鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

隠れたサクラの名所、「多摩森林科学園」で八重桜を満喫したあとの桜花賞馬券は見事に散った

2013-04-08 | Weblog
 7日は東京・高尾の多摩森林科学園へ行った。2週間くらい前にテレビで、「日本全国の桜が植えてあり、東京で桜が散ってもまだ桜を楽しめるスポットである」と報じていたので、地図で行き方を調べておいたのだ。天気予報が崩れて朝から晴れてきたので、行く気になったのだ。溝の口から南武線で立川へ行き、中央線に乗り換え、高尾で降りて、北へ10分歩いたところにあるというので、歩いていった。前方に同じ桜見物らしき人が歩いていくので、それについていくと、「多摩森林科学園」にたどり着いた。入園料は通常300円なのが、4月だけは400円となっていた。
 「多摩森林科学園」は農水省の外郭団体が運営する研究施設のようで、中へ入ると、展示室の前に園内のサクラ保存林や樹木園、生息する動物たちを紹介する展示物があり、小中学生を連れてきたら、喜びそうな内容である。その一角に「イノシシが出るから」と書いて、イノシシ除けの鈴の付いた杖が置いてあり、自由に使えるようになっているので、かみさんともどもそれを持って、桜見のハイキングに出発した。
 丁度、季節もよく、恰好のハイキングで、案内に沿って山道を行くと、全山サクラの保存林が見えてきた。東京はもちろん埼玉、千葉、静岡、京都など日本各地の桜が植えてあり、楊貴妃、福禄寿、有明など250種のサクラが満開で、まるで吉野のサクラを見に来たような気分となった。東京にもこんなところがあるものなのだ、と改めて桜を満喫できた。
 山の中腹から下を見下ろすと、サクラが満開となっている背景に高尾の市街地が望める絶好のカメラアングルで写真をとることもできた。桜といっても八重サクラが中心で、いまが満開のようでもあり、要所要所に立って案内してくれているガイドさんによると、まだ今月いっぱいは楽しめるとのことだった。
 今回初めてで、様子が分からなかったので、ただ、桜を見にひたすら歩くだけだったが、何回も来ている人は弁当飲み物持参で、展望台のようなところに腰を落ちつけて、ランチを摂りながら桜をじくりと観賞していた。園内を一周すれば4~5キロあるので、1時間から1時間半くらいはかかることになり、山道でもあるので、相当にハードでもある。もともと学術的な施設であるせいか、入口の横で簡単な菓子パンを売っていた程度で、まるで観光施設の雰囲気はない。初めて来る人にはやや不案内な施設でもあった。
 仕方なく、駅まで戻り、八王子まで戻り、八王子駅前のイタリアン料理店で遅めのランチを摂り、そのあと駅隣接のショッピングビルで、ケーキセットを「多摩森林科学園」で観たサクラを思い出しながら食べて、ランチのタイミングを見誤ったうさを晴らした。ただ、一気に山を駆け登り、下りたせいか、一挙に疲れが出たのか、帰りの電車のなかでは2人ともぐっすりと眠りについたようにまどろんだ。
 サクラを十分に楽しんだので、出かける前に購入していた競馬の桜花賞の馬券が取れそうな感じもしていたが、帰ってビデオで確認したところ、ヒモは合っていたが、肝心の中心馬が狂っていて、的中するには至らなかった。毎度のこおtだが、あれもこれもというわけにはいかないようだ。
コメント
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