北朝鮮がミサイルを7発、日本海へ発射した。単なる威嚇発射なのか、それともミサイルの精度がその程度のものなのか、よくわからないが、北朝鮮内部で外から窺いしれない異変が起きているのはどうも事実のような気がする。昨日は米国の独立記念日であり、日本からは朝日、読売、NHKなどの記者団が平壌入りしたばかりだし、日本の世論は拉致問題解決へ向けて盛り上がっている。まさか、ワールドカップの準決勝ドイツーイタリア戦にぶつけた、とは思えないが、先週の馬鹿馬鹿しい日米首脳会談に冷水を浴びせかけたのは間違いない。
北朝鮮のミサイルは昨5日の早朝から夕にかけて、スカッド、ノドン、それに米大陸まで射程がある、とされるテポドン2号をあわせて7発発射された(一説には10発発射した、との説もある)。いずれも日本海に打ち込まれた。7発とも海中に落としたのは意図してそうなったのか、能力がその程度のものなのか、よくわからない。たまたま、漁船には命中しなかったが、単なる威嚇では済まない暴挙であるのは間違いない。テポドンの発射は平成10年8月のテポドン1号以来で、この時は日本を越えて太平洋まで届いた。
この暴挙が意味するものは何か。専門家筋は米国による金融封鎖で北朝鮮経済が麻痺しつつあり、米国との2国間交渉が決裂したので、応じないとこうなるぞ、と脅しをかけた、とみている。
これに対し、米国のニューヨーク株式市場はダウ平均で一時100ドルを越す下落をし、先行き不安の反応を示した。ニューヨーク原油市場も史上最高の1バーレル75.40ドルを記録し、まさに戦勝前夜の様相を呈している。
日本政府は早速、日朝平壌宣言違反だとして、経済制裁を加えることとして、まず万景峰号の半年間の入港禁止を決めた。この程度の経済制裁では生ぬるい、と思うが、夕方にやっと会見に現れた小泉首相は疲れきった顔で、「どこの得にもならないことだ。対話と圧力だ」とあっやピントはずれのことを言っていた。全く、肝心の時に日本にいなくて、国費を使ってメンフィスでプレスリーの歌を歌っている馬鹿ぶりで、およそ緊張感のあるこの場にふさわしくない顔で出てくるな、と言いたい。もうレイムダックで、早く辞めてくれ、と言いたくなる。
なんらかの施策で、金正日が北朝鮮内部で孤立を深めており、内憂を外へ向けて外圧で解消しよう、と図っているのはどうやら事実のようだ。考えられるのは経済がどうしようもなく財政破綻寸前であるのではなかろうか。食糧がない、衣類がない、住宅がない、外貨がない、とないないづくしなのだろう。日本も米国にならって、金融封鎖に踏み込むべきだろう。
それで、北朝鮮が6カ国協議の席に戻ってくる、と見る向きがある。国連安保理では北朝鮮への非難決議をする「ことになるが、こうしたことが事態の解決に有効だ、とは思えない。それでも国際世論を形成する場としては国連しかない、ことは各国とも承知しているので、一応の形はとるだろう。
仮に北朝鮮が崩壊すると、中国、韓国に難民がどっと押し寄せるので、それこそ大変なことになる、と懸念する向きがある。日本にも多少、難民を受け入れなければならなくなるようなことが起きるかもしれない。拉致問題の最終的な解決への解は北朝鮮の崩壊しかない、とも思えてきた。
北朝鮮のミサイルは昨5日の早朝から夕にかけて、スカッド、ノドン、それに米大陸まで射程がある、とされるテポドン2号をあわせて7発発射された(一説には10発発射した、との説もある)。いずれも日本海に打ち込まれた。7発とも海中に落としたのは意図してそうなったのか、能力がその程度のものなのか、よくわからない。たまたま、漁船には命中しなかったが、単なる威嚇では済まない暴挙であるのは間違いない。テポドンの発射は平成10年8月のテポドン1号以来で、この時は日本を越えて太平洋まで届いた。
この暴挙が意味するものは何か。専門家筋は米国による金融封鎖で北朝鮮経済が麻痺しつつあり、米国との2国間交渉が決裂したので、応じないとこうなるぞ、と脅しをかけた、とみている。
これに対し、米国のニューヨーク株式市場はダウ平均で一時100ドルを越す下落をし、先行き不安の反応を示した。ニューヨーク原油市場も史上最高の1バーレル75.40ドルを記録し、まさに戦勝前夜の様相を呈している。
日本政府は早速、日朝平壌宣言違反だとして、経済制裁を加えることとして、まず万景峰号の半年間の入港禁止を決めた。この程度の経済制裁では生ぬるい、と思うが、夕方にやっと会見に現れた小泉首相は疲れきった顔で、「どこの得にもならないことだ。対話と圧力だ」とあっやピントはずれのことを言っていた。全く、肝心の時に日本にいなくて、国費を使ってメンフィスでプレスリーの歌を歌っている馬鹿ぶりで、およそ緊張感のあるこの場にふさわしくない顔で出てくるな、と言いたい。もうレイムダックで、早く辞めてくれ、と言いたくなる。
なんらかの施策で、金正日が北朝鮮内部で孤立を深めており、内憂を外へ向けて外圧で解消しよう、と図っているのはどうやら事実のようだ。考えられるのは経済がどうしようもなく財政破綻寸前であるのではなかろうか。食糧がない、衣類がない、住宅がない、外貨がない、とないないづくしなのだろう。日本も米国にならって、金融封鎖に踏み込むべきだろう。
それで、北朝鮮が6カ国協議の席に戻ってくる、と見る向きがある。国連安保理では北朝鮮への非難決議をする「ことになるが、こうしたことが事態の解決に有効だ、とは思えない。それでも国際世論を形成する場としては国連しかない、ことは各国とも承知しているので、一応の形はとるだろう。
仮に北朝鮮が崩壊すると、中国、韓国に難民がどっと押し寄せるので、それこそ大変なことになる、と懸念する向きがある。日本にも多少、難民を受け入れなければならなくなるようなことが起きるかもしれない。拉致問題の最終的な解決への解は北朝鮮の崩壊しかない、とも思えてきた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます