競泳日本選手権開幕

ロンドンオリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権が開幕しました。
４年に１回の大舞台。特に代表の当落上にいる選手たちにとっては夜
も眠れないくらいの緊張感をもって臨む大会になることでしょう。

一番の注目は何といってもアテネ・北京で１００ｍと２００ｍの連覇
を達成している男子平泳ぎの北島康介です。もしロンドンで優勝すれ
ば競泳種目としては史上初の３連覇となります。
この北島に待ったをかけようとしているのが１００ｍでは立石、
２００ｍでは冨田です。

オリンピック本番でのメダルの期待度からいうと男子では２００ｍバ
タフライの松田、１００ｍ・２００ｍ背泳ぎの入江、４００ｍ個人メ
ドレーの堀畑。
女子では１００ｍ・２００ｍの渡部、２００ｍバタフライの星、
１００ｍ背泳ぎの寺川くらいか。

その他にも注目選手、種目が盛りだくさんありとても書ききれません。
毎晩８時からＮＨＫで決勝種目の放送があるので是非ご覧下さい。

大事な事を書き忘れていました。
オリンピックの日本代表になるためには決勝で２位以内に入り、かつ
日本水泳連盟が独自に定めた派遣標準記録（各国上位２名の世界ラン
キング１６位相当）を突破しなくてはなりません。
つまり、日本選手権で優勝しても派遣標準記録を突破しなくてはなり
ませんし、派遣標準記録を突破しても決勝で２位までに入らないとい
けないという非常に厳しいものです。

ついでに言うと、昨年の上海世界選手権は某民法局で放送され、
レース自体は非常に興奮する素晴らしい中継だったにもかかわらず、
その他の放送で品のないタレントやまったくトンチンカンなコメント
を連発するコメンテーターが幅を利かせており目障りでした。
今回ＮＨＫではそういった心配がなく安心して観戦することが出来る
のが嬉しいです。