MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

越冬蝶「黄蝶」の吸水など

2016年12月21日 | 21世紀の森と広場で(松戸)


暖かな一日となった。
冬場の外出にはダウンウェアを着用することが多いが、
今日は春秋用の上着で十分で、散歩中はそれも必要ないほど暖かだった。

久し振りの「21世紀の森と広場」へ、NIKON B700だけを持って出かけた。

まずは広角の焦点距離24mmで「みどりの里」の園景を撮り、


望遠端の1440mmで「里の茶屋」を撮って見た。
里の茶屋のガラスに貼ってあるメニューが、
十分すぎるほどの大きさで写っていた。


温かさに加えて快晴だったため、越冬中の蝶などが出てくるものと期待し、
園内を歩いて居ると、最初に発見したのが「ムラサキシジミ」で、日光浴中だった。


次に目の前に飛翔してきたのが「黄蝶」で、
飛んでいる黄蝶を目線で追って居ると5mほど先に止まった。


そして同じ場所で暫く動かなかった。
先日知り合った「毎日公園に来ている」というカメラマンに出会ったので、
蝶の居場所を紹介しつつ20分ほど写真談義。
「あの蝶は何時までたっても動かないね」と、カメラマン、
「もしかすると土の中の水を飲んでいるのかもしれません」と、私。
で・・・・
帰宅後に写真を原寸で確認すると、蝶の頭部からは口吻(吸水管)が伸びており、
想像していた通りだった。(巻頭の写真)

公園のはるか上空を飛行機雲を作りながら旅客機が飛んで居た。
だめもとで1440mmで狙うとピントが合ったので撮影。


これもPCで確認すると、機体が写っており、
昔よく利用した韓国のアシアナ航空のジャンボ機と言うことまで判明した。
下の写真はビクセル等倍でトリミング。


NIKON B700は被写体によってはなかなかピントが合わないことがある。
対象物にピントが合うまで、何度かシャッターを半押ししてピントを確認するのだが、
「黄蝶」は15枚ほど撮って4枚のみか頭部にピントがあっていた。
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COOLPIX B700を使いこなす(4) 4K動画を撮ってみたが・・・・

2016年12月20日 | あらかると


新しい技術を習得するには時間が掛るものだが、
このことは、COOLPIX B700にも言えるようで、
これまで使ったことのあるコンパクトデジカメ4台に比較すると、
機能が多くなったためか、操作も相当にややこしくなっており、
その機能を全てテストするには1ヶ月以上かかるものと思われる。

と言うことで、
設定が面倒なときはこれまで使ってきたSONYα57で撮っている。
このカメラは望遠レンズの300mm端でも直ぐにピントが合うのである。
マニュアルフォーカスもワンタッチでAFを解除し、レンズ鏡胴を回すだけであり、
更にファインダーを拡大して細密なピントあわせが出来るのである。
が・・・
COOLPIX B700は・・・・・マニュアル撮影がこんなに簡単ではないので、
オート撮影がお勧め。

で・・・COOLPIX B700を購入した一番の理由は4K動画が撮れる事であり、
その4K動画を本日撮って見た。

動画撮影は簡単で、通常の撮影中に動画ボタンを押すだけである(個人設定は事前登録)。
オート撮影、P、S、A、Mモードに関係なく動画撮影できるのは特筆ものである。

帰宅後早速、Windows Live Photo Galleryで再生すると、音ばかりで画像が出ない。
PCのメモリー不足? 液晶がHD(1920×1080)の為? Photo Galleryの制約?
4Kで撮れるのは分かっていたが再生条件については知識が無い。
(PCで4k動画を再生するには4k対応のPCが必要・私のはHDの1920×1080までだった)

ということで、
これもまだマスターできていない、ニコンからダウンロードしたViewNX-iを起動し再生してみた。
再生は出来たが、PCメモリー不足のためかカクカクカクとまともな再生は出来なかった。

仕方なく次の「フレームを静止画(3840×2160ピクセル)で保存」を実施。
その結果得たのが下の写真で、解像度は素晴らしい。
「小川の近景」


「小川の広角視野で」


近景の広角は良かったが、望遠端の1440mmにズームアップすると手ブレのためか、
AF(オートフォーカス)に設定し、手ブレ補正をONにしているにも拘らず、
20m先の薔薇の花にピントが合うことは殆どなかった。

そよ風に揺れる薔薇も撮ってみた。
ピントは奥の銅像に合わせてから撮影を始めている。


巻頭の写真が上の写真の銅像部分をトリミングしたもので、
通常のオート撮影の画質との判別が出来ないほどに再現されていた。

何とか手前の薔薇にピントが合ってほしいため広角側にズームしたが、
合うことはなかった(レンズ焦点がピントの合う最短距離を超えていたのかもしれない)


