ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

ラグビーワールドカップ 決勝 イングランドvs南アフリカ

2019年11月03日 | ラグビー
9月20日に開幕したラグビーワールドカップ決勝が行われました。
大方の予想に反して南アフリカがフィジカルで圧倒し、前に出る鋭い防御に
加え、スクラムやラインアウトでもイングランドを抑え込んで30-12で
勝利しました。
イングランドはノートライに封じ込められたばかりではなく、準決勝で
ニュージーランドを打ち砕いた時のような激しい当たり、鋭い出足が影を
潜め、ほぼすべての局面で南アフリカに圧倒されました。
準決勝でイングランドがニュージーランドにしたことを、決勝では
南アフリカがイングランドにした。という印象でした。



一部ネットなどの報道では表彰式の際に、銀メダルを授与されるイングランド
の選手たち(イトジェなど)が、メダルを首にかけられることを拒否して
いるのはけしからんとの報道がされていました。
私はあまり気になりませんでしたが、まあそれだけ悔しかったことの表れ
といえるでしょう。


次回は4年後の2023年フランス大会です。
日本代表が今回と同じように決勝トーナメントに進出できるのか。
そして次こそイングランドが優勝するのか。
今から楽しみで仕方がありません。

因みに、今回の日本大会のキャッチコピーは「4年に一度じゃない。一生に
一度だ。」というものでしたが、ラグビーのワールドカップを開催できる
国は限られていて、イングランド、フランス、南アフリカ、オーストラリア
そして今回、日本での開催が成功裡に幕を閉じたことで日本。
そ例外ではここ数年強化を進めているアメリカがそのうち開催権を得ると
思われます。(ニュージーランドは経済的な理由で2011年大会を最後に
今後は自国開催しない方針なので除外。)
そう考えると遅くとも24年後には再びこの日本でワールドカップを観る
ことが出来る。

・・・そう思っていたら昨日の新聞で、日本が再びワールドカップ開催に
手を上げる。という記事が載っていました。
いいぞっ!ぜひ手を上げてくれい。

ラグビーワールドカップ 3位決定戦 ニュージーランドvsウェールズ

2019年11月01日 | ラグビー
9月20日に開幕したラグビーワールドカップもいよいよ残り2試合と
なってしまいました。
幸運にも3位決定戦のチケットが当たったので今日は半休を取って
東京スタジアムへと向かいました。

平日だというのに新宿駅は両国のサポーターが結構たくさんいてすでに
良い感じ。
それでも会場周辺のとてもとても素敵な雰囲気を味わえるのもこれで
最後かと思うと寂しくて仕方がない。


新宿から飛田給に向かうウェールズサポーター


どの会場へ行っても非常に気持ちの良い対応をしていただいたボランティアの方々
ありがとうございました。


飛田給駅


今大会、偶然にも観戦した8試合のうち4試合がウェールズがらみと
なりました。だからという訳ではありませんがウェールズの魅力に
どっぷりはまってしまった感があります。
という訳で今日はウェールズを応援。(どうせニュージーランドが
勝つだろうし・・・。)


今日の席からの眺め


試合は大方の予想通りニュージーランドの圧勝(40-17)でしたが
ウェールズも中4日、けが人続出という環境の中で十分にその心意気は
見せてくれた。
(個人的にはリーハーフペニーがベンチメンバーにもなっていなかった
のが残念!!)


スクラム


試合終了後、子供たちとピッチを歩くアランウィンジョーンズ主将


恒例となった試合後のお辞儀


銅メダル表彰式




【おまけ】
元々ニュージーランドを応援していたので、今日はオールブラックスの
半袖ジャージーを着ました。
ウェールズにも頑張ってほしいという意味で、袖だけは長袖のエンジ
シャツを着て、両チームの健闘を祈りました。

東京行の新幹線で前に乗っていた若い男性3人組の1人がウェールズの
ジャージを着ていたので、これから東京スタジアムへ行くんだなと
思ってみていました。
途中で目が合った時に、自分のジャージを指して「ラグビー観に行くぜ」
とアピールするとそのうちの一人がカバンの中から赤いジャージを出して
(私がニュージーランドの黒だったので)、「俺はウェールズだよ」
みたいなことを言いました。

