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暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

「初風炉・みどりの茶会」・・・(3)お礼の手紙

2025年06月04日 | 茶事・茶会(2015年~自会記録)

つづき)

★ EKさまより(2席目)

  花の香に 薫風わたり 銅鑼を聴く    喜美子

先生、先日は初風炉みどりの茶会にお招きいただき、本当にありがとうございました。
まさに五月の若緑輝くなか、記念すべき「閲覧数5百万頁と訪問者数2百万人」の茶事に参加することができて、感無量でございました。

すでに夏日となりましたが、レモングラスの爽やかな汲みだしに喉を潤されました。

事前に連客の自己紹介文を頂戴していたので、待合ではすでに意気投合(笑)、楽しい気持ちで点心を満喫しました。

社中の方の心のこもった点心は湘南の風が吹いてくるようなお料理で、大変美味しく、お酒が進んで困りました。そして思わず声が出た「五月の薔薇」の主菓子。なんてまあ美しい盛り付けで。

そして緑したたるような露地の腰掛に座っていると、ジャスミンの香が風に乗って、、、、。きれいにお手入れされた庭には色とりどりの草花が顔を出して。これからの濃茶、薄茶の世界への期待の高まること、この上ありません。

そしてやってきました、濃茶の時間。社中の男性が凛とした所作で美味しい濃茶を点ててくださいました。薄茶ではうってかわって妙齢の女性が和毛のような優しいお点前で。社中の方々がしっかりしておられるから、先生はまかせきりでお客さまのお相手ができるのが嬉しいですね。
先生のお気にいりのお道具もそれぞれ、ストーリーがあって、、、、、それも長年のブログ読者である私ですから、よけいに興味深く聞くことができました。さらになぜ、このブログを先生が始めたのかをうかがうことができたのも嬉しいことでした。

私は、イギリスに25年も在住するはめになり、茶道をやりたくてもできない異国暮らしのなか、先生のブログに出会って、「こんなに真摯に茶事と向き合い、かつクロスロードとしての役割をはたし、人々と交流し、そして茶道の可能性をますます広げていかれる先生がいるんだ!!!」と感激したことを昨日のことのように思い出しました。

そして日本に帰国してから、先生の茶会にお招きいただき、数々のご縁をいただいて、充実した茶道生活を送ることができているのも、先生のブログのおかげなのです。 
こんなに長い間、ブログを続けるって本当にものすごいことだと思うのです。ご自分やご家庭の事情、そしてパンデミックもありました。でも先生が続けていかれたからこそ、どれだけの方々が楽しみ、また慰められ、励まされ、ハッパをかけられたことでしょう。
どうぞ、これからも、鵬雲斎宗匠の言葉ではないですが、死んでからも(笑)、ずっと続けて(残して)くださいませ。    

★ KYさまより(2席目)

先日は初風炉・みどりの茶会にお招きいただき、ありがとうございました。

朝から予報どおりの好天。通い慣れた二俣川です。
待合でいただいた汲み出しのレモングラス水にすっと汗がひき、お心遣いに一同感心。煙草盆の一閑人の兜に、はじめましての空気が、ふっと和らぎました。
点心は、食材選びや料理の仕立てに緻密さや丁寧さを感じ、さすがAYさんですね。
そして主菓子の趣向には歓声があがりました。

腰掛け待合に座っていると、穏やかな光、ジャスミンの香りと頬を撫でる薫風、丹精された庭の草木に、心が軽やかになり、今、ここにいる自分が目に見えない何かに許されているような、包まれているような心持ちになりました。

茶室に入ると、喫茶去のお軸に迎えられ、見事な鉄線に季節の移ろいを感じました。
M氏さんの堂々とした点前、よく練られた濃茶の香り、まったりと、なのにすっきりと舌に心地良い一盌を前にして、自分もこんなふうにできたらと思いました。
そして、お道具の説明に耳を傾けながら、暁庵さまの茶の道を辿る追体験は何よりの時間でした。

あらためて、お招きに心から感謝いたします。
今日はうってかわって肌寒い一日、くれぐれもお身体おいといくださいませ。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。  

★ Yさまより(2席目)

