北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

いれば出ますよ

2017-07-29 23:00:59 | Weblog

 

 昨日は釧路出張で釧路泊まり。

 となると、この釧路からの帰りの一日を無駄にするわけにはいきません。

 釧路で最初に釣りを教えてくれたH田師匠にお願いをして、釣りにお付き合いをしてもらいました。

 昨日の釧路はかなり強い雨が降っていて、内心、(これでは明日は川が増水したり濁ってしまって釣りにならないかも)と思ったのですが、H田師匠は「まあポイントに行ってみますが、多分大丈夫じゃないかな」と楽観気味。

 車を連ねて阿寒川のポイントへ行ってみると、川は増水もしていないし濁りもほんの少々。「あ、全然問題ありませんね」と嬉しくなりました。

 では、と駐車場へと移動すると、なんと先行者アリ!

 渓流釣りでは、先行者がいると魚たちがかく乱されるので次に行ってもなかなか釣れないものです。

 ところが、釣りの用意をしていると先行していたおじさんが車へと戻ってきました。

「どうでしたか?」と声をかけると、「んー?釣れましたよ、ニジマスですけどね」という返事。

 しかも釣りのスタイルは餌釣りのようなので、魚を持って行かれてしまっては釣るのが難しくなりそう。

「でもまあ行ってみましょうよ」と川へと入っていきましたが、案の定、全然反応がありません。

 一か月前に来たときは、「ここぞ!」と思うポイントで大抵反応があったのに、今日はまるで駄目です。

 午前中の川の上流部は全然釣りにならず、午後は川の下流部へ移動しました。

 こちらは上流よりもポイントらしい流れが多くて、期待できそうです。

 師匠の方は、私が釣れないので困ってしまい、釣れそうなフライを分けてくれたり、ポイントを教えてくれたりしてなんとか釣らせようとしてくれます。

 そのかいがあって、ようやく私の竿にも力強い引きが現れました。ほっと一安心する間もなく、すぐにもう一匹30センチオーバーのニジマスが出てくれてそれまでの苦労が吹き飛びました。

 今日も、フライの選び方からキャストの仕方、フライの流し方と、様々な指導を受けて、レッスンとしても大きな成果です。何度習っても、何か一つくらい、ポイントを忘れているものなのです。

 師匠からは「そのフライの流し方ができていれば、下に魚がいれば出ますよ」とお墨付きをもらって一安心。

 今週一週間は、出張やらイベントやらが目白押しで相当しんどかったのですが、今日の一日で報われた感じです。苦労へのご褒美でしょうか。

 夏らしい釣りの一日でした。H田師匠、ありがとうございました。 

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