マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『百匹の羊、一匹の羊』  そして  『アブラハムのソドムとゴモラのための執り成し』

2015-06-17 05:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

6月17日。水曜日。
今朝も、ランニング途中で、プロテスタント教会・掲示板のチェックです。

                     『今週の一言』 は 『百匹の羊、一匹の羊』 でした。

 多くの人は・・・
      『百匹の羊、一匹の羊』『一言』を聞いて、『見失った羊』 の『御言葉』を思い出すかもしれませんね。

             『イエスは次のたとえを話された。
         「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、
      九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。」』  ルカ福音書 15章4節

  それって・・・
     「残されちゃった99匹はどうなっちゃうの?」 と、残された99匹の羊を心配し、『イエスの御言葉』に驚きますよね。

このたとえ話は・・・
     『百匹の羊を持っている人』は神です。 そして  『迷える一匹の子羊』は私たち人類・一人一人です。
              つまり。
     人類・一人一人に注がれる神の愛は、『迷える一匹の子羊』 に注がれる愛です。  
                                神は、一人一人をしっかり見つめていて下さる。 ということです。

言い換えれば。              
神の愛は・・・
          『
わたしの目にあなたは価高く、貴く、わたしはあなたを愛し、
        あなたの身代わりとして人を与え、国々をあなたの魂の代わりとする。』
                                          イ
ザヤ書 43章4節

   神は、御自分の独り子・イエスを私たちの贖罪として差し出して下さり・・・私たちを『神の野原』へ戻して下さるのです。 
   神は、どこまでもどこまでも、『迷える私たち』を探し・・・私たちを『幸せに導いて下さる』。  ということですよね。
     「残されちゃった99匹」は、神の野原で仲間と幸せな時間を過ごしながら、『見失った一人』を待っているので、安心!安心!

 
もう一つ。 

私は・・・
  『百匹の羊、一匹の羊』『一言』を聞いて、『アブラハムのソドムとゴモラ
のための執り成し』 を思い出します。

私の大好きな『聖書の箇所』です。
      神とアブラハムの 『人への優しさと愛』 に満ちた箇所で、読む度に、涙ぐむ私です

         『主とアブラハムの会話』 のやり取りが、優しさいっぱい、素敵です。

               『主に執り成しをするアブラハム』           よろしく!
     

        『主は言われた。
「ソドム(地方)とゴモラ(地方)の罪は非常に重い、と訴える叫びが非常に大きい。わたしは降って行き、彼らの行跡を確かめよう。」

        主の御前にいたアブラハムは進み出て言った。
    「まことにあなたは、正しい者と悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。
あの町に正しい者が五十人いるとしても、それでも滅ぼし、その正しい五十人の正しい者のために、町をお赦しにはならないのですか。」
        主は言われた。
   「もしソドムの町に正しい者が五十人いるならば、その者たちのために、町全部を赦そう。」

         アブラハムは答えた。
   「もしかすると、五十人の正しい者に五人足りないかも知れません。
                     それでもあなたは、五人足りないために、町のすべてを滅ぼされますか。」
         主は言われた。
   「もし、四十五人いれば滅ぼさない。」

        アブラハムは重ねて言った。
     「もしかしたら、四十人しかいないかも しれません。」
         主は言われた。
     「その四十人のためにわたしはそれをしない。」

         アブラハムは言った。
    「主よ、どうかお怒りにならずに、もう少し言わせてください。
                      もしかすると、そこには三十人しかいないかもしれません。」
         主は言われた。
    「もし三十人いるならわたしはそれをしない。」

         アブラハムは言った。
   「あえて、わが主に申し上げます。もしかすると、二十人しかいないかもしれません。」
         主は言われた。
       「その二十人のためにわたしは滅ぼさない。」

       アブラハムは言った。
   「主よ、どうかお怒りにならずに、もう一度だけ言わせてください。
                    もしかすると、十人しかいないかもしれません。」
        主は言った。
     「その十人のためにわたしは滅ぼさない。」
主はアブラハムに語り終えると、去って行かれた。 アブラハムも自分の住まいに帰った。』
                                       創世記 19章16節~33節 

          神は、”堕落した二つの町を滅ぼす!” と決めました。
アブラハムは、二つの町に正しい人は一人もいないと分かっていても、”二つの町の人たちを救いたい!” と決めました。

      神の決意を変えたのは、アブラハムと 勿論 神の、『二人の民への愛』 です。 

        アブラハムは、神の愛を信じていましたので、
             「お怒りにならないでください」 と繰り返しながら・・・
                 必死に、神に、心を打ち明けました。

     アブラハムは、堕落した町々の再生のチャンスを、自らの神への信頼で、勝ち取りました!
      アブラハムは、キリスト同様に、たった一人で、神への信頼の力で、民を救いました。
神も、本心は『一人も滅ぼしたくない!』なので、アブラハムのお陰で『警鐘』に終えたことで、一安心ですね!
      『主は去って行かれ、アブラハムも自分の住まいに帰った』二人の様子は、ほっとして、益々穏やかだったことでしょうね!

                   私も、神に信頼して、私の小さな力で、神の愛をお人に伝えたい! と思った次第でした。     

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
"お人のために!”と。 皆の力を合わせれば、一人一人の力は小さくとも、愛の花が咲きます!
        

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記録 
今日・6月17日。 ラン14km。

5時30分。21度。 今朝も走りました! 感謝!
           6月走行距離合計 140㎞