前半の取調べ、後半の裁判と、いかにナチスが反対者の意見をひたすら弾圧したかは嫌というほど描かれるのだが、それ以外のこと、ゾフィーの抵抗の拠り所になった根拠とか思想の形成過程とかはさほど描かれない。
ドラマとすると弾圧する側される側ともに終始ほとんど変化することがないわけで、重苦しく単調。
こういう映画を作る意義は認めるけれど、今の日本にいる自分に引き寄せて考えるとっかかりを見出せず。白バラの一員になったつもりになれるわけでもないし、かといってナチスに同化するのはもっと無理で、わかったような「つもり」にしかならないだろう。
(☆☆☆★)
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 - goo 映画
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ドラマとすると弾圧する側される側ともに終始ほとんど変化することがないわけで、重苦しく単調。
こういう映画を作る意義は認めるけれど、今の日本にいる自分に引き寄せて考えるとっかかりを見出せず。白バラの一員になったつもりになれるわけでもないし、かといってナチスに同化するのはもっと無理で、わかったような「つもり」にしかならないだろう。
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