prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「プラネット・テラー in グラインドハウス」

2007年10月10日 | 映画
金と手間をかけてわざと昔のB・C級映画のチープな作りを再現する、というのを映画オタクの稚気ととるか金持ちの道楽ととるかで見方が分かれる気がする。私はどっちかというと後者。
「デス・プルーフ」よりお喋りが少なくて見せ場が多い分、楽しめたが。

今はなきファンタスティック映画祭ででも見たら盛り上がるかもしれないが、女の片足がロケットランチャーつき機関銃になっている画など、バカバカしさが先に立つ。
メイキング見てた方がおもしろいんじゃないかと思ってしまう。安っぽい色の出し方やフィルムについたゴミの再現など、どうやってるのか知りたい気がした。

撃たれたゾンビ(なのかね)が水を詰めた風船みたいにぱんぱん盛大にしぶきを撒き散らしながら破裂するのは新趣向。「一巻紛失」といってストーリーがぽんと飛ぶのは笑った。

久しぶりに「ターミネーター」のマイケル・ビーンが出演、相変わらずいいところがありそうでない役どころ。それほど老けてないが、眉間のシワが深くなった。
ブルース・ウィリスはときどきよくわからない特別出演をするけれど、これもそう。何で出演を決めているのだろう。
(☆☆☆)


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プラネット・テラー in グラインドハウス - goo 映画


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