風薫る季節となりました
先日は緑の茶会にお招き頂きまして ありがとうございます
いつもながら暁庵様のお茶を楽しみ 心からお茶を愛しているというお姿に感服いたしております そのお姿から私自身もお力を分けて頂いております
この度もお弟子様方三人のお力を拝見いたし 日頃のお稽古の充実さをまじまじと感じました

同席の皆様にも事前に情報交換のメール等のご配慮に有難く思っております
本当に一座建立の気持ちで 初めての方々とは思えず 楽しく時を過ごすことが出来ました
口足らずの正客にて申し訳ないことでありましたが 懲りずに又お誘い頂きましたら幸せでございます
御礼が大変遅くなり申し訳ございません 末筆ながらご自愛くださいませ  

 

 (小堀遠州流Yさまから鉄線がたくさん届きました・・・

★ 暁庵より

これにて「初風炉・みどりの茶会」の項は終了ですが、ブログにしたためながら終わるのが残念なくらい楽しく素晴らしい一座建立の茶会だった・・・と思い出しています。

また、gooブログ「暁庵の茶事クロスロード」は2009年6月17日に投稿開始して以来17年になりました。

「暁庵の茶事クロスロード」をご愛読くださいまして、誠に有難うございました!

のんびりとお引越しする予定なので、もう少しgooブログにてお付き合いくださると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

お引越し先が決まりましたらお知らせいたします。

 

    「初風炉・みどりの茶会」・・・(1)へ戻る   (2)へ

    「初風炉・みどりの茶会」のご案内

 


初風炉・みどりの茶会・・・(2)お礼の手紙

2025年06月01日 | 茶事・茶会(2015年~自会記録)

つづき)

「初風炉・みどりの茶会」の終了後、寄せられたお手紙を記念として掲載させていただきます。お手紙を拝読しながら、何度も「喫茶去」を思いました・・・。

★ Oさまより(1席目)

おはようございます。昨日の今頃は待合にて御目文字叶い、かろやかな音のひんやりとしたレモングラスを頂きながら、ご一緒のお客様方とお話をしておりました。
薫風の颯々とした露地を渡り、松風とお茶の香りに包まれた閑な一刻を過ごしたことが思い出されます。
紅い薔薇と白いクレマチス、蓮華の翠、木守の少ししろみを帯びた赤楽。お薄の鵲色。
目に耳に鼻に口にと次々とやわらかくやってきてはジンワリと心に沈んでゆきました。

お客様方も経験豊かで知識も豊富に積まれた方々で、その中にお仲間入りかなって本当に豊かな一刻でした。
偶然のインターネットからのお出会いでしたが、暁庵様の豊かな御人柄に惹かれました。次回の御目文字が叶うことを願っております。
私も、真似事ですがお茶事をしてみたいと改めて思う次第です。
心より御礼申し上げます。         

★ Yさまより(1席目)

昨日は楽しい時間を過ごさせて頂き誠に有難うございました。
暁庵様のブログの数字、驚きと尊敬の念でいっぱいでございます。

暁庵様のお話色々と興味深く聞き入り、
M氏様のお濃茶に酔いしれ、Y氏様のお薄にほのぼのとした優しさを感じ
有意義な半日でございました。
AY様の心こもったお点心も美味しくいただきました。
益々腕を磨かれ、これからもとても楽しみですね。くれぐれもよろしくお伝えください。

暁庵様は優秀なお社中をお持ちで、いつも申し上げておりますが、師のお背中を見て
それぞれに研鑽を積まれていくことでしょうね。
素晴らしい師弟関係を感じることができました。

ブログ記念茶会、お招き頂き有難うございました。
熱心なブログ訪問者の一人でありますFさまも感動しておりました。
誠に有難うございました。    


★ Fさまより(1席目)

暁庵さま M氏さま AYさま Y氏さま
前略ごめんくださいませ。
昨日は、記念のお茶会にお招き頂きまして誠に有り難うございました。
M氏さまの御茶の美味しさに感激致しました。
Y氏さまのお薄にホッと和ませて頂き・・・
暁庵先生の興味深いお話しもとても愉しく拝聴致しました。
AYさまにご説明頂き、湘南の色々なお味も美味しく楽しませて頂きました。
ご馳走さまでございました。
暁庵先生、そして皆さまの温かいお心づくしの数々に感謝申し上げます。

