北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

麻雀で人格形成を

2014-11-22 22:06:41 | Weblog

 

 最近小学生の甥っ子が麻雀を覚えて、楽しくて仕方がないらしい。

 普段の日は家で、「プロ麻雀 極(きわめ)」で腕を磨いていて、点数も数えられるし、まあとにかく麻雀の魅力に取りつかれてしまったらしいのです。

 そして実家の両親が近所の老人クラブで週に一回麻雀大会をしていると聞いて、週末になると弟と二人で家に押しかけて麻雀三昧なのだそう。

 まだ腕は粗削りながら、上がり方は知っているしときには役満も狙い、来始めの頃に二日連続で役満を上がったと言って自慢する有様。

 振り込んだ弟も面目なさげに、「まああれは失敗だったよ(苦笑)」と失敗を認めながらも面白がって毎週実家を訪ねています。

 今日は面白がって「俺も入れろよ」と言って、弟にわが家まで迎えに来させて、実家で父、弟、甥とともに四人で雀卓を囲みました。

 
 勝負は時の運で、しばしば甥っ子が勝つシーンもあるのですが、今日は大人三人が勝って甥っ子一人がマイナスという一人負け。ところが負けた甥っ子は気分屋で、負けが込むと不機嫌になり罵詈雑言の毒を吐き始める始末。
 悔しさと無念さをまだコントロールしきれないのです。

 しかしそれもいつものことと周りはよく知っているので、逆にこれを生活指導の好機とばかりに「そこで悪態をつくようならもうやってやらないぞ」とか、「負けが込んだ時にこそセルフコントロールが大事なんだ」などと言って反省を促し、時におだてて根気よく態度を戒めています。

 いくらふて腐れても、どうせ一週間のうちにはまたやりたくてたまらなくなり、「言うことを聞くからお願いします」と電話で実家の週末の予約を入れる甥っ子。

 ただ口で諭す以上に、大事なものを取り上げられる弱みと引き換えの人格形成塾に入ったようなものです。


 勝負はガチンコですが、対局中は大人たちがアイコンタクトで振る舞い方を見守っています。まさか麻雀で人格形成をするとは思いませんでした。

 このニンジン、いつまで使えるかな(笑)

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