10月22日
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
更新が遅くなってすみません。
風邪をひいて、昨日と今日寝込んでいます。
新しいものは、何も書けませんが、やはり22~23歳のころに書いた「世界がその本質を露呈する瞬間の物語集」というのがノートにあり、その中の2点は、一応最後まで書いているので、そのひとつ「酒宴」を書き写して読んでいただこうと思います。これは、前に読んでいただいた掌編「酒宴」と同じ材料を扱っているのですが、書き方が違う、つまり別バージョンといったところでしょうか。たぶん、掌編を先に書き、あまりに短いので、解説めいたことも加えてもう少し延ばそうとしたのだと思います。とともに、どこか「パリの憂鬱」の影響もあって、思索と物語を混ぜ合わせてみたいというようなことを考えていたんだと思います。
それともうひとつ、「マチ」という詩のようなものをノートから写しました。
これは、とてもはっきり憶えていますが、予備校時代に、広島の路上で、突然、陰毛がわさわさとアスファルトから生えて伸びていく幻を見たときに作ったものです。まるで世界が陰毛の原始林のように見えました。――というと狂人のようですが、子どものころから20代の前半くらいまでは、私はこんな幻を白昼見ることも多かったのです。
のどが痛いです。
皆さんも風邪に気をつけてください。
では、また来週。
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
更新が遅くなってすみません。
風邪をひいて、昨日と今日寝込んでいます。
新しいものは、何も書けませんが、やはり22~23歳のころに書いた「世界がその本質を露呈する瞬間の物語集」というのがノートにあり、その中の2点は、一応最後まで書いているので、そのひとつ「酒宴」を書き写して読んでいただこうと思います。これは、前に読んでいただいた掌編「酒宴」と同じ材料を扱っているのですが、書き方が違う、つまり別バージョンといったところでしょうか。たぶん、掌編を先に書き、あまりに短いので、解説めいたことも加えてもう少し延ばそうとしたのだと思います。とともに、どこか「パリの憂鬱」の影響もあって、思索と物語を混ぜ合わせてみたいというようなことを考えていたんだと思います。
それともうひとつ、「マチ」という詩のようなものをノートから写しました。
これは、とてもはっきり憶えていますが、予備校時代に、広島の路上で、突然、陰毛がわさわさとアスファルトから生えて伸びていく幻を見たときに作ったものです。まるで世界が陰毛の原始林のように見えました。――というと狂人のようですが、子どものころから20代の前半くらいまでは、私はこんな幻を白昼見ることも多かったのです。
のどが痛いです。
皆さんも風邪に気をつけてください。
では、また来週。