なんだかチンタラした、なんにも目新しいところのないアクションもの。ヒーローに(他のキャラも)キャラクターらしいキャラクターがないのは困りもの。
もっとも、ハリウッド映画としてはこれくらいチャチなランクでも、同じ時間帯にやっていた日本映画としては最も贅沢に作られた「マルタイの女」とザッピングして画面を比べて、こっちの方が画面のヌケがいいのだから、複雑な気分。
先日亡くなったロイ・シャイダーがおそろしくぞんざいな扱いの出番なのがイヤな気分。
ところで、映画の出来とは関係ない話だが、先日テレビ東京でちょっと見た007で、地上波デジタルだと英語音声で明らかにステレオ音声になっていたのが、日本テレビ系のこれではモノラル。そうと決まっているのかね。確かめてみないと。
(☆☆★★)