自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

医者が理学整体師になって…… ④

2015-06-27 05:47:53 | 図書メモ


第3章 身体と心の不思議 は、「自力整体」の整心法に似た項目です。

人は、目いっぱい、または過度に<食べたい・挑戦したい・考えたい>
という存在です。(まれに、そうでない人もいますが。)

私自身は、まったくもって、<やり過ぎたい症候群>でした。
だから、当然の結果として、膝痛、転倒・打撲などの怪我に襲われ、
多くの挫折を味わってきました。

「自力整体」の整心法を習ってからは、

自分の長所である「積極性」「チャレンジ精神」を残しつつ、
中庸を目指してきました。

小島医師のお勧めは、<毎日、心の中を振り返り、お掃除する>です。
チェック項目は、

P.131 ○今日一日、感謝の心で生きたか。相手を理解しようと努めたか。

   ○貪り、怒り、愚痴、不平不満の気持ちを抱かなかったか。

   ○相手と良好な関係を築けたか。

   ○人の役に立つことが出来たか。


P.133 反省とは自分自身の奥深い心、真心との対話と言える。

   ほんとうに、真底から自分はこうありたいと思っているのかどうか、

   これを考えることです。


   (中略)自分が病気であることが、自分を助けている事実はないか?

   病気であることを理由に、本当の苦しみから逃れられているという現実は
   ないか?

   表面意識では病気を憎んでいるかも知れないけれど、深層意識では、
   病気に感謝しているところはないか?


これと同じようなことを、最近、整形外科の先生から言われた私です。

「そんなこと、絶対にない!!」と、即座に返答できる私でしたが、
今は、少しずつ変化してきています。

我武者羅に、ブルドーザーのように、自分の道を切り開いてきた私ですが、
何故?という問いかけは殆どしてきませんでした。

  「だって、楽しいんだも~ん!」

  「世の中の役にだって、立っているんだしねっ!」

怪我とか病気は、こういう考え方や暮らし方に、心が反乱を起こして、
 
  「こんな暮らしは嫌だ!」と、実力行使に及んでいるのだ……という理論。


まだまだ、すんなりとは、受け入れたくないけれど、

今は少し立ち止まって、来し方を振り返り、老後を見据えて考えている状態です。
コメント
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