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第3章 身体と心の不思議 は、「自力整体」の整心法に似た項目です。
人は、目いっぱい、または過度に<食べたい・挑戦したい・考えたい>
という存在です。(まれに、そうでない人もいますが。)
私自身は、まったくもって、<やり過ぎたい症候群>でした。
だから、当然の結果として、膝痛、転倒・打撲などの怪我に襲われ、
多くの挫折を味わってきました。
「自力整体」の整心法を習ってからは、
自分の長所である「積極性」「チャレンジ精神」を残しつつ、
中庸を目指してきました。
小島医師のお勧めは、<毎日、心の中を振り返り、お掃除する>です。
チェック項目は、
P.131 ○今日一日、感謝の心で生きたか。相手を理解しようと努めたか。
○貪り、怒り、愚痴、不平不満の気持ちを抱かなかったか。
○相手と良好な関係を築けたか。
○人の役に立つことが出来たか。
P.133 反省とは自分自身の奥深い心、真心との対話と言える。
ほんとうに、真底から自分はこうありたいと思っているのかどうか、
これを考えることです。
(中略)自分が病気であることが、自分を助けている事実はないか?
病気であることを理由に、本当の苦しみから逃れられているという現実は
ないか?
表面意識では病気を憎んでいるかも知れないけれど、深層意識では、
病気に感謝しているところはないか?
これと同じようなことを、最近、整形外科の先生から言われた私です。
「そんなこと、絶対にない!!」と、即座に返答できる私でしたが、
今は、少しずつ変化してきています。
我武者羅に、ブルドーザーのように、自分の道を切り開いてきた私ですが、
何故?という問いかけは殆どしてきませんでした。
「だって、楽しいんだも~ん!」
「世の中の役にだって、立っているんだしねっ!」
怪我とか病気は、こういう考え方や暮らし方に、心が反乱を起こして、
「こんな暮らしは嫌だ!」と、実力行使に及んでいるのだ……という理論。
まだまだ、すんなりとは、受け入れたくないけれど、
今は少し立ち止まって、来し方を振り返り、老後を見据えて考えている状態です。