またこの度は、「喫茶去」この禅語の奥深さをお教え頂き、改めて考えさせられまして…
まだまだ先は遠く長く精進あるのみ!と感じました。
大切な思い出の一日となりましたこと、心よりお礼申し上げます。有り難うございました。
新緑もますます美しく、薫風も清々しい皐月。
季節の変わり目に、皆さまどうぞお身体おいとい下さいますようお祈り致しております。 

★ WYさまより(2席目)

昨日はみどりの茶会にお招きいただきありがとうございました。
お蔭様で大変楽しいひとときでした。
まずは心尽くしの点心に舌鼓を打ちました。
鮮やかな朱色の薔薇の主菓子に目を奪われ、お練りの素晴らしいお濃茶に感動しました。
また使い込まれた左入の主茶碗の貫入の美しさに見惚れました。
そして、長野新さんの車軸釜、佐渡の楽焼「玉三郎」を懐かしく拝見。   
また、赤の色が美しい前畑春斎作のお茶碗でお薄を楽しみました。 
いつもながら暁庵さんのご趣向の素晴らしさには感動しきりです。
お弟子さんの活躍ぶりは頼もしい限りですね。呉々もよろしくお伝えくださいませ。 

  待合の みどりの風の なかにかな    弥生  

 

★ MKさまより(2席目)

MKでございます。
昨日は、「初風炉・みどりの茶会」を開催くださいまして、誠にありがとうございました。
暁庵様のブログ閲覧数5百万頁、訪問者数2百万人という膨大な数字に圧倒される思いで、お祝いの記念茶会におそるおそる参加させて頂きました。

伺ってみれば五月の風とお花の香りが心地良い中、暁庵様の豊かな感性に満ちているような初風炉の爽やかな待合・お席の設えと、地元の食材をたくさん使った美味しい点心と、お正客様はじめ参席の皆様の楽しいお話と、ご社中の端正で真摯なお点前と美味しいお菓子とお濃茶と薄茶、暁庵様の茶道にまつわる楽しく深いお話・・・などが心に満ちて、あっという間のひとときでございました。
得難い、素敵なひとときに厚く御礼申し上げます。

また、一つ一つ書くときりがございませんが、すがすがしく鉄線が入れられた花入れの微妙な色調の美しさ、緑がお席で光った東大寺の蓮の葉の香合、糸目桐文車軸釜の細部まで端正な美しさ、かせた色合いが美しくて見飽きない左入の長次郎木守の写し、鶴たちが可愛い深い色合いの青磁雲鶴、緩やかなカーブが見事な御本三島などなどの、もしも再びお目にかかれたら嬉しいと思うような貴重なお道具をたくさんお使いくださいまして、深く感謝申し上げます。

そして、これまで自分はいつまでお茶を続けられるのかしらと考えておりましたが、昨日のお茶会に参加させて頂き、暁庵様のお話を伺って、薔薇の木に薔薇の花が咲くようにお茶を続けられたら、大宗匠が死んでからも勉強とおっしゃられたように、未だ未だ知らないお茶の世界を、少しずつでもずっと勉強していけたらと今は思っております。

暁庵様におかれましては、どうかお疲れが出ませんよう、くれぐれもご自愛の上、緑が濃くなる美しい季節と軽やかな風とお花をたくさん楽しんでおすごしくださいませ。また、水屋の皆様にも感謝をお伝えくださいませ。
取り急ぎ御礼迄。 

 

     初風炉・みどりの茶会・・・(3)へつづく   (1)へ

     「初風炉・みどりの茶会」のご案内

 


初風炉・みどりの茶会・・・(1)

2025年05月31日 | 茶事・茶会(2015年~自会記録)

 

gooブログ「暁庵の茶事クロスロード」の閲覧数5百万頁と訪問者数2百万人を記念し感謝の気持ちを込めて、5月4日(日、みどりの日)に「初風炉・みどりの茶会」を開催しました。

茶会ご案内の掲載は3月8日でした。その後にgooブログの11月終了がわかり、思いがけず「初風炉・みどりの茶会」がgooブログ終了記念茶会になりました。淋しいことですね・・・。

