prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「夢のまにまに」

2009年12月07日 | 映画

主演が長門弘之で、足の悪い妻の介護をしているのだから、当然先日亡くなった南田洋子との関係がだぶってくる。

幻想的なところとリアリズムとが混ざっていて、映画学校での授業風景など、監督の木村威夫のふだんの生活を思わせる。

リアリズムの部分が、現実の「情報」にだぶっているのが、リアリティにつながっているようで、それにおんぶしていて表現にまでいっていないともいえる。
(☆☆★★★)



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