自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「痛くない死に方」 5 胸水・腹水は抜かない

2017-12-23 05:47:39 | 推薦図書


P.57 病院では胸水や腹水があると条件反射のようにお腹に針を
   刺して抜いて、アルブミンを補給することを繰り返しています。

   もしくは、抜いた後で「脱水症状にならないように」と
   1~2Lの点滴をすることもよくあります。

   しかし、これを繰り返すことは患者さんにとって
   苦痛を増すことにしかなりません。


P.59 そもそも胸水や腹水が溜まるのには、必ず理由があります。
   がん、心不全、肝硬変など病態が何であれ、

   水分を体内に溜めることで、崩れかけた身体のバランスを保って、
   なんとか生き延びようとしているのです。

   つまりは、自然な氏、苦痛少なき市に向かうための過程であると
   いえましょう。

   もしも、胸水や腹水が苦しくて食べられない、呼吸もままならない
   という状態であっても、終末期であれば「待つ」ことが
   痛くない死につながります。

   (中略)痛くない死に方、それには「待つ」ことが
   終末期以降は重要であると覚えておいてください。

こういう大事なこと(←患者側にとって)を、
ごく一部のお医者さんしか知らないのか?
知っていてもわざと無視しているのか?(と、勘繰りたくなるほど)
悲しい現実があるようです。

私達は、「痛くない、望ましい死」を目指すなら、
た~くさん勉強しなければならないようです。
コメント
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