そこで、さらに「私もそのジャージを欲しかったんだけで、日本国内では
手に入らなかったんだよ。」と言いました。

するとしばらくしてこの後、驚きの展開。
(私のつたない英語力では細かなことはわかりませんが、雰囲気からして
こんなことを言っていたんだろうなという想像です)

相手 「このジャージを君にあげるよ。」
私  「えー!マジ!?お金払うよ。」
相手 「お金はいらないよ。日本での滞在で私は日本人にとてもよくして
   もらったからその感謝の気持ちだよ。」
私  「感激!」

彼の気持ちにこたえるためにこの時の私が出来た、感謝の気持ちを表す
最大のことは、自分の頭の上に載っていたワールドカップの公式帽子を
彼に手渡すことだった。
彼にあげてしまった帽子は、買った後1回しか使っておらず気に入って
いましたが彼の好意にこたえる方法はほかにはありませんでした。

もらったのはウェールズ代表ジャージだと思っていましたが、よく見ると
2017年にニュージーランドに遠征したブリティッシュアンドアイリッシュ
ライオンズのジャージでした。
なお一層感激!!


いただいたジャージ


皮ににあげた公式キャップ



最後の最後まで素敵な思い出がいっぱいの大会となりました。











ラグビーワールドカップ 準々決勝(大分)

2019年10月23日 | ラグビー
ラグビーワールドカップ準々決勝2試合観戦のため大分へ行ってきました。
先日の、ウェールズvsフィジー戦に続き2度目の大分です。

10月19日(土)
前回同様8時40分大分空港到着の飛行機に乗り、大分駅前行のバスで
大分市内に到着したのが10時頃。

ホテルが駅から10分程あることや、試合前の時間の行動範囲を広げるた
め、今回はレンタル自転車を借りることにしました。
大分駅西口の高架下に1日210円で借りられるレンタサイクルがあり、
これを利用しました。(ただし、自転車は引き取り手がなかった放置自転
車のため、すべてママチャリです。でもこれで十分!)


わが愛車


大分駅前のイベント会場


前回より試合開始が早かった(16時15分)ので、大分駅近くで前回
から目をつけていたラーメン屋で昼食後、すぐに会場へと向かいました。

らぁ麺 牛ごろ極

会場到着後は、出店やイベントを見て回り、あっという間に試合開始。


お馴染みの光景


相撲レスラーとイングランド
(インターネットで購入したらしい)


日本ならでは


こちらもお馴染みの光景


オーストラリアは正統派


どちらの応援なのかは不明?


自席からの眺め

今日は、イングランドvsオーストラリアです。
イングランドは非常に調子が良く、今日は特に強さを発揮して、オースト
ラリアを寄せ付けませんでした。
結果は40-16とイングランドの完勝でした。

さて、大分での試合終了1時間後に東京スタジアムにてニュージーランド
vsアイルランドの一戦が行われます。これだけラグビー人気が高まって
しまうと名古屋に帰るまで結果を見ないというのはほぼ不可能なので
大分一の飲み屋街のど真ん中にあるジャングル公園というパブリック
ビューイングでこの一戦を見ることにしました。

そのため、試合終了後は大急ぎでシャトルバスに乗り、会場へ向かいました。
もし、PVがいっぱいで入れなかったらホテルの部屋でひとりで見るしか
ないなと思いながら会場へ到着すると、信じられないくらいがらんとして
寂しいほど。
駅前のファンゾーンなどで開催されていた2箇所のPV会場では入場制限
をしているのに。
いずれにしても、この寂れた会場でニュージーランドvsアイルランド戦
を見ることが出来て満足でした。

寂れたPV(ジャングル公園)

試合はニュージーランドがアイルランドを圧倒して準決勝へと駒を進め
ました。(46-14)
この大会でもしニュージーランドが負けるとしたらイングランドがアイル
ランドではないかと思っていたので正直この展開には驚きました。
試合終盤のアイルランド代表の選手たちの表情は茫然自失といった感じで
ニュージーランドの強さだけが目立った試合でした。


PV会場にいた近所の方によると駅近くのPV会場があまりにも混雑する
ので2~3日前に急遽、この公園で実施することが決まり、広報が全く
できていなかったのだとか。
私は駅前のW杯案内所で聞いたのですが、HPなどでは宣伝されていな
かったような気がします。
明日は日本戦なので、さすがにもう少し混雑すると思いますが、ここで
盛り上がって見られたら楽しいだろうなぁ。(勝てば尚更言うことなし)

