自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

絵師

2013-01-17 15:50:11 | 健康法




写真はまたドロミテに戻り、Sasso Lungo Trekkingの日。
素晴らしい日の出の前に、眠っている街の灯が輝いています。









NHKの朝番組で面白いことを言っていました。

メインテーマは“おつきあいマネー”のワナですが、
後半に登場の「被害回復型詐欺」のワナが、とても参考?になりました。

セールス嬢を育てて巨額な利益を上げる集団の手口。
莫大な利益のためには、綿密な計画・明晰な頭脳が必要で、
この演出をする人物のことを「絵師」というそうです。

  この行為自体は非常に卑劣なモノです。しかし、、
 誰かに何かの行動を起こさせる際の、心理学的応用…というか、
 総合演出とでも言うべきチームワークは……別の目的に応用できそう。

その手口とは、

1.<皆と同じにしていないと不安になる性格>の女性が狙い目。
2.ホームパーティー、女子会など、親近感・仲間意識をくすぐる催しを企画。

3.「ペースメーカー」というサクラを用意しておく。
  (たとえば、今月の営業成績が「私まだ、これだけなの」とか言わせ、
   さりげなく、自分や皆が頑張っていて魅力的な様子をアピール)

4.売り上げが頭打ちになるころ「イケメンの講師」登場。
  親身にアドバイス。<このヒトのためなら頑張れそう!>
  <このヒトに認められたい!>という雰囲気に持っていく。

   これを「イロかん (色管理)」というそうです。
  
 素敵な異性から「目をかけてもらい」「励まされ」親身になってもらったら、
何とかしてその恩義?に報いたくなるのが女心なのだとか。確かに……
(だ・か・ら・・世の夫族も、妻に対してそうすれば良いのに!!!と、
 つい、私情がこみあがってくるのですが……)


いえ、私が今日言いたかったことは、

 詐欺ではなく、崇高な目的の成就のためにも
 この手法は使えるのか否か?という疑問です。

 私は日々、健康運動を進めようと、あの手この手の活動を続けていますが、
小食・体操・スポーツなど、努力を要する行動は、なかなか広まりません。
逆に「あなたは元気過ぎるのよ」と往なされる始末。

日本人の多くは「良く働き、美味しいモノをたらふく食べるのが幸せ」らしいのですが、
昨今は「体を使うことが減り、逆に食べ物は欧米化して量も嵩みがち。
なので、消化できなかった食料がメタボを呼び、病気の引き金になります。

この状況打破&改善のためには、詐欺師の手口でも研究して、
本当に効果的な啓蒙・工夫が必要と思わされる番組でした。

















コメント
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