壊れて修理を頼んでいたシャワートイレが直りました。
シャワートイレも今やいろいろなメーカーが作っていて、値段もピンきりですが、修理屋さん曰く、「やっぱり研究の深さではTOTOに一日の長がありますよ。ノズルから水が出れば何でもよい、というわけではなくて、使用感も良いですよ」とのことで、元々TOTO製のものを使っていたので、今回も以前と同じシリーズのもので機材を取り寄せてもらっていたのです。
同じシリーズとはいえ、11年前にとりつけたものと比べると、新しいものには格段の進歩が見られます。
ノズルを洗浄する機能だとか、使わないときはノズルを収納して汚れないようにする工夫だとか、そうしたちょっとした工夫がこらされていて、しかもしれが使いやすい装置として完成していて感心してしまいます。
昔のものも良い製品だったのですが、いくら良い製品ができても、企業としてはそこで立ち止まってしまっては次がない。
そこからいかに自分自身をさらに改善してゆけるかというたゆまぬ努力の結果、良い製品を世の中に出して買ってくれた人を喜ばせ、その代金で企業が成長する。
ちょっとしたより良くするためのアイディアの積み重ねによる製品が提案され、それが支持されて企業が企業として成長を続けるこれこそが無限の成功ループであるわけです。
そしてこのループに入るためには、成功した体験をもっと良いもののために一度捨てなくてはなりません。
同じところにはひと時も留まらず、常に動いているところにこそ新しくて新鮮な価値が誕生するのです。
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たかがシャワートイレのことでしたが、ちょっとした工夫の積み重ねに驚くとともに、ここにこそ単に儲ける為だけではなく、社会をより良くして支持される、という企業存続の大法則があるような気がしました。
今日もお尻は快適です。
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