駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

『パイレート・クィーン』

2010年05月13日 | 観劇記/タイトルは行
 帝国劇場、2009年12月18日マチネ。

 16世紀、アイルランドはイングランドの属州に組み込まれ、かつ各部族で争っていた。グレイス・オマリー(保坂知寿)は族長ドゥブダラ(今井清隆)の愛娘で、自分も船に乗って海に出ることを夢見ていた。ある日、新しい軍船「海賊の女王」号の処女航海に紛れ込んだグレイスは、恋人ティアナン(山口祐一郎)と共に勇敢にイングランド戦艦と戦うが…脚本/アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルク、リチャード・モルトビーJr.、音楽/クロード=ミッシェル・シェーンベルク、歌詞/アラン・ブーブリル、リチャード・モルトビーJr.、ジョン・デンプセイ、翻訳/吉田美枝、訳詞/竜真知子、演出/山田和也、アイリッシュダンス振付/キャロル・リーヴィ・ジョイス。

 「スペクタクル・ミュージカル・アドベンチャー」ということで、帝国劇場にふさわしい、大味な舞台で…(^^)まあよかったんじゃないでしょうか、わかりやすくて。

 楽曲はときどき「あ、メロディラインが『レ・ミゼ』」って感じもありました。

 アイルランド側とイングランド側はこれまてとてもわかりやすく傾向が変えられていて、エリザベス1世(涼風真世)がとてもリリカルなソプラノで歌っていて、聴かせました。
 『リバーダンス』を観ていないので、アイリッシュ・ダンスは初めてでしたが、とてもよかったです。
コメント
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