さて、気を取り直して楽しかった「初風炉・みどりの茶会」のことを、gooブログでの最後の記事になるかもしれない・・・と思いながら書いています。

茶会は2席、1席目(10時席入)のお客様は、正客O様、YK様、O様、T様、詰F様の5名様。2席目(13時15分待合)のお客さまは、正客Y様、M様、KY様、EK様、WY様、詰H様の6名様です。

待合の短冊は「薫風」、紫野総見院の山岸久祐師の御筆です。

本席のお軸は「喫茶去」、こちらは雲澤禅寺の足立泰道師の御筆です。

花は鉄線と小手鞠を揖保川焼花入(池川みどり作)に生けました。香合は緑鮮やかな一蓮弁香合です。

暁庵もですが、長時間の正座が大変な方が数人いらしたので、本席の客席は喫架と椅子席にしました。

    (点前座です。棚は猿肱棚、水指は高取です)

1席目は濃茶~薄茶~点心の順で、濃茶点前はM氏(半東Y氏)、薄茶点前はY氏(半東M氏)が、2席目は点心~濃茶~薄茶の順で、濃茶点前はM氏(半東Y氏)、薄茶点前はAYさん(半東Y氏)が務めました。

茶事や茶会では濃茶が主役と思っています。

濃茶を美味しくする主菓子は銘「薔薇の詩」、近くの石井菓子舗(横浜市旭区都岡)の特製です。

   薔薇ノ木ニ

     薔薇ノ花サク。 

       ナニゴトノ不思議ナケレド。   ・・・・白秋

 

   (主菓子は銘「薔薇の詩」をガラス製の器に)

社中のベテランM氏が自然体の端整なお点前で美味しい濃茶を練ってくださいました。

まさに禅語「喫茶去」のよう・・・一心不乱に「美味しい濃茶をさしあげたい・・」と茶を練る者、その茶を有難く喫し閑かに味わう者・・・茶を通して心が通い合い濃茶の清々しい時間。

茶碗を清めず拝見に回し、香りや練り加減、濃茶の緑の美しさや茶碗との対比、茶碗の個性や物語りを鑑賞していただきました。きっとお客さまも堪能されたことでしょう。

     (濃茶の主茶碗です)

緊張感のある濃茶に代わって、少しリラックスした薄茶の時間では干菓子と美味しい薄茶を頂きながら、いろいろなお話が愉しくかわされました。薄茶の茶碗はブログ開設以来、茶事や茶会で使い込んだ思いであるものばかりで、お話しするのが嬉しかったです。

    (薄茶の茶碗、銘「うずまき」と「玉三郎」)

点心はAYさんが腕まくりで作ってくださったものです。水屋で相伴。美味しく完食しご馳走さまでした。

 

「初風炉・みどりの茶会」の会記

本席掛物  「喫茶去」   雲澤禅寺 足立泰道
花   鉄線  小手鞠
花入  揖保川焼  池川みどり作
香合  「一蓮弁」  鉄光作 (以東大寺大仏殿修復古材)
釜   糸目桐文車軸釜  長野 新造
棚   猿肱棚  円能斎好
水指  高取  十三代八仙作  井口海仙箱書
茶入  瀬戸丸壷  銘「松聲」  鵬雲斎箱書
    仕覆  鎌倉間道 
茶杓  銘「閑日月」 方谷浩明師作   
茶碗  赤楽「木守」写 六代左入作 十五代直入極 十四代而妙斎箱書
    青磁雲鶴  小堀正安蓬露(後の権十郎)箱 十二世小堀宗慶箱書 
    御本暦手
濃茶  銘「星授」 八女・星野園詰
主菓子 銘「薔薇の詩」 石井菓子舗(横浜市旭区都岡)

茶器  雪月花蒔絵大棗 山中塗 中村孝也作
茶杓  銘「颯々」 前大徳 前田宗源作
茶碗  神奈川焼 銘「うずまき」 井上良斎作
    赤楽「玉三郎」  渡辺陶生作(佐渡・無明異焼)    
    染付祥瑞 三代・三浦竹泉作
    琴ヶ浦窯 和田桐山作
    京焼  ホトトギス図
    陶漆白檀塗花鳥絵 前端春斎作
薄茶  銘「清浄の白」 (坐忘斎好み、丸久小山園詰)
菓子  フルーツさんぼん フレーバーMIX 瀬戸内シトラス スティック(日和制作所)
    WACOLATE(和コレート)(お菓子の百花園)   
菓子器 独楽盆 象彦作

