prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「トランスポーター」

2009年08月10日 | 映画

運び屋って設定が、途中からかなりどうでもよくなってくるね。
見せ場はカーアクション、ドンパチ、肉弾戦と揃っているので、まあまあ飽きないけれど、特に興奮もしない。油まみれになって滑って立っていられない立ち回り、という「空手バカ一代」にもあったような趣向がちょっと目新しいくらい。
リュック・ベッソン・ブランド(原案・脚本)って、アメリカ映画ほど見せ場のパンチは効かず、フランス映画的なエスプリは薬にしたくもない。
(☆☆☆)