鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

見え見えの皇室男子誕生

2006-09-10 | Weblog
秋篠宮紀子さんに待望の男子が誕生した。41年ぶりの皇室に男子誕生とあって、新聞各紙は号外を出すほどのフィーバーぶり。出産の翌日に発売となった週刊誌は一斉に「男子誕生」と報じるなど、事前に男子誕生が判っていたのが見え見えでシラケるばかり。秋篠宮、および紀子さんの顔を見ていると、「そこまでやるのか」と言いたくなってくる。出産の翌日の日本経済新聞社会面に気になる囲み記事が掲載された。秋篠宮家の皇族費が総額5490万円にも登る、というのだから驚きだ。
同紙によると、皇族費は皇室経済法に基づき、「皇族の品位保持」などの名目で各宮家に支出する私的なお手元金である。食費や被服費、宮家で独自に雇う使用人などの費用に充てられ、課税されない。具体的には秋篠宮には年間3050万円、紀子さんには半額の1525万円。独立前の子には10分の1の各305万円で、成人になると3倍に増額される。秋篠宮の職員の給与は宮内庁費で賄われ、今回の出産費用も宮廷費からの支出。天皇、皇太子ご一家の私的な費用は内廷費と呼ばれ、皇族費とは区別され、06年度は3億2400万円、という。
 秋篠宮家の皇族費は課税されないから、実質8000万円にもなる。長年の低成長で所得減に見舞われてきたサラリーマンにとって子供が1人増えたから305万円ももらえるなんて聞いたら、煮えくりかえることだろう。
消息筋によると、秋篠宮はどうしても男子誕生を実現したいから、紀子さんに何回も妊娠させ、女子ばかりだったので、妊娠中絶を繰り返した、という。だから、紀子さんは普通の出産ができる状態にない、で、今回は帝王切開した、という。
そんなことを聞くと、41年ぶりの皇室の男子誕生を素直に喜ぶ気にはなれない。記帳や提灯行列こそ行われなかったが、心ある人は見え見えの慶事にシラケきった気分でいるのは否定できないだろう。

追記その1 大相撲中継を見ていたら、秋場所初日に皇太子が雅子妃と愛子さんを連れて観戦に来ていたのがNHKテレビに映っていた。相変わらず愛子さんは笑わぬ内親王であるが、秋篠宮が男子誕生でのんびりおお相撲観戦していていいのかしら、と思う。前から日程が決まっているのだから、男子誕生といっても変えられないかもしれないが、マイペースの皇太子の挙措が気になる。週刊文春だかに皇太子が雅子妃殿下の病状を記者会見で明らかにして以来、兄弟の地位が逆転した、と書いていた。なら、この男子誕生であmすます差がついたことになる。もともと皇室典範改正は秋篠宮の暗愚ぶりを懸念して出てきた動きなのだから、暗愚の2乗の男子誕生したからといって事情は変わらない。
追記その2 10日にニュースで天皇夫妻が紀子さんをお見舞いに愛育病院を訪れている姿が映っていたが、美智子妃殿下が生まれた男子に贈る白い靴を花籠の上に載せたまま保持していた。普通、こうしたものは袋に入れておくのに、どうして見せつけるように生のままでテレビカメラに晒すのか、お付きの人の配慮か、知らないが、理解に苦しむ。一体、だれにサービスしているのだろう。
追記その3 週刊文春にちゃっかり札幌市の愛育病院が広告を出していあt。紀子さんが入院した東京・港区の愛育病院の姉妹病院かどうか知らないが、広告を見た人は10中8、9そう思うだろう。目ざといというか、いつの世にも便乗する輩はいるものだ。
コメント (1)
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