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お出迎えの桃の花・・・やっと咲き始めました(2月18日)
2月18日、変わらぬ穏やかな笑顔のOさんと7ヶ月ぶりにお会いしました。
洋服とばかり思っていたら、紫色の着物と同系色の帯をお召しです。
こちらで買って、娘さんの所へ置いて帰ったとか・・・。
早速、薄茶平点前と濃茶平点前をお稽古しました。
炉なので建水を持って座る位置が難しく、歩き方から何回かやり直しました。
それでも嫌な顔一つせず、目を輝かせて取り組んでくださる姿に感動します。
今回は1ヶ月しか滞在しないので、予め稽古内容の希望を伺いました。
・・・すると、
「一番の希望は炭点前です。スウェーデンでなかなかお稽古できないので。
後はもう少し考えてお返事いたします。
今回はツレも一緒なので孫の子守は任せて水曜日のお稽古にも参加させていただけたらと思います」
Oさんのヤル気とこちらでの稽古を楽しみにしている様子がびんびん伝わってきました。
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22日(水)はOさんの2回目の稽古です。
今日は紺系の紬の着物、帯も前回と違います。
着物はOさんの母上から譲られたものだそうですが、着物でのお稽古は所作が身に付くので大歓迎です。
ご希望だった初炭手前、もう一つは四ヶ伝の唐物をしてもらいました。
2月から教室に入られたばかりのTさんがOさんの稽古を熱心に見学しています。
炉の炭手前は灰器を持って最初に座る位置が難しく、何度かやり直しました。
灰器の扱い、羽箒の掃き方、湿し灰の撒き方・・・Oさんだけでなく、なかなか難しいようですが、
近道はなく、ゆっくり稽古を積み重ねて、身体に覚えさせることが大事だと思っています。
スウェーデンでも炭を焼いているところがあるとか。
日本の炭とは違うでしょうが、炭手前をスウェーデンでも挑戦してほしいです。
あと2回ほど炭手前を稽古していってくださいね。
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”春は名のみ”で外は冷たい風が吹いていますが、教室の中はポカポカと温かく、
時に生徒さんの熱気をあつく感じ、喜んでいます。
「養之如春」 (これを養う春の如し)
あせらずゆっくり歩んでいきましょう! (これは自分に言い聞かせる言葉です)
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