「鳥」モードで撮った動画から変換した静止画。


4K動画については、HD(1920×1080)モードに変換することで、
Windows Live Photo Galleryで見ることが出来た。

望遠系での動画撮影はオートフォーカスをフルオートにするより、
フォーカス固定で撮ったほうが成功率は高いような気がする。

広角24mmなら、動画も静止画も快適に撮れている。
ということは、私の場合は広角専用のサブカメラとして利用すべきなのかもしれない。
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COOLPIX B700を使いこなす(3) SCENEモード「鳥」で撮ってみた

2016年12月19日 | あらかると


大町公園(市川市)は、谷津状の湿地が中心の自然公園なので、
木の実や草の実が豊富で、葦を食害する蛾の幼虫も多く、
この時期には様々な野鳥が飛来している。
さらに、
冬場と言うこともあって訪れる人も少なく、意外と身近にその姿を見ることができる。

ということで、
今日はCOOLPIX B700の、SCENEモード「鳥」を使って撮影してみたが、
「オート撮影」で撮るよりもはるかにピントが合い易いことがわかった。

巻頭の写真は「ルリビタキの♀」で初見の小鳥だった。
目のふちが白いことから目白のようでも在り、鶯のようでもあったが、
調べてみるとルリビタキだった。
焦点距離は1440mm(望遠端)で、鳥との距離は7m程だった。

「青鵐(アオジ)」焦点距離1440mm、鳥との距離約10m。


「四十雀(シジュウカラ)」焦点距離1440mm、鳥との距離約6m。


野鳥(小鳥)との距離が10m程なら解像度も良いが、
咄嗟のときは設定に時間がとられ、一眼レフを使い慣れたらやや不便かも。

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が甲羅干ししていたので、
オートモードで撮ってみた。亀までの距離7m。

「レンズ焦点距離550mm」


「レンズ焦点距離1440mm」


上記の写真をピクセル等倍でトリミングしたのが下の写真で、
「目の模様」を初めて確認することが出来た。


最後は本日の日没写真。
「焦点距離150mm」
夕焼けモードで撮ったが、ピクセル等倍で見るとモヤっとした写りになっている。


で・・・次は望遠端の1440mmで、箱根山に沈み行く(ダイヤモンド箱根?)太陽を直接撮ってみた。
当然シロトビするだろうとおもわれたが、適正に写し取っていた。
さらに、太陽の明るさが良かったのか、
箱根山の稜線にゴーストではなく樹木らしきものを写し取っていた。


亀や止まっている野鳥ならば撮り易いが、採餌中の小鳥は動いていることがおおく、
シャッターチャンスがどこにあるかがわからず、数枚撮る必要がある。
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枯葉(写真俳句)

2016年12月18日 | 写真俳句

近くの自然公園で、先々週まで確認できていた「蜘蛛の巣」も、
最近は殆ど見られなくなり、残った蜘蛛の糸には枯葉がぶら下がっていた。

この季節に良く見られる光景で珍しいことではないのだが、
夏場には荒々しく獲物を糸でぐるぐる巻きにしていた蜘蛛も、
厳冬期を前に姿を消してしまったと言うことである。

紫燕蝶のように越冬する蜘蛛もいるようだが、
その多くは「卵」の形で冬を越し、来春生まれてくる。

自然の摂理なのだが、
写真のような光景を見て「あはれ」と思うのは少数派なのかもしれない。

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大町公園の冬の野鳥(瑠璃鶲、尉鶲、山雀、百舌、四十雀、小啄木鳥、鵯など)

2016年12月17日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


大町公園(市川動植物園)は、昆虫類は越冬している蝶を除き殆ど見られなくなった。
そのかわり数が増えているのが、野鳥で、
遊歩道を歩いて居ると素人でも撮れるような近さで採餌していることもある。

昨日は数メートル先の枯葦に「百舌(モズ)♀」が止まっていた。
人に馴れているようで、警戒している様子はなく、
下の写真の枝で数分間モデルになってくれた。


下の写真は、今年の初めに撮った雄の百舌。


最近良く見られるのが「山雀(ヤマガラ)」でこれも時には3m近くで採餌していることがある。


「四十雀」
公園内ではあちこちで見ることが出来、今は木の実を中心に採餌しているようだが、
やがて草の実を食べに枯れ草などにやってくる。


「瑠璃鶲(ルリビタキ)♂」
冬場に人気のある野鳥で、雄のルリビタキは綺麗な瑠璃色である。


「尉鶲(ジョウビタキ)♀」
ジョウビタキも良く見られるが、ほとんどが雌で雄の姿はなかなか見られない。


2年前の1月に大町公園で撮ったのが初めてで、その後の撮影には成功していない。
「尉鶲(ジョウビタキ)♂」


「小啄木鳥(コゲラ)」
留鳥でほぼ一年中見られるが、木を叩く音で簡単に見つけることができる。
後頭部に赤い羽根があれば雄なのだが・・・・判別不能。


「鵯(ヒヨドリ)」
この野鳥も留鳥で、一年中見ることができる。


巻頭の写真は、三角池を根城のようにしている「翡翠のメス」で、
最近見られる回数が多くなっている。
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