昨秋の伯耆大山 (2013年11月撮影)
台風12号と台風11号の合間を縫って
8月5日、中国地方の名峰・大山(弥山1709m)へ登りました。
昨秋11月、足立美術館(島根県安来市)へ行った折、はじめて大山を見ました。
バスの車窓から見る雄大な山容は場所によって印象がガラリと変わります。
伯耆地方から見ると「伯耆富士」、出雲地方では「出雲富士」と、
呼び名も変わるそうですが、富士という呼び名の如く、
麗しい大山の山容に魅せられ、いつか、否、登れるうちに出来るだけ早く
登りたい・・・と思ったのです。
蒜山(ひるせん)高原から大山を望む (2013年11月撮影)
今回の登頂メンバーは3人。主人と次男が同行してくれました。
8月4日、JR高速バスで京都から中国自動車道、米子自動車道を走り、
米子駅から「るーぷバス」に乗り大山寺で下車、ホテルで次男と合流しました。
台風の合間なので、天気が気がかりです。
5日の予報は、午前は曇り、午後から雨の確率が高かったので、
朝食と昼食の弁当を作ってもらい、7時前に出発しました。
私たちが登った夏山登山ルート(一般向き)は次のコースでした。
(登り)
ホテル~夏山登山口~大山寺阿弥陀堂(重文)~三合目~五合目~行者谷別れ
~六合目(避難小屋)~八合目~弥山山頂(頂上避難小屋)
(下り)
弥山山頂~頂上避難小屋~六合目~行者谷別れ~元谷(雨で元谷避難小屋へ)
~大神山神社奥宮(重文)~大山寺~ホテル
ホテル近くの弘化地蔵尊
出発して間もなく気持ちが悪くなり、阿弥陀堂まで行くと、吐いてしまいました。
「今回は無理かしら? 2人だけで登ってきて・・・」
と言うと、息子からお叱りが・・・。
「折角ここまで来たのに、弱音を吐くのが早いんじゃないの!
「大山へ登るんだ!」と声を出して自分に言い聞かせ、
自分のペースでいいから登ってごらん・・」と。
それで気を取り直し、マイペースでゆっくり登ることとし、
息子には先へ行ってもらい、六合目避難小屋で待ち合わせることに。
六合目避難小屋
ゆっくり登り、やっと身体が山登りに馴染んでくるのを感じながら、
ブナが美しい樹林の道を進みました。
左右の山がだんだん低くなり、標高1000mを越すとブナの樹林が途切れ、
道も険しくなってきます。
五合目を過ぎるとまもなく、元谷から上がってくる行者谷別れと合流。
時折、雲と霧がさっと晴れて、麓の牧場や集落が見え、雄大な景色が
しばし楽しめました。
六合目にて休憩と朝食
六合目(1300m)は、高木限界を過ぎヤナギやウツギの低木帯となりますが、
まだ風も強くなく、霧もでていません。
六合目休憩場で息子と再会し、朝食のおにぎりとおかずをがんばって食べ、
少し元気がでてきました。
さあ~、これからが大山登山の本番です。
のち
名峰大山 風と霧と-2へつづく
台風12号と台風11号の合間を縫って
8月5日、中国地方の名峰・大山(弥山1709m)へ登りました。
昨秋11月、足立美術館(島根県安来市)へ行った折、はじめて大山を見ました。
バスの車窓から見る雄大な山容は場所によって印象がガラリと変わります。
伯耆地方から見ると「伯耆富士」、出雲地方では「出雲富士」と、
呼び名も変わるそうですが、富士という呼び名の如く、
麗しい大山の山容に魅せられ、いつか、否、登れるうちに出来るだけ早く
登りたい・・・と思ったのです。
蒜山(ひるせん)高原から大山を望む (2013年11月撮影)
今回の登頂メンバーは3人。主人と次男が同行してくれました。
8月4日、JR高速バスで京都から中国自動車道、米子自動車道を走り、
米子駅から「るーぷバス」に乗り大山寺で下車、ホテルで次男と合流しました。
台風の合間なので、天気が気がかりです。
5日の予報は、午前は曇り、午後から雨の確率が高かったので、
朝食と昼食の弁当を作ってもらい、7時前に出発しました。
私たちが登った夏山登山ルート(一般向き)は次のコースでした。
(登り)
ホテル~夏山登山口~大山寺阿弥陀堂(重文)~三合目~五合目~行者谷別れ
~六合目(避難小屋)~八合目~弥山山頂(頂上避難小屋)
(下り)
弥山山頂~頂上避難小屋~六合目~行者谷別れ~元谷(雨で元谷避難小屋へ)
~大神山神社奥宮(重文)~大山寺~ホテル
ホテル近くの弘化地蔵尊
出発して間もなく気持ちが悪くなり、阿弥陀堂まで行くと、吐いてしまいました。
「今回は無理かしら? 2人だけで登ってきて・・・」
と言うと、息子からお叱りが・・・。
「折角ここまで来たのに、弱音を吐くのが早いんじゃないの!
「大山へ登るんだ!」と声を出して自分に言い聞かせ、
自分のペースでいいから登ってごらん・・」と。
それで気を取り直し、マイペースでゆっくり登ることとし、
息子には先へ行ってもらい、六合目避難小屋で待ち合わせることに。
六合目避難小屋
ゆっくり登り、やっと身体が山登りに馴染んでくるのを感じながら、
ブナが美しい樹林の道を進みました。
左右の山がだんだん低くなり、標高1000mを越すとブナの樹林が途切れ、
道も険しくなってきます。
五合目を過ぎるとまもなく、元谷から上がってくる行者谷別れと合流。
時折、雲と霧がさっと晴れて、麓の牧場や集落が見え、雄大な景色が
しばし楽しめました。
六合目にて休憩と朝食
六合目(1300m)は、高木限界を過ぎヤナギやウツギの低木帯となりますが、
まだ風も強くなく、霧もでていません。
六合目休憩場で息子と再会し、朝食のおにぎりとおかずをがんばって食べ、
少し元気がでてきました。
さあ~、これからが大山登山の本番です。
のち
名峰大山 風と霧と-2へつづく