近くのラーメン屋にてラーメンを食べて本日は就寝。



10月20日(日)
今日は、ウェールズvsフランス戦。
午前中は特にすることがないので、ホテルから自転車で10分程の距離にある
市民プールで少しだけ泳ぐ予定でした。
プールが営業開始となる10時に合わせて現地へ行くと、なんということか
13時までは専用使用のため一般の利用はできません。との張り紙がしてあり
ました。「えー!HPでにはそんなこと書いてなかったのにぃ~。」と地団太
踏んだものの後の祭り。

悩みに悩んだ末に、水泳はあきらめて一旦ホテルに戻り、水泳の荷物を預けた
のちに鶴崎という場所にある「虎の夢」というラーメン屋に行くことにしました。
(大分駅からラーメン屋まで約10キロ、因みにラグビーの試合会場までも
約10キロ、ラーメン屋から試合会場までは4.5きろって感じかな。)
大分で食べた4件のラーメン屋の中では一番美味しかった。でも通常は車が
ないとここには行けないな。


大分駅前のフランス、ウェールズ両サポーター


こちらは数でフランスを上回るウェールズサポーター


これが今大会一番受けた


W杯期間中はお咎めなし


虎の夢(美味し)

満腹となったお腹を揺らしながら、試合会場までエッチらこっちらとペダルを
漕いでいきます。最後2キロ程は登り続けなくてはならないため結構汗だく。
おまけに自転車置き場がシャトルバス乗り場より遠く、結局15分程歩く羽目
になりました。
(複数の警備員が自転車での来場者に対して非常に冷たかった。坂の上にある
し、市街地からは10キロ程離れているためそもそも自転車で来るなんて想定
はしていないんだろうけど、とにかく不親切だったなー。)


フランスサポーター


クスっとうけた


呉越同舟


国際交流


フランスサポーター


自席からの眺め(席は昨日とほぼ同じ位置ですが上の写真は少しズームしています)

肝心の試合は、以外にもフランスが先制トライを奪い、その後も優勢に試合を
進めます。後半、またしてもラフプレーによりフランスが一人少なくなります
が、それでも75分過ぎまでは6点リード。最後の最後にウェールズがトライ
とゴールを決め、辛くも1点差で4強へと進出しました。

そして、試合終了後は昨日同様急いで会場を後にして、今日は自転車でPV会
場であるジャングル公園へと向かいました。会場から公園までは約30分でし
た。バスよりはだいぶ早いかな。

日本vs南アフリカ戦とあって昨日よりははるかに大勢の人が来場していて
それなりに盛り上がっていました。それでも余裕で座れたのはラッキーでした。
日本vs南アフリカの様子はまた別途。


昨夜よりはるかに大勢の人が駆け付けたジャングル公園


試合終了後は、会場近くの飲み屋さんで軽く飲んで宿へと向かいました。
前回のように食べ過ぎることもなく、程よい酔い心地をもって大分の夜を
締めることが出来ました。


宴は続く(飲み屋街で・・・)


(おまけ)
今回の目的のひとつに今まで買いそこなっていたオフィシャルグッズの購
入がありました。そこで、大分駅近くのトキハ本店1階に設けられていた
オフィシャルグッズ販売店を目指しますが、あまりにもこじんまりとした
仮設店舗で私が探していたTシャツ等は何もありませんでした。
それでも、スマホケースを手に取って、この後これに巡り合うことが出来
ないと困ると思い購入しました。


次に大分駅中のゼビオが出しているラグビー関連グッズを売るお店に行き
ましたが、ここも私の探しているTシャツはありません。
こうなったら、前回同様早めに会場へ行き、会場内のオフィシャルグッズ
売場に並ぶしかないなと考えなおしました。

開場の1時間ほど前に到着してゲートの開くのを待ちます。
開場後は一直線にグッズ売場を目指して走り、ようやくTシャツと帽子を
購入。
普段は、こういったグッズを買い求めることはあまりないのですが、我慢
して後で後悔するのは嫌なので、欲しいものは迷わず購入することに決め
ていました。

結局、グッズはすべて大分で購入しました。
購入したのはこちら。


Tシャツ①(裏は無地)

Tシャツ②(表は無地)



ラガーシャツ(裏は無地)



帽子



スマホケース

雪辱 日本vsスコットランド

2019年10月13日 | ラグビー
ラグビーワールドカップ2019 日本の第4戦となるスコットランド戦が
開催されました。一時は台風19号の影響で中止となる可能性もあった
だけにまずは開催されたことにほっとしました。

試合は28-21と日本が4トライを獲得してスコットランドに勝利し、
予選プールAを1位で通過し、準々決勝は南アフリカと対戦することが
決まりました。


今大会は、日本開催ということもあり、またアイルランドに奇跡的な勝利を
したことから日本中がラグビー一色となる盛り上がりを見せています。
初の決勝トーナメント進出の可能性は大きいとはいえ、この一戦はとにかく
勝たないと意味がありません。
メディアの中には1989年に秩父宮で行われたスコットランド戦の勝利を
もって「過去8戦して日本の1勝7敗」と紹介しているものもありますが
スコットランドの主力は出場しておらず、スコットランド協会が正式な
テストマッチとして認定していないため正しくは日本の「7戦全敗」と
するべきでしょう。



さて、試合です。

スコットランドが先制した後の前半と後半の開始早々までは完全に日本の
ペースでした。ポゼッションもエリアも7割以上を確保し前半だけで
3トライ。後半開始早々にもトライを一つ追加して一方的な展開になる
のかと思いきや、相手は世界の伝統国。
後半途中からはほぼゲームを支配して2トライを返し、28-21と
ワントライ差に迫ります。

ボールの支配権が行ったり来たりする終盤、スコットランドにゴール前
まで迫られてもしここで追加トライを取られたら、負けてしまうかも。
という状況の中で相手ボールのラックをオーバーでターンオーバーして
残り時間2分程を使い、最後は山中がタッチにけりだして試合終了。



これで来週開催される準々決勝は予選Bグループの2位となる南アフリカ
との戦いとなります。
今日以上に厳しい戦いになることは確実です。どこまで勝ち進めるかは
分かりませんが、少しでも前に進み続けるように祈っています。





















台風の影響

2019年10月13日 | ラグビー
10月12日に関東地方を直撃した台風19号の影響で、昨日と今日開催
されるはずだった3試合が中止となりました。

10月12日  ニュージーランドvsイタリア  豊田スタジアム

10月12日  イングランドvsフランス    横浜国際総合競技場

10月13日  ナミビアvsカナダ       釜石鵜住居復興スタジアム

ワールドラグビーの規定によると予選プールでは、天候等の影響で試合を開催
できない場合は中止、引き分け扱いとして両チームに2ポイントずつが与えられる
ことになっているようです。そしてこの規定にはワールドラグビーに加盟する
すべてのチームが同意しているのだとか。


ワールドラグビーの説明では選手、観客を含めすべての関係者の安全を最優先した。
とのことですが、これにイタリア代表のレジェンドであるパリセが痛烈な批判の
コメントを残したのを始め、世界中でこの決定に疑問の声が投げかけられました。
(パリセはW杯に5度出場したイタリアの中心選手でキャップ=テストマッチ出場
は142試合を数えます。このW杯を最後に代表からの引退を表明しているため
もう代表ジャージの姿は見られないことになります。)

また、12日の段階では日本vsスコットランド戦を含む13日開催予定の試合を
開催するか否かの決定は13日朝に判断することとされていました。
もし中止となるとスコットランドと日本に2ポイントずつが加算されて
日本(16)、アイルランド(16)、スコットランド(12)となって
スコットランドの予選プール敗退が決定します。

なので、スコットランド協会はワールドラグビーに対して開催国である日本にとって
有利な判断(中止)をしないよう、もし中止となった場合は訴訟も辞さないとの
コメントを発表しました。



ここからは私見です。

ワールドラグビーの言う通り、安全を最優先して試合を開催しないという判断には
まったく異存はありません。昨夜の横浜の状況はラグビー観戦どころか、外出すら
危険なほどの暴風雨であったため、とても試合などできる状況でないことは誰の
目にも明らかです。

ただ、ワールドカップが日本で開催されることが決まった当初から当然、台風が来る
可能性は十分に考えられていたはずです。であるならば、ワールドラグビーの規定は
規定としても別案を用意しておくべきではなかったかと思います。
時間は十分にあったのだし、12日に今年最強の台風が東海地方から関東のどこか
に上陸することは少なくとも1週間前にはわかっていたのだから。

ワールドラグビーは台風の影響がほとんどない大分での試合開催を検討したらしい
ですし、大分のシャトルバスの運転手さんが、もし台風でどこかの試合が中止に
なったら大分で開催されるかも。ということを言っていたので、実際にそういった
検討はされたのだと思います。
しかしなぜかそれが実行されずに「中止=引き分け」という判断になってしまい
ました。


この日のために4年間ありとあらゆることを犠牲にしてきた選手たちにとって
あまりにも失礼な決定ではなかったかと、残念でなりません。

実は、私は昨日豊田スタジアムで開催される予定だったニュージーランドvs
イタリアのチケットを持っていましたが、中止のため返金となりました。
ウォークライ(多分カマテ)見たかったなぁ。

ウェールズvsフィジー 大分

2019年10月10日 | ラグビー
ワールドカップの第1次チケット販売でチケットの入手が難しかった
時にとにかく取れそうな会場で見てみたい組み合わせとして購入したのが
今回のウェールズvsフィジーでした。
名古屋-大分間は飛行機の便が1日1往復しかなく、1試合見るために
仕事を2日間休まなくてはならないという状態でしたが(購入当時は)
それでも取れただけよかったと考えていました。
(その後、大分で開催される準々決勝のチケットが2枚取れてもう一度
大分に行くことになろうとはこの時は露知らず・・・。)


名古屋から70人乗りの小型機に乗って大分まで70分。
大分空港からバスに揺られること約1時間で大分駅前に到着しました。
会場までの行き方を含めて事前の下調べはまったくなしだったので
駅前の臨時案内所で情報収集をして、今日1日をどのように過ごすか
考えます。

なんせ大分駅前に到着したのが10時。試合開始は18時45分ですから
ほぼ丸1日時間がある計算になります。


大分駅前のワールドカップモニュメント


駅近くのラグビー関連広場?


大分目抜き商店街

とりあえず午前中は徒歩10分程のところにある府中城跡へ。
日本各地の城跡と同様、明治維新と第2次大戦ですべてを失ってしまい
石垣と濠がわずかに残るのみですがなかなか立派なお城であったことが
うかがえます。当時は本丸のすぐ近くまで海岸線が迫っていたことに
びっくりでした。


府内城


天守跡からの本丸(なんだかイベント開催中)


平日の午前中ということもあり閑散とした雰囲気ですが、わずかに
ウェールズのサポーターが観光客としてちらほらといる程度でした。


ウェールズ代表???


昼食は駅前のラーメン店でととんこつラーメンをいただきました。
カウンター席だったので、巨大な鍋で豚骨だしを取る様子をまじかに
見られて、より豚骨スープを美味しくいただけました。


豚骨ラーメン

さて、大分市内一の繁華街もわずか5分程で歩いてしまい、後はする
事がないので大分駅に隣接するファンゾーンの様子をのぞいてみますが
こちらも屋台や地元のローカル歌手が歌ったり、保存会のご婦人方が
踊っているステージがあるだけでとても数時間滞在するには厳しい
感じです。


ファンゾーン(ほとんどがウェールズサポーター)

仕方がない。今日は札幌ドームで買い損ねたオフィシャルグッズを
購入したいので早めに会場入りすることにしました。(といっても
会場行のシャトルバスが出発するまでにはまだ1時間近くありましたが。)

ファンゾーン奥のシャトルバス乗り場に1時間近く並び、15分程の
乗車で会場へ。バス降車場からさらに10分ほど歩くとようやく
スタジアムが見えてきました。


スタジアム

会場入場ゲート手前にオフィシャルグッズ売り場があり、すでに
長い行列が出来ていました。
私のお目当てのTシャツはすでに売り切れているようでしたが代わりに
ラガーシャツを購入することにしてこの列に並びました。
小1時間程並びましたが、それでも私の後にはあっという間に行列が
伸びて多分2時間待ちくらいまでの人が列をなしていました。
(めぼしいグッズはどんどん売り切れになってしまうのでこの列に
並んでいたとしてもほしいものが手に入らないという理不尽な扱い
でした。)


今日の席は22mライン付近であまり前過ぎずちょうど良い位置でした。


自席からの眺め


名将ウォーレン・ガットランド監督(ウェールズ)


試合序盤はフィジーが先制し、その後リードされましたが50分辺りで
同点に追いつき、あわやという期待を抱かせるような試合展開でした。
最後は力尽きはしましたが、フィジー本来の強みを垣間見ることが出来た
試合でした。
ここまで点数が開いてしまう試合が多かったけれど、今日は点数も
あまり開かず良い試合だった。


ノーサイド


試合後も盛り上がるウェールズサポーター達

試合終了後は、シャトルバスを待つ長い行列に辛抱強く並ばなくては
なりませんでした。でもそれは事前に予測できたことなのでそれほど
苦痛ではありませんでした。


最後に大分駅近くの居酒屋で遅めの夕食。
札幌とは異なり、1件目で席に着くことが出来ました。
もうそろそろお腹もいっぱいというところで出てきたチーズたっぷりの
ピザを無理やり口の中に押し込んだために、翌日は激しい胃もたれに
襲われました。


かみ風船




胃もたれしたピザ


南アフリカvsイタリア イングランドvsアルゼンチン

2019年10月05日 | ラグビー
今回はエコパスタジアムと東京スタジアムをはしごしてきました。


10月4日
金曜日に南アフリカvsイタリアの試合が行われた静岡エコパスタジアム
へは名古屋から東海道線を乗り継いで到着。(新幹線で行っても30分
程しか時間が変わらなかったのでお金をケチりました。)

会場の最寄り駅である愛野駅前にはファンゾーンが設けられています。
試合開始2時間以上前だというのに南アフリカとイタリアのジャージを
着たファンが大勢楽しそうにビールを飲んでいます。
地元の高校生と思われるチアガールの演技が終わると南アフリカのファンが
マイクを占拠?して歌と踊りを始めました。
南アフリカサポーター最高!


愛野駅目の前のファンゾーン


愛野駅前の巨大なラグビーボール

そして会場までは歩いて15分程。
今回はバックスタンド上段の全体を見渡せる席でした。
あまり前に行くよりこちらの方が実は見やすいのです。


自席からの眺め


そこそこ拮抗した試合展開を期待しましたが前半でイタリアのアンドレア・
ロボッティがあまりにもひどい危険なタックル(プロレス技のような
持ち上げて頭から叩き落す)による反則でレッドカードとなりました。
ただでさえ不利なイタリア代表は、結局大量失点を喫してしまい、
試合内容としては今一な展開でした。



それでも試合後は、両チームの選手が混ざり合った状態で一列に並び
バックスタンド側にお辞儀をしていたのは感動的な光景でした。
今回のワールドカップではニュージーランドが始めたお辞儀を各チームが
することが話題になっていますが、こうして両チームが混在してお辞儀を
するというのは非常に珍しいことではないでしょうか。
この光景を見ることが出来たことにより試合の後味の悪さはなかったです。

選手がお辞儀をして引き上げていく際に最後まで残って手を振って
いてくれたのは南アフリカのSHデ・クラークでした。
実は、この人プレー中の素行があまり良くなくて私はあまりあまり好きでは
なかったのですがこれを見て「なんだ、いい人じゃん。」と思ってしまい
ました。



帰りは愛野駅で電車に乗るまでに40分程時間がかかり、その後静岡まで
1時間ほどかけて移動したため空腹と眠気で結構辛かった。

静岡駅の近くで夕食代わりに矢吹というお店でラーメンを食べました。
札幌では今一つでしたがここのラーメンはおいしかった。

ラーメン矢吹 美味なり




10月5日
今日の試合は東京スタジアムでのイングランドvsアルゼンチン。
既にフランスに1敗しているアルゼンチンは後がなく、決勝トーナメント
進出を考えるとなんとしてもこの試合に勝利しなくてはいけません。
気合の入ったいい試合を見られると期待大です。


試合は夕方(夜)なので時間は十分にあります。
ホテルから歩いて駿府城公園を見学。ちょうど天守台の発掘調査を行っていて
(時間が早すぎて中には入れませんでしたが)興味深く見ることが出来ました。

駿府城天守閣跡の発掘調査
その後、午前中はちょうど静岡市美術館でバレルコレクション展をしていた
のでこれを鑑賞してから東京へと移動しました。

移動の前に昼食は、静岡といえばやはり海の幸でしょう。
ということで静岡駅近くの「二六丸」にて駿河丼を食べました。
実においしかったです。

駿河丼

旅行の楽しみは試合観戦と食事の二本立てです!


