prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「町田くんの世界」

2019年07月07日 | 映画
ドストエフスキーの「白痴」のムイシュキンのポップ版というか、そういう物々しい言い方しなくてもいいのだが、しかしキャラクターはやはりそうなのだ。現実には存在しないようなキャラクターを着地させるのに終盤ファンタジー寄りになるのが段取りに構えすぎて作り物っぽくなりすぎた。

フィルム撮影なのだが、フィルムらしいテクスチャーにこだわってというより現場で全スタッフが他のパートにも目を配るようにしたてたかったかららしい。

高校生という歳ではない人たちが脇を固めて逆に若すぎると出すのが難しそうな陰にこもらない屈折を出した。


「町田くんの世界」 - 公式ホームページ

「町田くんの世界」 - 映画.com


7月6日のつぶやき

2019年07月07日 | Weblog