真如堂の菩提樹の花 (写真がないので・・)
(つづき)
次いで昼食となり、四つ椀の懐石が出されました。
手をかけてくださった料理が次々と登場し、舌鼓です。
何と言っても一番は味噌汁。
揚げとミョウガ入りの味噌汁が絶品で、味噌をお持ち帰りしたい・・。
「本当に手前味噌なんですが、これだけは自慢できます。
手造りの赤味噌を使っています」 (凄いです!
)
2色(ヨモギと海老?)の真蒸に豆腐の湯葉巻きを乗せた向付は
サプライズもあり、私も作ってみたい・・・と刺激を頂きました。
材料やレシピの話も飛び交い、楽しい食事タイムが終わり、中立です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d7/fc35fb36f815870b9d72f5b6733ddf74.jpg)
後座へ席入すると、床の中釘に
花が3種(七段花、咲き終えた鉄線の花芯、もう1種白い花?)が
古びた鉈籠に活けられていました。
丸っこい形の赤味を帯びた風炉が何とも温かく、存在感を放っています。
あとで伺うと、数十年前にご亭主が陶芸家・池川みどりさんと出逢った頃に
初めて購入した風炉とのことでした。
それ以来、池川作品を愛し、使い続け、応援しているそうです。
風炉先屏風は、織物作家であるご亭主Sさんの作品です。
市松模様のブルーグレイの織物が板の間の点前座をやさしく囲っています。
風炉の隣りに渋い鉄色の水指(不識形)と茶入が置かれていました。
上品な模様の仕覆が目を惹き、「どんな茶入が入っているのかしら?」
濃茶点前が始まり、仕覆が脱がされ、茶入が清められます。
Sさんの緊張感あるお点前を、客一同、背筋を伸ばして見守りました。
美しい青灰色、背が高く角ばった肩衝が現われ、
一目で池川作品とわかりました。
古い着物裂を探して仕立てたという仕覆がお似合いです。
そんな茶入に入った濃茶を丁寧に練ってくださり、美味しく頂戴しました。
濃茶は姫路・小林松濤園、お菓子は「さくら羊羹」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/93/255d8a9a19afe42e1b8397a59084914e.jpg)
薄茶になり、ご亭主も笑顔で席へ加わり、茶遊びはさらに佳境へ。
竹の盆に小服茶碗をたくさん載せて
「好きでいろいろ集めています。
もちろん揖保川焼もありますが、他の焼物もあります。
薄茶をお点てしますので、お好きな茶碗を選んでください」
(・・・こんな趣向も楽しいですね)
薄茶を頂戴しながら、池川みどりさんとの出会いや、画家・熊谷守一、
好きな雑貨たちの話など、愉しゅうございました。
薄器や香合は見立てだそうですが、この茶空間に溶け込んで自然でした。
力一杯もてなしてくださったSさん、ステキな茶遊びをありがとう!
いつかKさんから
「茶室がなくても畳がなくても、心を感じる茶会をする方がいます」
と伺っていた通りでした・・・。
池川さんの個展でまたお会いしたいです。
やっと
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(つづき)
次いで昼食となり、四つ椀の懐石が出されました。
手をかけてくださった料理が次々と登場し、舌鼓です。
何と言っても一番は味噌汁。
揚げとミョウガ入りの味噌汁が絶品で、味噌をお持ち帰りしたい・・。
「本当に手前味噌なんですが、これだけは自慢できます。
手造りの赤味噌を使っています」 (凄いです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
2色(ヨモギと海老?)の真蒸に豆腐の湯葉巻きを乗せた向付は
サプライズもあり、私も作ってみたい・・・と刺激を頂きました。
材料やレシピの話も飛び交い、楽しい食事タイムが終わり、中立です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d7/fc35fb36f815870b9d72f5b6733ddf74.jpg)
後座へ席入すると、床の中釘に
花が3種(七段花、咲き終えた鉄線の花芯、もう1種白い花?)が
古びた鉈籠に活けられていました。
丸っこい形の赤味を帯びた風炉が何とも温かく、存在感を放っています。
あとで伺うと、数十年前にご亭主が陶芸家・池川みどりさんと出逢った頃に
初めて購入した風炉とのことでした。
それ以来、池川作品を愛し、使い続け、応援しているそうです。
風炉先屏風は、織物作家であるご亭主Sさんの作品です。
市松模様のブルーグレイの織物が板の間の点前座をやさしく囲っています。
風炉の隣りに渋い鉄色の水指(不識形)と茶入が置かれていました。
上品な模様の仕覆が目を惹き、「どんな茶入が入っているのかしら?」
濃茶点前が始まり、仕覆が脱がされ、茶入が清められます。
Sさんの緊張感あるお点前を、客一同、背筋を伸ばして見守りました。
美しい青灰色、背が高く角ばった肩衝が現われ、
一目で池川作品とわかりました。
古い着物裂を探して仕立てたという仕覆がお似合いです。
そんな茶入に入った濃茶を丁寧に練ってくださり、美味しく頂戴しました。
濃茶は姫路・小林松濤園、お菓子は「さくら羊羹」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/93/255d8a9a19afe42e1b8397a59084914e.jpg)
薄茶になり、ご亭主も笑顔で席へ加わり、茶遊びはさらに佳境へ。
竹の盆に小服茶碗をたくさん載せて
「好きでいろいろ集めています。
もちろん揖保川焼もありますが、他の焼物もあります。
薄茶をお点てしますので、お好きな茶碗を選んでください」
(・・・こんな趣向も楽しいですね)
薄茶を頂戴しながら、池川みどりさんとの出会いや、画家・熊谷守一、
好きな雑貨たちの話など、愉しゅうございました。
薄器や香合は見立てだそうですが、この茶空間に溶け込んで自然でした。
力一杯もてなしてくださったSさん、ステキな茶遊びをありがとう!
いつかKさんから
「茶室がなくても畳がなくても、心を感じる茶会をする方がいます」
と伺っていた通りでした・・・。
池川さんの個展でまたお会いしたいです。
やっと
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_yodare2.gif)
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