WALKER’S 

歩く男の日日

7月27日 比叡山へ

2017-08-22 | 17年青春18きっぷ


 8時09分、姫路発近江舞子行き新快速(電光掲示の上から2番目)に乗る予定だったのですが、少し早く着いたので1本早い7時53分発の新快速に乗ったのですが、姫路を出発するときにすでに8分ほどの遅れでした。それくらいなら全然問題ないと安心していたら、進めば進むほど遅れの幅がひどくなる、宝塚線が合流してくる尼崎の手前ではずっと停滞、大阪は比較的早く出発してこれならばと思ったら、高槻でさらに停滞、京都の手前ではずっと停まったまま、9時38分に着くはずだったのに、ご覧のとおり11時10分、米原の手前の架線の不具合は昨夜の出来事、この時点では修復済みのはずなのに時間が回復するどころかさらに遅れていくのが全く理解できず、本当にイライラの極致にいます。80分遅れの表示になっていますが、数分前には60分遅れ、このすぐ後に90分遅れになります。


 比叡山坂本駅に90分遅れで到着、怒りで手もぶれるというもの、


 「ようこそ」の文字すらまともに受け取れない、


 駅を出てきたところ、


 駅から4分、ケーブル駅に向かっています、


 駅から17分、昔はよく甲子園にも出ていた比叡山高校の正門、

 ケーブルの時間ぎりぎりでケーブル駅の写真は撮れませんでした、12時発のケーブルに乗り込みます。車内放送で日本で一番距離の長いケーブルと言われるだけあって、本当に乗りごたえのあるケーブルでした。


 坂本ケーブル、ケーブル延暦寺駅から500mほど進むと、道は左右に分かれ右へ行くと延暦寺、国宝根本中堂へ、でもぼくが目指すのは延暦寺ではないので左のバス停東塔へ、そしてバスに乗って3つ目のバス停が峰道、片道380円、バスの1日乗り放題券は800円なので峰道までだと損になるからバスで支払うようにとケーブルの駅で説明を受ける。バスが走る奥比叡ドライブウェイは歩行通行不可だけど、バス停の広場から50mほど先の山道の入口までは歩くしかない、


 黒谷へ続く山道の入口です。

 ここから1km半ほどの山道、


 思ったより幅の広い山道です、

 お寺のすぐ手前の急な下り坂、まさに谷底という感じがぴたり、


 参道の入口から14分、往きはほとんど下りだからよかったけれど帰りは大変、

 法然上人が18才から43才まで修学された、浄土開宗の霊場です。

 ぼくの前にご夫婦が軸に御朱印をしてもらっていました、先に出られて途中で追いついて少し話を聞いたら、当然25霊場を巡られてあとは知恩院さんだけだということでした。ぼくもこれから永観堂と知恩院へ行って満願ですと言うと、永観堂は軸の御朱印はもらえないのだということでした。


 写真で見るよりずっと急な登りです、


 帰りは19分かかりました、法然は空海の400年後の人、


 峰道のレストラン横の展望台の眺め、いまいち天気がよくなくて残念、ケーブルの中からは竹生島も見えると言っていたけれど。

 峰道のバス停、


 13時50分、ケーブル延暦寺駅に戻ってきま


 14時26分、比叡山坂本駅に戻ってきました、ちょうど3時間、ほとんど想定内でした。でも外のことが起きてしまったから、


 山科でJRから地下鉄に乗り換えて、蹴上駅から歩いてここ永観堂まで来ました。時刻は15時23分、何年か前に紅葉の時に来たことがあるので、敢えて写真も撮らず、山門まで淡々とやってきました、

 紅葉の時とは違って永観堂の参拝者は数えるほど、静かに落ち着いてお参りできるかというとそうではなくて、裏山の工事で業者の人がうるさい機械を使っていて、全然落ち着かない、フランスから来たであろう家族もいい気分ではなかったかもしれない。


 知恩院の北側の門、


 永観堂から歩いて20分、総本山知恩院の山門にやってきました、

 ただいま16時02分、こうなると90分遅れのJRに恨み言の一つもいいたくなるというもの、
 当然もう一度ここに帰ってくることになります、これで今年のこんぴらさん行きはなくなりました。