自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

腸脳力  その③

2013-01-26 06:03:29 | 健康法


P.126  私たちは腸から生まれた。

    脳は決して「根源(私という存在の起源)」ではない。


P.128  考えることと感じることはイコールではない。

    感じることは腸が担っている。


P.129 腸にも心臓にも心が宿っている。
    ……こうした内臓を中心にした身体観は、
   現代医学の常識に照らし合わせると突飛とされてしまいますが、
   実は日本人の伝統的な身体観ときわめて近い。

   少なくとも武道や武術、整体や気功、ヨーガなどの心得のある人ならば
  腹(ハラ)が単なる体の中心ではないことは感知しているでしょう。

  性格に言えば、日本人の伝統的な身体観は、
  「知・情・意」という3つの言葉に集約できる。

   知(思考)を司る頭部(脳)
   情(感情)を司る胸部(心臓)
   意(意思・意欲)を司る腹部(腸=ハラ)

P.130 要するに、頭の中だけではなく、胸や腹にも自分の意識が宿っている、
   もっと言えば、私という存在は脳という「部分」ではなく体という
   「全体」に存在している……こうした認識が共有されてきた。

P.131 生きるうえで大事なのは「知」「情」「意」のバランス。
   「知」に偏ってばかりいると頭でっかちになってしまい、
   体の中心=ハラに眠っている本能や感情、直感が見失われてしまう。

   心身のバランスを取るには重心を安定させ、ハラを据えることが大事。
   そうすると「内なる自分」と対話ができるようになる。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする