「日菓さんの主催で、お菓子と抹茶を賞味しながら、桜を愛でる会らしい・・・」
くらいの認識しかありませんでした。
会場は、旧本館1階のテラスで、中庭の桜を眺められるように
10人分の腰掛け席が設えてあり、横の小卓に点茶道具が置かれています。
「なにかしら?」
面白いものを見つけたので、パチリ。
それは、菓子鉢に盛られた菓子と額縁が置かれていました。
初めてお目にかかる日菓さんはお二人の若い女性でした。
「それでは、始めさせていただきます。
本日はようこそいらっしゃいました。
先ず、お席から額縁を通して、満開の桜とお菓子を眺めて頂ければ
と思います。
直接見るのとは一味ちがう、桜とお菓子をお楽しみください」
それでお席が中庭に面していて、額縁から桜とお菓子を眺められるように
なっているのだな・・・と感心したり、ステキなアイディアに拍手です。
お菓子がまわってきました。
お菓子はきんとんで、白いきんとんは山芋、ピンクは白餡を紅で染めたもの、
中は黒の漉し餡です。
きんとんは、本に見立てた二枚重ね(こなし)の小さな台に乗っていて、
「びっくり絵本をイメージしてみました。
本を開けて、桜のきんとんが飛び出した瞬間です。
菓子銘は「3Dの桜」です(へぇ~なるほど!)」
ゆっくり、五感であじわいながら、お菓子と抹茶を頂戴しました。
イベントが終わって、TYさん分の「3Dの桜」を仕方なく(?)食べてしまおう!
・・・とその時、TYさんが現れました。
1時間間違えていたみたいです・・・ギリで間に合って良かった。
京都府庁の旧本館と中庭の桜について記しておきます。
旧本館は、明治37年(1904)12月に竣工し、
昭和46年まで京都府庁の本館として、また、現在も会議室などに使用されており、
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものだそうです。
平成16年(2004年)12月に国の重要文化財に指定されました。
古き良き時代の典雅な建物や階段は、
旧国立公衆衛生院や神奈川県本庁舎(呼称キング)を懐かしく思い出させてくれます。
高い窓には時代を感じるガラスがはめられていて、今を盛りの櫻樹を映し出しています。
中庭に植えられている桜は6本、全部種類が違う桜です。
枝垂れ桜が多く、白、ピンク、紅の振袖が風に吹かれ、はかなげに揺らいでいます。
2階の部屋から桜を眺める
容保桜
その中の1本が「容保桜(かたもりざくら)」でした。
この地はかつて京都守護職上屋敷跡であったとか。
幕末の京都守護職・松平容保に因み、名付けられました。
命名者は、桜守の16代佐野藤右衛門さんです。
白一重の「容保桜」は、大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種だそうで、
花期が少し遅く、七分咲き(3月31日)といったところでしょうか。
観桜会のイベント(3月31日)にTYさんのお誘いで参加しました。
旧本館入口でTYさんと待ち合わせなのですが、
なかなか現われませんで、一足お先へイベント会場へ。
実は他力本願でして、
「日菓さんの主催で、お菓子と抹茶を賞味しながら、桜を愛でる会らしい・・・」
くらいの認識しかありませんでした。
会場は、旧本館1階のテラスで、中庭の桜を眺められるように
10人分の腰掛け席が設えてあり、横の小卓に点茶道具が置かれています。
「なにかしら?」
面白いものを見つけたので、パチリ。
それは、菓子鉢に盛られた菓子と額縁が置かれていました。
初めてお目にかかる日菓さんはお二人の若い女性でした。
「それでは、始めさせていただきます。
本日はようこそいらっしゃいました。
先ず、お席から額縁を通して、満開の桜とお菓子を眺めて頂ければ
と思います。
直接見るのとは一味ちがう、桜とお菓子をお楽しみください」
それでお席が中庭に面していて、額縁から桜とお菓子を眺められるように
なっているのだな・・・と感心したり、ステキなアイディアに拍手です。
お菓子がまわってきました。
お菓子はきんとんで、白いきんとんは山芋、ピンクは白餡を紅で染めたもの、
中は黒の漉し餡です。
きんとんは、本に見立てた二枚重ね(こなし)の小さな台に乗っていて、
「びっくり絵本をイメージしてみました。
本を開けて、桜のきんとんが飛び出した瞬間です。
菓子銘は「3Dの桜」です(へぇ~なるほど!)」
ゆっくり、五感であじわいながら、お菓子と抹茶を頂戴しました。
イベントが終わって、TYさん分の「3Dの桜」を仕方なく(?)食べてしまおう!
・・・とその時、TYさんが現れました。
1時間間違えていたみたいです・・・ギリで間に合って良かった。
京都府庁の旧本館と中庭の桜について記しておきます。
旧本館は、明治37年(1904)12月に竣工し、
昭和46年まで京都府庁の本館として、また、現在も会議室などに使用されており、
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものだそうです。
平成16年(2004年)12月に国の重要文化財に指定されました。
古き良き時代の典雅な建物や階段は、
旧国立公衆衛生院や神奈川県本庁舎(呼称キング)を懐かしく思い出させてくれます。
高い窓には時代を感じるガラスがはめられていて、今を盛りの櫻樹を映し出しています。
中庭に植えられている桜は6本、全部種類が違う桜です。
枝垂れ桜が多く、白、ピンク、紅の振袖が風に吹かれ、はかなげに揺らいでいます。
2階の部屋から桜を眺める
容保桜
その中の1本が「容保桜(かたもりざくら)」でした。
この地はかつて京都守護職上屋敷跡であったとか。
幕末の京都守護職・松平容保に因み、名付けられました。
命名者は、桜守の16代佐野藤右衛門さんです。
白一重の「容保桜」は、大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種だそうで、
花期が少し遅く、七分咲き(3月31日)といったところでしょうか。