新宿から東京スタジアムの最寄り駅へである飛田給駅への電車はすでに
イングランドとアルゼンチンのジャージを着た人でいっぱいです。
駅を降りるとアルゼンチンのファンが大きな声で盛り上がっています。
(警察がひそかに警戒中だった)


気合入ってます(アルゼンチンサポーター)

スタジアムの中でもアルゼンチンのファンは大盛り上がり。
実に陽気で見ている方まで楽しくなってきます。

愛すべきアルゼンチンサポーター

一方のイングランドはというとスウィング・ロウ・スウィート・チャリオットを
大合唱で歌いながらの応援。


イングランドだって負けちゃいません

どちらも素晴らしい。



自席からの眺め



さて試合はというと、アルゼンチンのトマス・ラバニーニが不運な危険タックル
により昨日同様の一発退場となってしまいました。試合開始早々だったことも
あって、この後はイングランドが一方的にトライを重ねて、勝敗という点での
面白味には完全に欠ける試合となってしまったのが残念でした。



これで9試合中の4試合消化です。
どの会場も雰囲気が素晴らしく、毎回ワクワクしてたまりません。
一方で、トイレやドリンク、食べ物の購入にはものすごく時間がかかっていて
今後、少しでも改善してもらえるといいと思います。
特に、オフィシャルグッズのショップには長蛇の列が出来ていて、とても
購入しようという気にはなれません。
これはぜひこの大会中に改善してほしいと思います。

奇跡は2度起こる ラグビーワールドカップ 日本vsアイルランド

2019年09月28日 | ラグビー
奇跡は2度起こる。
ラグビーワールドカップで日本代表が優勝候補の一角である
アイルランドを19-12で破りました。

まだ初戦ロシア戦のレポも書いていないうちに奇跡的なことが
起こったのでとりあえず先にこちらから。


前回2015年大会でも南アフリカを破り、(多分)W杯史上
1位と2位の金星となります。(3位は2011年大会予選
プールでトンガがフランスを破った試合かな。)

勝ったこと自体の衝撃度は前回のほうが大きかったような気が
しますが、勝利そのものの価値としては今回の試合も負けては
いません。いやむしろ前回以上かもしれません。
なにせ前回大会が始まる時点で、日本はW杯でたった1勝しか
していないチームだったので南アフリカは完全に油断していた。

もちろん私だって、南アフリカに何点取られてしまうのかって
感じで、せめて50点以内に抑えてくれればいいや。と考えて
いました。
世界中の誰も日本が勝つなんて思っていなかった。

でも今回は違う。
日本が強くなっていることはアイルランドも十分承知をして
それなりに警戒はしていたはず。SOセクストンを怪我で欠いて
いたとはいえ、現状のベストメンバーで臨んできた。
そのアイルランドに真っ向勝負で互角に渡り合い、特に後半
得点を許さなかったのは奇跡としか言いようがない。

かつて1995年の第3回W杯でニュージーランドに145ー17と
歴史的な大敗をし、その後もティア1の国には2軍相手でも大敗を
続け、やがて試合すらしてもらえないような過去を知るものとしては
今のジャパンの躍進が夢のような気がしてなりません。


W杯はまだまだ続きます。
この先は、サモア、スコットランドとの試合が残っています。
サモアはここ数年少し力が落ちている気がしますがフィジカルの
強さは誰もが認めるところで油断はなりません。
最終戦スコットランドは、前回大会で日本が唯一黒星を喫した
因縁の相手です。ホームユニオンとしての意地もあるので
どんなことをしてでも勝ちにくると思います。

そんな手ごわい2チームを撃破して初めて8強に残れます。
ただ、アイルランドに勝ったことでプールA首位通過の可能性が
出てきました。
首位で通過すると、準々決勝は南アフリカと、もし2位だと
ニュージーランドと対戦することとなります。