★ 点心の献立
ご飯  しらすワカメご飯
煮物椀 青豆(グリンピース)真薯 菖蒲麩 絹さや
焼物  金目鯛塩焼き 湘南ゴールド
強肴  白和え 椎茸 法蓮草 人参
    ひじき煮もの
香物  胡瓜ぬか漬け 蕪浅漬け
酒   松みどり (丹沢の地酒、中澤酒造)

 

      初風炉・みどりの茶会・・・(2)へつづく   (3)へ

      「初風炉・みどりの茶会」のご案内

 

 


「初風炉・みどりの茶会」のご案内・・・再び追伸

2025年03月25日 | 茶事・茶会(2015年~自会記録)

(樹齢100年以上の藪椿の大木が満開です・・・三島神社にて)

ブログ「暁庵の茶事クロスロード」の閲覧数が令和7年3月3日に5百万頁に達し、訪問者数2百万人も数か月後になりそうです・・・ここまで続けられたことが夢のようです。

時には大海に浮かぶ小舟のように心細く思いながらも、ブログ読者の方がいらっしゃることに励まされながら・・・続けることが出来ました。 ありがとうございます!   

閲覧数5百万頁と訪問者数2百万人を記念し感謝の気持ちを込めて、5月4日(日)に「初風炉・みどりの茶会」を開催いたします。

暁庵一人ではとてもできませんし、お客さまとゆっくりお話もしたいので、暁庵社中の方にお手伝いをお願いしています。

どうぞお気軽にお茶飲みと茶談義にお出かけくださいませ。

暁庵へ初めての方、流派を問わずどなたさまも大歓迎!でございます。椅子席をご希望の方はお知らせください。

     (釣釜で茶碗荘の稽古中です)

    (かわいい椿、「玉の浦」を頂きました)

「初風炉・みどりの茶会」のご案内

日時 令和7年5月4日(日) 

席  拙宅・暁庵(相鉄線二俣川駅よりバスまたはタクシー、参加者に後ほど詳しくお知らせします)

 ① 1席目 10時待合集合~濃茶~薄茶と茶談義~点心 12時30分頃解散

 ② 2席目 13時20分待合集合~点心~濃茶~薄茶と茶談義 16時頃解散

人数  各席 5名様 

会費  お一人5000円 (当日お持ちください) 

お申込み期間 3月8日(土)~3月25日(火)

どうぞ下記メールへお申し込み(お名前、住所、連絡先電話、流派、席の希望など)くださいませ。先着順にて受け付けさせていただきます。お席の状況は追伸でお知らせいたします。

    暁庵のメール:akatuki-ane@grace.ocn.ne.jp

追伸)1席目は満席になりましたが、2席目はお席がございます。お早めにお申し込みください。

追伸)3月23日をもちまして1席目と2席目が満席となりました。

          茶会へ参加してくださる皆様、参加を検討してくださった皆様、ありがとうございます!

 

〇 2020年5月のコロナ中のブログ記事ですが、よろしかったらお読みください。

   五百生のお茶のご縁

     (青空に白い木蓮が映えています)

      

    初風炉・みどりの茶会・・・(1)へ   (2)へ   (3)へ

  


令和7年初釜は耕雲亭にて・・・(4)終章(おたより)

2025年02月01日 | 茶事・茶会(2015年~自会記録)

HYさまが耕雲亭茶室の魅力や特徴を現場で説明してくださいました。

全員が入れず・・・ごめんなさい (注:HYさまは一級建築士、数寄屋建築を手掛けています)

 

つづき)

初釜終了後にお客さまからメールやお手紙を頂戴しました。ありがとうございます!

正直、疲れないといえばウソになりますが、疲れをとってくれる特効薬のおたよりを嬉しく拝読しました。

お客さまからのおたよりで別の視点から初釜のことを知ったり、新たに感動することも多く、令和7年初釜の記念に3通を記載させていただきます。

 

 WMさまから

この度、新年初釜において心のこもったおもてなしを頂き、誠にありがとうございました。

”釣月耕雲古風を慕う”の雰囲気そのままの素晴らしいお茶室にて、おいしいお茶をいただくひと時は誠に得難い経験でした。しかも特等席で! 感激の至りでした。

格調高いお道具の数々を拝見し、鳳凰の如く高みを目指す暁庵様の気概を感じ、大いに刺激を受けたことでした。

会食では和気あいあい、心打つスピーチ、寿ぎの仕舞、最後の力強い三本締めに至るまで名役者揃いで、終始楽しませていただきました。

このように華やかに笑顔で1年をスタートでき、今年はとても良い年になりそうです。

心より御礼申し上げます。

どうぞお疲れの出ませぬように、極寒の折、くれぐれもご自愛くださいませ。

拙い文にて失礼ながら 取り急ぎ御礼申し上げます。  かしこ   WM

       (耕雲亭・小間の蹲)

Rさまから

暁庵先生〜  冷たい雨が降っています。お元気でしょうか?

1月18日の楽しい初釜のお祝いにお招き頂き、ありがとうございました。私も茶友Tさんも満足感を感じながら帰りました. 

暁庵先生が紹介した「五百生」の話、当日私は理解できませんでした。ですが、帰って調べたら、感動しました。今も完全に理解できてないでしょうけど、とても素晴らしい考え方。

やっぱり、毎日の細かい、悔しいことで心が疲れますが、「五百生」を思い出すと少しでも余裕ができそうです。この教訓を忘れずに、自分の生活に取り入れていきたいと思います。感謝しております。

私は誰かを褒める立場ではありませんが、私が入らせていただいた濃茶席でT氏さん、AYさん、KRさんはとてもスムーズに連携していたと思いました。彼らは本物の茶道家のようです。

「先生のご指導を上手に受けて身につけている」と思いました。逆に正客(注:ご本人のこと)の行動は残念でした。もっと頑張らないとついて行けませんね。いつも茶の湯の経験をさせていただき、心より感謝しています。

今年も、いろいろな良い出会いや、茶の湯の思い出がたくさんできますように。

どうぞ宜しくお願い致します。    Rより

       (耕雲亭・広間の蹲)

 EKさまから

暁庵先生  大寒だというの春のような日差しがまぶしいくらいです。

先日は初釜のご招待をありがとうございました。

ホテルは駅から直結で、着替え室なども完備されていて、便利きわまりなく、お茶室も素晴らしかったです。

N先生のお薄席も華やかで晴れ晴れしく、暁庵社中の濃茶は格調高く、新春の寿ぎに満ちておりました。

お道具も眼福の品の数々、そこからのお話も弾みました。暁庵社中の方は人数も足りなくて大変だったと思いますが、誠実なお話しぶりの後見さんや、まろやかで美味しい濃茶を練ってくださったご亭主にも感謝でございます。

今年は3回目の初釜だったのですが、いまだにどこも各服の濃茶だったので、3人で回したお濃茶には、「ああ、そうそう、こんなふうだったんだ、これぞ濃茶!」と感動しました。4年ぶりの飲みまわし、ご配慮をありがとうございます。

仕舞のほうはお目汚しでしたが、いろんな方に声をかけていただき、少しはお役にたてたかなあ~と安心いたしました。

お写真なども送っていただき、うれしかったのですが、もう少し事前にYさんと打ち合わせをして、背景が食器棚?(せっかく金屏風があったのに・・・)はどうかな・・とか、外の雑音もあったので、お話のときにマイクをお願いすればよかったかな・・と反省点もございました。

先生方や他の方の話も聞き取りにくかったところもありました。もし次回、このような機会があれば改善して、もっとより良いものをお見せしたいと思います。

ラッキーなことにくじに当たり、おいしいお菓子を頂戴しました。本当に楽しい趣向でした。お忙しいのにくじまで作ってくれたAYさんに感謝です。

先生はまともにお食事も召し上がれないし、道具の準備や運搬などいろいろと大変だったと思いますが、どうぞゆっくりお休みくださいませ。社中の皆様にも心から感謝をいたします。よろしくお伝えください。

またお会いできるのを楽しみにしております。    EK

           

     令和7年の初釜・・・(1)へ    (2)へ    (3)へ  

               令和7年の初釜に向けて・・・台目濃茶