ここまで来たら首位で通過して南アフリカと再戦してほしい。


どこまで勝ち進むかはわからないけれど、今のいい勢いを
少しでも先まで続けて良い結果を期待しましょう。

ウェールズvsフィジー

2019年09月23日 | ラグビー
ワールドカップ観戦第2戦は地元豊田スタジアムでのウェールズvsジョージア戦です。

地元ということもあって駅から30分ほどかけて歩く行列を横目に競技場のすぐ
隣の二輪置場までバイクで行き楽々入場です。

今日はウェールズ代表のジャージを着た人が多く、あとは日本ジャージがちらほらと
いった感じです。




今日の席からの眺め



試合前から盛り上がるウェールズサポーター



数は少ないですがジョージアの応援団もがんばっていました



前半は、ウェールズが前評判通りの強さを発揮して一方的に試合を進めます。
後半は、ジョージアも立て直してほぼ互角の戦いをすることが出来ました。
ウェールズ強いなぁといった感じです。

実は、私は優勝候補筆頭のニュージーランドの対抗馬として、イングランド
南アフリカ、アイルランドとともにウェールズを挙げています。
因みに、大穴としてはフランス、オーストラリア、アルゼンチン。


今日も会場に着くだけで自然と顔がほころび、ワールドカップの雰囲気を
満喫させてもらいました。
バイクだったのでビールを飲むことが出来なかったのが残念でした。

ワールドカップ期間中は毎日が天国だな。

オーストラリアvsフィジー 札幌ドーム

2019年09月21日 | ラグビー
日本対ロシアの開幕戦が行われたちょうど同じ時刻に、私は、飛行機で
札幌までひとっ飛び!
札幌ドームで行われるオーストラリアvsフィジーの試合を観戦して
きました。


9月20日は深夜に札幌市内に到着し、深夜までやっているラーメン屋に
出向きましたが、このお店は失敗だった。
すすきのにある「いそのかずお」というネットでは結構人気のお店でした。
実際、日付を跨ごうという時間にもかかわらず10名程度の人が並んで
いましたが私の口には合いませんでした。


残念だったラーメン


9月21日
今回の旅は行き当たりばったりなので、試合開始までの時間をどのように
過ごすかまるで考えていませんでした。
ホテルの近くで朝食を食べながら地図を眺めていると歩いていける距離に
二条市場というのがあるので、海鮮丼でも食べられるのではないかと
行ってみることにしました。

こじんまりとした市場でいたが、私の望みはすべてかなえてもらいました。
厚岸産のかき。(380円)と海鮮丼(2100円)。


かき


サーモンと花咲ガニ丼

海鮮丼は花咲ガニののっているものを探して食べました。
幸せ~。


試合会場へ向かう電車の中はオーストラリアやフィジーを始めとする各国の
ジャージを着た人が大勢乗っていてワールドカップの雰囲気を盛り上げて
くれます。
(ちなみに私もオーストラリアのジャージを着ていました。)

会場の札幌ドーム周辺はとにかくとても良い雰囲気で、みな楽しそうです。
私もワクワクが高まってきて自然と笑顔がこぼれてきます。

席はゴールライン上の一番前の席でとてもよく見えました。
練習が始まる前からビールを飲み、勝手に盛り上がります。

席からの眺め


試合の詳細は、省きますがまじかに選手を見ることが出来て大興奮でした。


ひとつだけ残念だったのが、試合終了後の誘導がうまくいかず、ドームから
脱出するのだけでも20分程度かかり、さらに駅まで30分程立ち往生させ
られてしまったことでした。
まあ初日だから仕方がないとしても、もう少し何とかならないものかねぇ。


夜は昨夜の失敗を教訓として再び人気といわれているラーメン屋を訪問。
すすきの「雪風」。
こちらはまあまあかな。少なくとも昨夜のお店よりはおいしかった。

雪風ラーメン


せっかく札幌まで来たのだからと魚をつまもうかと飲み屋を探しますが
どこも予約でいっぱい。
3連休でワールドカップ開催とくれば無理もないか。

数件歩き回った後で、昭和チックな飲み屋さんのカウンター席にようやく
落ち着くことが出来ました。
念願の刺身、日本酒にありつき何から何まで大満足の1日となりました。


美味し